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子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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カテゴリ:どうぶつ絵本( 61 )

歩くことの大切さ

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小学校と幼稚園の一番の違いは何か?

それは、自分の足で、通学班の子達と登校することではないだろうか。

自分の足で歩くこと。

これは自立のための第一歩である。



小学校に入る前、さらには幼稚園に入る前、あなたは子どもとどのくらい歩いただろうか?


息子達の通学班が出発した後、通学班で行かなかった近所の子が親に怒られ、玄関先に追い出され泣いていた。

入学当初から通学班で行く事が少なかった彼。


その親には、二年前、腸が煮えくり返るほどの怒りを覚えることがあったのだが、

まあ子どもは仕方ないかと、その子に声を掛けた。


「どうした?また今朝もみんなと行けなかったね。おばちゃんが一緒に行ってあげるから、学校に行こう!」

「ランドセルに何も入ってないもん」

「学校に行けば隣の子が見せてくれるし、給食セットもあるよ。とりあえず行こう。はい、靴履いて。まだ間に合うよ。一緒に行く?」

「・・・うん」

意外とあっさり一緒に行くと言う。

子ども達を見送り、前日の子供会集まりで食べた袋菓子のゴミを公園で拾い集めていた私は、この時まだすっぴんで、エプロン姿(^^;)

でも、行こう!って言っちゃったものだから、このままの姿で駅前通りを歩いて学校へ向かったのである。

途中でさすがにエプロンは外したけれど。


「朝ご飯は食べたの?」

「うん」

「宿題はやってあるの?」

「うん」

「学校きらい?」

「きらいじゃない」

「朝、集合時間に間に合うように起きてる?」

「うん」

「行けない理由はないじゃん。なんで毎日みんなと行かないの?」

「・・・」

「いつも1時間目に間に合ってる?」

「うん」

「お母さんだってお仕事に行くんでしょ?いつまでも迷惑掛けてちゃダメじゃん!歩いて行きなよ。一年生だってちゃんと時間に来て歩いて行ってるよ。」


私はうちの子達と歩くスピードよりゆっくり歩いていたつもりだが、一緒に歩いていても少しずつ離れていく。

「歩くの、いや?」

「・・・うん」


学校まで800m位の道のりを、歩くことの大切さとか、通学班で行く事の大切さとか、上級生としてしっかりしなくちゃ!とか、色々話しかけながら歩いたのだけれども、

やっぱり翌日も来なかった(><)

私のした事は無駄だったか。。。。。


taichiとhaneちゃんに、「君たちが同じ事しても、近所のお母さんが一緒に行ってくれることはないねぇ」と話したら、

「ママが変わってる。それに、そんなこと言われても一緒に行かないし!」と言われた。


朝、通学班で登校せず、車で登校する子が多いことに驚く。

地域によっては、車やバスで登校するのが当たり前の場所もあろう。

しかし、子ども達の通う小学校は、PTAが作った通学班で、子ども達だけで通うことになっている。

幸運にもそれが出来る地域なのだから、子どもの心と体の成長を考えたら、低学年から高学年まで一つのチームで通わせた方が良いと思うのだが・・・

毎日歩くのと、毎日車で送って貰うのでは、子どもの運動量は相当差が出るだろう。

それは運動量だけでなく、心の成長にも大きな差を作るはず。


あの子と一緒はイヤだとか、この子と同じ班にしないでとか、新通学班を作る頃、役員さんの元に様々な意見が寄せられる。

確かにイヤなものはイヤだけれど、子どもがその対処方法を見出す事も大切だし、時に我慢も必要である。

社会に出たとき、イヤだからと辞めていたのでは、何事も長続きしない。


GWを明けると一気に気温が上昇するし、休み明けで学校に行くのが億劫になる子も出てくるだろう。

朝、通学班に間に合わなかった時、行くのを渋ったとき、車で送るのではなく、是非一緒に歩いて行くことをお勧めする。

そんな時間は無いと言われるかもしれないが、一時子どもに時間を割くことで、その後長引く事は無くなると思う。

親にしか出来ない事も、親だから間違って甘えさせてしまう事もある。

******

小学高学年以上向け

たかが800m歩く歩かないでぐずぐずしているキミ!

動物たちの移動距離を見てごらん。

オオカバマダラは、往復9000キロという信じられないほどの長い距離を移動するんだよ。

オオカバマダラって何?ですって?

旅をするために生まれてきたと言っても過言ではない蝶だよ。

メキシコと北アメリカを行き来するオオカバマダラ。

行きは約33日、帰りは6ヶ月も旅するんだよ。


この美しい図鑑絵本には、生き様が美しい生き物が14種紹介されている。

動物たちの生に対する貪欲さを知ると、人間ってちっぽけだなあって思っちゃうね。

この本は、今月6年生に読む予定の、

旅する蝶  Traveling Butterfly

新宮 晋/文化出版局

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の後で紹介しようと考えている。


最近、haneちゃんが読んだ本

おまけのじかん (ポプラちいさなおはなし 1)

あまん きみこ/ポプラ社

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by yomuyomuehon | 2018-05-01 14:48 | どうぶつ絵本 | Trackback | Comments(0)

「ウミガメものがたり」

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ウミガメものがたり (単行本絵本)

鈴木 まもる/童心社

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読んであげるなら 5,6歳~


表紙のウミガメは、写真?それとも絵?

迷ってしまうほど写実的。

ページをめくって広がる夏の夜の砂浜、そこに海から上がってくるウミガメも、写真のよう。


<制作ノート>

 子どもの頃、だれもいない海岸で、ウミガメの白骨化したのが
打ち上げられているのを見つけました。頭蓋骨も甲羅も全身真っ白で、
とても美しかったです。今だったらどうやってでも持って帰ったと思いますが、
子供だったので、残念ながら大きすぎて持ち帰ることはできませんでした。
でも、その光景は心の中の引き出しにしまわれました。 
 大人になって、水族館に行ったら、近所の砂浜で生まれた子ガメが
水槽でたくさん泳いでいました。生まれたばかりの子ガメと白骨化したウミガメ。
ぼくの心の中で2つのエピソードが出合いました。
鈴木まもる「鳥の巣研究所」別館より~



鈴木まもるさんは東京都出身とあるので、子どもの頃見たウミガメの白骨は、はたしてどこの海だったのか・・・


この本のラスト、カリフォルニアで育ったウミガメが1年掛けて日本の海に戻ってくる場面には、富士山らしい山が描かれる・・・ここは駿河湾?


