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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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タグ:佐野洋子 ( 7 ) タグの人気記事

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児童書コーナーで見つけたが、どう見ても大人向け

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

豚、ひとりで林の入り口にすんでいました。

豚だから、豚は豚小屋にすんでいます。

 * * * * *

(以下、あらすじです)

お腹がすけば、林に入り、ピクニックに来たうさぎやきつねの食べ残しをあさり、

どろんこがあれば、ごろごろ転げ回り、

日向で体を乾かすことがあれば、どろどろのまんま家に帰ったりもしました。

そうやってずうっと林の入り口に住んでいたのです。


やがてたくさんの動物たちが豚の知らない機械を持ってきて、林の木を切り倒し、林が野原になっていきました。

そこに何十軒ものきれいな家が建ち、

朝にはランドセルを背負った子ども達が出掛けていき、

背広にネクタイ姿のお父さんたちもぞろぞろ出掛けていきました。

残ったお母さんたちは、洗濯物を干すと、テニスに出掛けていきました。

小屋の近くに来た子ども達にクーサイクーサイと笑われても、豚は豚のまんまでした。


ある日、きつね紳士とうさぎ婦人が豚小屋にやって来て、

他の豚と同じように、文化的生活をするようにと勧めたのです。

しかし、意に返さない豚。

翌日もいつものように林に食べ物を探しに入り、小川で遊び、小屋に戻ってみると、豚小屋があったはずの所にはオレンジ色の屋根のある真っ白い家が。

玄関にはきつね紳士がにこにこ笑って立っていました。

「ここがきょうからの豚さんのいえですよ」

その日から、パンツとズボンを履き、ネクタイを締め、背広を着た豚。

街の大きなビルの一角で働き始めました。

夕方、疲れて家に帰った豚を待っていたのは・・・・えっ、奥さんに子ども?

*****

ちょっとSFっぽくて、現代社会人を風刺しているような面もあって、

う~ん、どう見ても大人向けなんだけど。。。。。

どうしてこの本が児童書コーナーにあるのかしら?

これは、子どもが読んで、楽しいのかしら?

だとしたら、随分と大人っぽいお子さんです。

佐野さんの作品は、確かに子ども目線じゃないものが多いかもしれません。

でも、

なぜ?と、目の前の現実を受け入れられない豚に、当たり前のように子どもが生まれた時や入学式の写真を見せる奥さん。

そこに一緒に映るのは紛れもない、父となった豚。

その後、思い立ってきつねの家を訪ねた豚の取った行動や、その後の展開に、子どもにはショックじゃないかしら?


ある日、バス停で会ったきつね紳士はいう言いました。

「しかし幸せというやつは、ひととおなじことをやっていないといけませんからな。こつはこれだけです。このかんたんなことをやるのがまた、なかなかたいへんですが、幸せってそういうもんですからな。はっはっはっ」

さらに「しかし、」と言いかけた豚に対し、

「『しかし』とか『よくかんがえてみますと』とかはいわないほうがいいのです。『しかし』とか『よくかんがえてみますと』とかは、いまの幸せをこわします。よくおわかりになっているでしょう」


大人はきつね紳士のように、紳士面をしているのかな?

子どもはきっと

「うちのパパはどうなんだろう?」

な~んて考えちゃうよね(^^;)


大人からすれば、

う~ん、分かるなあ。。。。。

大人として、親として、こうあるべき!だけれどもさ、

時に逃げだして、どろんこの中でごろごろしたくなっちゃうもの。

現実的にはそうは出来なくて、心の中でごろごろしながら、ちゃんとしている自分を演じて思うんだろうな。

ああ、ちゃんと大人やってる自分って偉い!ってね。


タイトルにもなっている「あっちの豚 こっちの豚」は物語のラストに登場するのですが、果たしてこれは一匹の豚なのでしょうか?

それとも?

