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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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今朝は新年初の読み聞かせ。

今日は1年生だったな。

間違っていないよね?

と、学校へ着いた途端ノートを確認。

あやや。。。。。

やってしまった(><)

すっかり全く勘違いしていた私。

6年生だった・・・ではなくて、

私が二冊読むことになっていたのだ。

まずいっ!!!

持ってきていない。

あちゃー、新年早々やってしまったぁ。

図書室へ駆け込むも、そうよねぇ、無いわよねぇ(^^;)

読み聞かせメンバーに会って早々、「すみませんっ!!!」

新年の挨拶からじゃなく、謝罪に始まってしまった。

4クラスで同時に同じ本を読む。

他のクラスでこの本を読む方にお願いして、私の担当クラスでも読んでいただき、事なきを得た。

私が読んだこの本↓は、

マイブックを持っているので、持ってるから大丈夫。

図書館で探す必要なし!と、すっかり安心して、私が読むのはこっちだけと思い込んでしまっていたのだ。

全くなんて事だ。

思い込みほどこわいものはない。


昨日も息子達の大会で、精神的に疲れ切っていて、全く読み聞かせに気持ちが向いていなかった。

週末の度に、特にJOC前のカウントダウンが始まるこの二ヶ月は、週末に何歳か年をとった気がするほど、神経が擦りきれる思いだ。

sotaもようやく区切りの大台を切り(それでもまだまだだけれど)、ほんのちょっぴりホッとして、

taichiがメンバーの一人のメドレーリレーで、全国レベルの大会新記録を出し、今大会の目標だったライバルとの100m対決に辛勝し、めちゃくちゃ疲れ切った。

泳いでいるのは子ども達だというのに。。。私が疲れた(^^;)

そしてまた今週末に、taichiは個人での出場を目指すブレストでタイムアップを、そしてライバルとの対決を控える。

全く学校どころではないのは、子どもだけでないのが情けない(^^;)

まだ1年生のhaneちゃんを思うと、あと何年続く?この暮らし。

先を考えると、疲れるわあ。。。。

全くねぇ、親がこんなでどうする?


体操の白井健三くんが言っている。

「自分を信じて。

自分がやれると思えたらなんでもできる。

周りに流されずに思っていることを最優先でやってほしい。

親や指導者も無理だとはいわないであげて欲しい。」と。


さて、「十二支のはじまり」にはいくつかの本があり、大筋は同じだが、微妙に違う箇所もある。

それぞれの動物の特徴を丁寧に捉えているのは、

十二支のはじまり (日本の民話えほん)

岩崎 京子/教育画劇

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の方かなとも思うが、絵の好みもあるだろう。

語り口はどれも民話っぽくて、小さな子に読むにはどれも遜色ない。

干支によって、性格もそんな気がしなくもない?

亥年のtaichi

寅年のhaneちゃん

酉年の私

申年は、う~ん何とも微妙なsota

しつこさでは理解出来るが、巳年はお金が貯まるというパパは?う~ん微妙である。


一方、「ゆきのひ」は、何度見ても美しい本だ。

みんなは何どしか?今年は何年か聞いた後で、騒がしくなった子ども達も、

この本を広げると、静かになり、その美しさに目を奪われていたようだった。


さて、つかの間の喪失感を味わっている私。

バッテリー (角川文庫)

あさの あつこ/KADOKAWA/角川書店

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の3巻まで読み進め、しばらく他の本に浮気していたのだが、この週末4、5巻を読み終えてしまった。

実はまだ終わらせたくない、何だか息子が遠くに行ってしまいそうな感じがして、ちょっとお休みしていたのだ。

また読み始めたら、先へ先へと急いでしまって。。。。。


大谷翔平の160キロを超える球を受け止めるキャッチャーって、怖くないのだろうか?

見えるのかな?

そりゃあ、見えなきゃ捕れないよね?

受け止めるのって、すごい力要るよね?

どの位後ろにはじき飛ばされる感じなのかな?

ピッチャーは、特に大谷ほどの選手はかなり騒がれるけど、その球を受けるキャッチャーってのも、かなりすごいよね。

今まで、キャッチャーに意識していなかった自分に気が付いたのである。


児童書だけあって、キャラ立ちがはっきりしているので、弱虫ペダルのキャラクターがリンクする。

横手の三年生ショート瑞垣の台詞に、箱根学園の荒木田の声が被る。

巧は今泉っぽいし、𠮷貞は鳴子。

海音寺は金城だし、門脇は福富だね。

でもやっぱりアニメになってほしくはない。

アニメになった途端、薄っぺらいものになる。

子ども達には、時間を掛けて読んで、一緒に成長して欲しいなあと思う。

この世の主人公は自分。

そう思うのは何歳までか?

