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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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この本↑の順番がまだ回ってこない。

図書館で予約して、あと何人?あと何人か?と楽しみに待っているところ。

この待っている時間も、また楽しいものである。

予約を掛けた直後、この雑誌↓を購入した。

すると、偶然にもその角幡さんと鳥類学者川上和人さんの対談が載っていた。

そして大きいなあ、お高いわあ。。。と思いつつも


↑を購入したのである。

最近、新聞の書評などで興味のある本や、中学校の国語の教科書から購入すべし!と思った本を次々に購入し、積読本が増えてしまい、本棚が大変な事になっているので、図書館にある本はなるべく借りて読んでから、これは!と思ったら購入しようと心に決めたところなのだが、

こちらは図書館になかった(><)

タイトルは、読者を引き付ける為の宣伝文句であり、川上さんは滅茶苦茶鳥が好きなのである。

実際は笑えない環境下での身体を張った観察も、かなり面白おかしく書いていて、雑誌に載っていた写真から、え~この人が?ってギャップを感じる。。。。

観察に連れて行ってくれる事になったら、今ならちょっと遠慮します。。。って後ずさりしちゃうけど、学生時代だったらすっごく魅力的♪

ぜひ、連れて行ってください!って頭を下げるだろうな。


過去に人が住んだことがなく、標高916mの山頂を含む調査も三度しか行われていない南硫黄島への上陸調査は、陳腐な言い方ではあるが、すごい!

島は断崖絶壁に囲まれている。

一部ここからなら!という場所でも、10mの垂壁。そしてそこをクリアしても、続くは45度の崖。

スキーのジャンプ台が40度以下だそうで・・・(^^;)

さらに、父島から300km以上離れているうえ、島には桟橋も穏やかな入り江もないため、島の100m手前から泳いで上陸しなくてはならない。


う~ん、かなりの難所である。


学生時代、小笠原に潜りに行って、漁船に揺られること3時間のマグロ穴までの航路は、結構グロッキーだったし、

台風で足止めされた直後、都心に戻る東海汽船の中では、海の大荒れでトイレから出られなくなった半日。

船に酔う前に酒に酔えなんて、無茶飲みしたのがいけないのだが、はてさて父島から300キロかあ・・・(^^;)


このミッションは、ミッションインポッシブルのトムクルーズばり。

やはり写真の川上さんからは想像できない。

実際は、ダイバーやアルピニストなど、その道のプロフェッショナルがサポートに付いてくれたらしいが、それにしても、ね(^^;)


で、川上さんの仕事は上陸後の鳥の調査にあるのだが、これがまた強烈!

大自然の中では、人間なんて弱いものである。

でも、そこでの調査を終えた川上さんたち調査隊は凄い!

後にこの南硫黄島の映像がテレビ放送されたそうなのだが、そこに映る南硫黄島はただ美しいだけのものだったらしく、川上さんは心底驚いたらしい。

美しいだけの自然なんてありえない。騙されちゃいけないと氏は言う。

こうやって裏話を出版してくれることによって、本当のところを知る事が出来るわけだ。

そしてそちらの方がはるかに興味深い。


さて、この本の中に、動物の、鳥の死んだふりについての記述がある。

鳥の大きさを測る時、背中を付けてそっと置くと、大人しくなる鳥もいるらしい。

鷹や狐に襲われた鳥は、あえて逆らわず、死んだふりをして相手に油断をさせておき、相手が手を緩めた瞬間に一目散に逃げるのだという。

そこでこの本を思い出した。

お話の内容はこちら↓から。


負けず嫌いなガチョウとアヒルが、どちらがすごいかと競争するのだが、最後の競争は”動かない”だった。

キツネにさらわれた2匹は、とことん動かず、意地を張っているのかと思っていた。

しかし、これは動物の”死んだふり”という行動からヒントを得たものだったのだ。

キツネの油断する隙を狙っていたのだ。

この絵本から何年も得て、妙に納得した昨夜であった。

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by yomuyomuehon | 2019-01-14 09:16 | 知る
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5月2日、加古里子さんがお亡くなりになった。

92歳。

加古さんは19歳で終戦を迎えた。

戦後、大人が敗戦の責任をなすり付けあう姿に失望し、「子どもの未来のために生きる」と、貧しい子どもの教育を支援する社会事業(セツルメント)に参加していたそうだ。

その中で、子ども達に手作りの紙芝居を見せる活動をしていたが、子ども達はそれがつまらない思うと、加古さんの思いをよそに、トンボ捕りやザリ釣りに行ってしまう。

子ども達の素直な態度に、加古さんの作品は磨かれたようだ。

この本は40年以上前に出版されたもの。

それが今、ゲームに夢中になっている子どもにも大受けなのは、なぜか?

大人が作り出した経済的構造を孕む遊びの世界にどっぷり浸かっているようで、実は子どもは変わっていないのではないか?

それを、大人が大人の事情で子どものあそびの世界を変えてしまっているのではないか?