う~ん、謎めいていています。

私の中にも、「あっち」と「こっち」と、二匹の豚が存在しているような気がします。

皆、そうなのかもしれませんね。

そうやって私たちは、自分というバランスを保っていられるのかもしれません。

*****

さて、この絵本は文も挿絵も、佐野洋子さん作ですが、実は1987年に小峰出版から広瀬弦さんの挿絵で出版されていました。

巻末に、その当時のイラストが載っています。

当時、親子がちバトルの末、息子さんのイラストが採用されたそうです。

でも私は、広瀬さんのイラストは生々しくて毒がある気がして、佐野さんのイラストの方が好きだなあ。

あなたはどちらがお好みでしょう?

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by yomuyomuehon | 2017-10-12 16:45 | 大人向け
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読んであげるなら 7 歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

ライオンは「てつがく」が気に入ってる。

かたつむりがライオンというのは、けものの王で哲学的なようすをしてるものだと教えてくれたからだ。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

「哲学」というのは、座り方から工夫した方が良いと思ったライオンは、座り方を工夫した。

誰かが来るのをじっと待つライオン。

日が暮れた。

肩が凝って、お腹が空いた。

今日は、「哲学」を終わりにして、かたつむりのところへ行き、「哲学」をやった時の様子をして見せた。

すると・・・

*****

季刊誌「飛ぶ教室」のパイロット版掲載という、一般には出回ることのなかった作品「てつがくのライオン」(1982年)

33年の時を経て、復刊ドットコムからの出版です。

理論社から出ている「てつがくのライオン」



こちらは見てすぐ分かりますね(^^;)

そうそう、佐野洋子さんのイラストです。

このライオン、佐野さんらしいですね。

媚びないけどひねくれものっぽい!?

ちょっと斜に構えた感じのライオンの姿・・・ほんと佐野さんっぽい(^^)

あなたはどちらのライオンがお好きですか?

*****

気持ちが姿勢を作るのではなく、

姿勢が気持ちを作るのだそうです。

武田鉄也さんはとてもよく本を読んでいます。



朝のラジオ番組で紹介していたこの本。



先週、練習でボロボロになっていたそうた。

練習前の表情が↓

見るからに自信がない様子。

そして・・・それがそのまま練習態度に出ていました。


ラジオで聞いた時にも言ったこの話を、またまたそうたに!

今読んでいるこの本にも書いてあった。




「誰だって、調子がいいときには胸を張ってさっそうと歩く。しかし、ひとたび不調になると、頭は下がって背中は丸くなり、トボトボと歩くようになってしむ。しかし、これではまはや負け犬である。心に生じたネガティブな思いがしせいやしぐさとなって体にあふれ、それがまた心を暗くするという、”負の連鎖”が生じてしまう。

ミスを連発して心が滅入りそうになっても、いや、そういう時だからこそいっそう腰骨を立てて、颯爽と歩いていかなくてはならない。」

「苦しい時こそ笑顔で」

「笑顔は最も美しい顔であり、強い顔だ」




昨日も練習に行く前は浮かない表情だったのですが、

頑張ってきたみたいで(^^)

帰って来た時の表情は晴れやかでした。


ライオンも、実はライオンを演じているのかもしれないね(^^)


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by yomuyomuehon | 2015-01-20 15:30 | ほのぼの絵本
先の日曜日、妹の結婚式がありました。


付き合い始めてから12年程経って、漸くの事なんですが・・・

この12年の間、良い事ばかりではなく、

二人にとっては恐らく筆舌に尽くし難い時期もあったはず。


難病を乗り越えての門出です。


既に妹は新妻ではありますが、若妻ではなく(^^;)

って、私もかつて言われた事があったけど・・・

まあ、どちらの家族にとっても、ホッとした日であったに違いありません。


向こうのご両親は、特にお母さんはこてこての(?)大阪のお母さん(^^)

大変乗りの良いご両親でして・・・

神社での婚礼の後の食事会でも、

会話がポンポン弾んだのでありました。

うちの家族も相当しゃべる方だけれど、

何しろ会話のスピードが早っ。


かつて証券会社で大阪に居たパパと、

地元のディープな話で会話が弾んじゃって(^^)

兎に角、楽しい一夜でした。



義弟は色んなメーカーの車の、クレイモデルを作っています。

その仕事の話をしていた義弟と義弟のお母さん。

「仕事、楽しいかぁ?」

「めっちゃ、楽しいわぁ」

「そうかぁ、良かったなあ。おかん、ほんま嬉しいわぁ」

(ちょっと、大阪弁がおかしいかもしれないけど、まあ、こんな感じの会話だった)


