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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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朝日新聞の、関野吉晴さんの記事で紹介されていたこの↓お話。

これは、南米アンデス地方の先住民に伝わるお話。


森が燃えていた時、動物たちは我先にと逃げていった。

そんな中、クリキンディというハチドリは行ったり来たり、くちばしで一滴ずつ水を運んでは、火の中に落としていった。

それを見た動物たちは口々に、「そんなことをして何になる?」と言って笑った。

しかしクリキンディはこう答えて、それをやめなかった。

「私は、私にできることをしているだけ」

*****

この本の訳者辻信一さんは、絵を描いてくれたカナダ先住民族の友人に、当初訳の中の一文をこう指摘されたそうだ。

「それではハチドリが正義で、ほかの動物たちが悪だ、という話になってしまう」と。

元々の話に善悪の区別など無かったのではないかと。


問題は、気づくか?気づいて何をするか?


このあと、森の火事は収まったのか?

他の動物たちは、自分にも出来ることがあるかもしれない、と気付いたか?


ハチドリの一滴のように、人一人が出来ることは小さい。

成果も出ないかもしれない。

でも、一人がまた一人を呼び、その一人一人がまたさらに一人ずつを呼び込めたら、事は動く。

そこまででも時間が掛るかもしれない。

動き出す時が一番力を要するものだ。

一滴が無駄に終わるなんて事は無い。

無い・・・と信じたい。





この本を読む前に↓を読んだ。


大問題になっているマイクロプラスチック。

海に流れ出すプラスチックが怖いだけじゃない。

身近に使われているプラスチックの何がどう危険なのかが、細かく書かれている。

一週間に一回のプラゴミ回収日には、45Lの袋がいっぱいになる事に気をもんでいる。

それも回収できるのは「プラ」のマークがあるモノだけである。

他のプラスチックは燃やすゴミなのだから、世の中に出回っているプラスチックが如何に多い事か!

しかしながら、プラスチックを回収したとして、果たしてリサイクル出来るものなのか?


この本にはこう書かれている。

2014年現在、プラスチックの年間総生産量は、約3億1000万トン(対1964年比の20倍!)

製造されたプラスチックの内、パッケージとして26%、81000万トン(リサイクル率14%、ゴミ処理場行き40%、そこを抜けて世界のどこかに流出32%!)


目に見える、ゴミ処理がうまく機能していない途上国の、目に見えるプラスチックゴミの山だけでなく、

汚染は、目に見えない部分にも広がっている。

地球上に未だかつて無い地質学的変化がもたらされているらしい。

プラスチックの層なるものが、エベレストの高みから深海の果てに至るまで、世界中に堆積しつつあるという。

また、空気中にも、内分泌攪乱物質である環境ホルモンBPA(ビスフェノール)が、世界中で検出されている。

そして、海に流れ込んだマイクロプラスチックの海洋汚染も大問題だ。


健康への影響から危険!と考えられるプラスチックについて、この本を読んでいると、果たして今の日本でプラスチックフリー生活が出来るのものなのだろうか?

台所にも、洗面所にも、家中に、イヤと言うほどプラスチックがあふれている。

改めて見回してみると、愕然とする。

これも!あれも?えっ、これもか・・・・

まずは、家の中のプラスチックを知ること。

購入の際は、必ず表示の確認を。


それにしても日本にはものがあふれている。

便利なんだけどね・・・そこまで必要なのかな?

*****

さて、火曜日に通院して、次回は明日。

週に3回が2回に減った(^^;)

傷口の化膿は治まったようだ。

傷口が当たるので、しばらく付けずにいたコルセット。

先日は、一人電車とバスを乗り継いでの通院だったので、装着して出掛けたが、

あれ(^^;)大分痩せたはずが・・・戻った!?

入院中の食べられない状態から、徐々に食欲が戻り、ぺったんこだったお腹もふっくらしてきたような(^^;)

運動量が減っているので要注意である。


先週末で水泳生活が終わり、受験生としての道を歩み出した長男は、お茶碗を二回り小さくしたところである。

学校でも、給食のおかわりを止めたそうである。




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by yomuyomuehon | 2019-07-18 14:41 | 知る | Comments(0)
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この本↑の順番がまだ回ってこない。

図書館で予約して、あと何人?あと何人か?と楽しみに待っているところ。

この待っている時間も、また楽しいものである。

予約を掛けた直後、この雑誌↓を購入した。

すると、偶然にもその角幡さんと鳥類学者川上和人さんの対談が載っていた。

そして大きいなあ、お高いわあ。。。と思いつつも


↑を購入したのである。

最近、新聞の書評などで興味のある本や、中学校の国語の教科書から購入すべし!と思った本を次々に購入し、積読本が増えてしまい、本棚が大変な事になっているので、図書館にある本はなるべく借りて読んでから、これは!と思ったら購入しようと心に決めたところなのだが、

こちらは図書館になかった(><)

タイトルは、読者を引き付ける為の宣伝文句であり、川上さんは滅茶苦茶鳥が好きなのである。

実際は笑えない環境下での身体を張った観察も、かなり面白おかしく書いていて、雑誌に載っていた写真から、え~この人が?ってギャップを感じる。。。。

観察に連れて行ってくれる事になったら、今ならちょっと遠慮します。。。って後ずさりしちゃうけど、学生時代だったらすっごく魅力的♪

ぜひ、連れて行ってください!って頭を下げるだろうな。


過去に人が住んだことがなく、標高916mの山頂を含む調査も三度しか行われていない南硫黄島への上陸調査は、陳腐な言い方ではあるが、すごい!

島は断崖絶壁に囲まれている。

一部ここからなら!という場所でも、10mの垂壁。そしてそこをクリアしても、続くは45度の崖。

スキーのジャンプ台が40度以下だそうで・・・(^^;)

さらに、父島から300km以上離れているうえ、島には桟橋も穏やかな入り江もないため、島の100m手前から泳いで上陸しなくてはならない。


う~ん、かなりの難所である。


学生時代、小笠原に潜りに行って、漁船に揺られること3時間のマグロ穴までの航路は、結構グロッキーだったし、

台風で足止めされた直後、都心に戻る東海汽船の中では、海の大荒れでトイレから出られなくなった半日。

船に酔う前に酒に酔えなんて、無茶飲みしたのがいけないのだが、はてさて父島から300キロかあ・・・(^^;)


このミッションは、ミッションインポッシブルのトムクルーズばり。

やはり写真の川上さんからは想像できない。

実際は、ダイバーやアルピニストなど、その道のプロフェッショナルがサポートに付いてくれたらしいが、それにしても、ね(^^;)


で、川上さんの仕事は上陸後の鳥の調査にあるのだが、これがまた強烈!