これを読むたび、私は8時だよ、全員集合!の世界を思い出す。

昭和のにおいがぷんぷんして、懐かしくてたまらない。


かつて、幼稚園でこの絵本を読んだあとに起きたどろぼうブーム。

子ども達に、いかにこの本が受け入れられたかを物語る。


先日、来月の読み聞かせの選本会議で、私は↓

おたまじゃくしの 101ちゃん (かこさとし おはなしのほん( 6))

加古 里子/偕成社

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を推したところだった。

翌日に加古さんの逝去が報道されたのを考えると、何らかの力が私を突いたのかもしれない。


2年生は、6月に学校近くでザり釣りをする。

それに合わせてザリガニが登場する楽しいお話を!と考え、

ざりがにのおうさま まっかちん (福音館創作童話シリーズ)

大友 康夫/福音館書店

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と、二冊を並べた。

「最近、どの学年にも加古さんの本を読んでないんですよね~。面白いのになあ。」

その日に読んだ↓

できるかな?―あたまからつまさきまで

エリック カール/偕成社

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で、子ども達の楽しそうな姿を見て、やはり月曜日は楽しいお話がいい!ということで、みなさんの賛同を得て「おたまじゃくしの101ちゃん」に決定したのだった。

私が子どもの時に好きだったのは、

だるまちゃんとかみなりちゃん (こどものとも絵本)

加古 里子/福音館書店

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で、大人になって我が子にに読んだとき、かみなりちゃんの国の様子が描かれたページに、なんとも言えぬ懐かしさを感じたものである。


の中で、加古さんは述べている。

「十九歳までの僕は誤っていた。これまでの自分は、昭和二十年で死んだのだ。ここから以後は、余生である。余生というからには、先に逝った仲間たちのぶんも生きて、自らの誤りを償わなければならない。それには何ができるのかを、真剣に考え、それを実践し続ける。そのために残りの人生を捧げ尽くそう」

また、戦争を知り、壮絶な体験した人が一人逝った。

しかし、加古さんの体が無くなっても、加古さんが人生を捧げた作品は残り、私たちはそれを手にすることが出来る。



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by yomuyomuehon | 2018-05-09 16:34 | おもしろ絵本

パンかご飯か?

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2~3年前、近所に出来たパン屋さん。

とっても美味しい食パンに、ハード系のパンが並ぶのだが、AM放送から演歌ががガンガン流れる小さなお店。

以前はがらがらで、売れ残りも多かったこのお店に、最近は開店前から長蛇の列が出来ている。

とっても美味しい食パンが・・・うう、買えない(><)

お店が長く続くとなれば、人気店になるのも嬉しい限りだが、流行りすぎるのも困りものである(^^;)

うちは専らご飯に味噌汁の朝ご飯なので、朝パンを食べることはないのだが、食べても食べても腹を空かせる子ども達のおやつ?三食目の食事の一部になる。

黙っていたら、バゲット丸ごと一本または、食パン一斤をsotaに食べられてしまう(^^;)



読んであげるなら 5、6歳~

この本に登場するおじいちゃんは、甘い系のパンが好き。

トーストに塗るそれは、実に多彩なのだ。

最近、チョコレートをパンにのせて溶かして食べる事を覚えたsotaには、大変危険な内容である。

近所のパン屋さんに並ぶ人を見ていても、年配の方ばかり。

意外と高齢の方はパン好きなのかもしれない。

私の母は全く食べないが・・・

私は、と言えば、パンは好きだけれども、飽きてしまう(^^;)

やはり、ご飯に味噌汁が一番!

そして最近読んだ絵本に、

大根はエライ (たくさんのふしぎ傑作集)

久住 昌之/福音館書店

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taichiが年末合宿から帰ってきた12月30日の夜半の急な発熱に、翌朝飲ませたのは、第一大根湯だった。

そして頭が痛いという息子の頭には、びわの葉っぱを巻いた。

丸一日寝て、合宿中の食べ慣れない食事を消化させた。

からだの自然治癒力をひきだす食事と手当て 新訂版

大森 一慧/サンマーク出版

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大根役者の名の通り、大根は”当たらない”ことで有名な、肉魚の毒消し名人。

特に首に近い方が良いらしい。

手当に使うもの、そして日常食するものは、やはり安全安心なものが良い。





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by yomuyomuehon | 2018-02-20 14:34 | たべものの絵本
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おれは勉強がきらいだ!と断言するtaichi

宿題が終わっていなけりゃ学校に行けないくせに、ギリギリまでやらない。

練習が長くキツい月曜日と水曜日に限っては、特にそうなる。

どうも精神的に余裕がなくなるようで、練習前には絶対に手を付けない。

学校から帰ってきて、遊びに行かないとなると、ぎりぎりまで漫画を読んでいる。

何度も何度も同じ漫画読んでいる。

だから、かなり細かい描写も台詞も、正確に覚えているらしい。

ワンピースのテストがあったら、きっと満点だ、と思う(^^;)

そして練習から帰って来て、ご飯を食べて・・・この時点で10時前。

早くお風呂入って寝ないと!と言うと、

「宿題やる!」

「えーっ、これから?」

11時近くにふらふらになって就寝。

と、毎回こんな具合。

宿題ならば、やることが決まっているので、やれば終わる。

問題は、自主勉強が宿題の時。

自主勉強の宿題とはいかに?

三年生から始まる自主勉強の宿題。

sotaが3年生の時、自主勉ノートは始めの1ページで終わっていた。

担任の先生曰く、

「自主勉強とは、その通り自主勉強なので、宿題にするつもりはないんです」

偉い!と思ったが、

中学生になって、二学期半ばまでそのままで来ちゃったsotaの成績は、やっぱりよろしくなかった(^^;)

何をやったらいい?と聞くtaichiに、あれは?これは?と勧めるも、

ああだこうだと文句に始まり、やがて荒れ始めるtaichi。

「自主勉なんだからいいじゃん。やりたくない人はやらなくても。」

「それじゃあだめなのっ!」

「じゃあ、やればいいんじゃないですか?」

このやり取りを、何度繰り返した事だろう。

それが先先週、朝早く起きたものの、そのまま暖房の前でごろごろ・・・漫画を読み始め・・・

通学班の集合時間にも間に合わず、

なんと、初めての遅刻。

これには母さん、大激怒。

烈火のごとく怒ったのである。

二学期末、4年生まで皆勤賞で来たのが発熱で崩れ、それまで皆勤賞じゃなくなっちゃうよと、おだておだててきたのが通じなくなったのは大きい。

その後、宿題を練習前に終わらせていっているtaichiだが、果たしていつまで続くやら。

週末には読書50ページ以上という宿題も出る。

いつも、読んだというが、漫画以外を読んでいる様子はない。

きっと適当に記録していっているに違いない。

そんなtaichにこの本を勧めたら、面白かったと言い、どんなお話だったか聞くと、登場人物の名前も地名も細かく説明し始めた。

これには母さんびっくり!