下田の水族館にスケッチにいったという鈴木まもるさん。


だからなのか?


御前崎なら・・・国の天然記念物に指定されている「御前崎のウミガメおよびその産卵地」では、毎年6月〜8月にアカウミガメの産卵が見られ、一定個体数以上の産卵地としては日本最北限なんだそう。



ウミガメは、砂浜にたまごを産んで、砂を被せたら海に帰る。


子どもである卵を残して・・・


なんか、格好いいね。


子ども達も、卵から孵ると海へ向かってまっすぐ進み、途中様々な危険にさらされながら、生き延びたものは黒潮に乗って2年くらい掛けて10000キロ離れたカリフォルニアへ向かう。


20年くらい掛けて1メートルほどになると、また10000キロ離れた日本に帰ってくるのだという。


カメって自立してるわあ。


そして生き方が壮大。



さて、私のウミガメ体験と言えば、マレーシア、ボルネオ島に接したシパダン島である。


無制限ダイビング、魚影の濃さ、満天の星、無数の海ガメ・・・・一周10分ほどの小さなダイバーズ天国だった。


2000年、テロ組織による複数の外国人ダイバー誘拐事件が起き、


環境保護のために5件ほどあったダイバーズリゾートは撤去され、


今は一日120人限定の入島が許されているらしい。しかも許可制。



この島に、飛行機を三回乗り継いで、ボルネオのジャングルをジープで走り抜け(1時間くらいだったかな?)、さらにモーターボートに乗って(1時間くらいだったかな?)、日本から二日掛けてやっとのことたどり着いた。


そこに私は2回も行った事があるのだ。


なんと素晴らしい人生!


フリーダイビングで一度潜れば数匹の2m程のカメに遭う。


彼らは(?)昼間、岩陰などで休んでいる。


そして夜。


レンジャーによって守られているはずのウミガメ。


サービス精神旺盛な彼らは、女子だけをウミガメの産卵現場に連れて行ってくれた。


そこで見た神秘の光景。


それがこのお話の始まりである。


あの時の、ウミガメの息づかいがこの本を捲っていると聞こえてくる。


あの涙も・・・・


涙とは言うけれど、ちゃんと理由があって、それもお話の中に描かれている。



夏になると、海が恋しくなるのか、ついこういう本を手にしちゃうのだ。


最近これ↓も読んでみた。


ゆらゆらチンアナゴ (ほるぷ水族館えほん)

江口 絵理,横塚 眞己人/ほるぷ出版

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チンアナゴと言えば、小笠原のそれはビッグサイズだったなあ。


写真絵本も良いけれど、写真と見紛うばかりに写実的に描かれたものは、写真よりも訴えてくるものがあるような気がする。


夏・・・さて今年はどこに旅するか?


毎度毎度、海恋しいと、沖縄は?奄美は?伊豆七島は?と勧める私。


子ども達は山が良い。川で遊びたい。


と言うことで、結局今年は四国愛媛、松山から今話題の今治、そしてしまなみ街道をゆく事になった。


発の四国の地。楽しみで仕方ない。


が、その前の楽しみは、お金を出しても行けるわけじゃないJOC(水泳のジュニアオリンピック)。


その最終予選は月曜日。


個人の突破タイムまで公式大会で0.2秒のtaichiは、一昨日の校内記録会では3回突破したらしく、本人も個人で出る気満々(^^)


が、最近大分気持ちが高ぶって居るようで、なかなか寝ない(^^;)


疲れているはずなのに、いつまでもべらべらしゃべっている。


一方めっきり口数の少なくなった中1のsota。


どちらも、どうか良い夏になりますように!


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by yomuyomuehon | 2017-07-14 12:37 | どうぶつ絵本 | Trackback | Comments(0)
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ハンダのめんどりさがし

アイリーン ブラウン/光村教育図書

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読んであげるなら 4,5歳~


(以下、あらすじです)

ハンダのおばあちゃんは、黒いめんどりを1羽飼っていました。

名前はモンディ。

ハンダの仕事は毎朝モンディにご飯をやる事。

ある朝、モンディが見当たらなくて、遊びにやって来たアケヨと一緒に探しに出掛けます。

鳥小屋の周りを探すと、ひらひらチョウチョが2匹。

穀物小屋の下を覗くとしましまネズミが3匹。

土で出来た壷の後ろには小さいトカゲが4匹。


モンディの1羽に始まり、チョウチョ2匹、ネズミ3匹・・・・と10まで数が増えていきます。

登場する虫や動物、人びとの格好や暮らしぶり、村にあふれる豊かで鮮やかな色や、なかなか見つからないモンディを心配して「ライオンにたべられちゃったとか・・・」という会話に、アフリカのケニアの生活を見る事が出来ます。

さて、モンディはどこに行ってしまったのでしょう?

ハンダとアケヨはモンディを見つける事が出来るでしょうか?

*****

このお話はケニアに住むルオ人の子ども達をモデルにしているそうです。

姉妹本に、

ハンダのびっくりプレゼント

アイリーン ブラウン/光村教育図書

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もあります。

鶏は世界中で飼育される家禽ということもあって、世界中のお話に登場しているようです。

にわとりが出て来るお話はとても多く、そして楽しいものが多い気がします。


↓はケニアを題材にした本です。

エンザロ村のかまど (たくさんのふしぎ傑作集)

さくま ゆみこ/福音館書店

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ぼくはマサイ―ライオンの大地で育つ (NATIONAL GEOGRAPHIC)

ジョゼフ・レマソライ レクトン/さえら書房

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ワンガリの平和の木―アフリカでほんとうにあったおはなし

ジャネット ウィンター/BL出版

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幸せの器

おぎ ぜんた/偕成社

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ぼくのだいすきなケニアの村

ケリー クネイン/BL出版

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語りつぐ人びと・アフリカの民話 (福音館文庫 昔話)

江口 一久/福音館書店

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人類発祥の地アフリカ (グレートジャーニー・人類5万キロの旅)

関野 吉晴/小峰書店

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平岩父娘のアフリカとっておき―ケニア・タンザニア訪問一〇〇回記念・傑作写真集

平岩 道夫,平岩 雅代/フラド

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生きもののおきて (ちくま文庫)

岩合 光昭/筑摩書房

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絵本アフリカの人びと―26部族のくらし

マーガレット=マスグローブ/偕成社

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エイズ―とめよう世界に広がる病 (21世紀の平和を考えるシリーズ)

高橋 央,広田 真美,AMDA,アジア医師連絡協議会=,アムダ=/ポプラ社

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ハンダの・・・から、ケニアに飛んでみても、こんなに本の、知識の世界が広がる!