大自然の中では、人間なんて弱いものである。

でも、そこでの調査を終えた川上さんたち調査隊は凄い!

後にこの南硫黄島の映像がテレビ放送されたそうなのだが、そこに映る南硫黄島はただ美しいだけのものだったらしく、川上さんは心底驚いたらしい。

美しいだけの自然なんてありえない。騙されちゃいけないと氏は言う。

こうやって裏話を出版してくれることによって、本当のところを知る事が出来るわけだ。

そしてそちらの方がはるかに興味深い。


さて、この本の中に、動物の、鳥の死んだふりについての記述がある。

鳥の大きさを測る時、背中を付けてそっと置くと、大人しくなる鳥もいるらしい。

鷹や狐に襲われた鳥は、あえて逆らわず、死んだふりをして相手に油断をさせておき、相手が手を緩めた瞬間に一目散に逃げるのだという。

そこでこの本を思い出した。

お話の内容はこちら↓から。


負けず嫌いなガチョウとアヒルが、どちらがすごいかと競争するのだが、最後の競争は”動かない”だった。

キツネにさらわれた2匹は、とことん動かず、意地を張っているのかと思っていた。

しかし、これは動物の”死んだふり”という行動からヒントを得たものだったのだ。

キツネの油断する隙を狙っていたのだ。

この絵本から何年も得て、妙に納得した昨夜であった。

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by yomuyomuehon | 2019-01-14 09:16 | 知る | Comments(2)
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今年、小学一年生の教室前のトイレは殆どが和式です。

小学一年生にとって、この和式トイレが最初の難関かもしれませんね。

最近の幼稚園・保育園のトイレは洋式でしょうし、おうちのトイレもほとんどそうでしょう。

最近では自動で水が流れます、なんてお家も増えてきて・・・

小学校のトイレに入ると、流れていない。。。。なんて事もしばしば(^^;)

和式トイレだとう〇こ座りをするわけですが、このう〇こ座りが出来ない子も増えているようで、トイレの洋式化は、足腰の弱い子どもを作る事にもつながっているのかもしれません。


今日紹介するのは、そのトイレの話。

と言っても、和式か洋式かというレベルではなく、何でおしりを拭いていたかという話です。

私はとっても興味深く読みましたが、果たして今の子ども達にはピンと来るでしょうか?

おしりをふく話 (たくさんのふしぎ傑作集)

斎藤 たま/福音館書店

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小学3年生位~


今や紙で拭くのは当たり前?

日本ほどトイレ環境の進んだ国はないでしょうね。

私がかつて勤めていたTOTOの、1982年に始まったCM。

不思議系キャラクターの戸川純が「おしりだって、洗ってほしい。」と語るこのCMは、社会に大きな衝撃を与え、温水洗浄便座の普及に絶大な貢献をもたらしました。

ウォシュレットはお尻に問題を抱える人にとって救世主のような存在。

しかし!

ビデは、女性のそもそもの体の自浄作用を崩すもので、使わない方が良いみたいです。

そして。踏ん張りやすい和式トイレの方が、便秘になりにくいという意見もあるのです。

一昔前の洗浄便座には温風機能があり、洗った後は乾かすでしたが、今のものには温風機能が付いていないと思います。

紙で拭くが一般的。

その紙・・・今は当たり前のようにありますが、昔はどうだったのでしょう?

これは、お尻を何で拭いていたかを知る科学絵本なのです。

トイレットペーパーという石油製品が登場する前は、

ちし紙という新聞紙やボロ布から作ったものを使っていました。

私くらいおばさんならば、四角い紙が束になったものを知っているでしょう。

が、ボロ布?

それはもっと前の事かしら?(^^;)

更にその前は、新聞紙や障子紙をはがしたものを。

さらにその前は・・・

なんと、葉っぱや木だったのです。

中には、痛そう(^^;)と顔をしかめちゃうようなものもあります。

どんな葉っぱや木を使っていたのか、どう使っていたのか、是非読んでみてください。

お尻を拭くものだけじゃなく、一昔前の人たちは、自然のものを使い、不要になればまた自然に返すという、循環型の地球に優しい暮しをしていた事も分かります。

便利で清潔な暮しになった現在、それは良い事でもあり、一方で行き過ぎた暮しには反省をします。

昔、あちこちを潜っていた若い頃、外国の地方に行くと、???これってどう使う?トイレで固まることもしばしば。

トイレットペーパーなどはなく、水を貯めた桶とが置いてあるだけとか、ね(^^;)

温水洗浄便座は確かに素晴らしいけれど、洋式便器も当たり前だけれど、

便秘人口が増えた事と関係がないわけではないのかも?

一番は、トイレだけでなく、西洋化した便秘になりやすい食生活の変化が問題ですね。

その事もこの本に書かれていて、な~るほどね!と納得します。



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by yomuyomuehon | 2017-04-15 07:53 | 知る | Comments(0)
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月曜日、taichiは予選でベストが出たものの・・・・

決勝では順位を落とし(><)随分とタイムも落とし・・・・

2種目どちらも4位に終わった。。。。。

まだまだ、ここぞって時に力を出し切れないというか、テンぱっちゃうやつです(^^;)

でも、

・・・という事は伸び代がいっぱいある!

