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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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ぬすまれた月 (レインボーえほん (3))

和田 誠/岩崎書店

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読んであげるなら 6、7歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

空をみあげよう。

ほら 月がでている。

月には もようがみえるので、

むかしから世界の人は あそこに何かがいると かんがえていた。

世界じゅうの人が 月をみる。

どこの国でも<月>はきれいなことば。

月は たくさんの伝説、たくさんの物語、

たくさんの詩やうたをもっている。

(途中、省略)

ここにもひとり 月が だいすきな男がいた。

やがて 男は決心する。月をとってこようと。

男はつくった。

長い長いはしご。

はしごは ついに 月にとどき 男は 月をもって帰った。

男は月を箱にかくして ときどきとりだしては ながめていた。

月は 毎日すがたをかえる。

男は それをみるのが たのしかった。

ある晩、どろぼうが のぞいていた。なにか だいじなものらしいぞ。

男がねているあいだに どろぼうは しのびこんだ。これだな。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

男が盗み出した箱を開けてみると、中は空っぽ。

その日は新月だったから(^^;)


この後、月の満ち欠けの説明が入る。

月食や日食についても。



さて、物語に戻る。

一人の女の人が細い三日月を見つけた。

そうそう!新月から三日月に、月は大きくなっていた。

女の人は月で竪琴をこしらえ、その竪琴をもって演奏旅行をした。

船の人達にも聴かせてあげようと取り出した竪琴は、半月になってしまい、弦は切れていた。

女の人はヒステリーを起こし、竪琴を・・・・

*****

この本は1963年に出版された「ポニー・ブックス」という絵本シリーズの一つで、長いこと絶版となっていたのだが、

1998年のプラネタリウムの番組企画で、天体をテーマにしたこの物語が取り上げられ、そしてレインボー絵本の一つとして2006年に復刻された。

この物語が作られた頃は、アメリカとソ連の冷戦の時代。

宇宙計画も米ソが競い合っていた。

それがこの物語にも反映されている。

和田誠さんは、「本が復活するのは嬉しい事ですが、この物語が古くなっていないとすれば、困ったことでもあるのです。」と述べている。


*****

ファンタジーでありながら、随所に科学的な解説があり、本当に良く出来たお話である。

「ポニー・ブックス」シリーズは絶版となっているので、元の「ぬすまれた月」を読めないのは残念(><)

レインボーブックスの方は、プラネタリウム用に新たに描かれたものなので、バックが黒。

元の「ぬすまれた月」は、バックもカラフルだったようだ。


さて、和田さんが懸念していた、米ソの関係は今どうか?

両国の間に、かの時のようなピリピリした緊張は無いかもしれぬが・・・・

「月」が他の物に変わっただけで、世界のあちこちで戦いは続いている。


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by yomuyomuehon | 2016-04-05 11:10 | 知る

小学校の宿題の音読。

この所毎晩聞いている「海をかっとばせ」は、

そうたの今に、ピッタリだと思っていました。

いやいや・・・

小学校三年生ともなると、スポーツ少年団に入部する子が増えますね。

サッカーを、野球を・・・もっともっと上手くなりたい!

試合に出れるようになりたい!

そんな気持ちの子どもは、そうただけでなく、きっとたくさんいるに違いないでしょう。




読んであげるなら 小学低学年~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

ワタルは、今年から野球チームに入った。

今はまだベンチせんもんだが、夏の大会までには、

なんとかしあいに出たいと思っている。

ピンチヒッターでもいいから、なんとか出たい。

ワタルは、ひみつのとっくんをすることにきめた。

「毎朝、うみべまでランニングして、はまべで百回すぶりをしよう。」



 * * * * *

(以下、あらすじです)