まだまだ読んでない本もいっぱい!

好奇心は止まらない。

是非皆さんも、これは!というものがあったら、手にとって見てくださいね。


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by yomuyomuehon | 2017-01-06 08:28 | どうぶつ絵本 | Trackback | Comments(0)
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チャンティクリアときつね

バーバラ・クーニー/ほるぷ出版

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読んであげるなら 5,6歳~


(以下、あらすじです)

むかしむかしのお話。

ある谷間の森の奥近くの小さな一軒家に住むお母さんと二人の女の子。

お父さんが亡くなってから、貧しくつつましい日々を送っている。

この家には大きなブタが三匹、牝牛が三頭、モリーという羊が一頭、それからチャンティクリアという名の素晴らしいおんどりと七羽のめんどりがいた。

そして森にはおそろしく悪賢いきつねが三年ほど前から住んでいた。


ある日、きつねはにわとりたちの遊び場になっている庭に忍び込んだ。

楽しそうに歌うチャンティクリア、その歌声を聴きながら気持ち良さそうに日向ぼっこするめんどりたちのいる庭に。

きつねに気付いたチャンティクリアは叫び声をあげ、そしてすぐに逃げ出せば良かった!

しかし、

それよりも早く、きつねがチャンティクリアに声を掛けた。


「おやおや、どこへ行くつもりなの?ぼくがこわいんですか?あなたのおとうさんとは、友だちだったのに。ぼくはね、あなたの歌を聞きたいばっかりに、やってきたんですよ。なにしろ、天使の歌声より ずっとすばらしいんだから。いまは天国にいらっしゃる おとうさんと、やさしかったおかあさんに、あそろいで、ぼくの家に きていただいたことが あるんですよ。・・・・(途中略)・・・・ねえ、おねがいですよ。ひとつ 歌ってみてくれませんか?」


すっかりいい気になったチャンティクリアは思いきり大きな声で歌い始め、きつねはすかさず、チャンティクリアののどをがっぷりくわえると、森へむかって逃げ出した。

*****

これはイギリス中世の農家を舞台にした動物寓話。

14世紀のイギリス詩人ジェフリー・チョーサーの代表作

完訳 カンタベリー物語〈上〉 (岩波文庫)

チョーサー/岩波書店

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完訳 カンタベリー物語〈中〉 (岩波文庫)

チョーサー/岩波書店

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完訳 カンタベリー物語〈下〉 (岩波文庫)

チョーサー/岩波書店

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の中の、「修道女につくそう司祭の話」が原作。

寓話と言うものを私は好まない。

しかし、そうであっても、このお話は単純に面白く、何と言ってもバーバラ・クーニーの絵が相当美しいのである。


きつねに上手くだまされちゃうところは、あひるとにわとりの違いがあるにせよ、こちら↓にも似ている(^^)

あひるのジマイマのおはなし (ピーターラビットの絵本 11)

ビアトリクス・ポター/福音館書店

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ポターも昔話に学んでいる所が大きいようなので然り。


酉年という事でこの絵本を読んでみたが、どうして今まで手に取らなかったののかしら?

こんなに面白いのに・・・・

おそらく図書館に置いてあるこの本はとっても古く、紹介されるきっかけがなければなかなか読まれることがない。

と言うことは、本が古くなっても新しいものを購入することにならないのかな?

実に残念。

最近新設された公共の図書館で借りたこの本は、とってもきれいで、読んでいて気持ちよい。

昨日紹介した、

もりのともだち

マーシャ・ブラウン作/冨山房

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は、初版に近いものだったので、本を開くと古本屋さんの中にいるような、素敵な匂いがした。

それはそれで良いのだけれど、やっぱりきれいな本は気持ちがいい(^^;)


このコールデコット賞を取った「チャンティクリアときつね」は、バーバラ・クーニーがある秋の夕方、森からの帰り道に偶然目のした納屋の風景から生まれたものだった。

沈みかけた太陽が干し草を、にわとりを、全てを金色に映し出した。

中国や日本の画家の風景や鳥の絵に感心していた彼女は、この美しいにわとりを描かずには居られなくなった。

確かにこの絵本では、金色(黄色)が効果的に使われている。

テャンティクリアの雄姿には、どこか東洋的なものを感じさせる。

”よく知っているものしか描けない、出来るだけ写生によって描くようにしている”というのが彼女のポリシー。

この本を描く為に、まずは鶏小屋を近所から借りてきたそうで、花や草もチョーサー時代にイギリスに生えていたものを描いている。

また、枝を刈り込んだヤナギにとまるカササギは不吉な前兆として、これから起こる事件を予期するものとして描きこまれている。


クーニーの親友は、彼女の多産で多様な仕事ぶりに、誰もが驚異と畏敬の念を抱くと言う。

完璧な園芸家であり、料理名人。

道理をわきまえた人で、自制心も旺盛。

勉強家で、新しい事に次々挑戦する気持ちを持ち、バランス感覚に優れ、更にやさしく思いやりのある人・・・・と。


か、か、完璧過ぎるっ(^^;)

でも、確かに彼女の作品からは、人としての素晴らしさを感じずにはいられない。

ルピナスさん―小さなおばあさんのお話

バーバラ クーニー/ほるぷ出版

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にぐるまひいて

ドナルド・ホール/ほるぷ出版

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おおきな なみ―ブルックリン物語

バーバラ クーニー/ほるぷ出版

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ぼくの島

バーバラ クーニー/ほるぷ出版

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*****

さて、今日で三回目の飼育(幼稚園の動物達の休み中のお世話)が終了。

ヤギ小屋の掃除、鶏の世話をてきぱきこなすhaneちゃんを見て、この飼育が子ども達の心の成長に少なからず影響するものであると思わざるを得ない。

残念ながら、近頃あひるとうさぎがお亡くなりになり、6年前のsohtaの時に規模の大きくなった飼育小屋は今、ヤギ二頭と鶏10羽だけになってしまった。

今日も、にわとりさんの産みたてホカホカの卵を3個頂いてきた。

にわとりさんが温めるお尻の下に手を入れて、「ごめんね~、わあ、あったか~い♪」と、卵を手に取り喜ぶhaneちゃん。

それにしても、大事な卵を取られても、突っついたり追いかけてきたりしないのは、どうしてなんだろう?不思議(^^;)

