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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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タグ:宮沢賢治 ( 2 ) タグの人気記事

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一昨日、家族旅行の岩手からの帰路の新幹線で読んでいた朝日新聞。

国際面の、「16歳 奪われた右手 不屈の脱出」の記事に、やるせない思いがした。

母親と弟妹と、ISが支配するイラクから逃れようとした前夜、家に踏み込んできたIS戦闘員に連行され、右手を落とされた。

手を切り落とされた後、家に戻された彼は、家族がトルコに逃れ待っている事を知り、単身イラクから脱出したのだ。

一ヶ月ぶりに家族に再会した彼は、まだ16歳だ。

紛争で亡くなった父親に代わり、家族を支えていた。

母親にショックを与えまいと、右手を隠し続けた。

何とかトルコからドイツに入り、家族は保護され、支援団体によって義手を手に入れることが出来た。


家族旅行で、新幹線に乗り、高い駅弁を食べている自分達。

そりゃあ、何の罪も無いのだが、心地悪い思いがした。


夕方家に着くと、早速友達の居る公園に出掛けて行ったtaichi。

あと一時間後には水泳練習に出掛けるというのに・・・

その夜の水泳練習を終えて帰って来た子どもたちが寝静まり、一人読みかけだったこの本を一気に読んだ。

ラミッツの旅―ロマの難民少年のものがたり

グニッラ ルンドグレーン/さえら書房

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小学6年生以上向け

この本はこの夏の課題図書、小学高学年向けである。

が、もうこういう内容のものを読む年齢になったのかと思うと、驚きだが、世界で起きている問題、自分の置かれている状況・・・様々な事を考えて欲しいと思う。


新しい命は、場所も時代も、その他様々な環境をも、選んで生まれてくる事は出来ない。

ドイツ内務省によると、6月時点で難民・移民の未成年者8907人が行方不明だという。


この話は、事実に基づいたものだそうだ。

コソボからドイツに亡命してきたロマ人(かつてジプシーと呼ばれた)の両親のもと、ドイツで生まれ育ったラミッツ。

サッカーやゲームが好きなごく普通の少年だった。

しかし、学校でお金が無くなったとき、物乞いと言うイメージのロマ人であるラミッツは疑いの目で見られ、学校を飛び出した。

そのあと、真面目で教育熱心な父親の仕事を手伝っていたのだが、ある日、移民局から、一家のドイツ永住許可申請を却下する通知が届く。

家族はコソボに強制送還される。

しかしコソボは、紛争の真っ只中だった。

父親の両親はセルビアに亡命していて、家は破壊されていた。

生まれて初めて会った母親の両親の家に隠れた家族。

しかし、そこにドイツ帰りの家族を狙い、兵士がやって来て、父親を連れ去った。

おじいちゃんとおばあちゃんは大金を工面し、国外脱出の準備をしてくれた。

ワゴン車に潜り込み、着いた所はスウェーデン。

ここで、家族は難民宿舎に入り、審査官からの質問を受けたのだが、ラミッツはやがてしゃべる事が出来なくなった。

舌が動かなくなった。

姉さんのアテーネはうつ病になった。

父親を心配する家族は、もう心も体もボロボロだった。



難民・強制送還・民族紛争・拉致・亡命・民族差別など、次々に襲い掛かる過酷な試練。

こんな平和な生活を送る日本において、その辛さ・過酷さを想像するのは至難の業かもしれない。

でも、このお話は事実に基づいているし、新聞の記事は今まさに起きている事。


果たして自分達に何が出来るか?

どう生きるべきか、つくづく考えなくてはならない。

是非、課題図書だからと、子どもに勧めるだけでなく、親も読むべきである。

中学生以上なら、こちらを↓

地球から子どもたちが消える。

シモン ストランゲル/汐文社

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このTシャツは児童労働で作られました。

シモン ストランゲル/汐文社

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ドコカ行き難民ボート。

シモン ストランゲル/汐文社

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岩手出身の宮澤賢治が遺した言葉

「世界ぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」

が身に沁みる。

サライ 2010年 07月号 [雑誌]

小学館

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今年は「宮澤賢治生誕120年」

花巻では様々なイベントが予定されている。

残念ながら今回の旅で花巻を訪れず。

「注文の多い料理店」出版の地の、盛岡市材木町の光原社に立ち寄った。

注文の多い料理店 (日本の童話名作選)

宮沢 賢治/偕成社

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読んであげるなら、小学低学年~

自分で読むなら、小学4年生くらい~
課題図書を読む③☆「ラミッツの旅」_e0160269_16045578.jpg
材木町の賢治さんと・・・

課題図書を読む③☆「ラミッツの旅」_e0160269_16061497.jpg
光原舎の涼しい素敵なお庭にて・・・

喫茶店やギャラリー、民芸品店が並ぶ。


・・・が、市内は暑くて暑くて歩いていられず(><)

ぴょんぴょん舎にて冷麺を食べて山に引き上げ。

課題図書を読む③☆「ラミッツの旅」_e0160269_16092217.jpg
本当は、連日山遊びのはずが・・・岩手山には連日雨雲が掛かっていて(^^;)

網張ビジターセンターに申込みしていた初日のナイトハイク&星空観察も中止となり(><)

う~、山の天気は変わりやすいのね。

あっ!晴れた♪と思ったら、あっという間に雨雲が、そして雷も!

