絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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カテゴリ:童話 高学年向け( 35 )

本の愉しみ

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ぼくたち負け組クラブ (文学の扉)

アンドリュー・クレメンツ/講談社

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小学高学年向け

「負け組クラブ」?

このタイトルから、周りからダメ↓と言われている子ども達の成長記かと思いきや、違いました。

主人公のアレック6年生は読書の虫。

授業中も読書を続け、先生達から叱られること頻繁。

校長室にも呼び出されます。

でもやめられないこの衝動。

先生が目の前で怒っていても、

のことを考え始めます。

タランは真の戦士になった。・・・・ほんものの剣をふりまわすって、どんな感じだろう?・・・・戦うって・・・・。

先生の声は全く耳に入りません。


父さんと母さんが新しい仕事を始めることになり、アレックと弟のルークは放課後プログラム(学童ですね(^^))で、毎日放課後の三時間も学校で過ごさなければならなくなりました。

誰にも邪魔されずに本が読める!と思ったアレック。

しかし、

放課後プログラムでは、何かの班に属して活動をしなくてはならなかったのです。

スポーツ班、文化クラブ班、宿題班のうちの一つに。

ただ本を読んでいたいだけなのに・・・・

でも、二人以上いれば新しいクラブを作れるという話を聞いたアレック。

読書クラブを作るため、早速相方を捜し、ある女の子に目を付けたのです。

彼女はニーナ。

五次元世界のぼうけん (アメリカ編) (国際児童文学賞全集)

マドレイン・ラングル,マデレイン・レングル/あかね書房

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で意気投合したのでした。

さてこの読書クラブ。

たった二人だけでいたかったのす。

静かにひたすら本を読んでいたいのですから。

というわけで付けた名前が「負け組クラブ」だったのです。

この名前なら、だれも入りたいなんて思わないはずだ!というわけで・・・・

*****

この本にはたくさんの名作児童書が登場します。

無類の読書好きのhaneちゃんに、いずれ読んで欲しいなあと思います。

さて、ひたすら本を読むはずだったクラブが思わぬ方向に進みます。

そして、やはり児童書ですから、アレックはただの本の虫から大きく成長するのです。

恋いあり、友情あり(^^)

巻末に登場した本の一覧が載っています。

アレックは6年男子になっても尚、

が一番好き。癒やされたいときにはこれに帰るのです。

この本はhaneちゃんに読んで、嵌まりました。

今週haneちゃんが読んだ本はこちら↓

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春の文字が並びます。

ねずみのオスカーとはるのおくりもの

リリアン ホーバン/のら書店

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パピロちゃんとはるのおみせ (ポプラちいさなおはなし)

片山 令子/ポプラ社

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のはらクラブのこどもたち (おはなしパレード)

たかどの ほうこ/理論社

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ロージーちゃんのひみつ (幼年翻訳どうわ)

モーリス=センダック/偕成社

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ガスパールこいをする (リサとガスパールシリーズ)

アン・グットマン/ブロンズ新社

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きんのことり (とっておきのどうわ)

あまん きみこ/PHP研究所

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うさぎのなぞなぞ屋 (わくわくBOOKS)

さとう まきこ/教育画劇

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そらをとんだ けいこのあやとり (福音館創作童話シリーズ)

やまわき ゆりこ/福音館書店

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もりのおいしゃさん (日本の創作幼年童話 17)

村山 桂子/あかね書房

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おならゴリラ

もりや しげやす/偕成社

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そして夕べ読んでいたのが、

おさきにどうぞ

森山 京/文溪堂

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さらに、滅多に読まないtaichiから、面白いから読んでみれば!と勧められたのが、

でしたが、私にはあまり・・・(^^;)

そしてこちら↓も読んで、色々にわかうんちくをたれておりました。


私は昨日一昨日で、話題のこちら↓を読みました。

泣きながら(><)

銀河鉄道の父 第158回直木賞受賞

門井 慶喜/講談社

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絶対お勧めです!!!

宮澤賢治への見方が変わる(^^;)

賢治も人の子です。

どこまで子どもを信じて見守るべきか・・・悩んでいる世の親必見!

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by yomuyomuehon | 2018-03-02 09:05 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(0)
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今日はいんやんくらぶの振り替え授業に行って来ました。

大阪から梅崎先生がお越しの日でしたので、久々に先生にお会いできると、ウキウキ気分で出掛けて行きました。

4月から中級クラスに通い、来年には師範が取れるかな?