風の強い朝、海まで走ってきたワタル。

海には誰も居ない。

浜辺に打ち上げられた流木が、首長竜みたいで怖かったが、

ワタルは我慢して砂浜に駆け下りた。

素振りを始めて五十回を過ぎた頃、

足がふら付き、目が回ってきて・・・

「六十六回。」

そう叫んで腰を捻った時、足元の砂が崩れてワタルは尻餅をついた。

すると、突然現れた、白い帽子に青い服の男の子。

何をしているのかと聞かれ、素振りしていると答えたワタル。

男の子は、練習を手伝ってやると言ったかと思うと、

すたすたと海の中へ歩いて行き、

波の裏側に消えた。

「行くぞ。」

男の子の声がしたかと思うと、波の後ろからひょいと腕が現れ、

真っ白いボールが飛んできた。

ワタルは慌ててバットを振ったが、空振り。

白いボールは次から次へと飛んできて・・・・

夢を引き寄せろ!☆「海をかっとばせ」_e0160269_2358257.jpg


*****

ワタルのように、心に決めた事があって、夜密かにパパと練習をしていたそうた。

その思いと努力が実った日が、先週の土曜日でした。



その前日の金曜日、学校の水泳の授業で、先生に言われて模範水泳をしたというそうた。

皆の拍手喝采で、本人は相当気持ちを良くして帰って来たのですが・・・

同じ学年に、swinの選手コースで相当実力を持っている女の子がいます。

よくもまあ、その子の前で泳げたもんだ(^^;)

と呆れたパパとママでした。


そして翌土曜日は、月に一度のswinのテストの日。

3年生から特級クラスに居るそうたは、

この日自由形で良いタイムを出して、敢闘賞を手にしたのですが、

同時に、選手コースへの切符も、

やっと、やっと、本当にやっと、手にする事が出来たのです。


特級になった三月末、選手コースの先生に、自ら、

「選手コースに入れてください!」

とお願いした所、

「25mで15、16秒を出したらな」と言われ、

週に二日しか泳いでないそうたが、選手並のタイムを出せるわけがないと、

その後から、奮起したそうたに加え、学生時代に水泳をやっていたパパと・・・

と言うか、パパに加え、そうたは(かなあ?(^^;))

公設のプールで週に三日、練習を始めたのでした。

しかし、選手にもなりたいが、友だちとも遊びたいそうたは、

練習に行く日と決めていても、遊びに行って帰って来ない日や、

ああだこうだと理由をつけては、愚図ってすねて、

さぼる日もあったり・・・・

プールで動かなくなる事もあったり・・・

やりたいと言う割には、一筋縄では行かないのでありました。

それも、親への甘え、自分への甘え。

しかし、他人と練習である7月からは、そうは行かず。


選手コースの練習は、上手く泳ぐだけでなく、早く泳ぐ練習です。


昔、私はこのswinで、仕事の後、夜の成人コースで週に3~4日、

2キロを泳いでいた時期がありましたが、

夜の8時半過ぎ、隣のコースで一部の選手練習は続いていて、

コーチの厳しい怒鳴り声(?)に、タイムレースを繰り返す子ども達の苦しそうな表情。

忘れられません。


果たしてそうたは付いていけるものか!?


その練習が、今晩から始まりました。

今日は初日と言う事で、

パパと一緒に見学に行ってきました。

そうたは走っているからか?

胸筋・腹筋が割れており、

背筋もついているので、

海パン一丁の姿は、

相当泳げますね!風です(^^;)

体力も相当ある方だとは思いますが、

ひたすら泳ぎ続ける選手コースには、

初日から悲鳴を上げるか?

と思っていました。

が、

終わってからの感想は、

「きつかったけど、面白かった」

取り合えずは、続きそうです(^^;)

と言っても、2年生クラスで泳いでいるので、

何れ、上のクラスに上げられます。

そこで付いていけるかどうか。


まあ、やっと手に入れた切符です。

どうにか、出来る所まで頑張って欲しいものです。


さて、選手コースへの案内を受けた時、

そうたが私の耳にひそひそ

「ママ、DS、DS!」

?????

選手コースに行けた時には、DSを買ってやる!と、

パパがそうたに約束していたのでした。

しか~し!

そんな時間はあるのか?

今まで学校から帰って来るなり、

遊びに行って6時過ぎまで帰って来なかったそうたが宿題に取り掛かるのは、

さらに夕食の後。

最近寝るのは毎晩9時半過ぎ。

時間の使い方を考えないと、とてもとてもDSなんて!!!