そう思って待つとしましょう(^^)


そして、とうとう(水泳の選手クラスの)新クラス編成が行われ、

無事、sotaもtaichiも上のクラスに上がりました。

この半年の苦しさ、頑張りが実り、中学生になっても続ける事が出来、ホッとしたのですが、一方で上から落とされる子も居て・・・

厳しい実力の世界です。

sotaは、ここから上へは、個人でJOに出れなければ上がる事は出来ず、

そして結果が出なければ下のクラスに落とされる・・・つまり戦力外通告。

そんな片道切符を手にしたsota。

これからが本当に厳しい世界。

今までの二倍どころか、三倍も四倍も努力しなくてはならない。

テスト前だからとて、部活動のように練習がお休みにはならないし・・・

普段からコツコツ勉学にも励んで欲しいのですが・・・・(^^;)


23日の小学校の卒業式。

もっと泣いてしまうかな?と思っていましたが、それほどでもなく・・・

ただ、保護者代表挨拶をして下さったIさんの言葉に、6年前の震災を思い出し、そこではやはり涙が出ちゃいました。

この所、お別れ会に卒園卒業と立て続き、何だかもう涙の時期を過ぎてしまったのかもしれません。

それから、やはり小学校生活よりも、多くの力を注い出来たかもしれない水泳で、ほっとしたからかもしれません。

友達よりも頭一つ二つ分大きなsotaは、学生服を着ると、中学生にしか見れず、学生服に黄色い帽子を被って出掛けた朝・・・何だかとっても妙な格好でした。

全く洗わない上履き(・・・自分で洗う事ができるはずなので、私は手出しせず)は、めちゃくちゃ汚いので、中学校の上履きを履くという事で、準備していたはずなのに忘れていったsota。

パジャマ姿で追いかけたtaichiは追いつけず、駅で会った5年生のT君が持って行ってくれたとの事。

むき出しのまま27.5cmの靴を持って行ってくれたのですが、なんてでっかい靴なんだろう!?と思ったに違いない(^^;)

卒業式の入場ではちゃんと履いていたので、無事届けてくれたT君、ありがとう(^^)

卒業証書を授与されて席に戻ったsota。

座ったあたりでガタッ!バタッ!と大きな音。

え~(^^;)また何かやっちゃったぁ?

静粛な会場に響いたすごい音。

後で本人に聞いたところ、一礼するの忘れて、慌てて立ち上がったら、椅子をバーンと押しちゃって(^^;)だそうで・・・・・

最後までやってくれるわぁ。。。。。

式の後、5年生と先生方のアーチに見送られ、正門までやって来て、あちこちで始まった記念撮影。

先生と記念撮影し、そして同じ幼稚園出身の6名で撮ったらもう、

「腹減った~。もうだめ、早く帰ろう!」

「えーっ!!!!!いいの?もう帰っちゃって?友達と写真撮らないの?最後だよ」

「だってオレ腹へってんだもん!食べないと無理」

「本当に?呆れちゃうんですけど・・・・」

「だって、どーせ中学校で一緒だし!」

「えーっ、半分は別の小学校じゃん!」

冷めたヤツ。。。。。

でも、彼の小学校生活は、ほとんどが水泳生活なんだよね。

寂しいけれど、そうなんだな。

もう、この先の、そして夏のJOへ向けて、それも個人で出場する事、その1点集中みたい。

ただ、もうちょっと勉強はしなさい。


最近私が読んでいて、すすめていた本、sotaは読んだかな?

教育委員会の方の祝辞で上がった福沢諭吉の「学問のすすめ」について、この本はその学問のすすめから始まります。

増補改訂 日本という国 (よりみちパン!セ)

小熊 英二/イースト・プレス

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中学生以上向け


「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らず」

有名な言葉ですが、この先をご存知ですか?

卒業式でも紹介されました。

「されども、唯学問を勤めて物事をよく知る者は貴人となり富人となり、無学なる者は貧人となり下人となる」

人間は平等だというけれど、実際はそうではない。勉強をするやつは成功して金持ちになり、勉強をしないやつは貧しい下人になる。だから勉強しなさい。と言う事です。

教育委員会の方は、勉強する事によって選択肢が広がると仰っていました。

常々、勉強しない息子達に私が言っている事(^^;)

ああ、ママがいつも言ってるなあ。。。。ってsotaも思ったか・な?

まあここまでは、子どもに勉学の大切さを伝えるにはありがちなお話。


しかし!

この本には、この福沢諭吉の学問のすすめは日本という国を強くする為だったとあるのです。

当時、世界では西洋によって侵略され、東洋の植民地化が進んでいました。

東洋は、平民は無教育にとどめ、支配者だけが知恵をもっている、身分制の国であり、

一方の西洋は、一般人も教育して心身を発達させ、自分の欲望を追求するために他人を蹴落としながら自由競争し、経済成長するの国でした。

このままで行くと、日本もこの波に飲まれかねない。

日本も西洋のように侵略する側にならなくてはならないと、福沢諭吉は説いたのだと、小熊さんは書いています。

その為に国民全員を義務教育化する必要があったのだと。

これはあくまで小熊さんの説なので、学問のすすめの解釈については鵜呑みにする事は出来ませんが、その後の(特に戦後の)日本の歩みについては、なるほどね~!

なんて他人事じゃないっ!!!

やっぱり日本ってまだアメリカの植民地?属国?だよなぁって、つくづく。。。。。

戦後の発展についても、他国の戦禍の上に成り立っていたわけで、一頃のような発展が望めないのは当たり前の事。

この本に書かれたアジアとの賠償問題には驚くばかりです。

講和会議では、侵略によって直接の被害を受けたアジア諸国の大半は賠償請求権を放棄しなかったし、そもそも中国や韓国は会議に招待すらされなかったのです。

アメリカの圧力によって、独立をものにし、各国との交渉を個別に進めました。

交渉は、日本をアジアの工業国にするというアメリカの戦略のもと、アジア諸国は請求権を放棄させられたり、経済援助や技術協力という日本経済の復興と日本企業のアジア進出を手助けするかたちで進められたのです。


政府は賠償問題が上がる度、既に戦後の賠償は済んでいると言うけれど、請求額と日本が実際に支払った額との差があまりに大きかった事に驚きます。

戦後の復興のために、頑張ってきた人たちがいる・・・でも、その影には日本がアメリカの庇護の下で踏み台にして来たアジアの人たちがいるわけで・・・・

小熊さんは最後にこう述べています。

「さあ、これで話はおしまいだ。これからの「日本という国」をどうするのがよいか、それは君自身が考えてほしい」

教育が国家戦略によるものだったのは戦前の話?

