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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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タグ:松谷みよ子 ( 6 ) タグの人気記事

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モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子/講談社

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この懐かしく(1964年発行!)可愛らしいモモちゃん人形が赤い傘を差して佇む表紙の「ちいさいモモちゃん」を、haneちゃんに読み始めたのは今年の夏。

一日に一つ二つを読み進め、ようやく6巻目を読み終えようとしています。

嫁入り道具となる育児書☆「モモちゃんとアカネちゃんの本」_e0160269_10412362.jpg
上は、雑誌MOEに寄せられた松谷さんの直筆
 

MOE (モエ) 2011年 11月号 [雑誌]

白泉社

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『ちいさいモモちゃん』シリーズのモデルは、松谷さんの長女と次女です。

当時は少数派だったワーキングマザーや、環境の悪かった保育園に預ける事、また離婚やママの体調が悪い事やパパの死なども描かれ、松谷さんとその家族の成長記録と言えます。

1964年発行のこのシリーズ、全6巻を出すまでに30年近く掛かっています。

そしてなんと、615万部を越えるロングセラーです。

モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子/講談社

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↑では、モモちゃんの誕生から描かれています。

モモちゃんが生まれた時、祝福に駆けつけたのは、じゃが芋やにんじん、たまねぎなどライスカレーの仲間たち。

まだカレーは食べられないの、とママに断られ、次に来たのはチューンガム、ソフトクリーム。

でも、それらも皆断られ、モモちゃんはおっぱいとゴクン、ゴクンと飲むのです。


また、モモちゃんやアカネちゃんの兄的存在である、プーという黒猫の存在は大きいのですが、ただの猫ではなく、れっきとした人格(?)なるものを持ち合わせていて、またジャムという奥さんを得た後、子宝にも恵まれ、父親としても素敵な更に頼もしい存在に成長します。

赤ちゃんの家(保育園)から掛かってきた電話にも出ちゃうし、保育園のモモちゃんが呼んでいると分かると、すぐさま赤ちゃんの家に向かうのです。

子どもを授かった母親の歓びを、ファンタジーと共に描いています。

それが、

モモちゃんとアカネちゃんの本(3)モモちゃんとアカネちゃん (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子/講談社

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この↑本では、モモちゃんに妹アカネちゃんが誕生!

でも、一方でパパは帰らず、パパの靴だけが家に帰ってくる場面があります。

人形劇団「太郎座」を主宰されていた、夫の瀬川拓男さんとの離婚がこの辺りから描かれていて、松谷さんの胸の内や、また肺結核の術後の体調の悪さなども時折見られ、一般の子どもへ向けて書かれたものではない感じになってきます。

haneちゃんに読みながら、この後の展開にドキドキしました。

そして死神までも登場するのです。

後に、この死神とは飲み仲間となってしまったママ(松谷さん?)ですが・・・

モモちゃんとアカネちゃんの本(4)ちいさいアカネちゃん (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子/講談社

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↑では、離婚したモモちゃん一家はパパの下を離れ、引越しをします。

引越した先では、おいしいもの好きのクマさんが、何かと家族を助けてくれる頼もしい存在として登場。

この辺りから、それまでの子どもに優しく語り掛けるだけではなく、松谷さんが自分自身に向かって語りかける、自分を見直すような記述も増えてきます。

聞いているhaneちゃんには難しくないのだろうか?楽しいだろうか?と疑問に思うこともありました。

でも、一つ二つお話を聞くと、満足したように眠りに就き、そして翌晩はまた「モモちゃんよんで!」と持ってくるのです。

どういう気分で聞いているのかな?