まあ、それがそうたの原動力になっていた事は否めず(^^;)

気が付けば、そうたの周りで持って居ない子は居ないようで・・・

う~ん、

頭の痛い問題です(><)

そして、どうやら友達には、そうたもDSを持っていると言っているらしい。


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by yomuyomuehon | 2013-07-03 00:07 | 冒険の本
そうたがこの冬休みに音読した本は、相変わらず絵本(^^;)

学校がある時の毎日の宿題は、教科書の音読で、他の本を読むに至りません。

課題図書とされている児童書や童話を自分で読むという気にはならないようで・・・

学校から借りて来た本の内、ジャックデュケノワの「おばけときょうりゅうのたまご」は読みましたが、「死の影レストラン」は、結局私が読んであげることに・・・

これは「怪談レストラン」シリーズの第44巻目。

小学校高学年以上向けです。

松谷 みよ子,怪談レストラン編集委員会
童心社
発売日:1996-07-10



「沖縄に友だちの亜紀といっしょに旅行に来たわたし。

ふざけて神様の石に座った亜紀の影が消えてしまいました。

霊能者のユタに相談すると・・・」

そんな影にまつわる怖い話がたくさん収められた新書なのですが、すみません、私にはこの良さがわかりません。

なんだか、レディースコミックを読んでいるみたいで・・・

「怪談レストラン」は人気シリーズですし50巻も出ているようで、まず①の「幽霊屋敷レストラン」を読んでみないとね!とは思っていますが・・・

しかし、夏休みに比べたら、ちゃんと読めるようになるのがすこぶる早くなりました。

そしてたいちやhaneちゃんに読んでくれるので、夕方の食事の支度中は大助かり(^^)

「あいうえおうた」「おならうた」「きょだいなきょだいな」「そらまめくんとめだかのこ」「うんちしたのはだれよ」・・・とまあ、簡単な絵本なんではありますが・・・(^^;)



谷川 俊太郎
絵本館
発売日:2006-07





ヴェルナー ホルツヴァルト
偕成社
発売日:1993-11





こちらが読んであげる本は宮澤賢治やアラビアンナイトなど、難しい言葉が出てくるものも多くなりました。

「〇〇って、どういういみ?」と聞いてくる事も増えました。

そこで、そうたに国語辞典を買いました。



引き方はほぼ理解出来たよう様ですが、引いた先の言葉がまた分からなくて・・・

ネットサーフィンならぬ、辞書サーフィンです。

お風呂での会話から、

「それってどういういみ?」「じゃあ、出たら、辞書で調べてみれば?」となり、良いことなんですが、たいちやhaneちゃんは眠くて、眠くて・・・

そして布団の中で聞く、朗読も癖になり、

「つづきをよんで!」

毎朝走っているそうたと年少のたいちとでは、その体力は雲泥の差。

疲れきっているたいちに、初めて口内炎が出来ました。

でも、大人と違って治るのも早いもので、一晩で回復した様子です。

* * * * *

このタイトルにも物言いがつきました。

「おばあさんのひこうき」

なんで「おばあちゃんの・・・」じゃなくて、「おばあさんの・・・」なんだ!?と。

そうたとしては、「おばあちゃん『の』ひこうき」が良いそうで(^^;)

う~ん、「おばあさん」と「おばあちゃん」の違い???

「おばあちゃんの方が、近い感じがするよねぇ。身近な人を指すような、親しみがあるような・・・

学校でも、『〇〇さん』って呼ぶより『〇〇ちゃん』の方が、仲良しな感じじゃない?

おばあちゃんの事(祖父母)をおばあさんとは言わないもんねぇ。

だからさ、誰かのおばあちゃんとか言う意味じゃなくて、年を取った女の人の事を指してる感じじゃない?」

って、答えたのですが、調べてみると『おばあちゃん』も『おばあさん』も同じと書いてある。

う~ん、やっぱりこれが必要かしら?