いやいや、今の時代も、政府の理想の日本人を作るために利用されていないとは言えないですね。

しかしながら、利用されない為の勉学でもあるわけで、何か一つの考えに動かされることなく、流される事なく、自分で取捨選択出来るようになって欲しいと思います。

机に向かうだけが勉強でもなく、乾いたスポンジのように何でも吸い取って欲しいな。



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by yomuyomuehon | 2017-03-25 08:59 | 知る | Comments(2)

小学校サポート

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今朝は、小学校の地域サポートの方へ感謝の気持ちを伝える「ありがとう集会」がありました。

私は、母として、日々子ども達のサポートをして下さる地域の方々に感謝の意を表しなくてはならぬ立場ですが、図書ボランティア+読み聞かせの会のボランティアをしている立場上、来賓として出席させて頂きました。

体育館に入場し、子ども達を前にご挨拶。

一番前に座っている一年生の中には、昼読みで出会う顔がいっぱいで、目が合うとニコッ(^^)

見上げるようになってしまった長男6年生に比べ、一年生は可愛いこと。

市内で一番のマンモス校になったこの小学校、全校生徒が揃うと体育館がいっぱいになります。

そのまま残ってして来た図書ボランティアのお仕事は、在校生の母親のボランティアです。

週に1回のその場は、母親同士の意見交換の場所でもあり、一生懸命お仕事させて頂いておりますが、自分たちの為でもあります。

その他に、私も所属する読み聞かせの会、それから学校防犯推進員、地域安全ボランティア、子ども安全見守り隊、交通指導員、ビオトープや畑やグリーンカーテンを管理してくださっている自然ボランティア、給食センターの方々など等、我が子が登校していなくても、子ども達をサポートしてくださっている地域の方々は、60名以上いらっしゃいます。

月曜日の放課後には「ゆうゆうプラザ」と言って、子ども達が地域の方々にさまざまな事を習う放課後講座もあり、そこでも多くの地域の方が協力してくださっています。

何にも関わらない方針の保護者にとって、これらの方々は、これらの活動はどう映るのでしょう。

私もこうして携わることによって、子ども達が地域の色んな人に支えられて育っている事を知りました。

親は、自分が関わる事は出来なくても、そうやって子どもを支えてくれている方が居るという事を知っておかなくてはならないと思います。

まあ、私は好きでやっているんですけどね(^^;)


さて、図書室でボランティア作業をしていると、子どもにとって図書室ってこんな所なのかな?本を読め読めと言いながら、選ぶ時間もない、と環境の悪さに閉口します。

「あと二分で~す。〇〇さん急いで~・・・・あと1分で~す、はい終了!」

三分で3冊を選べ。

え~っ、ムリだよねぇ。選べないよねぇ(^^;)

あ~っ、もうこれで良いや!見ていると、大抵そんな事になっていますね。

本は、読めといわれて読めるものではない。

子どもが、「あっ、これ面白いかも!」そんな興味が持てるようにしていきたいのですが、なかなか難しい(><)

もしかしたら、もっと大きくなってから、読みたいと思うかもしれません。

でもね、読書は旅です。

それも図書室・図書館で借りたりすれば、お金の掛からない旅です。

壮大な冒険旅行だったり、時代を超えて、海を跨いで地球の裏側にひとっ飛び出来たり、誰かの心の中を覗くちょっぴり内緒の旅だったり、頭の中で、色んな体験が出来るのです。

それって、すごくない?

どうにか、少しでも楽しさを伝えるべく日々努力!


そんな私が、最近時間旅行したのはこの本で↓

雪つもりし朝 二・二六の人々

植松 三十里/KADOKAWA

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2.26事件とは、、「天皇親政」を目的とする「皇道派」と呼ばれる陸軍の青年将校らが「昭和維新の断行」を叫んで決起したクーデター。