モモちゃんとアカネちゃんの本(5)アカネちゃんとお客さんのパパ (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子,伊勢 英子/講談社

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離婚したパパは、おおかみに扮して時々登場します。

パパおおかみは、アカネちゃんのモデルである次女のあけみさんの言葉によって誕生したキャラクター。

「パパはおおかみなの。さびしいおおかみなの。おくちをすこしあけてあるいているよ」


この巻からはパパの登場頻度が増えます。

アカネちゃんと楽しいひと時を過ごす場面が度々。

また若くして亡くなった菊池貞雄さんに変わり、この巻からは伊勢英子さんが絵を担当しています。

モモちゃんとアカネちゃんの本(6)アカネちゃんのなみだの海 (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子/講談社

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さあ、いよいよラストです。

モモちゃんとアカネちゃんのパパ、そして松谷さんの元夫である瀬川拓男さんの死が描かれます。

果たしてhaneちゃんは聞いていられるでしょうか?

ただ悲しいお話だけではなく、

タッタちゃんとタアタちゃんという、かつてアカネちゃんが赤ちゃんの時お友達だったママが編んでくれたアカネちゃんの靴下との再会や、

お友達のマコトくんがお泊りにきて、マコト君にとっては一大事の顛末など、楽しいお話もあります。

そして、パパとのお別れのシーンでは、今までお姉ちゃんとして頑張ってきたモモちゃんのなみだの海に(タイトルのアカネちゃんのなみだの海とは別)に、読んでいるこちらも涙が止まらない。

果たして私がhaneちゃんにちゃんと読めるかなあ。。。。


あと数日で読み終わります。

「子どもの本棚」1974年10月号に松谷みよ子・その人と作品の特集がありました。

その中で、「ちいさいモモちゃん」を評論した中学校教諭の言葉。

中学生の女の子など、「お嫁に行くと気に持って入って、育児書にするのよ」と言う子がいるが、これは新しくママになる人への必読書と言っても良くはないか。

育児に自信をなくし、我が子を殺してしまうという事例の多い今日、楽天的で、ユーモアがあり、子どもをしかkり見つめて立ち向かっている母親の目は、大人もまた、学ぶ所大だと思う。


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by yomuyomuehon | 2016-11-04 12:15 | 童話 低学年向け
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こんなにもストレートに、子どもの戦争に対する不安な気持ちを表現したものはないと思います。

それは、「モモちゃんとプー」の中の、「クレヨン ドドーン」 というお話。

モモちゃんとアカネちゃんの本(2)モモちゃんとプー (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子/講談社

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読んであげるなら 6歳くらい~

(以下、あらすじです)