きっとこの「バッテリー」に出てくる年頃ではないか?

自分と他人の違いを意識し、人の気持ちというものを知って思いやって、人間的に成長する時期。

それは自分の内なるエネルギーの爆発を押さえられない時期でもあり、あらゆる意味で暴力的な時期でもある。

中学生にしては大人びてない?と思わなくもないが、息子はもうこんな時期なのかと改めて、見上げるようになって、声もパパと変わらないほどに低くなった息子を遠くに感じるのである。

この母から生まれてきたのに、こんなでっかくなっちゃって。

間もなく小学校を卒業して一年が経つ。


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by yomuyomuehon | 2018-01-15 14:42 | 秋の本

龍の子太郎

今年は辰年。

お正月休みに、書店でこの絵本「たつのこたろう」を見かけ、帯の『龍の子太郎、誕生から50年! 国際アンデルセン賞優良賞に輝き、100万人の子どもたちが読んだ、日本でいちばん賢く逞しい太郎の物語』に惹かれ、朝倉摂さんの美しい絵にも魅了され、即買い。



・・・・が、しっくり来なくて、長編童話の「龍の子太郎」を読んでみました。


田代さんと朝倉さんの描く龍の子太郎の顔つきは、全く異なります。

長編童話「龍の子太郎」には、田代さんの描く龍の子太郎がぴったりかも!?


「龍の子太郎」は、そもそも劇団太郎座の脚本として生まれたもの。

太郎座とは、松谷さんのご主人の瀬川拓男さんと旗揚げした劇団です。

結婚後、日本各地に民話探訪の旅に出た松谷さん。

それぞれの土地に生きる人々の喜びや悲しみが込められている民話の数々に、東京生まれの松谷さんは甚く感動したそうです。

その中でもっとも心惹かれたものが、信州に伝わる小泉小太郎伝説。

それが、この龍の子太郎の素になりました。

龍の子太郎のお話には、どこかで聞いた事のある!?民話が多く散りばめられていて、色んなお話をくっつけて作られたという印象の(^^;)、創作民話です。

脚本ですから、舞台を面白く!という意図もあったのでしょうね。

色々出てきます。

話の筋が一本でなく、私にはあっちに飛んだり、こっちに飛んだり・・・折れ線的に感じちゃうのですが、舞台用だからですね、きっと。



読んであげるなら 5、6歳~

(以下、あらすじです)

龍の子太郎は、おばあさんと二人で暮らしています。

おばあさんは具合が良くないにも係わらず、母の無い太郎が不憫で、無理をして仕事をしています。

龍の子太郎は、毎日山で動物たちと遊んでばかりいる怠け者。

太郎が遊んでいると、笛を吹く女の子あやに出会い、二人は仲良くなって山で遊ぶ日が続きました。

ある日太郎が家に帰ると、おばあさんが倒れていました。

おばあさんは言っておかなければならない事があると、太郎に出生の秘密を教えてくれました。

太郎の母親は、身重の体で山の仕事に行き、龍になってしまった事。

沼で太郎を産み、おばあさんが預かった事。

今もどこかの沼で生きている事。

その時、あやが赤鬼にさらわれたと、あやのおじいさんが飛び込んできました。

それを聞いて、あやを助けに行く!と立ち上がった太郎。

あやを助けた足で、お母さんを探しに行くと言って、家を出ました。

話を分けるなら、ここまでが第一部という感じでしょうか。


続いて第二部、あやを助ける旅

旅の途中、てんぐに授けてもらった百人力が、あやをさらった鬼と対決する際に役立ちます。

あやをさらった赤鬼と、赤鬼からあやを奪った黒鬼と、二匹の鬼が登場します。

赤鬼は太郎に負けると、太郎に、その百人力で空の雷様の所に投げ飛ばしてくれと頼みます。

そして赤鬼は雷様になるのです。(後の湖を切り開くシーンでは雷さまとなって登場します)

次に黒鬼を倒した太郎は、麓の人々から巻き上げた金銀財宝やお米を、人々に返し、太郎は初めて米のお握りを食べました。

太郎の住む村は貧しく、お米なんか採れません。

広々した田んぼを見た太郎に、「こんな ひろい とちが あればなあ」と、今まで無かった感情が沸いて来ました。

鬼の岩屋では、一日に百里走る馬も手に入れました。

あやはその馬に乗って、家に帰って行きました。


最終章第三部、お母さんを探す旅

お母さんを探して、北へ北へと、龍の住んでいるような湖を探しに行く太郎。

にわとり長者といわれる強欲ばあさんの沼に、大蛇が住んでいると聞いて、訊ねて行ったところ、ばあさんの下男として働く事に!