政界などの指導者らは腐敗しているとして一掃し、体制改造で現状を打破することが狙いでした。

昭和11年2月26日、東京は30年ぶりの大雪でした。

歩兵第一・第三連隊、近衛歩兵第三連隊など約1500人の兵士が、当時の岡田啓介首相らを襲撃。

高橋是清・大蔵大臣や斎藤実内大臣らを殺害して首相官邸など東京中枢部を占拠した事件です。

これをきっかけとして、日本は太平洋戦争への道を歩む事になりました。

当時の日本は、中国に進出する一方で国際連盟。

国内では農村部が極端に疲弊し貧富の格差が拡大し、身売りをする女子も多かったようです。


*****

作家である「私」は、国立新美術館を訪れた。

そこで不思議な軍服姿の男を見かけたのだが、その姿はかき消えてしまう。

「私」は、美術館の建物が、一九三六年に起こった、大きな歴史上のクーデター事件である「二・二六事件」ゆかりであることに思いを馳せる。


帝都叛乱の二月二十六日、彼らはそれぞれの夜を過ごしていた……。

当時の首相だった岡田啓介。

侍従長だった鈴木貫太郎と妻のタカ、タカは幼き日の天皇と秩父宮の養育係だった。

昭和天皇の実弟・秩父宮。

吉田茂の娘であり湯河原で襲撃を受けた麻生和子。

陸軍の歩兵として反乱軍と同じ部隊にいた本多猪四郎。


五人それぞれの二・二六事件。

日本の平和に関わった彼らの「その後」は、この「二・二六事件」に始まる。

史実を題材にした連作短編集。

「身代わり」  義弟が身代わりになり命を落とした首相・岡田啓介は、やがて第二次大戦の終戦に尽力した。

「とどめ」  襲撃された鈴木貫太郎へのとどめを制止したのは、妻のタカだった。彼は終戦内閣の総理となる。

「夜汽車」  叛乱を起こした青年将校らが要と仰いだ秩父宮は、事件直後に弘前から夜汽車で上京した。

「富士山」  襲撃を受けながらも祖父を守った麻生和子は、父・吉田茂の講和条約を助ける存在に。

「逆襲」  何もわからず反乱軍と同じ部隊にいた本多猪四郎は、長い出兵を経て、「ゴジラ」の監督になった。

*****

結章ではまた国立新美術館のシーンに戻ります。

そこで作家に、「憲法をすぐに改正すべきだ、どこの国だってちゃんと戦える軍隊を持つのが普通だ」と会話するママたちの声が聞こえてきます。

その会話に違和感を覚えていると、

迷彩柄のパンツに旭日旗の刺繍の入ったジャンパーでブーツ姿の、5,6歳くらいの男の子が近づいてきました。

「何してるの?」

「コーヒー飲んで、考えごと」

「何、考えてたの?」

「戦争は、よくないなって」

「そうだね、戦争は駄目だよ」

「じゃあ、ママに、そう伝えてあげれば?」

「あんなの、ままじゃないよ」

「それに、戦争が駄目だって伝えるのは、あなたの仕事だよ」

「私の仕事って、何だか知ってるの?」

「知ってるよ。作家でしょ」


そうしていつの間にか消えていた男の子。

序章で見かけた将校は、未来を象徴する子どもに姿を変えて、警告しに来たに違いなかったと、男の子の声を飲み込んだのでした。

この本は史実に基づいたフィクションです。

戦争に進んだ経緯や憲法の事、もっと勉強しなくちゃね。

そう言えば、購入したのにまだ読んでなかったこちら↓を思い出しました(^^;)

それでも、日本人は「戦争」を選んだ

加藤 陽子/朝日出版社

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復刻新装版 憲法と君たち

佐藤 功,木村 草太/時事通信社

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こちらは今日ありがとう集会で頂いたお花。

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先日の昔遊びサポートのお礼も頂きました。
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それにしても、時間のない小学校の時間割。

ああそれなのに、英語まで教科になるだなんて。。。。

先日見た新聞記事では、どこかの小学校では、朝の時間も減らし、休み時間も10分を5分にし、昼休みも大幅短縮して、どうにか授業時間を増やしたと、それをすごく努力したと自己評価している小学校教諭が載っていました。

子どもにとって休み時間や昼休みがどれ程大事か、分かってないなあ。

ギチギチギチギチそれ詰め込め、やれ詰め込めとやった所で、子どもの将来は明るいのか?

ものすごーく疑問です。

それを先程ラジオで尾木先生も仰っていました。

取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと (講談社+α新書)

尾木 直樹/講談社

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おかしいよね、この国の教育って。

うちの学校でもそんなことやられたら、ああきっと朝の読み聞かせは無駄!とか言われて無くなってしまうんでしょうね。

小学校での英語授業、絶対反対!

その時間で国語や社会(歴史)を!

そう願う親は少なくないと思うんだけどなあ。。。。。

まあ字が「云々」を「でんでん」と読んじゃう人が総理大臣だもんね。

国語、大事にしてないよなあ(><)

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by yomuyomuehon | 2017-02-21 16:42 | 知る | Comments(0)

「憲法くん」

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憲法くん

松元 ヒロ,武田 美穂/講談社

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小学5年生以上向け


憲法・・・世間では色々言われているけど・・・難しくて・・・・

と思うあなた!

この本を読んでみませんか?



こんにちは、憲法くんです。

姓は「日本国」名は「憲法」、「日本国憲法」です。

すこし、とっつきにくい名前ですね。

だから、ともだちみたいに「憲法くん」とよんでください。


みなさんのおかげで、わたし、七十歳になりました。

むかしの七十歳とはちがって、

ごらんのとおり元気です。

ピンピンしています。

と始まるこのお話。


この絵本は、政治風刺やパントマイムのソロライブをされている松元ヒロさんの一人芝居「憲法くん」が元になっています。

このライブを見ていた井上ひさしさんが、終演後に楽屋に飛び込んできて、「日本国憲法の前文、感動しました。ヒロさんが語る前文からは、とても思想を感じました」と仰ったそうです。

その前文とは、

「日本国民は、
正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、
われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、
わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、
政府の行為によって
再び戦争の惨禍が起こることのないやうにすることを決意し、
ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであって、
その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、
その福利は国民がこれを享受する。
これは人類普遍の原理であり、
この憲法は、かかる原理に基づくものである。
われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

日本国民は、
恒久の平和を念願し、
人間相互の関係を支配する
崇高な理想を深く自覚するのであって、
平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、
われらの安全と生存を保持しようと決意した。

われらは、
平和を維持し、専制と隷従、
圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと
努めている国際社会において、
名誉ある地位を占めたいと思ふ。
われらは、
全世界の国民が、
ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、
平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

われらは、
いづれの国家も、
自国のことのみに専念して
他国を無視してはならないのであって、
政治道徳の法則は、
普遍的なものであり、
この法則に従ふことは、
自国の主権を維持し、
他国と対等関係に立とうとする
各国の責務であると信ずる。

日本国民は、
国家の名誉にかけ、
全力をあげてこの崇高な理想と目的を
達成することを誓ふ。」



おお、前文を全文記載してみた(^^;)

確かに、文学的にも美しいし、内容は感動的!

そしてこれは憲法の初心であり、憲法の魂であると。


憲法は、国民から権力を持つ人たちへの命令書です。

しかし!

「へんなうわさを耳にしたんですけど、
ほんとうですか。
わたしがリストラされるかもしれない、
というはなし。
わたし、憲法くんが、
いなくなってもいい、
ということなのでしょうか。」

どうして、わたしを変えようとするんですか?」

「現実にあわないからだよ。」


戦後、あんなに恐ろしくて悲しいことは二度とあってはならない、という思いから生まれた理想が憲法くんだったのに・・・・


理想と現実が違っていたら、ふつうは
現実を理想に近づけるように
努力するものではありませんか?

(このページの、焼け野原に座り込む少女を見て、皆さんはどう思うでしょうか?)