家では、汁物は専ら陰陽重ね煮です。

う~ん、一食に少なくとも2品は重ね煮ですね。

簡単で、野菜をたくさん取れる!素晴らしい主婦の味方。

今日のお教室には、小さなお子さん連れのお母さんも居て、偉いなあ・・・おむつを取り替え、ああうんちが付いちゃった~(><)な~んてやってたあの頃が懐かしい。

大変だと思っていたあの時代もあっという間に過ぎ去り、今や別の問題が起きる頃。

さて今回は、「腸の弱りが万病の元」と、いかに腸内環境を整えることが大切か、現代人の腸は欧米化した食生活と、抗生物質や様々な化学物質によって、腸内環境が著しく悪くなっている事を勉強してきました。

かつて、ばりばりの仕事人だった若かりし頃、コンビニ生活を送っていた私の腸内環境は最悪でした。

よく病気になり、肌もぼろぼろ。

食生活がいかに大切か考えることもなく、薬に頼る日々。

悪化するニキビに、当時は稼いでおりましたから(^^;)、皮膚科や美容整形でのレーザー治療に頼り切っていたのです。

しかし、一時的に、表面的に治まっても、治ったわけではありませんから、少しするとまた肌が荒れるのです。

末端が冷えて冷えて仕方ありませんでした。

結婚して、なかなか子どもも授かれず、不妊治療に頼った事もありました。

諦めかけていた頃、漢方治療で体温を上げることが出来、運良く自然に長男を授かることになりましたが、sotaはやはりアレルギー体質でした。

母親の血液で出来るのですから当たり前です。

次男の前に、一度流産も経験しました。

その後は、食生活を変えたことや、食育に熱心な幼稚園に入ったこともあり、私の体は改善していきました。

10年前の食べ物で今の体は出来ていると、確か聞いたことがあります。

sotaは既に悪いものを出し切ったでしょうか。

うちの子達は、他の子ども達に比べると多分丈夫だと思います。

体を作るものは日々取り入れている食事です。

心を作るのは、この食事と毎日食する言葉だと思います。

・・・と言いながら、良い言葉を与えているとは言えない今の自分を反省(><)

親も人間なので、(・・・な~んて言い訳に過ぎませんが(^^;))ダメな面も多々あるわけで。。。。。

そんなダメな面を補ってくれるのが、良質な本ではないかと感じる今日この頃です。


さて、電車の中で本を読んでいる人、全く見かけませんね。

私にとっては最高の読書環境。

今日は今嵌まりに嵌まっているインガルス一家の物語から「プラム・クリークの土手で」持って行きました。

そして、電車の中で涙です。

インディアンとオオカミの大草原から、プラムが摘みきれないほどあるクリークの土手に越してきたインガルス一家。

馬二頭と引き替えた、洞穴の家に借り住まい中です。

しばらくして、出稼ぎに出たお父さんは、やがて採れるであろう小麦の出世払いで借り受けたお金で、製材やガラス窓を購入し、屋根裏部屋まである素晴らしい家を建てました。

そしてそこに、お母さんに内緒で購入していたオーブン付きの料理用のストーブを取り付けたお父さん。

翌日に引っ越しをした一家。

お母さんがそのストーブを見たときのやり取りが素敵すぎて・・・・


かあさんは、家の中にはいっていくと、じきに立ちどまってしまいました。あっと口をあけ、またとじます。やっと出るような声で、かあさんはいいました。「どうして、まあ!」

ローラとメアリーは、キャッ、キャッ、キャッと声をあげながらおどりまわり、キャリーも、何もわからないくせに、いっしょになってはしゃぎました。

「それ、かあさんのよ。・・・・・」

・・・・・・(途中省略)

「まあ、チャールズ、もったいない。こんなりっぱなものを!」かあさんはいいました。

とうさんはかあさんを抱きしめます。「心配することはないよ、キャロライン」

「あなたのなさることを、いままで何も心配したことなどありませんよ、チャールズ。でも、こんなりっぱな家を建てて、ガラス窓までもつけ、その上ストーブを買うなんて――あんまりぜいたくすぎて」かあさんはいいました。

「どんなことだって、ぜいたくすぎることなんてないさ、おまえのためなら」とうさんはいいます。「それに、費用のことは心配しないでいいんだ。それより、まあ、あのガラスごしに、うちの小麦畑を見てごらんよ」

けれど、ローラとメアリーは、料理用ストーブのそばに、かあさんを引っぱっていきました。かあさんは、ローラが指さしてみせるふたをとってみたり、メアリイが風口の仕組みをみせるのを見つめ、オーブンをながめました。

「なんてすてきなんでしょう。こんなりっぱな、きれいなオーブンじゃ、もったいなすぎて料理も出来ないような気がして」かあさんはいいました。

けれど、そうはいっても、かあさんは、ちゃんとストーブで食事のしたくをし、メアリイとローラは、明るく広々した部屋に、食卓をととのえました。

・・・(途中省略)・・・

「すばらしいな、こうやって暮らせるのは!」とうさんがいいました。


今の時代を生きる私たちは、モノがあることに慣れすぎて、あること・居ることの幸せを・感謝の念を実感せずに生きていないだろうか?