食事を終えて、

ホテルに帰って飲み直すと仰るご両親。

そして、お父さんが実は昨夜も泣きながら飲んでたと聞いて・・・

「ぱぱーっ、ほんま?泣いてたんかーっ!?」と義弟。

(いつもはパパなんて言わへん。「おとん」でんねん(^^))

「そうやねん、うれしゅうて、うれしゅうて」

「ぱぱーっ!」


(^^;)


と義弟と義弟のご両親の関係を見ていて、

帰宅後、主人と、

「良い親子関係だよね・・・ああいう親になりたいね」

と話しました。



親は、我が子に

まあ、経済的・社会的地位を求めがちです。

お金が無い、仕事が無いは困るけれども・・・・


他人より成功しているか否かじゃなく、

今を幸せに暮らしている、

楽しく日々を送っている、

そこを喜べる親でありたい、

そう思ったパパとママです。


義弟の大変だった日々があったからこそ、

今の親子関係があるのかもしれませんが、


子どもたちが大人になっても、

生まれてきてくれた事に感謝する気持ちを忘れないでいたい。



結婚・・・

昔・・・(大分昔かな?)と異なり(?)

今時は違うかなと思ったらリセット出来るもののようです。

うちも、お互い(?)何度か違うかな・・・と思った瞬間はあったかも・・・しれないが(^^;)


「結婚とは、忍耐と努力」と、私が結婚する時、ある先輩が仰いました。

「結婚とは、妥協とリスペクト」と、言うのは主人です。


単純な人間関係と違い、イヤだからX(バツ)とならないのが結婚・・・のはず。

結婚することによって、さらに子どもを得た事によって、

人として全く駄目だった私も、

少しはまともになった・・・かな?

う~ん、まだまだだだけど・・・

それでも、少しはマシになったはず!


あの頃、私が結婚するとは、周りのだ~れもが思わなかったに違いないっ!

私とて、このまま仕事人間で終わるだろうって思ってた。


結婚式の夜、寝付けなかった私は、YouTubeで一人カラオケをしておりました。

(正確にはカラオケでは無いけれど・・・)

♪「揺れる想い」ZARD

こだわ~ってた まわり~を~ 全て 捨て~て~

今 あなた~に 決め~た~の~

こんな~ 自分に~ 合う人はァ

もう いないと~ 半分 あきらめてた~


ここのフレーズにめっちゃ共感(><)


ああ良かった結婚できて

今は幸せです♪


さて、妹に捧げるお話は、

100万回生きたねこ (佐野洋子の絵本 (1))

佐野 洋子/講談社

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読んであげるなら 小学高学年~


100万回も死んで、100万回も生きたねこがいました。

ある時は、王様のねこ、

ある時は船乗りのねこ、

ある時は手品使いのねこ、

ある時はどろぼうのねこ、

ある時はおばあさんのねこ、

ある時は女の子のねこ、

と、100万人の人がそのねこをかわいがり、

100万人の人がそのねこが死んだときに泣きました。

が、ある時ねこは誰のねこでもない、のらねこになりました。

メスねこたちにちやほやされて有頂天になるねこでしたが、

一匹の白く美しいねこに魅せられ・・・

*****

これは愛のお話。

大人に人気の絵本というのも頷けます。
 
愛する人を得て子どもを育て、年を取って死ぬ・・・

かつては当たり前で、普通だった事が、

今の時代、難しい事になっているかもしれません。

でも、このシンプルな生き方こそが一番幸せじゃないかと、

この本を読み返す度に思うのです。


妹よ!末永く幸せに!!!



この絵本は、最近200万部を突破したとか!