時代が変わったんですかね。
理想を現実に近づける・・・そんな時代になったんですかね。


なんか、この台詞、憲法だけでなく周りを見ても感じる所かも。。。。。

悲しいかな・・・そういう考えの人が増えたんだね、きっと。



アメリカから押し付けられたものだと言う人たちが居ますが、そうではないと憲法くんは言っています。

三つの理念(国民主権・基本的人権の尊重・平和主義)は、イギリスの名誉革命と権利章典、アメリカの独立宣言と合衆国憲法、フランスの人権宣言へいたる歴史をへて、さらに二回の世界大戦などで多くの血を流した果てにたどり着いた考え方であり、国境を越え、長い歳月をかけて作られたものだった。

だから、簡単には手放してはダメなんだと。


わたしは、この七十年間、
たった一度も、
戦争と言う名前のついたおこないで、
人を殺したことも、
人に殺されたこともありません。

わたしは、
そのことを誇りに思っています。


う~ん、この誇りが今南スーダンで汚されようとしている。。。。。

戦闘か衝突か・・・言葉で言い争っている間に、現場は動いているのだから。

現地の弱い立場の人救う事、それは崇高な行いであり、憲法の前文にもその記述がある。

しかし、やはり裏には石油という利権が絡んでいる事、

何だかんだ人権的なことを言っても、そこが大国の本音。

いつの時代も弱い人間だけが、辛い思いをするのだ。

私たちは憲法改正にただ反対するだけでなく、石油によって成り立たせている自らの生活を見直さなくてはならないだろう。

歴史的にも、地理的にも、経済的にも様々なことが繋がって、世界中で紛争が起きていることを知らなくてはならない。


憲法に関する本、最近たくさん出版されています。

勉強しようと色々購入したまま、あちゃーまだ読んでいない(><)

自分に関係無い事ではなく、関係大有り、そして子ども達が暮らす世界はどうなっていくのか、それを考えると、知らなくてはならない事、考えなくてはならない事がたくさんあります。


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私が今日も、泳ぐ理由 (パラスイマー 一ノ瀬メイ)

金治 直美/学研プラス

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小学3年生位~


スポーツ選手や世間で活躍する人の自伝を読んだり、子ども時代の育ち方、そして親の関わり方を聞くたび、

ああ、私は自分の子どもの可能性をつぶしているな。。。と思う。

ありのままを受け入れ、とことん前向きの応援する。プラス思考で育てる。

そんな姿勢が感じられる。

一方の私は、子どものやる気を損なう育て方をしているよなあと反省するばかりだ。



一ノ瀬メイちゃんは、きっと前向きな両親のもとで、前向きな両親のように育ったのだろう。

メイちゃんは、生まれながらに右の肘から下が無い、「先天性の右前腕欠損症」である。

しかし、

2015年度
50m自由形クラスS9:31秒06(日本記録)
100m背泳ぎクラスS9:1分18秒97(日本記録)


2016年度
200m個人メドレークラスSM9:2分41秒35(日本記録)
50m平泳ぎSB9:40秒8(アジア記録)
100m平泳ぎSB9:1分25秒83(日本記録)

と、輝かしい記録を持つ。

片腕が無い状態で泳ぐというのは、バランスがいかに取り辛い事か?

それなのに、こんな速さで泳ぐのだ。

これは選手コースで毎日泳ぐ速い方の小学3,4年生の記録に匹敵する。

それでも世界は、パラリンピックの世界水準はまだ上にあるのだから、肢体不自由の身体障害者っていうのはどうなんだろうって思わざるを得ない。


メイちゃんはかつて高校生の時の出場した英語スピーチコンテストで述べている。

「私には『障害をもたらせれている』と感じることがあります。それは、他の人に私の腕をじろじろ見られたときや、私のことをよく知らないのに『障害者』と決め付けられたときです。

9歳の時、スイミングスクールへ入会しに行きました。競泳クラスに入るためです。けれどもそのクラスには入れてもらえませんでした。私の短い右腕を見ただけで、障害者のための特別なクラスにしか入ることができない、とことわられたのです。

実際には泳げるのに、競泳クラスの生徒と同じように泳げるわけがないと、決め付けられてしまったのです。

私はそのとき、生まれて初めて障害者であることを意識させらました。

そのスイミングスクールが私を障害者にしたのです。


今、私は競泳の選手です。韓国の仁川で開催されたアジアパラ競技大会へも出場しました。そこで私は、銀メダル二つと銅メダル二つを獲得してきました。

もし、あなたが泳げなければ、海の中では障害者です。

でも、私はあなたに泳ぎを教えてあげることができます。そうしたら、あなたは海の中の障害者でなくなりますよ。




父親方のイギリスで暮らしたことのあるメイちゃん。

何でも自分で出来るのに、日本では障害者と呼ばれる事に違和感を感じるそうだ。

イギリスでは、心身の機能が損なわれている人を、disabled person=『できなくさせられた人』と呼ぶのだそうだ。

イギリスには障害について『個人モデル』と『社会モデル』の二つの考え方があり、個人的に能力が欠けているか、社会が作り出しているかという違いがあるという。

車椅子の人が町を行くとき、段差や階段がなければ通行に困らない、車椅子であっても障害を持つことにならない。

この社会モデルを考えた時、それを作り出しているのは人、私たちであるかもしれないと。


丘修三さんも言ってたっけ。

人間は誰でも年を取れば皆障害者になる可能性があると。


で、今、メイちゃんは障害者なのか?

オリンピック選手としてはやはり難しい。

でも、何でも自分でやってしまうメイちゃん、健常者でも敵う事が出来ないメイちゃんを、競技は別として、障害者と区別するのはおかしな事。

何しろ、彼女が人にどれだけの力を与える事が出来ているか?


彼女が今日も泳ぐ理由は、その障害に対する社会の目を変えたいからだという。

メイちゃんの場合は、泳ぐ事がその発信になるのだそうだ。




園児との時から、縄跳びも、鉄棒の逆上がりの連続6回転も出来たというメイちゃん。

バレエも習い、補助なし自転車にも乗れた。

おそらくかなり運動神経が良かったはず。

そして、「メイならできる」という前向きの言葉に励まされて育った事も後押ししたのだろう。

人は掛けられた言葉によって育ち方が違うんだよなあ・・・・

そう思う。

が、分かっていてもそれが出来ないのは、自分がマイナスの言葉を掛けられて育てられたからではないか?