豊かさとは何なのか?読めば読むほど、考えさせられるのです。

学校の図書室にもあるこのシリーズ。

私が小学生の頃の本ですから(^^;)かなりふるいモノです。

全く動いた形跡がありません。

子ども達に是非読んで欲しいなと思います。

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by yomuyomuehon | 2018-01-27 07:58 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(0)
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おれは勉強がきらいだ!と断言するtaichi

宿題が終わっていなけりゃ学校に行けないくせに、ギリギリまでやらない。

練習が長くキツい月曜日と水曜日に限っては、特にそうなる。

どうも精神的に余裕がなくなるようで、練習前には絶対に手を付けない。

学校から帰ってきて、遊びに行かないとなると、ぎりぎりまで漫画を読んでいる。

何度も何度も同じ漫画読んでいる。

だから、かなり細かい描写も台詞も、正確に覚えているらしい。

ワンピースのテストがあったら、きっと満点だ、と思う(^^;)

そして練習から帰って来て、ご飯を食べて・・・この時点で10時前。

早くお風呂入って寝ないと!と言うと、

「宿題やる!」

「えーっ、これから?」

11時近くにふらふらになって就寝。

と、毎回こんな具合。

宿題ならば、やることが決まっているので、やれば終わる。

問題は、自主勉強が宿題の時。

自主勉強の宿題とはいかに?

三年生から始まる自主勉強の宿題。

sotaが3年生の時、自主勉ノートは始めの1ページで終わっていた。

担任の先生曰く、

「自主勉強とは、その通り自主勉強なので、宿題にするつもりはないんです」

偉い!と思ったが、

中学生になって、二学期半ばまでそのままで来ちゃったsotaの成績は、やっぱりよろしくなかった(^^;)

何をやったらいい?と聞くtaichiに、あれは?これは?と勧めるも、

ああだこうだと文句に始まり、やがて荒れ始めるtaichi。

「自主勉なんだからいいじゃん。やりたくない人はやらなくても。」

「それじゃあだめなのっ!」

「じゃあ、やればいいんじゃないですか?」

このやり取りを、何度繰り返した事だろう。

それが先先週、朝早く起きたものの、そのまま暖房の前でごろごろ・・・漫画を読み始め・・・

通学班の集合時間にも間に合わず、

なんと、初めての遅刻。

これには母さん、大激怒。

烈火のごとく怒ったのである。

二学期末、4年生まで皆勤賞で来たのが発熱で崩れ、それまで皆勤賞じゃなくなっちゃうよと、おだておだててきたのが通じなくなったのは大きい。

その後、宿題を練習前に終わらせていっているtaichiだが、果たしていつまで続くやら。

週末には読書50ページ以上という宿題も出る。

いつも、読んだというが、漫画以外を読んでいる様子はない。

きっと適当に記録していっているに違いない。

そんなtaichにこの本を勧めたら、面白かったと言い、どんなお話だったか聞くと、登場人物の名前も地名も細かく説明し始めた。

これには母さんびっくり!

なんだ、ちゃんと読めるんだ(^^;)ちょっと安心。

そしてhaneちゃんに、面白いから読んでみろ!と言う。

漢字が多すぎて、表現も難しくてちんぷんかんぷん。

絵本と言えども小学校高学年向けなので、1ページ目にて閉じたhaneちゃんである。

楽しいと思える本に出会えれば、読むんだね(^^)

サリー・ジョーンズの伝説 (世界傑作童話シリーズ)