媚びない、強い、佐野洋子さんの素敵な魅力も随所に感じる事が出来ます。

私にとっては憧れの女性の一人。

佐野洋子〈追悼総特集〉100万回だってよみがえる (文藝別冊)

河出書房新社

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by yomuyomuehon | 2013-12-21 08:18 | 愛のある絵本
毎日、小学校は宿題が出ます。

私が子供のころ・・・そんなに毎日あったかな?って疑問ですが、親になると、宿題を出してくれた方が安心だったりもします(^^;)

音読、計算カード、プリント2枚は、毎日出ます。

そして最近音読しているのが、「だってだってのおばあさん」

私は台所仕事をしながら聞いているのですが、そうたの読み方が面白くて!改めてこのお話の楽しさに気付きました。

本人も読みながら、げらげら、げらげら。

傍で聞いているたいちも、げらげら、げらげら。

今日の、この本だいすきの会で読み手だった私は、これを読みました。

・・・が、そうた程楽しく読めなかったか・な?(^^;)

佐野 洋子
フレーベル館
発売日:2009-01



読んであげるなら 4、5歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


あるところに、ちいさな うちが ありました。

うちの まわりに ちいさな はたけが あって、やさいが うえて ありました。

げんかんの そばに、いつも つりざおと ちいさな ながぐつが ありました。

はんたいがわの まどの したに、いすが ひとつ ありました。

この いえには おばあさんと 1ぴきの ねこが すんでいました。

おばあさんは とっても おばあさんで 98さいでした。

ねこは げんきな おとこの ねこでした。



 * * * * *


(以下、あらすじです)

ねこは、毎日魚釣りに出掛けます。

「おばあちゃんも さかなつりに おいでよ」

「だって わたしは 98だもの、98の おばあさんが さかなつりを したら にあわないわ」


そう言って断るおばあさん。

さて、おばあさんの99歳の誕生日。

おばあさんは自分でケーキを作ります。

そして、ねこにローソクを99本買ってきてくれるよう頼みました。

ケーキが焼けた頃、ねこは泣きながら帰って来ました。

あんまり急いだので、川にローソクを落としてきちゃったのです。

がっかりするおばあさん。

無いよりましさ。と、ケーキに5本のローソクを立てました。

おばあさんは明かりを消して、ローソクに火を着けました。

「おばあちゃん、かぞえて」

「1つ、2つ、3つ、4つ、5つ。」

「1さい、2さい、3さい、4さい、5さい。5さいのおたんじょうび おめでとう」

と自分で自分にお祝いしました。

ねこも数えて、

「5さいの おたんじょうび おめでとう。おばあちゃん ほんとに 5さい?」

「そうよ、だって ちゃんと ろうそくが 5ほん あるもの。ことし わたし 5さいに なったのよ」

「ぼくと おんなじ!」


次の日、魚釣りに出掛けるねこは、おばあちゃんを誘いました。

「おばあちゃんも おいでよ」

「だって わたしは 5さいだもの・・・、あら そうね!5さいだから、さかなつりに いくわ」


そう言って、元気良く出かけたおばあちゃん。

おばあさんは花の匂いを嗅いで、

「5さいって なんだか ちょうちょみたい」

ねこは川を飛び越え、おばあさんを誘いました。

「だって わたしは 5さいだもの。あら そうね!5さいだから わたしも とぶわ」

94年振りに川を跳び越したおばあさん。

「5さいって なんだか とりみたい」


向こう岸に着いて、川に飛び込んだねこはおばあさんを誘いました。

「だって わたしは 5さいだもの。あら そうね!わたしも はいるわ」

スカートが濡れると持ち上げたおばあさんの前掛けの中には・・・

*****

そうたが読む「あら そうね!」のフレーズがおかしくて、おかしくて・・・

つい笑ってしまいます。

「5さいって なんだか ちょうちょみたい」、「5さいって なんだか とりみたい」という台詞も、佐野さんのチャーミングな魅力を捕らえている感じがします。

きっと、とっても素敵な方だったのでしょうね(^^)

大分好きなように生きたらしいお話を、一時期夫であった谷川俊太郎さんと、一時期谷川さんの息子になった、佐野さんの一人息子で絵本作家の広瀬弦さんの対談で知りました。

お二人は、相当振り回されていた!?みたいな・・・(^^;)