なんだ、ちゃんと読めるんだ(^^;)ちょっと安心。

そしてhaneちゃんに、面白いから読んでみろ!と言う。

漢字が多すぎて、表現も難しくてちんぷんかんぷん。

絵本と言えども小学校高学年向けなので、1ページ目にて閉じたhaneちゃんである。

楽しいと思える本に出会えれば、読むんだね(^^)

サリー・ジョーンズの伝説 (世界傑作童話シリーズ)

ヤコブ・ヴェゲリウス/福音館書店

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小学4年生以上向け

絵本である。

絵本ではあるが、出てくる言葉は難しいので、読み聞かせするにしても低学年以下には難しい。


物語は今から100年前、熱帯のあらしの夜に始まる。

アフリカの熱帯雨林の奥深くに生まれたゴリラの赤ちゃん。

星一つ瞬かない真っ暗な夜に生まれたこの子は、数々の不幸に見舞われるだろうと予言された。

その通り、このゴリラの女の子は不幸に不幸を重ねる人生(?)を歩むことになる。

まずは密漁者に捕らえられ、競りに掛けられた。

象牙商人に買われ、ケチな商人に人間の赤ん坊と偽らされてトルコへ。

偽造パスポートには、ジャングルで行方不明になった宣教師夫妻の娘サリー・ジョーンズと記されていた。

これでもか、これでもか、と不幸な運命がサリー・ジョーンズを襲う。

偽りの愛情を信頼し、泥棒に育て上げられ、裏切られ、動物園に送られ、サーカスに売られ、魔術師の助手となり・・・・

その状況の中で、サリーは強く賢いゴリラに成長していった。

その賢さは、時にサリーを窮地から救い出す事も可能にした。

どんなに暗く辛い人生(?)でも、いつかは夜が明ける。

最終的には、やっぱり児童書、結末にホットするのである。

絵本としてはあり得ないボリューム、106ページ。

最後まで読んで、あれ?サリーって確か女の子だったよね?

そうそう、ゴリラの女の子!

逞しすぎる精神力と運動能力と、見た目。

つい、あれ?っと確認したくなるのである。



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by yomuyomuehon | 2018-01-24 11:05 | 童話 高学年向け
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偶然か?必然か?

ふと、車の時計を見ると、自分の誕生日だったり、ぞろ目だったり・・・

これはこれは偶然過ぎるぞ!と、自分の運命は何かに操られている?

いやいや、それどころか、すっごく良い方向に導かれている?

な~んて勘違いしちゃったりもする事が起きる。

前向き過ぎるか(^^;)


それが、本を選ぶときに起きる事がある。

あれ?この本も!この本も!えーっ、同じ人が書いてたのーっ!!!!!

それが今回は”林木林さん”だった。

言葉遊びを展開する詩人だけあって、なんなのこの回文のような名前は?

”林木林”さん=”はやし きりん”さんとお呼びする。

絵本ではあるが、大人向けの、哲学的であれこれ考えさせられるお話。

表紙の、見事な金のたてがみを持つライオンは、

「私こそ、天に選ばれし者」と自負する。

お金持ちのライオンは、盛大なパーティーを開き、金色の服に身を包む。

年老いたこの国の王様がその座を誰かに譲る、次の王を国民で決めるようにとお触れを出したとき、ライオンは思った。

「私こそ、王になる資格を持っている」と。


しかし、街では別のライオンが候補に上がっていた。

それは、街外れに住む、心優しい銀のたてがみを持つライオンだった。

噂が気になって仕方が無い金のライオンは、街外れまで確かめに出掛けて行った。

そこで見たのは、土にまみれ、ほこりを被って作業するライオン。

他人のために尽くすライオンの姿だった。


銀のライオンが次の王様に選ばれてしまうのではないかと危惧した金のライオンは、街で銀のライオンの悪口を言いふらしはじめた。

金のライオンが何を言っても、最初はだれも信じようとはしなかった。

しかし静かな噂は、やがてじわじわ広まっていき・・・・

*****

タイトルにある「二番目の悪者」とは誰のこと?

もちろん一番の悪者は金のライオンに違いない。


見返しに「これが全て作り話と言い切れるだろうか――」とある。


怖いわあ。。。。。

たぶん、世の中の多くがこんな仕組みだろう。


二番目の悪者とは、あなた自身であり、私自身である・・・可能性がある。


「誰かにとって都合のよい嘘が 世界を変えてしまうことさえある。


だからこそ、なんどでもたしかめよう。


あの高くそびえる山は、本当に山なのか

この川は、まちがった方向へ流れていないか。

皆が歩いて行く道の果てには、何が待っているのか」


6年生になら読んでも良いかな?って気がするのだが、最後のページの一行は、終わり方として朝読みには向かない。

でも、噂やSNS、報道番組とは到底思えないバラエティ化した内容に、踊らされてしまいがちな子ども達には、是非立ち止まって考えて欲しい内容である。



さて、この本に出会う数日前に読んだのが、

読んであげるなら 7歳くらい~

この絵本訳者が、林木林さんだったのだ。

ってことに今気付いたのだか(^^;)

確かに、二冊には通じることがあるような。。。。


伝言ゲームをした事ある人ならば分かるはず。

まず最後までちゃんと伝わる事はない。

大爆笑でおわるこのゲームは、何もなくても出来るもんね。


文のない扉の次のページには、電線とカラフルな鳥が並ぶ。

電話線の左端にとまっているお母さん鳥の言葉を、右の端の方にいる息子のピーターへ、途中の鳥たちが順番に伝言を送っていくお話なのだが、伝言はやっぱりちゃんと伝わらない。