ヤコブ・ヴェゲリウス/福音館書店

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小学4年生以上向け

絵本である。

絵本ではあるが、出てくる言葉は難しいので、読み聞かせするにしても低学年以下には難しい。


物語は今から100年前、熱帯のあらしの夜に始まる。

アフリカの熱帯雨林の奥深くに生まれたゴリラの赤ちゃん。

星一つ瞬かない真っ暗な夜に生まれたこの子は、数々の不幸に見舞われるだろうと予言された。

その通り、このゴリラの女の子は不幸に不幸を重ねる人生(?)を歩むことになる。

まずは密漁者に捕らえられ、競りに掛けられた。

象牙商人に買われ、ケチな商人に人間の赤ん坊と偽らされてトルコへ。

偽造パスポートには、ジャングルで行方不明になった宣教師夫妻の娘サリー・ジョーンズと記されていた。

これでもか、これでもか、と不幸な運命がサリー・ジョーンズを襲う。

偽りの愛情を信頼し、泥棒に育て上げられ、裏切られ、動物園に送られ、サーカスに売られ、魔術師の助手となり・・・・

その状況の中で、サリーは強く賢いゴリラに成長していった。

その賢さは、時にサリーを窮地から救い出す事も可能にした。

どんなに暗く辛い人生(?)でも、いつかは夜が明ける。

最終的には、やっぱり児童書、結末にホットするのである。

絵本としてはあり得ないボリューム、106ページ。

最後まで読んで、あれ?サリーって確か女の子だったよね?

そうそう、ゴリラの女の子!

逞しすぎる精神力と運動能力と、見た目。

つい、あれ?っと確認したくなるのである。



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by yomuyomuehon | 2018-01-24 11:05 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(0)
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小学校図書室のボランティアは、図書室の飾り付けや書棚の整理が主な仕事ですが、

専門の学校司書がいない、子どもたちの通う小学校の図書室はちょっとお粗末(><)

子どもたちに人気の本と言えば、

ディスニーアニメブックに、ゾロリ、サバイバルシリーズで、

いわゆる名作は、ほとんど出ることがない様子。

子どもたちに、本で広がる楽しい世界を体験してほしく、紹介文をつけて展示したいと考えるも、なかなか時間がとれません。

いざ、これを!と思っても、図書室にない本も多く、なかなか仕事がはかどらず(><)

そして紹介するにはまず読まなくちゃ!と思うと、児童書とはいえ、高学年向けとなると読み応えがあって読むのに忙しく、紹介したい本は山積みなのに、ブログに向かう時間が無い状態です。

って、いいわけに過ぎないですね(^^;)

でも、こうして児童書に接していると、児童書って本当に素敵。

大人が読んでも、明日への希望を見いだせる気がしちゃうのです。



子ども向けに本をつくろうとしたらごまかしがききません。つまらないとすぐにそっぽを向いてしまいますから。
だから、いい児童書は、無駄をすべて削ぎ落としたうえで、ていねいにつくってあるのです。
児童書は、子どもの気持ちにならないと楽しめない本ではなく、優れたものは、子どもが子どもとして楽しめるのと同様に、大人も大人として楽しめます。この本で紹介する十冊は、すべて、子どもに読むためだけの本ではなく、大人が純粋におもしろいと思える本ばかりを選んでみました。だから、まずは、大人に読んでもらいたいと思います。(「はじめに」より)

本当にその通りではないかと思います。

先週読んで、面白い!と思った高学年向けはこの四冊。

「びんの悪魔」はちょっと大人っぽいないようなので中学生以上向けかな?

他は6年生くらいに絶対おすすめです。

「バッテリー」なんて、児童書の域を超えていて、これは本当に面白い!


子どもがその年齢に達したときに、親である私も読む機会を与えられるものがあります。

ほとんどの大人は、大人になってから児童書に向き合うことが無いでしょう。

でも、それはもったいないかも?

大人向けの本は、読み終えたときすごく疲れます。

いい意味で(読者がそれを望むので)、読者を裏切る展開や、読み終えたときのすっきりしない感じが残るものが多いです。

その後も暫く考えさせられたりしませんか?

一方児童書は、読み終えたときのさわやかな感じ・・・5月の草原の風のような・・・があります。

決して読者を裏切らない。

それどころか、明日への希望や夢を持たせてくれます。

大人は疲れます。

そんな大人にも、児童書はよく効くと思うのです。

そして子どもの世界には「正しい事」が「正しい事」としてあるのも素敵です。

大人になると、そんなのは表向きだけだよ!と、本来はこうあるべき姿が崩れてきます。

でも子どもの世界には、子どもの本の世界にはそれがあるのです。


さらにこの時期の子たちが読む児童書は、冒険による心の成長を書いています。

主人公と一緒に冒険した読者は、読了後少し大人になっているはずです。

本を読むことで疑似体験出来るというのは、人間にしか出来ない事。

映像を見ての疑似体験を、他の動物がどこまで出来ているのか、興味がありますが、識字による想像は、人間にしか出来ないでしょう。

この想像はまた、人によって異なります。

それも素敵なことです。

映像での体験はみな一緒ですが、文字から想像した世界はみな違うわけです。

それって面白いですよね?