う~ん、羨ましい。

そんな、思うままの生き方してみたい・・・が、芸術家ではない私には到底無理なんだろうけれど。

佐野洋子さんの魅力は、剥き出し感いっぱいのエッセイに見て取れるらしいです。

そんなに数の多くない絵本は、どれも魅力的。

でも、実はエッセイが面白いんだと仰る、作家の角田光代さん。

佐野さんのは、むき出しで素っ裸な、生の声としてのエッセイなんだとか。

それは、世界も自分も恐れない佐野さんの強さから生まれると。

誰もが出来る毒舌も悪態も揶揄も、佐野さんにしか出来ない絶妙なユーモアで包まれている。

「強くて面白い女」・・・憧れです。



*****

・・・で、読み込みが少なかった私が、小松崎先生に指摘された事。

ねこが持ち帰ったローソクの数が5本しかなくて、おばあさんが「5ほんだって ないより ましさ」と2回繰り返す言葉の言い方はどう?

「だって わたしは 5さいだもの・・・、あら そうね!」と5歳と自覚してからと、98歳だった時のおばあさんの言い方は、明らかにちがうはずだよ。

確かに、このお話は声色を変える!?ではなくても、スピード感や5歳と99歳の違いを出して読まなくてはならない作品です。

昨日のそうたの音読は、学校でそんな話になったのか!?

98歳の時のおばあさんは、大げさ過ぎる(^^;)おばあさんで、5歳になったおばあさんは、弾むようでした。

子どもに読んでもらって、改めてこの本の面白さに気付きました。

さて、佐野さんのお話にはねこが度々登場します。

「100万回生きたねこ」「おれはねこだぜ」「すーちゃんとねこ」「あのひの音だよ おばあちゃん」「さかな1ぴきなまのまま」

ねこがお好きだったのか?

いえいえ、そうではなかったそうです。(以前対談をされた、小松崎先生から聞きました)

ねこは嫌い!

でも、ねこほど個性があって魅力的な動物はいないと仰っていたそうです。

*****

さて、そうたが自分で決めてちゃんと走り始めた翌日。

またまた、暖房の前でお尻を突き上げ、温めていた朝。

そうそう、昨日です。

6時15分に出て行くと決めたのに・・・だらだらだらだら、ねむい、ねむい、ねむいZZZZZ

暖房を消してしまった私。

「パパは玄関で待ってるけど・・・行かないなら行かない。もうやめるならやめるって言ってきて!」

「やめないけど・・・ねむいZZZZ」

・・・で、出掛けて行ったのは6時45分。

7時25分には登校するのに!

いつもの後公園までは1キロちょっとなので間に合いません。

すぐ隣の公園の周りを5周して戻って来ました。

それでも走って帰ってくると、スッキリした様子。

「どうしますか?あしたの朝は?」

「きょうはは早くねる!」とそうた。

夕べは8時40分に就寝。いつもは9時半です。

そして今朝。

「ああ、せっかく早くねたのになあ、雨かぁ(^^)」なんて、ニッコニコしながら起きてきました。

そうです。

雨の日は、スッキリ機嫌よく起きるそうたです(^^;)

「揺れながら 前へ進まず 子育ては おまえがくれた 木馬の時間」 by俵万智





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by yomuyomuehon | 2012-03-09 06:51 | おもしろ絵本
ジャネット・アルバーグ,アラン・アルバーグ
文化出版局
発売日:1987-10



読んであげるなら 5、6歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

いつか ある日の 自転車にのって

やってきたのは だれだろう

ゆかいな ゆかいな ゆうびんや

野こえ 山こえ かなたから・・・・


3びきのくまに 手紙1通もってきた。

「もりのなか まるたごや 3びきのくま ご一家さま」 ← これは封筒に書かれた宛名

注!(『く』と『ま』は逆さ文字になってます(^^))

以下、中身のお手紙の内容です。


「しんあいなるくまのおとさん おかさん あかちゃんさま 

このあいだ あんたんちの あかちゃん
ぐまのおかゆたべちゃった
こと、どうぞ ごめんください。
ママはわたしのことわるい子だって。
わたし、ママのつくるおかゆはぜんぜん
たべないの。パパはわたしがこわした
あかちゃんぐまのいす なおしてくれるって。

ゴールディロックから あいをこめて。

P.S.もしもあかちゃんぐまがきたかっ
たらだけど、わたしのパーティーおいで
ください。3色ジェリーとてじなもあります」


そこで くまさん一家は 手紙を読んだ(あかちゃんぐまは 読めないが)

ゆうびんやさんは お茶のんだ。

それから いったい どうなるか。

つぎを めくれば すぐわかる。


チリリン チリリン ゆうびんや

ゆうびんいろの 青いふく

おかしの家に やってきた

しゃこまで おかしの へんな家!