あまりに小さい子には、その伝わらない間違った内容の面白さが分かりにくいと思うので、やはり小学生以上への読み聞かせ向き。

さらに、賢いフクロウのオチを考えると一年生でも難しいかも(^^;)


ちなみに林木林さんで有名な絵本は、

この絵本は一時話題になり、おすすめ本として取り上げられる事が多かった。

大人が読むとぐっとくるかもしれない。

が、この世界が分かるには心の成長は欠かせない。

こういったタイプの本は、自分で選ぶようになってから読む本なのかなと思う。




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by yomuyomuehon | 2017-12-01 12:36 | 大人向け
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読んであげるなら 5歳くらい~

スポーツそのものよりも、まるでエンタメのような扱いの相撲。

あらゆるメディアで、国技国技と言われていたような・・・相撲は国技と思い込んでいましたが、どうやら日本に国技はないようです。

国技館で行われているがゆえの勘違いのようです。




上下関係・力関係とスポーツ・・・ここにはやっぱり、力の暴力・ことばの暴力が存在するのかな。

サラリーマンの世界だってパワハラはあるし、

教育現場においても、絶対的な先生と子どもの関係や、部活動内での先輩後輩の上下関係だって存在する。

そこで上に楯突いて、声を上げることの難しさ・・・それはだれもが痛感する所。

声を上げたら、返って叩かれる事への恐怖も存在し、それらが表面化する事はなかなか無かったかもしれない。

そこにSNSが登場し、これまでは見えなかった事が見える化した。

しかし、その見える化は、新たな敵を作る事にも繋がっているようで、

なかなかどうして難しい世の中です。


相撲は最近人気が高いようですが、昔と違って選択の範囲が広い今の子どもたちは、自分がやるスポーツとして選択するかというと、どうなのでしょう?

残念ながら、私の周りでは知りません。


小学生の時、学校の歯磨きポスターを飾る千代の富士の姿を、当時使っていた歯磨き粉の味と共に思い出します。

千代の富士は格好良かった(^^)

やはりスポーツ選手は、格好良くなくちゃ。

その格好良さを、感じないなあ。

子どもたちにとって、スポーツ選手は憧れの的であって欲しいですね。


*****

前置きが長くなってしまいましたが、この絵本↓

は、加藤休みさんの絵が力強く、お相撲さんの雰囲気が良く出ている気がします。

しかし、

精一杯稽古をしているのに、ちっとも強くなれなくて、辞めようかな。。。。と悩む幕下力士かちかちやまが、

美しい夕日をながめながら、やっぱり おいら いっしょうけんめい けいこして つよくなるっす!と、気持ちを切り替えるのですが、

この辺りの切り替えが、他の場面に比べて、う~ん薄い。。。。

うちの子どもたちの水泳と比べても、そんなに簡単じゃないぜ!と思ってしまうのです(^^;)

つくづく、この絵本は加藤休みさんの、迫力あるイラストで成り立っているんだなあと思います。


この↑絵本からも、ご飯の美味しさが伝わってくるもんね~♪


ところで、相撲は古くからあるスポーツだけに、その用語はたくさんあります。

その中の一つが「恩返し」で、

稽古をつけてくれた力士や、お世話になった力士に本場所で勝つこと。または、番付で抜くこと。

なんですって。

いやいや、そんな素敵な言葉や関係があるなんて。

関取の皆さんはご存じなのかしら?


いい勝負をして、勝って勝って、スポーツとして私たちを楽しませて欲しいですね。



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by yomuyomuehon | 2017-11-29 11:28 | ほのぼの絵本
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今朝は一年生への読み聞かせがありました。

私はhaneちゃんの、隣のクラスを担当。

その日、朝の読み聞かせがあること、何を読むのか?どのクラスに入るか?

haneちゃんには内緒にしています。


さて今年度は、新任の教頭先生が読み聞かせに加わってくださっています。

もっと子どもと接したいという教頭先生。

こんな風に、学校の先生は子どもが好き☆大好き☆でいて欲しい。

そして今回は、haneちゃんのクラスを担当された教頭先生。

教頭先生が教室に入られた途端、「きゃー」「わあ」「おおーっ」と歓声が。

先生も、子ども達も、楽しんだようですね(^^)


今回読んだのは、

読んであげるなら 3,4歳~

4、5月と読みに入ってみて、物語を読むのが難しいなと感じた今年の一年生。

この組み合わせは、ぴったりだったようで、子どもたちの反応も良く、こちらも楽しく読めて、そして元気をもらいました。


きょだいな きょだいな (こどものとも傑作集)

長谷川 摂子/福音館書店

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「あったとさ あったとさ ひろい のっぱら どまんなか きょだいな ピアノが あったとさ

こどもが 100にん やってきて ピアノの うえで おにごっこ キラリラ グワーン コキーン ガゴーン」

と始まる、リズミカルで(何だか民謡っぽいね(^^))、スケールのでっかい、楽しいお話。

この本には、大型本(50cm幅くらい)があるのですが、相方さんはそちらを持ってきてくださいました。

でっかいスケールのこのお話に、ビッグサイズ本は雰囲気がぴったり!