西の魔女が死んだ (新潮文庫)

梨木 香歩/新潮社

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西の魔女とは主人公まいのおばあちゃんのこと。

おばあちゃんはイギリス人で、日本人のおじいちゃんと結婚し、ママが生まれ、まいが生まれた。

物語は、おばあちゃんが倒れたとの連絡を受け、中学校にいるまいを、ママが迎えにくるシーンから始まり、二年前に不登校になったまいがおばあちゃんと二人で暮らした日々を綴ったもの。

おばあちゃんはなぜ魔女と呼ばれるのか?

それはぜひ読んでみてください。

先日読んだ

も、ちょっと似た感じがありました。

きちんと生活をする事の大切さをどちらからも感じます。


魔女の宅急便 (福音館文庫 物語)

角野 栄子/福音館書店

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小学校の図書室ではアニメ絵本は借りられているのですが、児童書の方は動かないまま(^^;)

キキが黒ネコのジジと、生まれ育った町から遠く離れた知らない土地で、一年間の魔女修行をした後、里帰りをするシーンがこの本のラスト。

親の所に帰って来たとき、改めてキキが成長したことが分かるのですが、うるっときます。

それは、私が主人公でなく、母親であるコキリさんの立場になっているからでしょう。

「魔女の宅急便」はこの本の後も続くのですが、この本のイラストだけ林明子さんでした。


バッテリー (角川文庫)

あさの あつこ/KADOKAWA/角川書店

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あさのあつこさんの文章がうまい!

初版が出てから、この本が文庫本で出版されまでの7年間にあったことは、数知れず。

その中でも、1997年の14歳の少年による連続児童殺傷事件「酒鬼薔薇事件」など、10代少年の凶悪犯罪が次々報じられ、心理学者や教育者が少年の心を解析していくなかで、同じ10代の少年二人の息子を持つあさのさんも、母親仲間と嘆きあったそうです。

しかしながら、本当にそうなのか?自問自答する中で、書きたかった少年像をとらえました。

傲慢・脆弱・一途・繊細・無神経・思考力・希求の想い・惑う心・・・・悪とか善とかに簡単に二分されない、すべてを含んで屹立するたった一人の少年を。


主人公の原田巧は間もなく中学生。

類い希なピッチャーとしての才能を持つ、かなりの自信家であり、努力家。

中学入学を前に、両親の出身地、岡山県境の地方都市に引っ越してきました。

そこで出会ったのが同級生でキャッチャーをしている、病院の一人息子永井豪です。

巧とバッテリーを組むことを熱望し、出会った翌日から本気の野球を申し込みます。


なんかねぇ、文章が生きてて、ぞわぞわするのです。どきどきするのです。

会話が多いせいなのかな?

懸命に白球を追っている野球少年にも、まったくの野球音痴にも、この物語はビビッと来るにちがいない!

早く続きを読まねば!


びんの悪魔 (世界傑作童話シリーズ)

R・L・スティーブンソン/福音館書店

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この本は、

宝島 (岩波少年文庫)

R.L.スティーヴンスン/岩波書店

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を書いたスティーブンス作。

ハワイを舞台に、ある小瓶を手に入れた男の話です。

愛でも、名声でも、お金でも、豪邸でも、それどころかサンフランシスコのような町でさえ”欲しい”と口にすれば手に入れることができる。

ナポレオンも、キャプテンクックも持っていた小瓶。

でも彼らは手放し、そして没落し、一方は殺された。

なぜか?

この瓶にある一つの欠点。

それは・・・・

深いです。

そして、やはり人を救うのは愛です。

ぜひ、お読みください。


というわけで、今夜も読書に勤しむとしましょう。

最近の読書のお供がこちら↓





寒い夜にはお湯割りがいい(^^)

すっかり飲んべえになってるなあ(^^;)


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by yomuyomuehon | 2017-10-29 12:56 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(2)
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昨日、水泳練習がお休みだったtaichiは、幼稚園からの友だちや小学校に入ってずっと仲良しの友だちと連れだって、魚獲りやザリガニ釣りに興じたらしい。

練習がないととことん遊ぶ彼は、7時近くなっても帰らない。

やっと帰って来た彼の臭いこと!

「ママーっ、川に落ちたーっ!」

川?どぶじゃないのかね?

彼はざりがにと同じ臭いがした。

とにかくお風呂に入って!服も洗ってね!