こんどの手紙は おそろしい 魔女あてだ。



 * * * * *


(以下、あらすじです)

愉快な郵便やさんが、手紙を届ける相手とは?

それは・・・

「おとぎかいどう 自転車にのって」というタイトルからも分かる通り、おとぎの国のあの方たち。

まず登場したのは「3びきのくま」の一家でした。


その次は、「ヘンゼルとグレーテル」に登場した魔女あて。

魔女に届けられたのは、「なんでもや小悪魔商会」からのチラシ。

ナウな(・・・ってもう聞かないですね)魔女のすてきグッズを扱うこのお店。

面白いものをたくさん売ってます(^^)


お次は、「ジャックと豆の木」に登場した大男あて。

中に入っていたのは、魔法のじゅうたんツアー社のポストカード。

大男の家から盗んでいった金のめんどりが、ポロポロ金の卵を産むので、トラベラーズチェックなんか不要だと言う、旅行中のジャックから!


さて、次は「シンデレラ」あて、笛吹き出版社から。

この素敵なシンデレラストーリーを本にして出版したいので宜しく!という内容。

見本の絵本が一冊、同封されています。


その後は、「赤ずきん」に登場するオオカミ。

なんと、赤ずきんちゃんに依頼された弁護士事務所から。


そして最後に郵便屋さんがやって来たのは・・・

う~ん、巧い作りです☆☆☆

* * * * *

この絵本は、ここの登場する数々のお話を知らないと楽しめません(^^;)

うちの子たちに、まだ読んでないお話もあって・・・

反応はいま一つ。

その他、隠されたメッセージや絵もあって、マザーグースなども知っていると、より一層楽しめるのではないかと思います。

魔法の絨毯、ナイチンゲール、

笛吹き出版社からはハーメルンの笛吹きを、

表紙には、長靴をはいた猫、ブタは3びきのこぶた?

お皿やスプーンは不思議の国のアリス?

私が知らないお話もたくさん隠れていそうです。

どなたか、ご存知でしたら教えてくださ~い!!!

* * * * *










グリム,Bernadette Watts
岩波書店
発売日:1976-12-08



夕べから、子ども達にこの本を朗読しています ↓






サラ コリン,ステファン コリン
ほるぷ出版
発売日:1989-11-20








ハンス・クリスチャン アンデルセン,角野 栄子
小学館
発売日:2004-08



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by yomuyomuehon | 2012-01-13 05:58 | おもしろ絵本

100万回生きたねこ

普通にいつもの朝を迎えた、10回目の結婚記念日。

この時期、色々予定を入れちゃって、毎日忙しく飛び回っている私・・・家の事が疎かになっています。

ああ、反省(^^;)

特別な日のはずの昨日も、朝たいちをバス停へ送ると、ベビーちゃんといつものお散歩。

一時間のお散歩の後、10時からのこの本だいすきの会の例会へ向かいました。

終了後、お友達と立ち話する事1時間。

そして帰農志塾のお野菜の仕分けに行き、急いで帰宅。

すると、パパがお風呂掃除をしてくれていて・・・おかしい!?

それは失礼か(^^;)

あっ、結婚記念日だからね~!

ありがとう♪毎日が結婚記念日だったら良いのになあ・・・(^^)

3時半に子供たちが帰ってくるや、インフルエンザの予防接種に行きました。

大量に届いた野菜の下処理に1時間。

こうなると・・・特別な日のはずの今日も、普通の夕食です(^^;)

さて、何にしよう?