中村 明
岩波書店
発売日:2010-11-26



日本語って、一つの事を指すのにもたくさんの言い方があって、ちょっとした違いでも大分ニュアンスが違ってきます。

本のタイトル一つ付けるにも、作者の苦労を感じますね。

* * * * *



読んであげるなら 6、7 歳~ 自分で読むなら小学3年生位~

(以下、あらすじです)

編み物名人のおばあさんは、一人で町外れの小さな家に暮らしています。

上手だと言う噂を耳にした町の人たちは、次々おばあさんに編み物を頼みに来ます。

忙しいおばあさんですが、冬が過ぎ春になると、すっかり暇になります。

それでも編み物が大好きなおばあさんは、手を休めません。

自分の古い肩掛けを解いて編み直します。

どんな難しい模様でも、居眠りしながらだって上手に編めてしまいます。

「さて、こんどは、どんなもようで あもうかしら。」と考えていると、大きな黒い蝶が窓から入ってきました。

おばあさんの掌に止まった蝶。

よく見ると、黒い羽には美しい細かい模様が浮き出ていました。

おばあさんはそれを虫眼鏡で長い事見つめていました。

そしてこの蝶の羽と同じ模様で編んでみる事にしたのです。

しかしそれはとても難しく、何度も何度も編んでは解き、編んでは解き・・・

一日掛かってたったの一センチ。

こんな事はおばあさんにとって久し振りの事。

ため息をつきながらも、おばあさんは嬉しくて仕方ありませんでした。

十日が経ちました。

五センチほど編みあがっていました。

手を止めて編み物を具合を調べていると、編み物がぴくんぴくんと動いたのです。

慌てて目を擦ったおばあさん。

疲れたんだなあと思いながらも、手を休める事はありませんでした。

また暫くせっせと編みました。

段々慣れてきて編み方も早くなりましたが、どういうわけか編みあがった所がふわふわ浮き上がり、手にくっ付いてきて編みにくくて仕方有りません。

夢中なおばあさんは下に押し付けて編み進めます。

しかし、三十センチも編みあがるといくら抑えても、ふわふわ浮きあがる始末。

おばあさんは、やっとこの不思議な出来事に、はっきり気が付いたのです。

「あれまあ、きもちが わるい。この あみものが うごいていたんだよ。」

びっくりして手を離すと、編み物は編み棒をつけたまま、空中に浮き上がってしまったのです。

編み物名人のおばあさんにも訳が分かりません。

しかし、おばあさんの胸はわくわくしてきました。

そして素敵な事を思いついたのでした。

* * * * *

佐藤さとるさんのお話には、村上勉さん。

切っても切れないコンビですね。

子供のころから慣れ親しんできた佐藤さとるワールド。

私を魅惑のファンタジー世界に導いてくれた、わくわくするお話の数々。

「おばあさんのひこうき」もその一つでした。

そうです。私も古いのですが(^^;)このお話も古い!

廻りめぐって、そうたに読むようになりました。

おばあさんが考えた飛行機の絵は、「おおきな木がほしい」でかおるが考えたツリーハウスの絵と同様、わくわくするものです。



難しい漢字は使われていませんが、ちょっと長いお話です。

根気があれば、小学低学年でも読めるのでしょうか(^^;)

うちは読んであげてますが・・・




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by yomuyomuehon | 2012-01-15 09:17 | 童話 中学年向け
先週金曜日にあった、今年最後の「この本だいすきの会」の例会。

その時に、前回アップした、「ふでばこのなかのキルル」のブログに寄せた、「絵本の意義について考えてみた事」をお話して、その本と「ひめねずみとガラスのストーブ」を紹介しました。

私は安房直子さんのファンタジーが大好きなのですが、うちの子たちにはまだ理解できない領域。

小さな子どもの頭の中って、空想域と現実域がごちゃ混ぜになっていて、夢か真か分からない辺りをうろうろしている感じです。

今週7歳のなるそうたも、まだまだそんな域。

でも、少なくともあと1~2年はそういう中に居て欲しい。

その空想域と現実域が、同居する中でも区別される位になったら、是非オススメです。

*****



小学中学年以上向け

(以下、あらすじです)

風の子のくせに寒がりやのフー。

くまのストーブ店でガラスのストーブを手にいれました。

ファンタジー★ひめねずみとガラスのストーブ_e0160269_6225412.jpg


皆に知られないよう、森の奥でひっそりと美しいストーブに火をつけて暖まっていると、ひめねずみがやってきました。

「お日さまがおっこちてきたのかと思った」と、ひめねずみ。

ガラスのストーブは、心まで温かくなるようでした。

二人(?)は、やかんと鍋を手に入れ、お茶を飲み、ご飯を食べて、幸せな時を過ごしていました。

そこへ、オーロラという名の女の子が、陽の沈まない国からやって来ました。

寒い森にいたフーは、陽が沈まない国に興味を持ち、戻ってくる事を約束し、ひめねずみに留守を頼んで、オーロラと遠い国へ飛んで行ってしましました。

時間と空間をこえて旅をするうちに、フーは大人へと成長していきます。

暫くして、森へ戻ったフーを待ち受けていたもの・・・

それは、体を十分温めてくれたあのストーブ?