洗濯板を持ち出し、お風呂で洗濯、そして入浴するtaichiは鼻歌交じり。

かなりすっきり遊んできたようだ。

最近、夜の水泳練習を考えると、あそびに行くのを躊躇するtaichi。

やはり子どもは遊ばなきゃあかん!

全身使って(浸かって?)とことん遊ばなきゃね。


先日、幼稚園の同窓会に行ったhaneちゃんも、先生や男友達と連れだってザリ釣りに興じた。

そして途中小川に飛び込んで全身びしょ濡れになった。

まだまだしばらくこれが出来る子どもで居て欲しい。


今朝の朝日新聞の「声」に、小4の妹が脱毛したいと泣く姿に驚く中学生の兄の投書があった。

最近小学生をJKと呼ぶそうで、小学生向けのファッション雑誌もあるそうだ。

そんなに急いで大人にならなくても良いのに・・・

今でなけりゃ出来ないこと、いっぱいあるのに、もったいない。

大人は、子どもが子どもで居られる時期を大事にしてあげる義務があると思う。


ところで、うちの小学校はチャイムが鳴らない。

それを、自分で考えて行動できるようになる!良いことだと思っていた。

が、最近これは違うのではないかと思うのだ。

昼休みは、給食後、掃除が始まる前の1時5分から1時30分。

読み聞かせは、1時25分に終えるようにしている。

先生から5分前の時間を言い渡されている子ども達(1.2年生)は、昼休みを25分までだと思っている。

さらに5分前行動が身についている(?)ために、1時20分に帰るのだ。

読み聞かせをする教室は1年生のいる校舎から離れているために、1年生が大勢やってくるのは10分近い

だから実質10分しかないことになる。

時間を説明しても、先生の言うことが絶対な低学年にとって、おばちゃんの話は信用できるものではない(^^;)

それでもお話が途中で、面白いと思う子は残る。

が、問題は、そこの部屋を掃除する2年生。

なんと、20分頃から掃除を始めようとする。

そして聞いている子達を追い出す。

が、最期まで読む私。

掃除にやって来た子が座り込んで聞く・・・変なことになってしまっている。


時間を気にして行動する事は確かに大事かも知れない。

でも、時間ばかりを気にしてしまって、その時間を十分楽しめないのは悲しすぎる。

子ども3人育ててきて、小学校という場で様々なボランティアをして、いろんな子どもの本を読んで、最近思うのは、もっと子どもに無駄な時間を過ごさせてあげるべきだということ。

時間ばかり気にして、空気ばかり読んで生きる事の息苦しさである。

早く、○○しなさい。早く、早く・・・

何度その言葉を発して来たことだろう。

最近思い出すのは、小学生の時の夏休み。

すご~く長い時間に感じられたなって思う。

今は一週間さえあっという間に終わってしまうのだけれど・・・・

そうそう、子どもの時間はゆったり流れている。

だから、ぼーっとしているんだと思う(^^;)

だから、無駄だと思う時間を、大人から見たら本当に無駄に過ごしているんだと思う。

いっぱいあるからね。

でも、最近の子ども達はどうだろう?

無駄な時間を過ごしているだろうか?


小学校の図書室で、”時の記念日”の企画で”時の本”として紹介した中の一冊。

(以下、あらすじです)

大都会の外れにある円形劇場跡に暮らす浮浪児の女の子モモ。

皆はモモに優しく、そしてモモは皆を幸せにするというふしぎな力を持つ。

あるとき、心豊かな暮らしをしていた人々のもとに、灰色の男たちなる不気味な集団が入ってくる。

彼らは人間の時間を盗む時間泥棒。

彼らにそそのかされた人々は、良い暮らしを求め、せかせか暮らすようになる。

見せかけの繁栄とは裏腹に、人々の心は荒んでいく。

やがてモモの元にはだれも来なくなった。

モモは時間を司るふしぎな老人の力を借りて、灰色の男たちと対峙し、人々の時間を取り戻す。


これは、効率優先の現代社会に対する痛烈な風刺である。

モモのふしぎな力・・・魔法が使えるわけではない。ただ、黙って注意深く話を聞く事。

”しゃべっている内に自分が間違っていたこと気付く。いや、おれはおれなんだ、世界中の人間の中で、俺という人間はひとりしかいない、だからおれはおれなりに、この世でたいせつな存在なんだ。
こういうふうにモモは人の話が聞けたのです!”