目の前に並んだ、た~くさんの葉っぱさんたちと睨めっこしていると・・・

「ジャジャ――――ン!今日は何の日だ?」

・・・って、朝から何度も子供たちに言ってるので、知ってるって!

「パパとママのけっこんきねんびーっ!」

「そうで~す!では、お祝いに、皆でケーキを食べよう!」

と、二階から下りてきたパパの手にはケーキの箱!?

あらっ、いつの間に!?

私が日中留守にしている間に、買ってきてくれたらしく、それも生クリームもイチゴも増量のスペシャル版!

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甘~いケーキが嫌いな私。

一番好きなのは、パパの実家の近所のマルメゾンのケーキ。

でも我が家からは遠いので、今回はこれで我慢!

・・・って、ここの生クリームは甘過ぎず、美味しいのだ!

甘いものが好きではないたいちもワンカットをペロリ、「おかわりっ!」と言ったほど。

暖かい二階の書斎の隠しておいたらしいケーキの生クリームは、少し熔け気味でしたが、パパの優しさに感謝です。ありがとう(^^)

・・・で、次の日に少し締まったケーキもいけるのよね~!

そして、ラブレターと金一封も付いていました。

子供たちの前で読んでくれたラブレター。

そうたは少し涙目に!可愛い子です。

プレゼントが金一封って・・・(^^;)

まあ、嬉しいんですけど。

自分で欲しいコートを買って!と言う事で、今朝、欲しかったダウンコートを早速注文♪

・・・で、私からは何も無く・・・今夜くらいは一緒に晩酌を!と思っていたのに、子供と布団に入ったら・・・あらっ、もう朝!?

前夜、頼まれていた原稿を書いていたために寝不足で(^^;)、子供にせがまれた絵本を、最後まで読めていたのかも覚えてない次第。

ほんと、だめな奥さんですみません。

で、夕食は我が家にとっては珍しく洋食でしたが、至って普通。

蕪の葉っぱのペペロンチーノ・ほうれん草と牡蠣のグラタン・蒸し白菜の春巻き・根菜の胡麻マヨネーズ合え等。

* * * * *



結婚記念日にはこのお話を読もう!と思っていたのに、子供たちに別の本を頼まれてしまいました。

小学 高学年以上 向け


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

100万年も しなない ねこが いました。

100万回も しんで、100万回も 生きたのです。

りっぱな とらねこでした。

100万人の 人が、そのねこを かわいがり、100万人の 人が、そのねこが しんだとき なきました。

ねこは、1回も なきませんでした



 * * * * *


(以下、あらすじです)


ある時は王様のねこでした。

ある時は船乗りのねこでした。

サーカスの手品使いのねこだった時も、泥棒のねこだった時もありました。

ある時ねこは誰のねこでも無く、のらねこになりました。

どんな雌ねこも、ねこのお嫁さんになりたがり、大きな魚やねずみをプレゼントする雌ねこもいました。

でも、ねこは言いました。

「おれは、100万回も しんだんだぜ。いまさら おっかしくて!」

ねこは誰よりも自分が好きだったのです。

たった1匹、ねこに見向きもしない白い美しいねこがいました。

「おれは、100万回も しんだんだぜ。」と言っても、「そう。」と言ったきり。

でもねこは、そんな白いねこを好きになったのでした。

そして白いねこも。

やがて、二匹の間に可愛い子ねこが生まれました。

子ねこ達は生長すると、巣立って行き・・・

* * * * *

あまりにも有名なお話で、一度は聞いたことがあるでしょう。

何歳だったら、理解出来るお話なのでしょうか。

小松崎先生が小学校教師をされていた時、担任だった5年生に読んだそうです。

すると、涙を流した女の子が一人、居たそうです。

せがまれて何度か読んだそうですが、いつも泣いていたとの事。

その子は『愛』と言うものを理解していたのでしょうか?


愛されて飼われていた頃のねこと、親に守られていた子どもだった頃の自分が重なります。

いつも自分の事を中心に考えていました。

ねこは愛する事を教えてくれた白ねこに会って、自分よりも大切なものを見つけました。

そして二匹が授かった子ねこ達も、自分より大切なものになりました。

私も・・・

子どもに代わって命を差し出す覚悟はあります。

パパが先に死んでしまったら・・・ねこのように、泣いて泣いて、泣き疲れて死んでしまうでしょうか?