ただhaneちゃんは、「あの子はおとなしいの。ほかの子たちはいっつもけんかしてるし、つっついてくるよ」と。

お休み前には10羽居た鶏だが、気性が激しく子ども達に危害を加えるので、3羽が殺処分となった。

ただ子ども達には、「お婿さんに行った」とか、「お嫁さんに行った」とか伝えていたらしい。

haneちゃんは、「おばあちゃんなんだけど、およめにいくの」と言っていた。

「そうかぁ、鶏はおばあちゃんでもお嫁にいけるんだぁ・・・うらやましいわねぇ」

それをそのまんま信じる所が、まだ可愛い幼稚園児である。


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by yomuyomuehon | 2017-01-05 15:02 | どうぶつ絵本 | Trackback | Comments(0)
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もりのともだち

マーシャ・ブラウン作/冨山房

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読んであげるなら 5、6歳~


「おとなしいめんどり」に続き、これは気性の激しいおんどりのお話。


冬に出会ったきつねとうさぎ。

二匹は隣り合わせで家を作った。

のうさぎは木の皮、きつねは氷で。

冬の間中仲良く暮らした二匹だったが・・・

春がやって来ると、お日さまがきつねの家を溶かしてしまった。

きつねはうさぎの家に行き、家に入れてもらった途端、うさぎを追い出してしまった。

のうさぎは泣きながら森の奥に入って行き、偶然出遭ったおおかみに事情を話した所、おおかみがきつねを追い出してくれると言うのだが、なんときつねの方が上手(^^;)

おおかみは森の奥へ、風のように逃げていった。


次に出遭ったのはひぐま。

しかしひぐまも・・・・(><)


そして今度はおんどりに出遭ったのだが・・・・

*****




力強い線と色みの少ない絵が素敵。

このくり返し、何かに似てる!と思ったら、「三びきやきのがらがらどん」?

三びきのやぎのがらがらどん (世界傑作絵本シリーズ)

マーシャ・ブラウン(イラスト),せた ていじ(翻訳)/福音館書店

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どちらもマーシャ・ブラウン!



「どうしてないているんだい、のうさぎくん」

「なかずには いられないのさ、ひぐまくん。ぼくは、きの かわで つくった いえに すんでいた。きつねのやつは、こおりで つくった いえに すんでいた。あいつのいえは とけちゃった。そこで あいつは、ぼくを おいだし、いま ぼくんちに すわってる」

「なくのは およし、のうさぎくん」

「おれが あいつを おいだしてやろう」

「そいつは だめだよ、できないよ」

「おおかみくんが やってみたけど、だめだった。あんただって おんなじさ」

「まあ、みていてごらん」


この辺りの会話のくり返しは、

おだんごぱん―ロシアの昔話 (日本傑作絵本シリーズ)

わきた かず(イラスト),せた ていじ(翻訳)/福音館書店

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に似てる!

ん?

パンはころころ―ロシアのものがたり

マーシャ ブラウン/冨山房

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同じお話だけど、マーシャ・ブラウン作のこちらは読んでいなかった!

是非、読み比べてみなくっちゃ。


で、登場する動物はなんと一緒!

野うさぎにおおかみ、ひぐま、そして賢いきつねである。


ほう!興味深い読み比べが出来そうである(^^)

*****

さて、今年の年賀状に載せた「とり」にまつわる子ども達の作品。

sohtaの絵は、この絵本を真似たのかしら?(^^;)

逞しいおんどりだったっけ。


ところで、年賀状の隠し絵ってご存知?

今年の年賀状の切手部分には、富士山バージョンと卵バージョンがあって、富士山バージョンには17体の富士山とにわとり(二羽取り)で17-2=15羽のニワトリが隠れているらしい。

16体しか見つからなかった富士山。

見つからなかった最後の一個は・・・・えーっ!?それ?

sohtaが見つけてくれたが、アラフィフの私には教えられても見えん!

そして15羽居るはずのニワトリは、あと二羽が見つからない(><)

どなたかご存知?



一方卵バージョンの卵・・・陰影の部分には「おめでとうございます」と印字されている。

これもアラフィフには見えないほど小っちゃい(><)


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by yomuyomuehon | 2017-01-04 21:42 | どうぶつ絵本 | Trackback | Comments(2)
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昨日は、義実家から恒例の神田明神へ初詣。

昨年は出掛けたのが遅くて、あまりの人手に参拝を諦めたので、昨日は早々にお出掛け。

9時半過ぎに行ったら空いていた(^^)

しかし、まだ露店は開いてない。

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ん?

垂れ幕(?)の、「こち亀絵巻」ってなんだろう?




うちの子達が大ファンである両津の、haneちゃんは「かんきち」と呼ぶが、「こち亀」絵巻が奉納されているらしい。

が、今回は寄らず。

この時間なら、まだ余裕で進む事が出来る。
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境内は、警官の方が多いんじゃないかしら?と思うほど、まだまだ空いている。

参拝を済ませると、露店が開き、

朝食を取らずに出てきた子ども達は、「お腹空いた~、なんかたべた~い」と大騒ぎ。

「もっと美味しいもの食べに行こうよ~!」と言っても、目の前のにんじんに我慢が出来ない。


お腹を満たした所で、お目当ての東京駅のレゴショップへ。

大晦日、ローグ1を観たばかりの子ども達は、スターウォーズコーナーへ一直線。

デススターに目が行くものの、とても買えるような値段ではない(^^;)


sohtaが立体を得意とするのは、小さい頃からレゴにかなり親しんだ事によるかもしれない。

文具にもレゴらしいデザインのものがあって、私も欲しいかも。。。。。

元日の夜は、ナショナルセンターで小児科医として救命医として働く義妹(・・・と言っても一つ年上)は当直で、義母とうちの家族で、静かな(子ども達はとっても賑やかだけど・・・)お正月となった。