ある日、仲良しのコウちゃんと絵を描いて遊んでいたモモちゃん。

見たい漫画があると、TVのスイッチを入れたコウちゃん。

そこに映されたのは戦争、戦争、戦争。

どこのチャンネルに回しても、戦争、戦争、戦争。

怒り出したモモちゃんは、

「テレビちゃん、そんなにせんそうばかりしていると、ばかになっちゃうよ!ちっとはご本よんでべんきょうしないと!」

でも、TVは聞えないのか、やっぱり戦争ばかり映しています。

「ぼく、せんそうすき、かっこいいもん、ババーン、ドカーン。」

とコウちゃん。

「いやいや、せんそうはきらい」

「へっ、よわむしだな。それにあれ、うそっこだよ。」

すると、インコが言いました。

「テレビのせんそうはね、うそっこのもありますけどね、いまうつっているのは、ほんとのせんそうですよ。」

「せんそう、モモちゃんちにもくる?」

「かもしれません。」

「いや、うちへきたらいや。ねえ、そうしておとなたちはせんそうするの?せんそうなんかやめて、ご本よんだり、絵をかいたりすればいいのに。」

「わかった、クレヨンないのよ、きっと―――。だからせんそうするんだ。」

「がようしだってないんだ、きっと。」


ポケットにクレヨンを詰め、画用紙を握りしめたモモちゃんとコウちゃん。

「テレビ、せんそうのところにつれていきなさい!」

すると、二人は戦争しているところへ着きました。

「せんそう、やめえ!」と叫ぶモモちゃんとコウちゃん。

でも止めずに大砲を撃ち続ける兵隊さん。

すると、二人のすぐ傍に大砲の弾が落っこちて・・・・

「ようし、こうなったらぼく、やっちゃうぞ。」

コウちゃんは画用紙を丸め、弾の代わりに大砲に詰め込みました。

ドドーン。

画用紙の弾は空高く飛び上がり、まるでトランプの手品のように、空一面に広がって、ひらひら落ちてきました。

「こんどはわたしがやるの!」とモモちゃんは、大砲に飛びつき、クレヨンを詰め込みました。

すると、クレヨンは花火のように真っ青な空に模様を作ってパチパチ光りました。

それを見た兵隊さん達は・・・・


モモちゃんが目を覚ました時、辺りはもう暗く、コウちゃんはおうちへ帰っていました。

「ママ、せんそうどうした?おしまいになった?」

「えっ?せんそう?はやくおしまいになってくれればいいのだけど・・・」


涙をぽろぽろこぼすモモちゃん。

「ねえ、せんそう、どこまでくるの?えきまでくるの?かどの、おかしやさんまでくるの?おうちまでくるの?モモちゃん、こわいよ。」

「きませんよ、あのせんそうはとおいところなの。でももしそばままできたら、ママが、だめ!っておこるから、ね。」

「でも、どこかでしているんだよ、それなのに、だめ!ってママ、いわないの?はやくいわないと、みんなしんじゃうよう。」



*****

最後のお母さんとモモちゃんの会話を、親として大人として、どう感じますか?

子どもをこんな風に不安にさせる事を。

かつては子どもだった大人達。

きっと誰もがこういう気持ちを持っていたのではないかと思います。

教育によってそう思わない子ども達がいた時代もあったかもしれませんが・・・

でも、そんな時代であっても、子どもの、どう表現したらよいかわからない、不安な気持ちは存在したに違いない。


「ちいさいモモちゃん」

モモちゃんとアカネちゃんの本(1)ちいさいモモちゃん (児童文学創作シリーズ)

松谷 みよ子/講談社

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から読み始めて、毎晩一つ二つをhaneちゃんにせがまれて読んでいます。

この話はモモちゃんが五つの時。

モモちゃんの誕生から始まったお話は、段々とhaneちゃんの実年齢に近づいてきました。

何も言わず、静かに聞いていたhaneちゃんです。

明日は、終戦記念日です。


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by yomuyomuehon | 2016-08-14 12:05 | 戦争と平和を考える

龍の子太郎

今年は辰年。

お正月休みに、書店でこの絵本「たつのこたろう」を見かけ、帯の『龍の子太郎、誕生から50年! 国際アンデルセン賞優良賞に輝き、100万人の子どもたちが読んだ、日本でいちばん賢く逞しい太郎の物語』に惹かれ、朝倉摂さんの美しい絵にも魅了され、即買い。



・・・・が、しっくり来なくて、長編童話の「龍の子太郎」を読んでみました。


田代さんと朝倉さんの描く龍の子太郎の顔つきは、全く異なります。

長編童話「龍の子太郎」には、田代さんの描く龍の子太郎がぴったりかも!?


「龍の子太郎」は、そもそも劇団太郎座の脚本として生まれたもの。

太郎座とは、松谷さんのご主人の瀬川拓男さんと旗揚げした劇団です。

結婚後、日本各地に民話探訪の旅に出た松谷さん。

それぞれの土地に生きる人々の喜びや悲しみが込められている民話の数々に、東京生まれの松谷さんは甚く感動したそうです。

その中でもっとも心惹かれたものが、信州に伝わる小泉小太郎伝説。

それが、この龍の子太郎の素になりました。

龍の子太郎のお話には、どこかで聞いた事のある!?民話が多く散りばめられていて、色んなお話をくっつけて作られたという印象の(^^;)、創作民話です。

脚本ですから、舞台を面白く!という意図もあったのでしょうね。

色々出てきます。

話の筋が一本でなく、私にはあっちに飛んだり、こっちに飛んだり・・・折れ線的に感じちゃうのですが、舞台用だからですね、きっと。



読んであげるなら 5、6歳~

(以下、あらすじです)