大勢に読み聞かせるには、良いですね。

子どもはきっと、この中の一人になって、ピアノの上を走り回り、瓶の中で眠り、扇風機に飛ばされる・・・そんな感覚を味わうのでしょう。

子どもでなくても、楽しくなってしまいます。

さて、この本の絵を描いたのは降矢ななさん。

最近読んだ本の絵を描いていたのも降谷ななさんでしたが、だいぶ違います。

小学高学年向け

時代物に興味を持つようになった子どもに是非勧めたい。

幕末の京都が舞台の短編集。

激動の時代に生きる、けなげにひたむきに生きる子ども達の姿が、時折涙を誘います。


1,「筆」

筆職人のもとへ弟子入りして三年目。初めて一人で作り上げた筆を、親方にへしおられ、家を飛び出した冬吉が向かった先は、かつて暮らした家でした。

赤ん坊の時捨てられていたのを、拾って育ててくれた家でした。

実の子が生まれてからは、良いことなんか一つも無く、九つの時、追い出されるように今の親方のところに弟子入りさせられたのでした。

でも、冬吉が大きくなった家でした。

暗くなるまで遊んだ友だちも、路地も、寺子屋もありました。

この角を曲がった先に・・・・

家がない。

冬吉の家も、友だちの家も、寺子屋も・・・・。

みんなどこへいってしもうたんやろ。

「あの、冬ちゃんとちがう?」

いきなり呼ばれて振り向くと、そこに居たのは・・・・

*****

久しぶりの心を揺すぶられる日本の文学に接した感じがしました。

あの寺田屋の話もあります。

名前だけですが、龍馬も、新撰組も登場します。


この時代、子どもも一生懸命生きてる・・・というか暮らしているというか、今の時代のように、子どもは子どもの暮らしじゃないんですよね。

このお話を読んで、子どもはどんな感じがするのでしょうね?


ぞうくんの あめふりさんぽ (こどものとも絵本)

なかの ひろたか/福音館書店

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以前この本を紹介した記事↓

久しぶりに読んで、懐かしさいっぱい。

あれから8年が経過しました。



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by yomuyomuehon | 2017-07-05 10:39 | 夏の本
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子どもに読んであげたい本として紹介されていたり、さらに書店では子どもの絵本の棚に置かれているこの絵本ですが、これは子どものための絵本でしょうか?

服がぬげないという事だけ見れば、ああうちの子にもあるある!あるある話ですが、

その後の、頭に服が引っ掛かったまま男の子が考える事は、子どもの発想ではない気がします。

大人が読むと面白いですね。

だから、大人向けの絵本だと思うのですが・・・


服が脱げなくなった男の子(2~3歳くらい?)は、服が頭に引っ掛かったまま考えます。

このまま ずっと ぬげなくなかったら どうしよう。

ふくが ぬげなくたって えらくなったひとは たくさんいるさ。

そうだよ!ふくが ぬげないんだったら、ぬがなきゃ いいんだ!

かんたんなことじゃないか!

でも・・・・のどがかわいてきたら どうしよう。

・・・・

2~3歳児が、こんな事考えるかなぁ。。。。。


先日、この本だいすきの会の例会で、この本を読んでくださった方は、絵本の雰囲気にぴったりの読み方で、とても面白かったのです。

聞いていた会員の一人が、ちびまるこちゃんを連想させると言っていて、本当にまるちゃんがしゃべっているようでした。


早速図書館で借りてきて、置いてあったのをそれぞれの子ども達がそれぞれの時間に読んでいたのを観察していたところ・・・・

haneちゃん1年生は、理解できない感じで、楽しくも面白くもなかったようす。

読んであげても、笑いもせず。

haneちゃんは自分で本を捲って読んで、気に入ると、私に読んでと言います。

taichi4年生は絵は面白いと思ったんだけどなあ・・・・だそうです。

この二人は、まだ子ども脳(^^;)

そしてsota中学一年生は、時折ふふっ(^^)と笑いながら読んでいました。

大人脳に近づいたか(^^)


 
ヨシタケシンスケさんの本は、どれもシュール。

残念ながら、子どもに読んであげたいと思ったことがありません。

最近、一見子ども向け・・・でも、大人に向けて書いてあるんじゃないか?子どもの本というものを知らずに書いているんじゃないか?というものが多くなった気がします。


かつて小松崎進先生から伺った「読み語り」について

1)どうして子ども達はおはなしが好きなのだろうか?
 ① ”今”を忘れて、違う世界で遊べるから
 ② いろいろな人物に会えるから
 ③ こころが解放されるから


2)読み語りで育つものは何か?
 ① ことば
 ② 想像力
 ③ 感性的人間認識(本から人間を知る)
 ④ 感性的社会認識(本から社会を知る)
 ⑤ 感性的自然認識

3)どんな本を選んだらよいか?
 年齢によって、2)の育つものに関係します。

 0歳~・・・歌(子守歌・わらべ歌)

「わらべうた」で子育て 入門編 (福音館の単行本)

阿部 ヤヱ/福音館書店

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あがりめ さがりめ―おかあさんと子どものあそびうた

真島 節子(イラスト)/こぐま社

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 1歳くらい~・・・擬音語・擬態語が適切に、多く使われているもの。

がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん (福音館あかちゃんの絵本)

安西水丸/福音館書店

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いないいないばあ (松谷みよ子 あかちゃんの本)

松谷 みよ子/童心社

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おつむてんてん (あかちゃんとおかあさんの絵本 1)

なかえ よしを/金の星社

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きんぎょが にげた (幼児絵本シリーズ)

五味 太郎/福音館書店

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しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん)

わかやま けん/こぐま社

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 2歳くらい~ お話の世界に。
        ただし!
        ・繰り返しによってお話が運ばれて、納得のいく結末のもの。
        ・登場人物の行為・行動のみで余分な事は語られないもの。
        ・絵がシンプルなもの。





ともだちや (「おれたち、ともだち!」絵本)

内田 麟太郎/偕成社

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もりのかくれんぼう (日本の絵本)

末吉 暁子/偕成社

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ももたろう (日本傑作絵本シリーズ)

まつい ただし/福音館書店

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やまんばのにしき (むかしむかし絵本 2)

松谷 みよ子/ポプラ社

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社会認識の絵本(戦争とか)は中学年以降でしょう。

下の年齢の本を読んであげても、子どもはとてもよく聞いています。

大人が、これは小さい子向きじゃない?って遠ざけているだけ。

むしろ、大勢に読み聞かせるには、少し下かな?と思うくらいが良いかもしれません。


絵本選びに迷ったら、子どもの本の司書さんのいる図書館で選ぶのが一番!