う~ん、まだ分かりません・・・って、ごめんね(^^;)

でも、パパも子供たちも居ない人生はもう、考えられませんね。

今の私の人生は、自分のもののようで、そうではない感じ。

・・・ってそう思っているのは自分だけで、そんな事を考えもしない子供たちは、何れ巣立って行ってしまうはず。

そうでないと困ります。

子どもの為、パパの為とやっている育児や家事ではありますが、それをさせてもらって喜びを得ている感もあります。

特に子供たちには、お金では買えない喜びを与えてもらっています。

そんな宝物を得た今だからこそ、このお話がぐっと胸に響くのかな?

今夜こそ、読みましょうか?

・・・って、今夜は小学校の地区役員決めの集会が有るので、一緒にお布団に入れるかしら(^^;)

こちらも結婚記念日にオススメです(^^)


最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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by yomuyomuehon | 2011-11-19 17:56 | 愛のある絵本

わたしのぼうし



読んであげるなら 4、5 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

おにいさんは あおい リボンの ついた ぼうしを もっていました。

わたしは あかい はなの ついた ぼうしを もっていました。

わたしの ぼうしも、おにいさんの ぼうしも、

すこし ふるくて、すこし よごれていました。




 * * * * *


(以下、あらすじです)



トンボ採りに行く時も、動物園に行く時も、デパートに行く時も被っていたお気に入りの帽子。

ある日私は、おばあさんの所へ汽車に乗って行きました。

風に当たりたくなって、汽車の窓から顔を出した途端、

大切な帽子があっという間に飛んでいってしまいました。


次の日、お父さんが新しい帽子を買って来てくれました。

お兄さんのは、白くて青い線のある帽子。

私のは、白くて赤い線のある帽子。

お兄さんはすぐに被ったけれど、私は被りませんでした。


それは、わたしの ぼうしのようでは なかったんですもの。


買い物に行く時も、トンボ採りの行く時も、

私は帽子を被らないで、後ろにぶら下げました。

お母さんは何度も帽子を被せましたが、私は何度もずらしました。


だって、わたしの ぼうしのようでは なかったんですもの。


ところがある日・・・・


* * * * *


親になると、どうして子供の頃の、あの言葉に出来ない気持ちを忘れてしまうのだろう・・・

いつしか私もそうだったのに、

つい、子供の気持ちを考えずに頭ごなしに叱ってしまう。

そんな事の繰り返し。

反省、反省の毎日です。


うちの子が「わたし」のように、「これはわたしのぼうしじゃない」って被らなかったら、

絶対怒ってるわ~(^^;)


* * * * *


この絵本の作者佐野洋子さんが5日、乳がんのため亡くなられました。


家の本棚を見ていたら、この「わたしのぼうし」を見つけ、

そう言えば暫く読んでなかったなあ・・・って手に取りました。


読んでいく内に、胸の奥がぎゅーっと締め付けられて、

ああ、本当に良い作品って、こういうのを言うんだな!って、

涙が出てきました。


「わたしのきもち」が描かれてないのに、「わたしのきもち」が伝わってくるんです。

最近の絵本には、こういうの無いなあ・・・って。

ああ、また素晴らしい作家さんがいなくなってしまいました。


でも、作品は永遠に残ります。

皆さんも是非、手にとってみて下さい。


* * * * *


絵本の主人公に共感して、その世界に入り込む子ども。

一方、大人は絵本から学ぶ事がなんと多い事か!

時に癒されもしたりして・・・

絵本って、子どもの為だけにあるものではないって事、つくづく感じる今日この頃です。



佐野洋子さん、ご冥福をお祈りいたします。


以前紹介した、佐野さんの絵本はこちら
 ↓ ↓ ↓
だってだってのおばあさん

佐野 洋子
フレーベル館
発売日:2009-01



おじさんのかさ



おれはねこだぜ



ねえとうさん





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by yomuyomuehon | 2010-11-07 05:25 | 愛のある絵本