龍の子太郎は、おばあさんと二人で暮らしています。

おばあさんは具合が良くないにも係わらず、母の無い太郎が不憫で、無理をして仕事をしています。

龍の子太郎は、毎日山で動物たちと遊んでばかりいる怠け者。

太郎が遊んでいると、笛を吹く女の子あやに出会い、二人は仲良くなって山で遊ぶ日が続きました。

ある日太郎が家に帰ると、おばあさんが倒れていました。

おばあさんは言っておかなければならない事があると、太郎に出生の秘密を教えてくれました。

太郎の母親は、身重の体で山の仕事に行き、龍になってしまった事。

沼で太郎を産み、おばあさんが預かった事。

今もどこかの沼で生きている事。

その時、あやが赤鬼にさらわれたと、あやのおじいさんが飛び込んできました。

それを聞いて、あやを助けに行く!と立ち上がった太郎。

あやを助けた足で、お母さんを探しに行くと言って、家を出ました。

話を分けるなら、ここまでが第一部という感じでしょうか。


続いて第二部、あやを助ける旅

旅の途中、てんぐに授けてもらった百人力が、あやをさらった鬼と対決する際に役立ちます。

あやをさらった赤鬼と、赤鬼からあやを奪った黒鬼と、二匹の鬼が登場します。

赤鬼は太郎に負けると、太郎に、その百人力で空の雷様の所に投げ飛ばしてくれと頼みます。

そして赤鬼は雷様になるのです。(後の湖を切り開くシーンでは雷さまとなって登場します)

次に黒鬼を倒した太郎は、麓の人々から巻き上げた金銀財宝やお米を、人々に返し、太郎は初めて米のお握りを食べました。

太郎の住む村は貧しく、お米なんか採れません。

広々した田んぼを見た太郎に、「こんな ひろい とちが あればなあ」と、今まで無かった感情が沸いて来ました。

鬼の岩屋では、一日に百里走る馬も手に入れました。

あやはその馬に乗って、家に帰って行きました。


最終章第三部、お母さんを探す旅

お母さんを探して、北へ北へと、龍の住んでいるような湖を探しに行く太郎。

にわとり長者といわれる強欲ばあさんの沼に、大蛇が住んでいると聞いて、訊ねて行ったところ、ばあさんの下男として働く事に!