ブログをアップしながらなんですが、ネットの情報は当てにならないものが多いです。

その辺の書店の絵本コーナーもだめですね。

商売ありきですもの。

図書館はタダです。

こんなにありがたいことはありません。

でも、小さい子の絵本は買うべきでしょうね。

こっちは飽きてるのにねえ・・・何度繰り返して読まされたことか(^^;)

小さな子どもに、「これは図書館のご本だからね、大切にね!」は難しい。

置き場所に困りますが、大きくなっても、もしかしたら何かの時に子どもが手に取るかもしれません。

大事に育てられた事を、その本を見て思い出す事があるかもしれません。

心の支えになるかもしれません。

絵本は、その文字と絵だけで出来ているのではなく、親にとっても子どもにとっても、たくさんの思い出と愛情が詰まった宝物です。

そういう宝物になり得る絵本を選んであげたいですね。

数々の素敵な絵本を紹介している、東京子ども図書館の蔵書目録

絵本の庭へ (児童図書館基本蔵書目録 1)

東京子ども図書館(編さん)/東京子ども図書館

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に続き、「物語の森へ」が明日5/30に発売!

物語の森へ (児童図書館 基本蔵書目録 2) (児童図書館基本蔵書目録)

東京子ども図書館(編集)/東京子ども図書館

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アマゾンに予約済み。到着がすっごく楽しみです。

by yomuyomuehon | 2017-05-29 11:48 | 絵本ガイド

一年生への初読み♪

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8日(月)、今年度初の、一年生への読み聞かせがありました。

第一回目に選んだのは、

ぼくのおべんとう

スギヤマ カナヨ/アリス館

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の2冊のペア読み。

そして、

アンガスとあひる (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)

マージョリー・フラック/福音館書店

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の全3冊。

『ぼくのおべんとう』『わたしのおべんとう』は、2人組になって、2冊を交互に読むことにしました。

4クラス同時に行う朝の読みきかせ。

この日1年生の担当に入ったボランティアは6名。

ということで、

先に開始となった2クラスでまずは『・・・のおべんとう』の掛け読みをし、

始まりの遅かった2クラスに入ったそれぞれ一人は、先に『アンガスとあひる』を読む。

そして『・・・のおべんとう』を読み終えた組の一人ずつが、『アンガスと・・・』を読み終えたクラスに移動して、ペアとなって『・・・おべんとう』を読み、

『・・・のおべんとう』を読み終えて、教室に残った方が続けて『アンガスと・・・』を読む、という忙しく複雑なローテーションとなってしまった初日。

『・・・おべんとう』を読んで、『アンガスと・・・』を読んで終了したはずの私はバトンタッチされてしまって、別のクラスに移動して、再び『・・・おべんとう』を読んで来ました。


つい先日まで園児だった一年生。

前回入った6年生のクラスとは全く違って、賑やかで(^^;)

『アンガスと・・・』を読む前に、

「ワンちゃん・・・いやいや(^^;)犬を飼って居る人はいますか?」と質問したら、収集つかなくなってしまった。。。。。


わたしのおべんとう

スギヤマ カナヨ/アリス館

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『ぼくのおべんとう』『わたしのおべんとう』・・・と、始めたくなりますが、

この本を二人で掛け合いで読む場合、『わたしのおべんとう』が先の方が都合が良いのです。

まずは表紙を見せてタイトルを言います。

この時、本は横書きなので左開きのため、本来は右手に持って読むのが良いのですが、二冊の絵を子どもたちが見比べる事が出来るように、互いに少し向き合うように座ると良いです。

そして『ぼくの・・・』のタイトルを言った人が作者名も読みます。

打ち合わせで、その後は同時にページを捲るようにしようということになりましたが、

子どもは読み手の言葉で、そっちを見たりこっちを見たりするので、同時にめくっちゃうと、

(ん!?どっちだ?)となるかも。。。。。

特に最初のページは、

「ジャ――――――ン」(『わたしの・・・』)


ぼくのおべんとう わたしのおべんとう に対する画像結果


「ぱかー―――――ん」(『ぼくの・・・』)

ぼくのおべんとう わたしのおべんとう 絵本 に対する画像結果


と、ついそっちに目が行くような台詞なので、同時に捲らない方が良いかもね、とも思います。

この、海苔弁の下に何やら隠れているものがあって、

「あれれ?なんだぁ?」との台詞に、

「うめぼしーっ!」と答える子どもたち。

どこのクラスも同じ反応でした。

お母さんがそうやって梅干しを隠しているのかしら?

でも、これからの時期、梅干しはご飯を悪くしない必須アイテム!

梅干しが苦手なうちの兄ちゃん達には、梅酢をちょびっと入れてご飯を炊いています。

それは兎も角(^^;)、最後は二人で声をそろえて

「ごちそうさまー。」

この本は、子ども達がとっても喜んで聞いていました。



次に読んだ


前回紹介した「いいにおいのおならをするおとこ」を読んだあと、この日の練習のために声を出して読んだのですが、

完成度の高さに改めて感服。

格が違う!