一緒にお茶を飲んでスープを食べた、あのひめねずみ?

* * * * *

大人の領域に足を踏み入れたフーと同じ位になったら読んで欲しいものですが、その頃こういうファンタジーを受け入れられるか・・・男の子だと微妙!?

大人が読んでも、ほんわかさせられる安房直子さんのファンタジー。

ホットワイン片手にいかがですか?

クリスマス前のこの時期って、特にファンタジーの世界が胸に響きます。

* * * * *

そして、小松崎先生が先週千葉で、学童保育の指導者向けに行った講演会に持って行ったという資料を頂きました。

緊張して参加していた頃は、先生に褒めてもらえるような、先生が好きそうな絵本を持って行くことが多かったのですが、最近はそれを理解した上で、先生の反応はどうかなあ?と思う本を持って行く事も増えました。

選本については、まだまだ自信が無く、読み込みが甘い事もあり、持って行って紹介している最中に気が付いて、ああ失敗!なんて思うことも度々。

「楽しいお話は心を豊かにしてくれると思う」という私の話にはOKが出たようで、「楽しい・おもしろい話」もたくさん読んであげてね!と仰っていました。

・・・が、本には一過性のものと、永遠性のものがある。

永遠性の方の「楽しい・おもしろい話」を読んであげてね!という事で・・・

どうやら、一過性のものと受け止められたようなのか・な!?

新しい本の中から永遠性のものを見つける事は、なかなか至難の業。

確かに凄い作品には、一度読んでピン!と来るものがあるのですが・・・

9月のこの本だいすきの会で紹介した「盆まねき」にはそれがあって、出たばかりでまだ会員の誰も読んだ事がなく、先生もまだだったその作品。

富安 陽子
偕成社
発売日:2011-07-09



なんと、第49回野間児童文芸賞を受賞したのです。

そして、今年のこの本だいすきの会の、年の暮れ集会で講演をしてくださるそうで、今からとってもワクワク♪

「盆まねき」について紹介したページはこちら → 


先生から頂いたプリントで勧めてらっしゃった「楽しい・おもしろい話」は以下のものです。

以前紹介したページは ★印 から

「ぼく びょうきじゃないよ」 → 

「こねこのチョコレート」 4歳位~
B.K. ウィルソン
こぐま社
発売日:2004-11



「赤いポストとはいしゃさん」 → 

「コッケモーモー」 → 

「三びきやぎのがらがらどん」 3歳位~


「うごいちゃだめ」 → 


学童向けの講演会という事で、小学生以上向けが多いのかな?

他にも先生の著書の中でたくさんの楽しいお話を紹介されています。

こちらも是非どうぞ!

小松崎 進
高文研
発売日:1998-01







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by yomuyomuehon | 2011-12-05 06:26 | 愛のある絵本

すずをならすのはだれ



読んであげるなら 6、7 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


北風は、高い空で、ぎんのトランペットをふきならし、

森の木が、ひくい声で、ごうごうと 歌っていました。

さむいさむい 二月のことです。

まっ白い森のなかを、まっ白いうさぎが1ぴき

とおりかかりました。

「さむさむさむうっ。」

と うさぎはいいました。

「手はつめたいし、せなかはさむいし、町までは まだまだ遠いし・・・・。」




 * * * * *


(以下、あらすじです)