この本↓に通じる

最近、偶然が重なって必然となる、って事をつくづく感じる。


 ”時間をはかるにはカレンダーや時計がありますが、はかってみたところであまり意味はありません。というのは、だれでも知っているとおり、その時間にどんなことがあったかによって、わずか一時間でも永遠の長さに感じられることもあれば、ほんの一瞬と思えることもあるからです。
 なぜなら時間とは、生きるということ、そのものだからです。そして人のいのちは心を住みかとしているからです。”


子どもの無駄と思える時間を大事にするという事に気付くべき大人は、育児書よりも良質な児童書を読むべきではないかと思う。 


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by yomuyomuehon | 2017-06-23 12:00 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(2)
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小学5,6年生以上向け

今度、お家が二つになります。

第一章 
 1

水曜日。
今日とうさんがお引越しをした。

と始まる「お引越し」とは、ずばり両親が離婚して、父さんが家を出て行く日に始まる。

主人公の女の子は漣子(通称レン)11歳。

学生結婚をした両親と京都に住んでいる。

家が職場の父さん。

その手伝いをしていた母さんは、一年半前にもう一度お勤めを始めた。

朝、先に家を出る母さん。

勤め始めた頃、父さんも一緒に起きていたけれど、段々しなくなって、

レンコと母さんは二人で食事をするようになり、

母さんが出掛けてから、レンコが父さんを起こして学校へ行くようになった。

父さんの朝ご飯は、レンコが作るようになった。

母さんはゴメンって謝った。

少し腹が立ったレンコ。

作るの好きやだけだもの。

家庭科の成績もバッチリやもの。

バーカ。


父さんが家を出て、母さんと二人の生活になった。

父さんは引っ越す前はしばらく変だった母さんだったったが、お家が二つになることを話してくれてからは、その前よりもずっとずっと若くなった感じ。

得した感じがする。

でも、二人ともお引越しの日は泣いていた。

大人が泣いたら私は泣けない。

翌日母さんは二人の新しい暮らしの約束をしようと言った。

そして二人は契約書を交す。

父さんと母さんが別れるのは、レンコのせいじゃないというけれど、

でも、でも、レンコの暮らしは変わる。

表札から父さんの名前が消えた。

結婚前の名字に戻るという母。

レンコはどちらか選べると言う。

「とうさんとかあさんは言うたはずや。二人が別れるのはわたしのせいやないって。私のせいやないのに私に関係ある。あんまりや。」


両親の別居(離婚を前提とした)によって揺れ動くレンコの気持ちを描いた作品。


せっかく作った朝ご飯を食べない父さんに、父さんの名が消えた表札に、「女の子だからお手伝いもカルイカルイ」と能天気に励ます教師に・・・・

大人は勝手だ。

どうにも表現できない心のイライラをに「バーカ」を連発するレンコ。


関西圏の親子の会話って、対等な感じがするのは私だけ?

少し前に読んだ同じひこ・田中さんの

でも、親子で話出来てるよね、子どもをちゃんと認めてるよねって思った。


今朝、何を言っても(・・・・まあ私がうるさいのだけれども)

「うるさいっ!」しか言わないsota中学一年生。


そうなんだ。。。。

子どもを子どもとしてしか見てないから、ちゃんと話が出来ないの。

一人の人間として対等に話をしなくちゃいけないの。

分かってる。。。。分かってるよ。。。。

う~ん、分かってないんだな、きっと(^^;)


さて、sotaの小学校の同級生。

親が離婚している子がとても多かった。

そういう話に疎いので全く知らなかったが、最近見ないなあと思っていたら・・・・とか。

中には新しいお父さんが来て、持久走大会の練習に付き合ってくれて、初めてビリじゃなかったと、卒業文集に寄せていた子も居て・・・・

いろんな家族の形がある。

親の都合で別れる事になっても、子どもは幸せになって欲しい。

レンコの言うとおり、子どものせいじゃないって言ったって、関係ないわけじゃない・・・のだけれど。


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by yomuyomuehon | 2017-05-22 12:35 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(0)

新年の誓い

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一夜明けて、新しい年が始まった。

年末は、子ども達のご飯作りに家中の掃除に明け暮れ、気付けば小学校の冬休みを既に一週間終えた。

大晦日、子ども達はスクールの記録会に行き、私は今日からお邪魔する主人の実家に持って行くお節料理作りをしながら掃除掃除。

今年は今までに無く掃除をしたぞーっ!!!

何だかちょっとスッキリ(^^)

しかしまだ、数日前に届いた本棚を組み立てておらず・・・こちらは年越ししてしまった(><)

ローグ1を観たい!という子ども達のリクエストに応え、映画を観に行き、そして帰ってからまた夕食作り。

大量のそばに、大量の天ぷら。

6人前で良いかと思っていたら、もう6人前のそばでは足りん(><)

昼はとんかつだったのに・・・・

私は二口で終わった(^^;)

来年は8人前か!?