絵本論―瀬田貞二子どもの本評論集

瀬田 貞二/福音館書店

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の中で、瀬田貞二氏は、

アメリカ絵本の創始者がワンダ・ガアグだとすれば、その基礎を固めたのがフラッグである。

アメリカにおいて、様々な研究本も出ているガアグに比べて、地味で平板なフラッグはその陰にかくれがちであるが、むしろフラッグの方が幼い読者のレベルを知って、それにかなう絵本の文法を編み出したのではなかったかと思う、と述べています。

アンガスとはスコッチテリアの名前です。

好奇心旺盛なその様子は、幼い子そのものです。

そのアンガスが一番気になっていることが、生け垣の向こうから聞こえてくるやかましい音でした。

ある日、表との境のドアが開けっ放しになっていて、革紐も握っている人も付いていなかったので、アンガスは表に飛び出しました。

このシーンは白黒で描かれているのですが、ドアから飛び出し、生け垣に潜り込むアンガスの尻尾とお尻と後ろ足が、まるで右へ右へと描かれる→(やじるし)のようなのです。

走りに走ったアンガスが、次のページではぴたっと止まります。

なぜかって?

それは、あのやかましい音の正体と対面しちゃったからなのです。


さて、一年生に絵本を読むのは、昼読みに来る、比較的お話が好きな子達に対してだったので、全員に読むのは初めてのこと。

最初の5ページ、アンガスに付いての説明の場面では、全く興味なさそうだった子も何人か居ました。

明らかに、絵本にお話に接してきていないのだな。。。。と感じました。


が!

やかましい音の正体が、

「おいち、に、おいち、に!ガー、ガー、ゲーック、ガー!」

と現れると、全く違うところを見ていた子、顔だけこちらを向けていた子も皆、お話に入ってきた感じがありました。

まだこの子達には物語よりも、オノマトペなのかも。。。。。


次のページでは、立ち止まっていたアンガスが音の正体(二匹のあひる)に向かって吠え立て、逃げるあひるに追うアンガス。

そうなると、子ども達は目が離せなくなったようでした。

その後も、何場面か静と動が繰り返されます。

そして、一番面白いのはこの後です。

何か事件が起きそうな、静けさの中の不気味さ。

「やなぎのきで ことりが さえずっています。こもれびが、きらきら おちています。」

↑この文が実によく効いているのです。


知ってる!読んだことあるわ!という方も、改めて読んでみてください。

私も、この本を読むことになって、あらためてじっくり絵を見て、声に出して読んだのですが、本当に面白い。

「ぼくのおべんとう」の面白さとは違う、奥の深い面白さです。

やっぱり瀬田貞二さんが訳したものに間違いはない!とつくづく思うのでした。

『柳の木陰の水飲み場』・・・9場面に渡って描かれているこのイラストの変化に、その広さや距離感を感じる事の出来る子はどの位居るでしょう。

文字だけ追っている大人より、子どもの方がよ~く絵を見ていますからね(^^)

ただ、それを子どもに聞くのは野暮というもの。

観察力のある子に育てたいならば、まずはやっぱり良い絵本をたくさん(何度も)読んであげる事ではないかと思うのです。

小学生になった途端、字が読めるように!と自分で読むことを強制されがちで、そう考える保護者も少なくなさそうですが、字が読めるのとお話が分かるのは違います。

字が読めてもお話が読めているとは限りません。

読み聞かせは、種まき?・・・う~ん、むしろ耕耘ではないかと思います。

耕して耕して、柔らかい良い土壌を作ってあげることではないかと。

お話の世界を楽しむ事が出来ないと、自分でも読みたいとは思わないはず。


おうちで読んでもらう機会のない子も少なくないでしょう。

月に一回しか、朝の読み聞かせの時間はないのですが、担任の先生が読んでくださる事もあるようで・・・

haneちゃんは、幼稚園の時のように、先生に読んでもらいたい本を持って行こうかな。。。。と考えていました。

一年後、今まで読み聞かせの機会がなかった子達がどう変わるのか、そして6年生になったとき、どんな風に楽しめるのか、今からとても楽しみです。


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by yomuyomuehon | 2017-05-10 12:55 | おもしろ絵本
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haneちゃんは4月生まれという事も、お兄ちゃん達が居るという事もあって、今年の初めごろから家にある本や図書館で借りてきた本を片っ端から音読するようになりました。

園児の間にやるべき事は勉強ではない、と家でも園でも、今時の幼稚園の字を教えることに始まる様々なプレ小学校的生活からは遠い生活でした。

とことん遊びこむ事、家族の一員としての仕事を与え、生活をする事が一番大事。

ところが、とことん遊んできても、帰りの車の中で寝る事が無くなった年明け頃から、食事の支度の手伝いを終え、夕飯を食べ、ピアノの練習もして、それでも時間が出来て・・・・

その辺りから、家にある本を読み始めたのでした。

長い幼年童話だと、二日に渡って読んでいたり・・・

「これなんてよむの?」と聞かれれば答える事はありましたが、こちらから教える事は一切なく・・・

それでも、いつの間にかカタカナも、更に簡単な漢字も読めるようになりました。


子どもを本嫌いにしない本

赤木かん子/大修館書店

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知らないことを知ると、目が輝きます。知ることは、子どもにとっては楽しい遊びです。」 by 赤木かん子


読めたからと言って、自分で読めば満足!というわけではありません。

『字を読む』という新しい行為に一生懸命ですが、頭の中に情景が浮かんでいるわけではないようで、

同じ本を自分で読むときは笑わないhaneちゃんも、私が読んだのを聞いている時は、ゲラゲラだったりくすくすだったり、実によく笑います。

自分で読めるようになったのだから、自分で読んだら!とお子さんに言う人も居ますが、字が読めるのとお話が読める(分かる)のは違います。

字が読めても、本が読めるとは言えないのです。

本が読めるというのは、読んでその情景が頭の中に浮かぶ事です。

『一年生になったらこんな本』とか、『一年生向けの本』とか見かけますが、この本を果たして一年生が読める!?と疑問に思うことが多いです。

本を読む事は楽しくあるべきで、『読む』という行為を強いる事は『読書=苦痛』という方程式を作ってしまうのではないかと思います。

『一年生向け』とある本の多くは、内容が一年生向けであり、=(イコール)自分で読みなさいではない事を注意すべきです。

子どもを本嫌いにしない本

赤木かん子/大修館書店

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この↑の本の中で、赤木かん子さんは赤ちゃんから中高校生まで、その時々子どもはこういう状態だから、こんな本が良いと述べています。