太郎は、365人でやっていた田植えから稲刈りまでを一人でやってのけました。

しかし、沼にいたのはお母さんではなく、白い蛇でした。

ただ、蛇はりゅうが住んでいるらしい湖の話を教えてくれました。

その前に、力になってくれるばあさまも紹介してくれました。

暇をもらうと言い出した太郎に、強欲ばあさんは、給料として太郎に背負えるだけの稲を背負って行けと言いました。

・・・が、太郎はなんと全部背負って行ってしまいました。

太郎はその稲の束を、途中出会った米を食べた事の無い山の人々にあげました。

種を採って米つくりをしようと奮起した山の人々。

種にする分だけで良いから、他の山の人にもやってくれと言います。

太郎は胸が熱くなりました。

龍が住んでいる湖一つ干したら、広々とした土地が出来るのに・・・

それを聞いた太郎は、じっとしていられなくなりました。

蛇から聞いた山のばあさまは、太郎に知恵を授けてくれました。

雪が降ってきたから今行くのはやめろと言うばあさまを振り切って、飛び出した太郎。

しかし激しい雪の中で、倒れてしまいまいました。

そこへあやが白い馬に乗って、助けに駆けつけました。

百里走る馬は成長し、千里走る馬になっていました。

その馬に乗って、二人は母の住む湖を目指します。

湖に着き、あやが笛を吹くと集まって来た魚たちに、沼のそこに住む龍に、龍の子太郎が来た事と伝えてもらいました。

やがて現れたのは、目くらの龍。

龍の子太郎は、乳飲み子の頃、龍の目の玉をしゃぶって大きくなっていたのでした。

母が龍になった理由を聞いて、益々村の貧しさを嘆く太郎。

母に、旅の途中見聞きした事を話し、母と共にこの湖を切り開く事にしたのです。

*****

・・・と、200ページに渡る長いお話で、登場人物も多く、話も母を探す旅の一本ではありません。

これを絵本で読むと、切れ切れの印象。

途中で、何故?何故?と沸いてきた疑問が、童話を読んで解決しました(^^)

確かに朝倉摂さんの挿絵は美しい☆

・・・ですが、絵本で興味を持たれた方は是非、童話の方もお読み下さいね。

乳を飲ませる事の出来ない母が、目の玉をしゃぶらせて太郎を育てたなんて・・・涙が出ます。

結核の術後、子供に乳を飲ませながらこの話を書いていた松谷さん。

だからこそ生まれた一節なのでしょか?

壮大な母と子の愛の物語です。





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2012-01-19 06:29 | 幼年童話

おんぶおばけ

またまた、

たいちがいない!?

昨日は、年小のたいちのクラスで、読み語りボランティア(絵本のおかあさん)の日でした。

このブログのタイトルになっている「絵本のおかあさん」は、そこから拝借したものなんです。


時間になって教室に行くと、ちゃんと椅子が用意されていて、子供たちも数人がその前でスタンバイ。

こちらへどうぞ!なんて、案内されて(^^;)

でも、まだ先生は不在で、子供たちも揃っていなかったので、廊下で待っていました。

間もなく先生が戻ってきて、子供たちも殆ど揃ったところで、

「お願いします!」と促され、渋々椅子に座った私。

何故って!?

肝心の息子が!息子だけが居ない!!!

たまに、お帰りの前に先生が絵本を読んでくれている所に出くわすと、

いつも一番前の真ん中に陣取っているたいち。

・・・なのに、なぜ居ない!?

まあ、仕方ないか(^^;)と、読み始めたのがこれです。



読んであげるなら 2、3歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

むかし

くらい もりが あって

こわーい こえが

きこえてくるんだって


おんぶしてえ

おんぶしてえ



 * * * * *


(以下、あらすじです)


村一番の力持ちも、お相撲さんも、お侍さんも、

みんな逃げて来たって。


ある時、一人のおばあさんが夜遅くその森を通ったの

そうしたら 出たあ


おんぶしてえー

おんぶしてえー


おばあさんは怖かったけど、背中をむけて負んぶしてやったの

すると、何かがおばあさんの背中に飛びついたの


おばあさんは、ひょろひょろしながら家へ帰ったって


家へ入ってどっこいしょって下ろしたら、

おんぶお化けは・・・・!?


* * * * *


松谷みよ子さんの「あかちゃんのむかしむかし」シリーズの一冊。

このシリーズは、どれも小さな子どもに、読んでるんじゃなくて、語ってる感じが気にいってます。

「・・・だって」とか、

「・・・なの」とかね。

今週から、幼稚園では10月の運動会に向けての練習が始まりました。

普通の幼稚園の運動会とは大分異なる内容です。

暑いし、疲れるし・・・で、この時期は短めのお話が良いだろうなと思ったのと、

小さな子でも聞いていられる昔話って無いかな?と思ったので、これにしました。


おばけのお話なので、こわ~いかもしれないから、おへそに力を入れて聞いてね!

なんて、ちょっと脅かしたりして(^^;)


* * * * *


私がこれを読んだ後、もう一人のお母さんと交代。

先生に、

「あの・・・うちのむすこはどこに居るんでしょうか?」

と聞くと、

「ああ、桃の家でお弁当食べてて、お片づけしてきてね!って言ってあります」

との事。

桃の家は、園庭の端っこにあって、教室から70m位離れているでしょうか?