しかし、そう思うならば、我が子に逆をやらねばなるまい。

今ならまだ間に合うはずだもの。


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ランドセルは海を越えて (シリーズ・自然 いのち ひと)

内堀 タケシ/ポプラ社

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小学5年生以上向け

読んであげるなら7、8歳~

間もなく卒業する6年生に読みたかったけれど、今回この本を入れることは出来ず、残念(^^;)

学ぶ事、学校へ通える事がどれ程幸せな事なのか?

当たり前のように、そして時にはいやいや登校する事もある、普通の暮らしが出来る子どもにとって、この本に登場するアフガニスタンの子ども達の目の輝きはどう映るのだろう?

表紙の女の子の、本当にうれしそうな表情。

思い出すことが出来る?

初めてランドセルを手に入れた時、そして背負った時、

そう、君達もこんな顔していたんだよ(^^)

でも、明らかに君達と違う所がある!

彼女が背負っているランドセルを見てごらん。

かなり擦り切れているでしょう?

(こんなに擦り切れちゃうまでなるかな?ましてや女の子のだけどなあ・・・)

どういう風に集められて、そして現地まで運ばれていくのだろう?

ぎゅうぎゅうに袋詰めされて、そして地面に山積みにされたランドセルをみると、もうちょっと、丁寧に・・・と言うか、大事に梱包して運べないのかな?って気がしなくもないのだけれど・・・

それでも、一人一人渡されたランドセルを、とっても大事に、これ以上の宝物はないよ!って言っているように胸に抱えて、そして背負う子ども達。

新たなステージへと進む君たちに、このアフガニスタンの子ども達の事を、世界の子ども達の事を知っておいて欲しい。


ヨーロッパと中東の国々に囲まれたアジアの一国、アフガニスタン。

2001年9月11日、アメリカNYでの同時多発テロを受けて、アメリカを中心とする国々は、テロ組織アル・カイダをタリバン政権が擁護しているとして、アフガニスタンへの空爆を始めた。

アフガニスタンは、その前から、1980年頃から、既に内戦状態にあった。

乾いた土や岩や砂ばかりの国と思われるこの国は、かつては万年雪をかぶった山々や、森や、見渡す限りの大草原もあって、春になれば草花が咲き乱れ、夏になれば果物がたわわに実る豊かな地だったそうだ。

それが、長く続く戦いの末、荒れ果ててしまったのである。

2001年以前を描いた絵本↓

せかいいちうつくしいぼくの村 (えほんはともだち)

小林 豊/ポプラ社

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なぜ戦争はおわらないのか―ぼくがアフガニスタンでみたこと (10代の教養図書館)

小林 豊/ポプラ社

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整備された学校があるとは限らない。

教科書もノートも・・・そして、校舎すらない。

小さな黒板だけが学校のしるし。


それでも皆学校がだいすき。


字が読めるようになる。

書けるようになる。

新しいことをたくさん知る。


先生の言葉を聞きたいと、じっと前を見て、真剣に答える子ども達。

ランドセルは机の代わりにもなっている。


荒れ果てた地に黒板一つという所もある。

青空教室といえばそうだが、日本でいう所の青空教室とはわけが違う。


アフガニスタンの子ども達は貴重な働き手でもあり、兄弟全員が学校に行けるとは限らない。

そういう中で、ランドセルの持つ意味は大きいのだという。

同じ村にランドセルを背負った子どもがいることで、親は自分の子どもも学校に行かせたいと思うようになるのだと。

大人でも字が読めない人がたくさんいるアフガニスタン。

それによって、仕事は限られる。

社会で起きていることの意味を知ることも出来ない。

貧しさから抜け出す方法を知ることも出来ない。



学校は、未来へつながる希望だ。



アフガニスタン 山の学校の子どもたち

長倉 洋海/偕成社

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ソルハ

帚木 蓬生/あかね書房

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ワタネ・マン―わたしの国アフガニスタン

長倉 洋海/偕成社

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http://www.h-nagakura.net/images/20170325_chirashi.jpg


アフガン零年 [DVD]

アップリンク

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「アフガン零年」 虹と少女 ~監督セディク・バルマクの描いたもの

中村 直文/NHK出版

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この本で紹介されているランドセルの寄贈はこちら↓から



さて、

そうは言っても・・・・sohtaは、6年間連れ添ったランドセルをどうするか?

ミニランドセルに作り変えて、手元に置いておきたいのだそうだ。

そうだよね(^^)6年間も一緒に通った愛着のあるものだものね。
ネットでミニランドセルの事を調べていて驚いたのは、ランドセルを2~3年しか使わなかったというのが結構あったこと。

それって、本当?

こんな便利なものないと思うけど・・・

代わりに何を使うのかしら?(^^;)

お高い買い物だったと思うけど・・・もったいない(><)

みんな、お金持ちなんだね。。。。。



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by yomuyomuehon | 2017-01-28 09:29 | 知る | Comments(0)
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しめかざり (たくさんのふしぎ傑作集)

森須 磨子/福音館書店

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読んであげるなら 7歳くらい~


一般的な松の内とされる今日1月7日を境に、注連飾りを外される所が多いのでしょうか?

ただ世間は今日からまた三連休。

ここを過ぎないと正月気分は抜けなさそうです。

あっという間の冬休み、子ども達のお休みも今日を合わせてあと三日。

お休み最後のこの週末は年始めの大会で、何だかバタバタ忙しかったお休みが終わります。

毎年毎年、注連飾りを作ってみたいと思いながら・・・ああ今回も出来なかった。

この本を読むと藁の香りの清々しい注連飾りを作ってみたい!という気分になります。



注連飾り用の稲は普通の稲とは異なる、1m以上の長さにもなる特別な種類のもの。

それをまだ暑い夏の内に刈り取り、温度20度、湿度50%の暗室で保管。

藁をより合わせることと綯う(なう)と言う事を子ども達はこの本で知るでしょう。

注連飾りには左綯い。

昔から左を「聖(神聖)」、右を「俗(日常)」とする考えがあるそうです。

そういう理由と、左綯いのほうがほどけ難いという理由から、注連飾りには左綯いをするのだそうです。

そして注連飾りは地域によって、実に様々な形があることに驚かされます。

それぞれ、深い意味と先人達の強い思いが込められています。

また付いている飾りには、お節料理と同じく意味があります。

今時の飾りの方が洒落ていると思っていましたが、やはり意味のあるものを飾るべきだなあと思いました。

最後に、広島の安芸の宮島の老舗旅館「岩惣」のしめかざりが紹介されています。


いつかは訪れたい旅館です。


もうお正月のの本は・・・と言わず、このお正月休みの間、あちこちで子ども達も目にしたであろう「しめかざり」について、学んでみるのはいかがでしょう?