全く計画通りに行かなかった、今回の旅。


しかし、盛岡の町に出た事で、とっても美味しい福田パンのコッペンパンを食べる事が出来ちゃった♪。

冷麺食べた後に、二つも食べたsohta。

食欲は相変わらず(^^;)

軽いのに、もっちりしている、かなり美味しいコッペンパン。

挟む具はとっても多い。

次から次へとお客さんがやって来る。

美味しかった~♪

この福田パンを都内でも食べれるらしい。

福田パンで修行を積んだ吉田さんが開く「Lucky Bread 吉田パン」

亀有にあるんだって!

行かなくちゃ!!!

でも、電車賃の方が高いな(^^;)


ブックオフオンライン 楽天ブックス



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by yomuyomuehon | 2016-08-04 16:28 | 童話 高学年向け

雨ニモマケズ



読んであげるなら 6、7 歳~


雨ニモマケズ

風ニモマケズ

雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ

丈夫ナカラダヲモチ

慾ハナク

決シテ瞋ラズ

イツモシヅカニワラツテイル

一日ニ玄米四合ト

味噌ト少シノ野菜ヲタベ

アラユルコトヲ

ジブンヲカンジョウニ入レズニ

ヨクミキキシワカリ

ソシテワスレズ

野原ノ松ノ林ノ蔭ノ

小サナ萱ブキ小屋ニイテ

東ニ病気ノ子供アレバ

行ツテ看病シテヤリ

西ニ疲レタ母アレバ

行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ

南ニ死ニソウナ人アレバ

行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ

北ニケンクワヤソシヨウガアレバ

ツマラナイカラヤメロトイヒ

ヒデリノトキハナミダヲナガシ

サムサノナツハオロオロアルキ

ミンナニデクノボートヨバレ

ホメラレモセズ

クニモサレズ

サウイウモノニ

ワタシハナリタイ



* * * * *


子どもの頃、暗唱させられたこの「雨ニモマケズ」

大人になった今、改めてその詩を読んでみると、

とても深い!

そして宗教的。


これは、没後に発見されたメモ帳に残されていたもので、

この詩の最期のページの反対側には、

南無無邊行菩薩

南無上行菩薩

南無多宝如來

南無妙法蓮華経

南無釈迦牟尼佛

南無浄行菩薩

南無安立行菩薩


と記されているので、かなり宗教観の強いもの。



私自身、こんな素晴らしい人間にはなれないだろうし、

なりたいかって聞かれても、

ん~、考えちゃうなあ。


素晴らしいけど・・・楽しいかしら?

私が70歳、80歳位になったら、そういう境地になるのかしら?


でも、ちょっとイライラした時などに、この画本を開いてみるのも良いかもしれません(^^)

賢治がメモ帳に記していたと言う事は、

文壇に発表するというよりも、

事有る毎に開いて、諳んじていたのかもしれません。



でも子どもには、欲深き子に育って欲しいって願います(^^)


雨ニモマケズ

風ニモマケズ

雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ

丈夫ナカラダヲモチ


慾ハナク  → (何事にも貪欲で!)

決シテ瞋ラズ  → (感情表現豊かで!)

イツモシヅカニワラツテイル  → (いつもニコニコ笑ってる♪)


ってな感じかしら?


皆さんはどうですか?


それにしても、小林敏也さんの「画本 宮沢賢治」シリーズは素晴らしい。

大人が読む、宮沢賢治の絵本としては、これに勝る物無し。

ちなみに版画です。


* * * * *


さて、「雨ニモマケズ」、昨日幼稚園の運動会が強行されました(^^;)

冷たい雨が、時折強く降り付ける中、裸足の子供達はびしょ濡れになって頑張りました。


でも、殆どの種目が出来ず、皆の意にそぐわない結果に終わり、

肩を落として帰って行く子どもたち、そして親たちの姿。

先生達も一緒でしょう。


あ~、最期の運動会だったのに~!!!

年少・年中の時も、朝方は雨。

でも、昼頃からは晴れて暑くなっていたのですが、今年は最悪です。

本部席の掛けられた、大きな照る照る坊主も虚しくびしょ濡れで・・・



昨年の年中時、年長さんの素晴らしい演技を見て、

「やはり年長さんは違うなあ! 格好いいなあ。 来年はうちの子もっ!!」

って思った親たち。

そして子供達も、

「来年は、あんな風に!」

って、時には悔し涙を流しながら、頑張ってきたのです。

それが無常にも、最悪の天気。


家に帰って、

「あ~、う~」

と、言葉にならないフラストレーションが溜まりまくりのパパと私。


しかしそうたは、大好きな姪達が遊びに来ている事もあって、全く気にしてない様子。

おいおい、良いのかーっ、そんなんで-っ!!


小規模で良いから、もう一度やらせてくださ~い!!

このままじゃ、終われないよ~(>_<)


賢治じゃないけど、体調を崩させまい!と、

玄米と有機野菜で、健康生活続けてたのに・・・


ああ、消化不良です。

むしゃくしゃして、甘い物ばかりが恋しくなります。

う~、危険だわ。

乳腺炎になっちゃうわ~




最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2010-10-10 14:40 | ことばあそびの本