太郎は、365人でやっていた田植えから稲刈りまでを一人でやってのけました。

しかし、沼にいたのはお母さんではなく、白い蛇でした。

ただ、蛇はりゅうが住んでいるらしい湖の話を教えてくれました。

その前に、力になってくれるばあさまも紹介してくれました。

暇をもらうと言い出した太郎に、強欲ばあさんは、給料として太郎に背負えるだけの稲を背負って行けと言いました。

・・・が、太郎はなんと全部背負って行ってしまいました。

太郎はその稲の束を、途中出会った米を食べた事の無い山の人々にあげました。

種を採って米つくりをしようと奮起した山の人々。

種にする分だけで良いから、他の山の人にもやってくれと言います。

太郎は胸が熱くなりました。

龍が住んでいる湖一つ干したら、広々とした土地が出来るのに・・・

それを聞いた太郎は、じっとしていられなくなりました。

蛇から聞いた山のばあさまは、太郎に知恵を授けてくれました。

雪が降ってきたから今行くのはやめろと言うばあさまを振り切って、飛び出した太郎。

しかし激しい雪の中で、倒れてしまいまいました。

そこへあやが白い馬に乗って、助けに駆けつけました。

百里走る馬は成長し、千里走る馬になっていました。

その馬に乗って、二人は母の住む湖を目指します。

湖に着き、あやが笛を吹くと集まって来た魚たちに、沼のそこに住む龍に、龍の子太郎が来た事と伝えてもらいました。

やがて現れたのは、目くらの龍。

龍の子太郎は、乳飲み子の頃、龍の目の玉をしゃぶって大きくなっていたのでした。

母が龍になった理由を聞いて、益々村の貧しさを嘆く太郎。

母に、旅の途中見聞きした事を話し、母と共にこの湖を切り開く事にしたのです。

*****

・・・と、200ページに渡る長いお話で、登場人物も多く、話も母を探す旅の一本ではありません。

これを絵本で読むと、切れ切れの印象。

途中で、何故?何故?と沸いてきた疑問が、童話を読んで解決しました(^^)

確かに朝倉摂さんの挿絵は美しい☆

・・・ですが、絵本で興味を持たれた方は是非、童話の方もお読み下さいね。

乳を飲ませる事の出来ない母が、目の玉をしゃぶらせて太郎を育てたなんて・・・涙が出ます。

結核の術後、子供に乳を飲ませながらこの話を書いていた松谷さん。

だからこそ生まれた一節なのでしょか?

壮大な母と子の愛の物語です。





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by yomuyomuehon | 2012-01-19 06:29 | 幼年童話

干支の本☆龍

学生時代、某大学海洋研究部なんて、一見お堅いダイビングクラブ(サークル)に所属していた私。

やはり今年の年賀状には、タツノオトシゴの写真が数枚ありました。

「潜ってるか?」「今年はカンクンへ行ったよ!」「たまには石垣に遊びに来い!」「今年は初めて一本も潜れなかった(泣)」など・・・

ダイビングに絡んだ文句が並びます。

今の時代の学生には申し訳ない限り、そして親にも申し訳ない限りですが、勉学もそこそこに、週に2、3回、西伊豆・東伊豆へと車を走らせ、潜ってばかりだった学生時代。

社会人になっても、週末は伊豆。夏休み・冬休みには、沖縄・伊豆七島、そして海外へと、ダイビング一辺倒でした。

その内、えら呼吸になって、水掻きでも出来てしまうのではないかと思える程(^^;)