大切にしたい日本の文化です。

3年後のオリンピック、日本の文化を伝えられる日本人になりたいです。


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by yomuyomuehon | 2017-01-07 09:59 | 知る | Comments(2)
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昨日、「みんなの学校」という映画上映会に参加しました。

これは、共に学び育つという教育についてのドキュメンタリー映画です。

共に学ぶ育つということをインクルーシブというそうですが、何でもかんでも横文字で表現する今時の風潮に違和感を感じますが、それはさて置き・・・

大阪の大空小学校の子ども達、そして彼らに関わる先生やボランティアの方々を追ったものです。

特別支援教育の対象となる発達障害を持つ子、自分の気持ちをコントロール出来ない子も、みんな一緒に同じ教室で学んでいます。

学年によっては、そういう子が10人もいたりするそうですが、これが何と公立の小学校なのです。

ですから、先生だって公務員。

他の学校で対応出来なくなって、この学校にやって来る子もいます。

どうして同じ公立なのに他では出来なくて、この大空小学校では出来るのか?

学校という場は、施設や環境などのハードで作られるものではなく、人というソフトで作られるからだと思うのです。

兎に角、木村泰子校長が格好いい。

子どもは信じるもの。

信じてあげればいつかは必ず、その二本の自分の足で立ち上がり、前へ進んでいくものなんだと、先生は教えてくれています。

事前の情報から、障害を持つ子も同じ教室で教育を受けることを説くお話だと思っていたのですが、見終えた時、そんなレベルのものじゃなかった。

やはり学校は人を育てるところ。

それは家庭では出来ないこともあります。

同じ年齢の子ども達と、そして育った環境の違う子どもたち、年齢のちがう大人たちと一緒に関わる事によって、人は育っていくのです。

私がこの映画の中で一番印象に残っている子は、両親ともに朝早くから夜遅くまで働いていて、生活が不規則になっている6年生の男の子でした。

学校に来ていない子と学校に来ている子と、今はあなたはどっちに行かなくちゃいけないと思うかと、担任に迫る校長先生。

教室にいる子達は、校長お願いしますと頼めばいい、と。

担任の先生は自転車を飛ばし、その子の家に迎えに行くのです。

ご飯もちゃんと食べていなかったらしいその子は痩せていたようで、校長は笑いながら「やせて格好よくなったね」と、その子に言います。

給食を食べれるかな・・・食べれるだけでいい・・・と担任との会話の後、給食をがっつく男の子。

お腹が空いていたようです。

その後も来なかったり、遅刻をしてきたり・・・・

その都度、教職員の誰かが迎えに行きます。

卒業式、皆スーツなりそれなりの格好だった中、その子は上下スウェットでした。

多くの親も登場する中、その子の親は最後まで登場する事はありませんでした。

自分を信じて愛してくれる大人に囲まれた小学校を卒業した後、その子はどうしているのでしょうか?

大空小学校は素晴らしい学校だったで終わったのでは、子ども達の未来は果たして開けるのか?

一方、障害を持つ子や、飛び出してしまう子を追いかけ、宥め、面倒を見てあげていた子ども達。

彼らはその経験を大切なこととして、心に体に刻む事でしょう。

「あの子が行くのなら大空には行きたくない。じゃあ、そんな子はどこへ行くの?そんな子が安心して通える学校が地域の学校のはず」と木村校長。

それが小学校だけで終わってしまったら・・・

学校が変われば地域が変わる。

地域が変われば社会が変わる。

地域を変えるのは30年掛かるそうです。

子どもが大人になって、その子どもが学校に通うくらいまでって事ですね。

そういう教育を受けた子達が地域を変えていけるって事なのでしょう。



この映画が始まる前に挨拶に立った市の教育長。

果たして我が市の教育は変わるのか?

それは学校だけの問題ではなく、私たち大人一人一人の意識が問われていると思います。

*****

さて、一昨日、卒業文集の原稿を持ち帰ったsohta

授業参観後の懇談会でも先生が仰っていましたが、親もその文集を読んで直してください、と。

一生残り、たくさんの人が見るものだから、ちゃんとしたものを!という事らしいのですが、私は読んでみて、句読点や表現に言いたいことはいくつかありましたが、そのままOKとしました。

その後読んだパパは、漢字の間違いを直させていましたが・・・気付かなかった(^^;)

上手な作文である必要は無い。

今のsohtaが書いたままが良いと思うのです。

何年が経って、更に大人になって読み返して、笑ってしまう事もあるかもしれません。

でも、それがいいのではないかと思うのです。

どうして親に確認なんて野暮な事をさせるのでしょう。

ああ、あの時はこう考えていたんだなあとか、子どもだったことを知り、その後成長した自分を感じるものであるべきです。

出来る事、上手な事が良いとされる現在の学校教育のあり方を疑問視する出来事でした。


「みんなの学校」の映画の事を書きながら、また涙が出てしまいます。


子どもは賢い。そして大人が持つような塀を持たない。


大人の上辺だけの表現や関わりにはすぐ気付いてしまいます。


大人は本気で子どもと関わるべき。それも大人の態度で。


「みんなの学校」が教えてくれたこと: 学び合いと育ち合いを見届けた3290日 (教育単行本)

木村 泰子/小学館

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「みんなの学校」流・自ら学ぶ子の育て方: 大人がいつも子どもに寄り添い、子どもに学ぶ! (教育単行本)

木村 泰子/小学館

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不登校ゼロ、モンスターペアレンツゼロの小学校が育てる 21世紀を生きる力

木村 泰子,出口 汪/水王舎

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by yomuyomuehon | 2016-12-16 10:05 | 知る | Comments(2)