『小学生になったら』の項では、


一年生は、まだまだ”お話を聞く”世界の住人です。

人がことばを覚えるのは、まず、聞くことから。

そのためなのか言語習得期の小学校低学年は、ことばがたいそう好きです。

それも、人の声で読んでもらうと、日本語がからだに深く入っていきます。

このころは、もう日常会話に使う日本語はできるようになっているので、かなりの本が読んでもらってわかります。

まだ自分では読めない本も読んでもらってわかるのです。

だからまだ、読んでやってください。



読んであげることがまだまだ大切な時期なのです。

でも、親にとっても読んであげるのもあと何年?と考えると、この豊かなひと時を楽しまなくちゃ勿体無い。

で、この時期の子ども達が好きなのが、

なぞなぞ・ダジャレ・言葉遊び。

それから、全然関係ない言葉の羅列を覚えること。

数を数えること。

変温動物・・・なのだそうです。


そこでオススメなのが、

エルマーのぼうけん 3冊セット (世界傑作童話シリーズ)

ルース・スタイルス・ガネット/福音館書店

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おともださにナリマ小

たかどの ほうこ/フレーベル館

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あひるの手紙 (おはなしみーつけた! シリーズ)

朽木 祥/佼成出版社

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なぞなぞのすきな女の子 (新しい日本の幼年童話 5)

松岡 享子/学習研究社

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番ネズミのヤカちゃん (世界傑作童話シリーズ)

リチャード ウィルバー/福音館書店

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へんてこもりにいこうよ (おはなしカーニバル 10)

高楼 方子/偕成社

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今、この時!一年生が主人公の本。

みどりいろのたね (福音館創作童話シリーズ)

たかどの ほうこ/福音館書店

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くんちゃんのはじめてのがっこう

ドロシー・マリノ/ペンギン社

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となりのせきの ますだくん (えほんとなかよし)

武田 美穂/ポプラ社

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1ねん1くみ1ばんワル (こどもおはなしランド (2))

後藤 竜二/ポプラ社

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ろくべえまってろよ (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)

灰谷 健次郎/文研出版

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大きい1年生と 小さな2年生 (創作どうわ傑作選( 1))

古田 足日/偕成社

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どれも、まだまだ読めませんよね(^^;)

でも、今!出会いたい本なのです。

それから、言葉を磨くためにはなんと言っても昔話!

しかし誰が書いたか、描いたかはとっても重要です。

くわずにょうぼう (こどものとも傑作集)

稲田 和子/福音館書店

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やまんばのにしき (むかしむかし絵本 2)

松谷 みよ子/ポプラ社

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やまなしもぎ (日本傑作絵本シリーズ)

平野 直/福音館書店

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スーホの白い馬―モンゴル民話 (日本傑作絵本シリーズ)

大塚 勇三/福音館書店

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ブレーメンのおんがくたい (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)

グリム/福音館書店

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ちからたろう (むかしむかし絵本 (5))

いまえ よしとも/ポプラ社

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長ぐつをはいたねこ (世界傑作絵本シリーズ・スイスの絵本)

シャルル ペロー/福音館書店

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せかいいち おいしいスープ (大型絵本)

マーシャ・ブラウン/岩波書店

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王さまと九人のきょうだい―中国の民話 (大型絵本 (7))

赤羽 末吉(イラスト),君島 久子(翻訳)/岩波書店

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金のがちょうのほん―四つのむかしばなし (福音館世界傑作童話シリーズ)

レズリー・ブルック/福音館書店

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ガラスめだまときんのつののヤギ―ベラルーシ民話 (日本傑作絵本シリーズ)

スズキ コージ(イラスト),田中 かな子(翻訳)/福音館書店

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どれも絵本ですが、絵本というのはそもそも読んでもらうものです。

一緒に楽しみましょう♪


他にも挙げたらキリが無いですが・・・(^^;)

チムとゆうかんなせんちょうさん (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

エドワード・アーディゾーニ/福音館書店

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ロバのシルベスターとまほうの小石 (児童図書館・絵本の部屋)

ウィリアム スタイグ/評論社

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ちいさいおうち

ばーじにあ・りー・ばーとん/岩波書店

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かさどろぼう

シビル ウェッタシンハ/徳間書店

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大型絵本 おじさんのかさ (講談社の創作絵本)

佐野 洋子/講談社

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おさるのまいにち (どうわがいっぱい)

いとう ひろし/講談社

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びゅんびゅんごまがまわったら (絵本・ちいさななかまたち)

宮川 ひろ/童心社

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おかえし (こどものとも傑作集)

村山 桂子/福音館書店

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おしゃべりなたまごやき (日本傑作絵本シリーズ)

寺村 輝夫/福音館書店

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じめんのうえと じめんのした (福音館の科学シリーズ)

アーマ E.ウェバー/福音館書店

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どうぶつえんガイド―よんでたのしい!いってたのしい! (福音館のかがくのほん)

あべ 弘士/福音館書店

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などなど・・・・いっぱいあります(^^)

「読んでもらう事で、からだに深く入ってくる」


そう言われたら、読まざるを得ませんよね(^^)

でも、その先にある何かのためよりも、子どもとの今この一瞬しかない時を楽しまないと!って思いませんか?


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by yomuyomuehon | 2017-04-27 10:08 | 童話 低学年向け