風邪薬にする、よもぎの葉っぱ、はこべの葉っぱ、クローバーの葉を買いに、

森のむこうの町へ行くところなのでした。


あんまり急いだうさぎは、つるりと滑り、何かにぶつかりました。

それは一軒の家でした。

「ごようのかたは、すずをならしてください」

と書いてあります。

ちり、ちり、ちり・・・・

まるで、空の星が、一度に降りこぼれてくるような音がして、

中から、こんな声が聞こえてきました。

「とびらのすずをならすのは、だれ?」

きれいな、やさしい声でした。


「ストーブがあったら、あたらせてほしいの」と頼むうさぎに、

やさしい声は言いました。

あたらせる代わりに、仕事を手伝ってほしいと。

「しごと?しごとって、なんだろう。」

「歌を歌ってほしいのです。」


喜んで家に入ったうさぎは、夜になっても、夜があけても、幾日経っても出てきませんでした。


それから十日が過ぎ、

今度はお腹を空かせたたぬきの子が1匹、森の道を通りかかりました。

そしてこの家を見つけ、鈴をならしました。

ちり、ちり、ちり、ちり・・・


その後も、

ねずみにシカ、きつねにイノシシ、冬ごもりから早く目覚めてしまったくままやりす・・・

この家には、動物が次々に入っていきました。


よもぎに はこべに クローバー

なずなに かたくり かやつり草

草のたねさん がんばって

小さなあおいめ だす日まで



大きくなった歌声は、白い雪の上に、ひろがってゆきました。

動物たちは、春の精の、春の支度を手伝っていたのです。

雪の下に眠る、花や草の種をはげます歌を歌っていたのでした。


やがて、その冬の最後の雪がやんで・・・


* * * * *


絵は、殆どない童話です。

あっても、葉祥明さんの大人っぽいイラストなので、

そうた6歳は、布団の中でお話だけを聞いていました。

たいち3歳には退屈だったようです(^^;)



4日の立春から、暦の上だけではなく、本当に春のような暖かさ。

昨日はコートも無しで、子供たちと公園へ行きました。

 「そうだ、今日は、春を探そう!」 

と公園を歩き回り、春探し。


暫く歩いていると、

野鳥観察をしていたおじさんたちが、とっても慌しく写真を撮っていました。

それはそれは、少年のような眼差しで・・・(^^)

聞くと、黄連雀(キレンジャク)という珍しい鳥がいるんだとか・・・

すずをならすのはだれ_e0160269_6165819.jpg

(ちょっと、拝借いたしました)

図鑑によると、住宅地でも早春に見られるが、数少ない鳥との事。

頭の部分に素敵な飾りの付いた、羽の先が黄色の素敵な鳥です。

それにしても、カメラを持って鳥を追いかけるおじさんたちったら、可愛かったのよ(^^)


そしていつも通り、水仙の香りを嗅いで、

春って良い香り♪

ああ、この暖かさが続いて欲しいわ~

と、心も体も緩んだひととき。


それから、急にボールをさばく足が上手くなったそうたと、そしてたいちとサッカーをし、

公園で遊ぶ事2時間半。

お昼を食べにうちに帰ると、

なんと、学級閉鎖のお知らせメールが!

水曜日までお休みなりました(^^;)

昼食後、今度はパパと公園へ出掛けていった息子たち。

体力・食欲ともに旺盛な息子と過ごす、あと4日。

とっても疲れそうです(^^;)





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by yomuyomuehon | 2011-02-06 06:12 | 童話 低学年向け

うさぎ座の夜

安房 直子
偕成社
発売日:2008-01



読んであげるなら 7、8 歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)


いくつもいくつも山をこえ、

いくつもいくつもの谷をわたった遠い村に、

小さな温泉がわいています。

小さな温泉には、古い宿屋があって、

そこに、小夜という女の子がいます。


小夜は、山の鬼の子と友だちです。

山のてんぐとも友だちです。

そして、風とも木とも話ができるのです。

そんなさよのが、ある日のこと、

川のほとりにしゃがんでいますと、

むこうから、ふしぎなものがながれてきました。

まっ赤な紅葉の葉が一枚。

そしてそこに、黒い文字で、なにかかかれているのです。

(あ、うさぎの手紙)と、小夜は思いました。




 * * * * *


(以下、あらすじです)