戦闘のような食事の後、大人三人で日本酒が進むと、隣の部屋の神棚を見ながら生前の義父について文句を言い始めた主人と義母。

その神棚を頭にして和室で寝るので、夜中に出てきやしないか心配だったけど、どうやら主人がうなされる事は無かったみたいで(^^;)、

どうやら義父はあっちの世界で楽しくやっているらしい。


初詣から帰り、すぐ傍の億ションに住む義妹に連絡したが、当直明けの彼女はかなりお疲れの様子。

全く電話に出ない。

結局、1年に一度しか会えないのに、会わずに帰って来てしまった。

アラフィフで当直はキツイ。

それも、ドクターヘリで難病の子ども達が送られてくるような病院だから気が抜けない。

それなのに、黒豆を煮、数の子を漬け、お雑煮用の出汁を取っておいてくれた事に感謝、感服である。



さて、あっという間の、たった2日間の子ども達の水泳のお正月休みが終わり、今日から始動。

そして私は今朝から手を掛け時間掛け、愛情たっぷり入れて、せっせとご飯作り。


コーチは殆ど休まない・・・偉い(><)

明日までは一日二回練習なので、今日は私の実家での新年会なのだが、子ども達は午前の練習の後、ただご飯を食べに行くようなもの(^^;)

ラジオで箱根駅伝を聴く。

しかし、今年は87回連続出場を誇っていた母校の出場が途切れ、どこを応援してよいやら(><)

スタート前のオーダー発表で、相当数のメンバー交代がある事を今年初めて知った。

それが戦略的なものなのか、選手の体調によるものなのか・・・

選手は勿論、期待して待っていた親御さんにとって、キツイ発表だなあと思った。

走れる選手は、チームの中のほんの一握り。

見ている私たちはその選手だけに注目する。

でも、そこには私達には見えない様々なストーリーがあるはず。

どんな世界も、競争社会というのは厳しいものである。

ただ、表舞台に立てずとも、人を成長させてくれるものがスポーツにはあるはず。

それを信じたい。


「きみはこれからも何度もつまづく。でもそのたびに立ち直る強さももっているんだよ」

スポーツとは程遠い、ドラえもんの中で45年後の未来からやって来たのび太が、未来に帰る時に、少年ののび太に向かって語る言葉。

*****

昨夜haneちゃんに読んだのは、

おとなしい めんどり

ポール ガルドン/童話館出版

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読んであげるなら 5、6歳~


グレイ・ラビットのおはなし―絵本

アリソン・アトリー/岩波書店

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↑の、働き者のグレイラビットと怠け者のスキレルとヘアの関係を髣髴させるもの。


働き者のめんどりに怠け者の猫・犬・ねずみ。

めんどりが何か頼んでも、

いやだね、

いやだよ、

いやだな、

と三匹。

仕方無しにめんどりはせっせと働くのである。

働いた先にあるもの・・・それはもちろん美味しいもの!


「だれか 食べる?」と聞くと、

たべる!、

たべる!、

たべる!、

と三匹。


でも、働かないヤツには、もちろん分けてやらないのである。

当ったり前だよね~(^^)


さて、私はめんどりか!?

まあ、年女だから、めんどりである(^^;)

子ども達は戌年でも子年でも、もちろん猫でもなく・・・

haneちゃんはこの動物達とは違う!と言うのだが・・・・さて、どうだろうか(^^;)


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by yomuyomuehon | 2017-01-03 12:28 | どうぶつ絵本 | Trackback | Comments(0)
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ピーターラビットのおはなし (ピーターラビットの絵本 1)

ビアトリクス・ポター/福音館書店

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読んであげるなら 5、6歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

あるところに、4ひきの 小さなうさぎがいました。

なまえは、

フロプシーに  

モプシーに

カトンテールに

ピーターといいました。

小さなうさぎたちは おかあさんといっしょに 大きなもみの木のしたの すなのあなのなかにすんでいました。


あるあさ おかあさんが いいました。

「さあ おまえたち、野はらか 森のみちであそんでおいで。でも おひゃくしょうのマクレガーさんとこの はたけにだけは いっていけませんよ。おまえたちのおとうさんは、あそこで じこにあって、マクレガーさんのおくさんに にくのパイにされてしまったんです」


 * * * * *

(以下、あらすじです)

それから買い物に出掛けたお母さん。

いい子のフロプシーとモプシーとカトンテールは、森で黒いちご摘み。

けれど、たいへんないたずらっ子のピーターは、マクレガーさんの畑へ一目散に駆けつけて・・・・・

 * * * * *

石井桃子さん訳のうさぎの絵本。

haneちゃんは今でも大好きですが、2~3歳の頃は「うさこちゃん」に嵌っていました。

1才からのうさこちゃんの絵本セット 1 (全4冊)

デック・ブルーナ/福音館書店

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この、うさこちゃんの訳は石井桃子さんで、この真っ白いうさぎに「うさこちゃん」という名訳を付けたのも石井桃子さん。

うさこちゃんのもともとの名まえはオランダ語でナインチェ・プラウス。

ナインチェは「うさちゃん」、プラウスは「ふわふわ」という意味ですから、ふわふわのうさちゃんですね(^^)


福音館から出ているのが「うさこちゃん」です。

そして石井桃子さんのあと、松岡享子さんが訳されています。

ミッフィーという名まえは、うさこちゃんの絵本がオランダ語から英語に翻訳されたときにつけられた名まえで、
講談社から出ているのが「ミッフィー」で、角野栄子さんが訳されています。


が、三人の訳を読み比べると、石井桃子さんのそれは抜群で、心地良すぎます。

やっぱり、うさこちゃんはうさこちゃんで、ミッフィーではない・・・・と私は思ってしまう。


そして先日までは「グレイラビットのおはなし」を堪能し、

グレイ・ラビットのおはなし―絵本

アリソン・アトリー/岩波書店

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今度は「ピーターラビットのおはなし」に。

ピーターラビットの絵本 第1集

ビアトリクス・ポター/福音館書店

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石井桃子さんは、この本の訳がとても難しいものだったと振り返っていらっしゃいます。