う~ん、それにしても、いつも食べるのが早いらしい(いつも、お味噌汁のお代わりが一番と聞いているので・・・)たいちが、なぜ!?

私が疑問に思っている間に、もう一人のお母さんの読み語りが終わり、

「もう一冊、短いのがあったら、お願いします♪」

と、先生。

そこで読んだのが、

中川 ひろたか,奥田 高文
ブロンズ新社
発売日:2009-02



りんごが  

(次のページに)
ころん


かさ

(次のぺージに)
ぱっ


はとどけい

(次のぺージに)
ぽぽ~

おんぶおばけ_e0160269_23202991.jpg


この本は、とても受けが良く、

次の言葉を捜して、口々に発する子供たち。

ただ、「りんご」・・・「いっこーっ!」

「かさ」・・・「ひとつーっ!」

と、全部数を言う子も居て(^^;)

ケチャップの次はお餅で、それについては「ぷく~」と答えている子もいましたよ。

先生が楽しそうに答えてくれてたので、子供たちもノリノリだったのかな♪


でも、うちの息子はそこに居ないんですけどね(^^;)

結局、終わりまで息子に会うことは無く・・・

「ありがとう」

「どういたしまして」

と教室を後にしたのでした。


すると、廊下でシートを畳むたいちと遭遇!

「ママ、読み終えちゃったんですけど~」

「・・・」

「どこ行ってたの?」

「もものいえで おべんとうたべてた」

「あっ、そうなの~、残念でした」


前日の夜、

「明日絵本のお母さんで、つくしさんに行くんだ~」

「じゃあ、たいちかくれちゃおうっと」

「なんで?」

「だってやだから」


う~ん、わざとか!?

ほんと、がっくり来ました(泣)

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by yomuyomuehon | 2011-09-16 23:38 | 昔ばなし



読んであげるなら  2、3  歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


むかし むかし

だいこんさんが

はたけで

くうくうって

ねてるとね


にんじんさんと

ごぼうさんが

やってきてねえ

だいこんだん

おふろへ いこうよ

そういったって




 * * * * *


(以下、あらすじです)


やっとこさっとこ起きただいこんさん。

皆でタオルを提げて出かけたって。

さて、いちばーん

って飛び込んだのは?


* * * * *


大根と牛蒡と人参は、なぜ白・黒・赤なのか?

そんな昔話を、やさしい語り口調とやさしい絵で再現。

おしまいは、

「ね おだいどころへ いってごらん ほんとでしょ とっぴんぱらりのぷう」

ちっちゃな子は本当にお台所へ確認に急ぐ!?かしら(^^;)


松谷さんの「あかちゃんのむかしむかしシリーズ」は、この語り口調がほんとに良いですね♪

ホッとします。

来月、語りをやっている母に誘われ、松谷みよこさんの語りを聞きに行く予定。

とっても楽しみです♪


さて昨日は、そうたにとって幼稚園最後の親子登園日でした。

そして親たちみ~んなが楽しみにしている、亀山先生の語りの日。

私はベビーちゃんが突発性発疹だったため、お留守番。

パパが二人を連れて行ってくれたのですが、

たいちは、やはり最後まで聞けるわけがなく、

三年連続「ベロ出しチョンマ」を聞けなかったと悔やんでおりました。

・・・が、後二人が入園予定の我が家にはまだ6回のチャンスあり!


そして、このお話「にんじんさんがあかいわけ」もあるはずだったのですが・・・

あらら~っ、忘れちゃった!?のかしら~(^^;)

この所、あれれ~っ!? もう、年長さんも退出ですかーっ!!って事が多く、

先生も親も聞かせたいなあと思っていた「モチモチの木」、

また今年の年長さんも聞けなかったようですね。

残念!!!