その私が、潜らなくなるなんて!考えてもみない事でした。


タツノオトシゴを初めて見たのは、西伊豆の大瀬崎の外海でした。

海藻に体の一部を絡めて、流れに身を任せ、ゆらゆらゆらゆら。

見つけにくいと言われる、こんな一見見落としがちな魚も、どの辺りにいるか、どんな感じか分かると、発見しやすいものです。

サークルの同期は、私の他に男子3人。

傍から見たら、皆、ダイビングきちがい!?はたまたオタク!?とも思える(私も!)仲間と、かなり稀有な魚も見つけていました。

当時、毎晩眺めていたのが、『日本産魚類生態大図鑑』や『see fish』などの魚図鑑。

あれを見たい!これを見たい!などリクエストすると、パラオや慶良間や伊江島の、かなり稀有な魚に詳しいガイドさんは、珍しい奴が来た!と大喜びで、特別な場所に連れて行ってくれたりもしました。


しかし、たまたま一緒に潜る事になった人は不幸です。

慶良間では、潮の流れが滅茶苦茶速い時しか潜らないポイント『お花畑』に、翌日帰る事になっていた私と友達のIちゃんを連れて行ってくれた、コーラルダイバーズの阿武さん。

私たちの他に、4人組みの女の子がいました。

潜ったら、兎に角下に行け!と言われ、着いた所は、ピンクのソフトコーラルが潮の上流に向かってポリプを広げる一面の見事なお花畑。

その光景にうっとりしていようものなら、あっという間にパーッと流されてしまいます。

ついうっかり横を向こうものなら、マスクもレギュも吹っ飛ばされそうな勢いです。

周りを見ると、私とIちゃんと阿武さん、そして4人いたはずの女の子の内の一人しか姿は無く・・・

他の3人は、船から下りるや否や、500mも流されてしまったようです。

その三人にはそれぞれガイドさんが付いていたので、行方不明になる事無く、穏やかな場所に連れて行ってもらい、慶良間の美しい海を堪能したようでした。

・・・など等、魚の写真付き年賀状を見ると、楽しかった昔の思い出が蘇ってきます。

そして、きっともう潜らないだろうと思いながらも、水族館に行くと、ああ潜りた~い!という気持ちになるのです。

4日、サンシャイン水族館に行って来ました。

新しくなって、暫く混雑が続いていたサンシャイン水族館。

4日も大混雑、エレベーター待ちの長~い列が出来ていました。

勿論、タツノオトシゴのいる干支水槽の前は、黒山の人だかり。

なので、リーフィーシードラゴンをパチリ
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私は実物を見たことはありません。

オーストラリア南西部辺りに生息するものです。

そうたとたいちが大喜びしていたのが、これ↓ガーデンイールです。
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ムーミンに出てくる、ニョロニョロみたいでしょ?

小笠原で見たのものは、太くて大きくて、桁違い!!!

受験生応援企画、サンシャイン水族館で「合格祈願」とか!

ハタタテハゼが旗を立てて応援!?
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名物のマンボウには、「満望(マンボウ)」の書を掲げ、受験生が受験にかける“想い”を各自で合格祈願札に記入して置けるようになっているのだとか。
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色々考えますね(^^;)

しかし、あんなに覚えていた魚の名前が全く出てこない!

子ども達に「あれ、なあに?」「これ、なあに?」と聞かれても、う~ん、何でしょう?

次回は、魚に詳しいIちゃんもさ~そおうっと(^^)

サンシャインラグーンという名の巨大水槽には、サカタザメ、ヒョウモンオトメイ、ナルトビエイの姿。
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ああ、潜りたい!!!

見た目は美しいが猛毒な、その名も『〇〇ドクガエル』、蛙も豊富です。

結局、水族館で一番喜んでいるのは私。

サンシャイン水族館、リニューアルして大分良くなりました(^^)

でも、水族館ってお高いですね(^^;)


* * * * *

今江 祥智
BL出版
発売日:2004-02



読んであげるなら 6、7 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

からだの長さは山をふた巻きするくらいもあり、雲を呼び風をおこし 天を駆けることもできるというのに、龍の子三太郎はほんとに気がよわくて、いつもいつも、湖の底でじいっと とぐろを巻いて、いきをころしておるのだった。

そして真夜中、そっと鼻先だけをつきだし、ひげをふるわせて深呼吸し 胸の中の空気を いれかえるのだった。

あとはまたしずしずと底にもぐり、じいっと、とぐろを巻いて、いきをころしているのである。



 * * * * *

(以下、あらすじです)

そんなふうだったから、長い事三太郎の姿を見たものはいない。

太郎の父、龍大王でさえ、50年に一度の見回りに来た時、息子の姿を見つけるのは至難の業。

しまいに龍大王はかんしゃくを起こし、ぐおおおおおん!