石井桃子のことば (とんぼの本)

中川 李枝子,松岡 享子,若菜 晃子,松居 直/新潮社

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「ポターの文章は硬質なので、私には手ごわかったんです。

たとえば、アリソン・アトリーの『グレイラビットのおはなし』を訳したときは、ポターの文章に対するように、戦うという気持ちはなくて入っていけたんです。

嫌だから戦うのではなくて、なんとかしてこの人の書いたものを損ないわないようにしょうとすると、なかりの努力が必要でした。」


子どもに歯ごたえのある本を

石井 桃子/河出書房新社

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イギリスの詩人メイスフィールド曰く、ポターの簡潔で自然な短い文章を、

「それはイギリスの散文の宝石だ」と表現。

―――「絵本と子ども」福音館書店より―――

この本の中で瀬田貞二さんは、

「絵本のよい絵とは、そのよい物語にぴったりかなっていて、ぬきさしならぬこと。

本は一つの産物です。

絵と文とが全体として考えられ、一つのものとして作られるもの、絵と文が不可分なものは、いうまでもありません。

だから、作者、画家がひとりのときに、すばらしい絵本が生まれることが多いのですし、共同作業の場合、夫婦や兄弟が画文分担するときに傑作がしばしば生まれるわけです。」


と仰っています。

まさに「ピーターラビットのおはなし」はこの一つ!

そこが「グレイ・ラビットのおはなし」との違いかもしれません。


石井桃子さんは、ポターの「ピーターラビットのえほん」について、こう語っています。

「子どもに媚びないで、突き放して書いてあるところに感銘を受けました。

動物を生物学的に正しく、そして物事を客観的に書いてあって、それを子どもがそれ程好きなのが、はじめは、分からない気持ちもありました。

でも、じっくり読んでいくうちに、ポターが友人の子どもに書いた手紙がもとでしょう。

お話を語り、その中にユーモアや皮肉もたっぷり含まれていて、それがきびきびした散文で書かれていることが分かってきたんです。

読んでいるとクスクス笑えてしまうようなところがあるんですね。

大人と子どもと相通じるところで、じつにイ面白い勝負をやっているような気がしました。

『ピーターラビット』を読み終わった後に、楽しかった気持ちと、怖かった、という感じが残るかもしれませんね。

でも、それは子どもが現実の人生を送っていく上で必要な、心の経験じゃないでしょうか。」



「小さな宝石」のようなこお話を暫く堪能する日が続きそうです。

21冊もありますからね(^^;)

箱入りのセットで欲しいが、お高いです。

ピーターラビットの絵本 全24巻 贈り物セット

ビアトリクス・ポター/福音館書店

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ピーターラビットのおはなし (ピーターラビットの絵本 1)

ビアトリクス・ポター/福音館書店

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読んであげるなら 5、6歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

あるところに、4ひきの 小さなうさぎがいました。

なまえは、

フロプシーに  

モプシーに

カトンテールに

ピーターといいました。

小さなうさぎたちは おかあさんといっしょに 大きなもみの木のしたの すなのあなのなかにすんでいました。


あるあさ おかあさんが いいました。

「さあ おまえたち、野はらか 森のみちであそんでおいで。でも おひゃくしょうのマクレガーさんとこの はたけにだけは いっていけませんよ。おまえたちのおとうさんは、あそこで じこにあって、マクレガーさんのおくさんに にくのパイにされてしまったんです」


 * * * * *

(以下、あらすじです)

それから買い物に出掛けたお母さん。

いい子のフロプシーとモプシーとカトンテールは、森で黒いちご摘み。

けれど、たいへんないたずらっ子のピーターは、マクレガーさんの畑へ一目散に駆けつけて・・・・・

 * * * * *

石井桃子さん訳のうさぎの絵本。

haneちゃんは今でも大好きですが、2~3歳の頃は「うさこちゃん」に嵌っていました。

1才からのうさこちゃんの絵本セット 1 (全4冊)

デック・ブルーナ/福音館書店

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この、うさこちゃんの訳は石井桃子さんで、この真っ白いうさぎに「うさこちゃん」という名訳を付けたのも石井桃子さん。

うさこちゃんのもともとの名まえはオランダ語でナインチェ・プラウス。

ナインチェは「うさちゃん」、プラウスは「ふわふわ」という意味ですから、ふわふわのうさちゃんですね(^^)


福音館から出ているのが「うさこちゃん」です。

そして石井桃子さんのあと、松岡享子さんが訳されています。

ミッフィーという名まえは、うさこちゃんの絵本がオランダ語から英語に翻訳されたときにつけられた名まえで、
講談社から出ているのが「ミッフィー」で、角野栄子さんが訳されています。


が、三人の訳を読み比べると、石井桃子さんのそれは抜群で、心地良すぎます。

やっぱり、うさこちゃんはうさこちゃんで、ミッフィーではない・・・・と私は思ってしまう。


そして先日までは「グレイラビットのおはなし」を堪能し、

グレイ・ラビットのおはなし―絵本

アリソン・アトリー/岩波書店

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今度は「ピーターラビットのおはなし」に。

ピーターラビットの絵本 第1集

ビアトリクス・ポター/福音館書店

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石井桃子さんは、この本の訳がとても難しいものだったと振り返っていらっしゃいます。

石井桃子のことば (とんぼの本)

中川 李枝子,松岡 享子,若菜 晃子,松居 直/新潮社

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「ポターの文章は硬質なので、私には手ごわかったんです。

たとえば、アリソン・アトリーの『グレイラビットのおはなし』を訳したときは、ポターの文章に対するように、戦うという気持ちはなくて入っていけたんです。

嫌だから戦うのではなくて、なんとかしてこの人の書いたものを損ないわないようにしょうとすると、なかりの努力が必要でした。」


子どもに歯ごたえのある本を

石井 桃子/河出書房新社

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イギリスの詩人メイスフィールド曰く、ポターの簡潔で自然な短い文章を、

「それはイギリスの散文の宝石だ」と表現。

―――「絵本と子ども」福音館書店より―――

この本の中で瀬田貞二さんは、

「絵本のよい絵とは、そのよい物語にぴったりかなっていて、ぬきさしならぬこと。

本は一つの産物です。

絵と文とが全体として考えられ、一つのものとして作られるもの、絵と文が不可分なものは、いうまでもありません。

だから、作者、画家がひとりのときに、すばらしい絵本が生まれることが多いのですし、共同作業の場合、夫婦や兄弟が画文分担するときに傑作がしばしば生まれるわけです。」


と仰っています。

まさに「ピーターラビットのおはなし」はこの一つ!