でもそうたは、たいちが入園する来年度以降もチャンスがあるので、

まあ、その内聞けるかな~?(^^;)


先生が、今後も元気にお越し頂けることを、切に望みます。


さて、ベビーちゃんはすっかり元気になりました。

ボツボツも無くなり、顔色も良くなり、食欲も旺盛。

ハイハイもフルスピードに!

ここ何日がオッパイばかりだったので、急に飲まれなくなると、

張っちゃって張っちゃって・・・ううっ、痛っ!





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by yomuyomuehon | 2011-02-27 08:14 | 昔ばなし

うりこひめ

松谷 みよ子,つかさ おさむ
童心社
発売日:2007-04



読んであげるなら 5、6 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


むかし あるところに、

こどもの いない、じいと ばあが おった。

あるひ、ばあが かわへ せんたくに いくと、

かわかみから うりが、つんぶく かんぶく ながれてきた。

おらんちの たからなら

こっちさ こう

そう うたうと、うりは、つんぶく かんぶく

ばあの ところへ よってきた。

よろこんでねえ、 だいてかえったと。



 * * * * *


(以下、あらすじです)


家へ帰って、その瓜を割ろうとすると、

独りでにペかっと割れて、中から出てきたのは可愛らしい女の子。

じいとばあは喜んで、うりこひめと名づけて大事に育てた。


やがて、うりこひめは機織りが上手な、美しい娘になった。

そして、東の長者から嫁に欲しいとの話が来た。


嫁入りの支度をしに、町へ買い物に行ったじいとばあ。

留守の間、誰が来ても戸を開けるでねえとの言いつけを、破ってしまったうりこひめ。

あまんじゃくに攫われて、桃の木に縛り付けられてしまった。


あまんじゃくは、うりこひめに化けて家に行き、じいとばあの帰りを待ちながら機を織った。


その機織りの音は、

いつもの とっきんぱたり きんぱたり とは違い、

どってんばたり どんばたり

と言う騒々しいもの。


その上声はしゃがれ、いつもと違って大食いのうりこひめを、不振に思ったじいとばあであったが、

そこへ東の長者の、嫁貰いの籠がやって来て・・・・


 * * * * *


「桃太郎」と「かちかちやま」を融合させたような、この民話。

あまりメジャーではないですよね?

ご存知ですか?


この瓜はマクワウリという、プリンスメロンの親とでも言うべき瓜に似ています。

古くから日本で食べられていたようなので、多分このマクワウリ・・・かな?

お盆のお供え物として重用されているようです。

桃といい、マクワウリといい、今の時期にピッタリなお話。


「うりこひめ」の民話は、日本各地で、その内容が大分違うようです。

この松谷さんの「うりこひめ」はハッピーエンド型ですが、東北地方に伝わる「うりこひめ」は残酷型。

あまんじゃくに皮を剥ぎ取られ、食べられちゃって・・・等と、かなり酷いようです。


攫われて、木に縛りつけられた「うりこひめ」型でも、

この木は、桃の木だったり柿の木だったりするようです。


ところで、「うりこひめ」はかなりのおっとりさん。

いつも能動的です。

「うりこひめ」というタイトルなのに、全く活躍しない主人公なのです。

ですが、そんな「うりこひめ」と、松谷さんの優しくゆったりとしたお話や、美しい司さんの絵がピッタリ!


他にもこんな「うりこひめ」があります。








まだ私も読んでいませんが、是非、読み比べてみてください。


 * * * * *


「マクワウリ」・・・お盆のお供え物だそうですが、実家では見た事がありません。


実家は分家ですが、300年以上続く家。

10年近く前に亡くなった祖父の指示の元、お盆の飾りつけをしていましたが、

それは毎年違っていて・・・

結局、どれが正しいのか分からないまま、今に至ります(^^)

今年、そうたは楽しそうに、胡瓜と茄子の精霊馬を作ってました。




最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2010-08-19 22:23 | 昔ばなし