三太郎も仕方無しに、ぽっちり鼻先を突き出すのである。

そんな息子を見て、龍大王はうんざり、情けなくて情けなくて・・・

文句も言う事無しに、ぷいと飛んで行ってしまった。

安心したようにいそいそと沼の底へ潜り、その姿はまるでどじょうのよう。

でも、どじょうと思われることなんか、三太郎にはどうでも良かった。

気の弱い三太郎は、人に見つからずにそっと暮らしていたいだけ。

それなのに、ある夜の事、三太郎はとうとう村人に見つかってしまったから、さあ大変!

* * * * *

子どもの名前に『龍』と付けた人は、少なくとも龍のように強い子をお望みでしょう。

十二支ものがたりでも、蛇に席を譲られる程の大物?です。

ですが、このお話に出てくるのは、何とも気の弱い大人しい龍。

『三太』とは、愚鈍な者をいう擬人名だそうで、龍の子太郎と龍の子三太郎の違いは、この名前の設定から明らか。

龍は中国から伝わった伝説上の生き物で、各地で水の神として奉られています。

龍の子三太郎も、結果的には!、日照り続きに頭を抱えていた村人を救いました。

自己犠牲による積極的貢献の龍の子太郎と違い、三太郎の方はあくまでも結果的、本人も知らぬ間に貢献しちゃってた!?という具合。

しかし、けがの功名とは言え、龍神様と奉られることに!

人知れず、そっと暮らす事に固執していた三太郎ではありますが、奉られるのはまんざら悪い気持ちでも無く、龍大王とっつあんにも申し訳もたつと思ったりもしました。

『三太郎はそう思う、ほおを赤らめ、気のよわそうな 苦笑いをうかべて、ああんと一つ、小さなあくびをして考えた。

(神様ちゅうもんは、たいくつなもんじゃ・・・・・)』


この辺りの表現は、実に巧いですね~!(^^)

やはり三太郎とて、人に頼りにされるというのは嫌な気分ではないようです。

正義感バリバリのヒーローものが最近は無いようで、ちょっと気が弱いけど、スイッチが入ると変身しちゃう系のヒーローが持てはやされている昨今。

それを予言してたのでしょうか!?

1965年に発表されたこの『龍』は、何だか新しい感じというか、今の時代にピッタリな感じがします。

今江祥智さんの訳された作品の中で、『ぼちぼちいこか』『ごきげんなライオン』『すてきな三にんぐみ』などは、主人公のまぬけぶりに、肩の力が抜ける作品です。

今江さんは、そういう人物像がお好きなのでしょうか?

今まで今江祥智さんに注目した事がなかったのですが、この『龍』で興味が沸きました。

今年は、今江さんを掘り下げてみようかと思います。

さて、この『龍』は、龍の子太郎へのアンチテーゼとみるべきか?

次回、『龍の子太郎』と読み比べてみます。



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2012-01-08 07:32 | おもしろ絵本


読んであげるなら 4、5歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


むかし むかし、とらと ねこは やまのなかで くらしていました。

そのころ とらは、いまと ちがって とても のろまで、

えものを とるのが へたでした。

ですから、ほかの どうぶつたちも とらのことを こわがってはおらず、

「やあい、のろまの とらさん!」

などと いって、 いつも からかっていました。

 


 * * * * *


(以下、あらすじです)


一方ねこは、とらと違いすばしこくて、獲物を捕まえるのが上手。

とらはそんなねこを見る度に、「いいなあ・・・おれも」と思うのでした。


そこで、ねこに教えを請う事にしたとら。
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翌早朝から特訓です。


まずは、 ”おとを たてずに えものに ちかづく ほうほう”

そして ”はやく はしる ほうほう”

それから ”たかい ところから とびおりる ほうほう”


こうしてねこに技を習ったお陰で、ねこと同じ様に獲物を獲れる様になったとら。


すっかり自信を付けたとらは、と~んでもない事を言い出したのです。

それは・・・


 * * * * *


このむかし話は、トラとネコの生態をよく知る、中国の人々が生み出したもの。

トラとネコは、ともにネコ科の動物。

同じネコ科でも、木登りの上手なネコやヒョウ。

ライオンも時々登るそうで・・・

しかし、トラだけは木に登る事が殆ど無いとの事。


最初は、高い木の上から見下ろすサルに、馬鹿にされていたトラ。

目にも力が無く、弱そうです。

しかし、ネコの修行を積んだあと、皆知ってるトラの姿に!