そこが「グレイ・ラビットのおはなし」との違いかもしれません。


石井桃子さんは、ポターの「ピーターラビットのえほん」について、こう語っています。

「子どもに媚びないで、突き放して書いてあるところに感銘を受けました。

動物を生物学的に正しく、そして物事を客観的に書いてあって、それを子どもがそれ程好きなのが、はじめは、分からない気持ちもありました。

でも、じっくり読んでいくうちに、ポターが友人の子どもに書いた手紙がもとでしょう。

お話を語り、その中にユーモアや皮肉もたっぷり含まれていて、それがきびきびした散文で書かれていることが分かってきたんです。

読んでいるとクスクス笑えてしまうようなところがあるんですね。

大人と子どもと相通じるところで、じつにイ面白い勝負をやっているような気がしました。

『ピーターラビット』を読み終わった後に、楽しかった気持ちと、怖かった、という感じが残るかもしれませんね。

でも、それは子どもが現実の人生を送っていく上で必要な、心の経験じゃないでしょうか。」



「小さな宝石」のようなこお話を暫く堪能する日が続きそうです。

21冊もありますからね(^^;)

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読んであげるなら 6歳くらい~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

さむい、さむい、冬の夜。

月のひかりにさそわれて、

モモンガたちがあつまってきました。


「ふくろうおじさん、こんばんは」

「おーおー、よくきた、よくきた。

それにしても、しばれたのお。ほら、もっとからだをよせて。」

「さてと、今夜はだれの話をしようかのお。

そうじゃ、オオカミのことは、まだであったな。」

「えーっつ、オオカミがここにいたの?」

「オオカミは、とてもいいやつじゃったんじゃよ。だがのお・・・・。」


むかし、

ここ北海道の大地には、

たくさんのエゾオオカミが すんでいた。


 * * * * *

食物連鎖・・・食う・食われるの自然界の摂理、それを優しく的確に教えてくれている一節。

「オオカミはシカを殺して食べる。

だが、シカはオオカミに食べられることによって

じぶんたちの数のバランスをたもっている。

ということは、シカたちに食べられる草や葉っぱの量もちょうどよく、

森や野原はいつも、緑ゆたかなままだ。

オオカミがシカを食べることも、

シカがオオカミに食べられることも、悪いことではないのだ。

そのことは、オオカミもシカもよくわかってのことだ。」




人間も自然界の一部。本来は全てを奪い取ってはならないと考えさせられる一節。

「オオカミは、大昔からこの大地にすんでいたアイヌの人たちとは、

たがいの息づかいをかんじながら、ともに生きてきた。

せまい山道でであうと、道をゆずりあうことすらあった。

もちろん、アイヌの人たちはオオカミがこわい。

けれども、オオカミのほうもおなじだ。

”こわい”というより、尊敬しあっていたのかもしれない。」



しかしある冬の豪雪により、食べるものがなくなり、シカたちは大勢死んだ。

獲物がいなくなったオオカミは、仕方なく牧場の馬を襲った。

時は、北海道開拓時代。

馬を守る為、人間はオオカミを次々に殺した。

100年くらいしか経っていない。


こうしてオオカミはいなくなった。

一方で、食べられる事のなくなったシカは、増え続けた。

シカは森や畑を食い荒らし、人間たちは怒っている。


・・・が、こうなってしまったのは、本当は誰のせいか・・・?


人間の愚かさを感じずにはいられないお話。

オオカミ絶滅から、たった100年です。

でもこの100年の間に、世の中は、地球環境は、それまでとは全く変わってしまいました。

オオカミを、その他多くの絶滅したと言われる動物達を殺してしまった人間は、

今、まさにシカ!?

地球上の全てのモノを食い尽くし、そして使い尽くし・・・・

いづれ何もなくなってしまうのか?

その前に気付いて、改めなくてはいけないですね。


ムヒカ大統領の演説のように・・・




さて、シカ駆逐の為にオオカミ導入の話は日本の一部にも出ています。

ニホンオオカミもエゾオオカミも絶滅しているわけで、

それに近い種のオオカミの導入となるようなのですが、

それって、どうなんでしょう???

かつて、ハブを退治するために導入されたマングースのようにはならないのでしょうか?

マングースは肝心のハブではなく、他の動物を襲い、

貴重な生態系をも壊してしまいました。

もともとその地に居ないものを導入することって、

何だか違うよなあって気がします。





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by yomuyomuehon | 2015-01-09 10:21 | どうぶつ絵本 | Trackback | Comments(2)
がたっ、がたがたがた、がたっ・・・・

ばたばたばたばた・・・

キャーッ、動いてる――――っ!!!


子供たちが8時過ぎに皆寝てくれて、パパも居ない火曜日の夜、日曜日のお出掛けのブログをアップしようかとパソコンを開き、メールをチェックしていたその時、エーブル(そうたが付けたコウモリの名前)の入っている箱が音を立て・・・次第にその音は激しくなりました。

箱を外に出そうにも、その箱を持つことも恐ろしかった私は、とりあえず重しにと新聞をいく日分か重ね置き、様子を伺いながらパソコンに向かっていたのです。

すると、箱の向こう側から黒いものが飛び出してきて、私のいるテーブルの下に入ったのです!!!

ギャ――――ッ!!!

どっ、どっ、どっ、どうしよう・・・・

一瞬固まった私は・・・携帯を握り締め、廊下のドアに向かって全力疾走。

バタン!とドアを閉めて、パパへ電話、電話・・・と思っても指先が震えて押せない!?

あーっ、もうっ!!!!!

「もしもし、今どこ?えーっ、まだそんな所!?こうもりが箱から飛び出してきちゃったよーっ!、だから家の中で飼うな!って言ったのに!もう元気になってたんだよ~、早く帰って来て捕まえてよ~っ」

電話の向こうでパパは・・・

なんと、大笑い。

ふっざけるな――――っ!!!!!