人形しばい。うさぎ座。

土曜日五時から。よもぎ谷。


小夜は、その紅葉の葉を、だいじに持って帰りました。

三日が過ぎて、芝居のあるはずの土曜日になりました。

学校から帰った小夜は、おばあさんに紅葉の葉を見せると、


「むかあし、おばあちゃんも、

うさぎ座の人形しばいを見にいったことがあったねえ。

秋のおわりのうさぎの行事で、

これがおわるとうさぎたちは、いっせいにどこかへかくれてしまう。

それから、山にどおっと冬がくる。

まるでもう、まじないをかけたみたいに、

うさぎしばいのつぎの日は、雪になるんだよ。」



うさぎの他には、たった一人の子どもだけ。

それも、山で生まれて山で育った子どもだけがお客として選ばれると、

おばあさんは言いました。


そしておばあさんは、うさぎ座に電話をしてくれました。

いい席をお願いします。

帰りは送ってやってくださいと。


小夜はコートを着て、毛糸の手袋をポケットに入れてゆきました。

紅葉の葉の招待状もポケットの中です。


会場の入り口で招待券を見せると、一番前に小さな赤い座布団の敷いてある、

小夜の席が取ってありました。

小夜の後ろには、開幕を待つうさぎがたくさんいました。


いつの間にか日はとっぷりと暮れて、辺りは真っ暗。

そして、漸く舞台が始まりました。

『ばら色のうさぎ』という人形芝居。

舞台の幕が開いて出てきたのは、毛糸で作られたうさぎの指人形。

うさぎの指人形の中に、本物のうさぎが入っているのですが、

人形のうさぎが舞台の真ん中に進み出て、ぺこりとおじぎをした時に、

本物のうさぎの耳が出てしまったのです。

小夜はくすっと笑って、うさぎの耳は長いんだから仕方ないなと思いました。

ところがお客さんたちは厳しくて、次々に野次が飛び、幕は閉まってしまいました。


暫し休憩。


寒くなった小夜は、手袋をしようとコートのポケットの手を入れたのですが、

片方しかありません。

お父さんが買ってきてくれたばかりの、まだ新しい手袋。

薄桃色の、ふわふわの毛糸で出来ていて、

手首の所に、紫の糸で、すみれの花が刺繍してありました。


手が冷たいでしょうと、うさぎが勧めてくれた火鉢。

気が付くと、どのうさぎも自分の席の前に火鉢を置いて、御餅を焼いたり、

やかんを乗せたりしています。


「さあさあどうぞ。」

とうしろのうさぎがまた、火鉢を勧めるので、仕方なく両手を出しましたが、

本当の所、手が冷たくなんかはないのでした。

それより、落とした片方の手袋の事が・・・


この時、舞台の方から大きな声がして、

「お待たせいたしました。つづきを上演させていただきます。」


客席からは大きな拍手。

小夜もつられて拍手をしますと、これは、どうでしょう。

舞台の右手から現れたのは・・・・


うさぎ座の夜_e0160269_7152632.jpg
 * * * * *


あら、あら~っ!?

と、恥ずかしい気もちにさせられたこのお話。

小夜と同じく、先日、手袋の片方を失くしてしまったわ・た・し。



それも、パパの手袋が。

「さすが!極寒のNYで買った手袋はあったかいなあ」

なんて、箪笥の奥の奥から一昔前(いや、二昔か?)NYで買ったという茶色の手袋出してきました。

それを貸してくれていたのですが、

そうたを園に迎えに行って、帰って来た時、車から降りて片方落とし、

もう片方は?と聞かれ、

「コートの中です」と答えたものの・・・

ん?ん?無い!あれっ?無い!?_

車の中かしら?

車の中にも無い!

失くしてしまった!

すみません!!!

園に落としてきたのかなあ・・・

明日、探してきます。



手袋の片方、よく失くします(^^;)

電車に乗ると、傘を忘れ・・・


そう言えば、ベビーちゃんのレッグウォーマーが片方見つかりません。

レッグウォーマーはピンクなんですが、レッグウォーマーじゃうさぎの耳は作れませんね。

うさぎになって、出てきてはくれないか(^^;)



ところで、パパの手袋は・・・

結局、翌々日見つかりました。



何だか不思議な、そしてほっこりあったか~いファンタジー。

ちょっと長めで、漢字も多く、

と言ってもカナが振ってありますが・・・


最初少し離れて聞いていたそうたですが、

いつも間にか隣にちょこんと座り、うさぎ座を観ているようでした。




最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2011-01-24 07:16 | ほのぼの絵本