 * * * * *


来年生まれてくる、第3子・・・そうそう、寅年です。

トラと言っても、最初はこの絵本のトラのように大人しいのよね。

それが、申年のそうたと亥年のたいちの教えを受けて、段々凶暴に(?)いやいや、逞しくなっていくのね~。


ところでたいちは、昨朝まだ読んでない新聞をビリッ!

それも一枚ずつではなく、束で!
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たいちがパパに怒られている時、ピンポーン♪

近所のあばさんが届けてくれたリンゴ

新聞紙で作った素敵なバックに入っていました。
むかしむかし とらとねこは・・・_e0160269_6173162.jpg



一昨日の朝はそうたの顔を引っかき(その前に経緯については不明)、お兄ちゃんを泣かしました。

泣いているそうたを、ソファの上から見下ろして、

「やったー、やったー!えいえいおー!」と歓声を上げるたいち。

全くやんちゃです。

お腹に居た時から、キック力が凄くて、時々うっ!・・・と声が出るほどでしたから。


まあ、その後制裁を受ける事になるのですが・・・



こんなお兄ちゃんたちの下、きっと逞しく成長するであろう第3子。

今日、検診に行って来ま~す。


続きはこちら
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寅年の絵本
by yomuyomuehon | 2009-12-30 06:28 | 昔ばなし

ひつじがいっぴき

木坂 涼
フレーベル館
発売日:2007-12



読んであげるなら 4、5歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

『ひつじ』

ねむれないとき

ひつじをかぞえる

ひつじが いっぴき

ひつじが にひき

ひつじが さんびき

ひつじが かぜひき

ひつじが ななひき

ひつじが つなひき・・・・・・・・・・・




 * * * * *


(以下、あらすじです)

そうそう、ただの数え歌じゃないんですよ!詩集ですからね。

まあ、あとの展開は読んで笑ってくださいね~



動物をテーマに31編の詩が収められた詩集です。

ん、ダジャレ集?

どの詩も動物の特徴を的確にとらえていて、思わずふふっと笑ってしまう楽しいものばかり。


私が個人的に好きなのは、コウモリ・タランチュラ・サル・アライグマ・ゾウガメ・・・ああ、切がない
ひつじがいっぴき_e0160269_6434491.jpg

まあ、どれも面白いのよ。

声を出して読むには、ひらがなカタカナばかりで字数も多く、脳ミソフル活動。


リズムも良くて、子供と一緒に声を出して読むのも良し!

一人笑いながら読むのも良し!

一年の疲れも吹っ飛びそうな、笑える楽しい詩集です。


ちなみに来年の干支「トラ」もありますよ。

「トラ」は笑えるってものじゃなく、ちょっと真面目に考えちゃう内容。



 * * * * *


今年も残すところ、あと4日。

昨日は実家の大掃除で、今日はそうたのお友達とのお楽しみ会。

明日はまた実家の大掃除で、30日は赤ちゃんの検診があって、おせち作って・・・

31日から主人の実家へ行きます。


毎日とても忙しい年末です。


今朝、年賀状を書き終えました。

と言っても、一言コメントばかりで情けなし。

早く心を落ち着けて、書の世界に戻りたいわ。

とても今の字のレベルじゃ、手書きは恥ずかしくて・・・


しかしながら、普段中々会えない友人先輩後輩、そして親戚のおじちゃんおばちゃんを思い出しつつ、書く葉書ってのも、なかなか良いもんです。


ああ一年て、なんてあっと言う間に過ぎて行くんだろう。

もう、何年会ってないのかしら?な~んて人もいっぱい居て、反省、反省。


そう言えば、1月末にある、大学のサークルの40周年パーティーの案内が来てたなあ・・・

そのサークルの名は「○○大学海洋研究部」

え~っ、何やってたの~!って感じですが、ダイビングサークルです。

サークル・・サークル・・う~ん、サークルって感じじゃなかったけどね。

ちょっと?、いやいやかなり?体育会系でして。

行くのも怖い?な~んて事は、ないけどね(ふふっ)



人脈は宝

誘われたら出て行くフットワークの軽さ、来年は取り戻したいもの。

でも、暫くム・リ・か・な?

忘れちゃいけない、いけない、私は妊婦なのよ~!


 * * * * *


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そうたの年賀状
by yomuyomuehon | 2009-12-28 06:48 | ことばあそびの本