「で、今どこにいるの?こうもりは?」と言うので、ドアを少~し開けて、部屋を覗いてみると、

とっ、とっ、飛んでるよ――――っ

きゃーっ、黒い翼を広げて部屋の中をバサバサバサバサ・・・

「すぐ帰るから」

って言ったって、一時間以上掛かるでしょーっ(怒)

と言うわけで、二階の寝室に避難し、パパの帰りを待ったのでした。

本も読めず、眠ることも出来ず、長い一時間半だった(泣)

やがて帰って来たパパがリビングを探したものの、居ないと言う・・・

「暗い所にいるんじゃないの?カーテンの後ろとかは探した?」

やはり、カーテンレールにぶら下がっておりました。

「良かったなあ、元気になったのか?」と言って、公園に放しに行ったパパ。


二三日前の夜、同じ様に箱の中でバサバサ音を立てていたエーブル。

その時も、放して来て!と言ったのですが、まだ寒くて放したら死んじゃうからダメだと言ったパパ。

小さな穴から動いているのが見えて、パニックになった私。

その私を見てパニックになった子供たち。


だから、あの時放して来いっ!って言ったのに・・・


「仕方ない。相当な恐怖を与えてしまった罪滅ぼしに、美顔器を買ってやるよ」

やったーっ!

誕生日に欲しいと言っていた、プラチナ電子ローラーを買ってくれるとの事(^^)

ああ、誕生日が待ち遠しい♪

でも、また一つ年を取る↓


とりあえず、安心できる夜が来る


*****

漸く暖かな春休み最後の日曜日、上野動物園に行ってきました。

電車の中で読むために持っていったのがこの「どうぶつえんガイド」



読んであげるなら 3、4 歳~


そして一番最初に開いたのはコウモリのページ。

「なんだよ、こんな絵本あったなら早く読めばよかったのに」と言うパパ。

カメ・ウサギ・リスの食べものは載っているがコウモリが何を食べるかなんて書いてない!

だから、コウモリは家で飼うものじゃないんです!

「今日はコウモリをよく観察して来ような!何を食べているかとかさ」なんて言うパパ。

さてコウモリはなぜ暗い中を飛べるのか?

これはとても高い音を出して、その跳ね返りを聞きながら飛んでいるからなんです。

鳥は暗くなると目が見えないので飛べませんが、コウモリは目ではなく耳で飛んでいるんです。


上野駅構内から、大勢のお花見客で大混雑。

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勿論、動物園も春休み最後と言うことで、大混雑。

こういう時は西園から廻るに限ります。


・・・という事で、いつもはさらっとの小獣館ですが、そうたとパパは興奮気味。

私はここは嫌いです(泣)

でも、動物園で見るコウモリはまだマシ。

暗すぎて、餌が何か見えませんでした。

でも公園を飛んでるコウモリが食べてるのは、きっと虫とかでしょ?

・・・という事で、翌日から虫を捕まえてきてはエーブルにやっていたそうたです。


上野動物園でエサ代が一番高いのは、どの動物だと思いますか?

答えはパンダです。これは笹の運送料が高いためだそうです。

では2位は?

体の大きな、ゾウです。

3位はオカピ、4位クロサイ、そして5位がカバなんですが・・・

今回改めてビックリしたのがカバのお尻の大きさです。

丁度お食事タイムだったのですが、草食のカバがどうしてあんなに太っているのか、不思議でなりません。

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・・・って、太っているわけじゃなく(^^;)、ああいう生き物なんですよね。

見ている人たちが皆口々に、大きなお尻を見てデブだデブだと言っているのが可笑しかった(^^)

言われているカバは、まったく煩いなあ!って思っているかもしれませんね。

そんなカバですが・・・

泳げる動物はたくさんいますが、水の中で走れるのはカバだけ!

『カバ』を『バカ』にしてはいけません。


3位のオカピはキリンの仲間。

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キリンですが、私達の左右逆の手足を出す歩行と異なり、同じ方の足を同時に出します。

とっても優雅な歩き方なんですが、たまに緊張してそうなっている人を見かけると、変!です。

首も足も長いキリンは舌も長い。

その舌の色は何色かご存知ですか?

答えは紫。

これは、紫外線を遮るために発達したものだそうです。

一見2本に見えるキリンの角。実はメスには3本。オスにはボコボコとたくさんの角が生えています。

かなり近づかないと見えませんが(^^;)


それから東園に戻りました。

ライオンとトラは見えず、残念!

ゴリラはかなりサービスしてくれて(^^)、haneちゃんも大興奮。

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このゴリラは見ての通り、かなりの力持ち。

カンガルーの腕もかなり太い!と思ったけれど、ゴリラも凄い。

戦ったら、どっちが強いんだろう???

鉄の扉もひょいと持ち上げ、オレンジを丸ごとジュースに絞ったり、大人10人と綱引きしても勝ってしまう(・・・って、やった事あるのかしら?)

そんな力持ちのゴリラですが、食べるのは野菜と果物だけ。


その近くにまたもや有った、コウモリの森。

いつもは見過ごすこんな所も、今日は第一目的みたいな・・・(^^;)

コウモリはたくさんの仲間と寝ます。

展示室でも連なっていました。

エーブルもきっと仲間が恋しかったはずですよ、パパ。

いつもは逆さまにぶら下がっているコウモリですが、オシッコをするときは顔を上にしてぶら下がってします。

そのまましたら、オシッコが顔に掛かってしまいますからね(^^)

エーブルも箱の中で逆さまにぶら下がっておりました。

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動物園は良いですね(^^)

何しろ中学生まで無料ですもの。


繁殖期を終了したパンダの展示は再開されていましたが、ものすご~く長い列。

今回は見送りです。


そして駅までの帰り道。

動物園の続きか!?と思えるような、酒に飲まれた様々な人間が展示?じゃなくて、シートに座り酒宴の真っ最中。

子供達は、動物園よりも珍しいこの光景に、キョロキョロしておりました。


ここに書いた動物についての記事は、今回紹介した「どうぶつえんガイド」と、上野動物園で配られている冊子「マンスリーどうぶつえん」に載っています。

動物園に行く前に、是非読んでみてくださいね(^^)





最後まで読んでくださって、ありがとうございます。



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by yomuyomuehon | 2012-04-13 04:30 | どうぶつ絵本 | Trackback | Comments(2)