今朝は残ったてんぷらで、義実家でのご馳走に備え軽い朝ごはんで・・・・と思っていたのに、ああ一つも残らず(><)

1時間半かけて揚げたのに・・・・

恐るべし子ども達の食欲である。

だから元旦も台所に立つ母である。


さて、昨日と今日・・・いつもの夜明けであるのに、年を跨ぐと全く違うものである・・・気がする。

人はこうして節目を必要とするものなのだろう。

昨日までの自分を振り返り、よし今年は!今年こそは!と思いを新たにする為に、この一夜はあるのだろう。

毎年遠くから聞える除夜の鐘。

今年は子どもに本を読んだ後、そのまま一緒に寝てしまったので、聞く事が出来なかった。

ちなみに昨夜読んだのは、

雪わたり (福音館創作童話シリーズ)

宮沢 賢治/福音館書店

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除夜の鐘の108つの煩悩については後付らしい。

中国の宋の時代以前にお寺の修行道場に始まり、毎日夕方鳴らしていたもので、

1年の終わりの日に生活を見直してリセットしたいという思いが、煩悩説となって広まったそうだ。

煩悩の根本は三つあって「三毒」と言う。

「むさぼり」・「怒り」・「愚かさ」で、これらは「行い」・「発言」・「思い」の三つから生まれるとの事。

なるほどね(^^;)

除夜の鐘を聞けなかった私は・・・さてさて。

どれも必要な人間的感情のような気もするが、過ぎてはいけない。

掃除をしながら「欲」を反省し、しかし子ども達への「怒り」を抑えきれず・・・(^^;)

年女となった私、人間的に成長しなければ!と心から反省する元旦である。


さて今年はsohtaは中学生に、そしてhaneちゃんは小学生になる。

(私が!)9年間通った幼稚園ともついにさようなら。

本に関わるボランティア、そして近いうち(・・・と言ってもまだ何年か先になるが)に主宰したい陰陽料理教室の準備と、他にも考え中のやりたい事と、益々忙しい1年となる予定。

年明けの小学校の図書室ボランティアの準備として今むさぼる様に読んでいるのが、岡田淳さんと後藤竜二さん。

12歳たちの伝説 (風の文学館2)

後藤 竜二/新日本出版社

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これは6年生の荒れている教室にやって来た、ちょっと天然な女の先生との交流を書いたもので、5巻ある。

6年生が主人公とあって、sohtaもこの冬休み入って読んでいる。

のんびりしたsohtaのクラスと違い、ピリピリした雰囲気のこのクラスに驚いている。

フングリコングリ―図工室のおはなし会

岡田 淳/偕成社

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「フングリコングリ」って?

これには幾つかのお話が入っているのだが、どれも面白い。


絵から子どもはこちらを取るかと思って読んでみたのが、

きかせたがりやの魔女

岡田 淳/偕成社

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しかし、はたこうしろうさんのイラストの印象が強すぎて、岡田淳さんの世界に浸れない。

で、途中で読むのを止めてしまったくらい、内容も以前の岡田淳さんのものに比べて面白くない。

絵って重要なんだなって、改めて思った。

こちら↓は面白いので、子ども達には是非読んで欲しい。

二分間の冒険 (偕成社の創作)

岡田 淳/偕成社

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びりっかすの神さま (新・子どもの文学)

岡田 淳/偕成社

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シノダ!シリーズ最新作のこちら↓

指きりは魔法のはじまり (シノダ!)

富安 陽子/偕成社

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読みやすさは抜群だが、以前のような面白さはない。


で、昔の(?)理論社の児童書はやはり面白いなあと思っている。


この本に三話ある中の二話読み聞かせ終わったのが、

ながいながいペンギンの話 (新・名作の愛蔵版)

いぬい とみこ/理論社

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ペンギンの兄弟、元気いっぱいで恐いもの知らずの兄ルルと、臆病だけど心の優しい弟キキ。

南極に生まれた双子の、ハラハラドキドキの冒険譚、そして成長物語である。


HPをご覧あれ!

素晴らしい作品が盛りだくさんなのだ。
今年も、今まで読んでいなかった良本を、子ども達に手渡す努力を惜しみなく!ひたすら読書に励むぞーっ(^^)



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by yomuyomuehon | 2017-01-01 09:03 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(2)
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ぼくたちのリアル

戸森 しるこ,佐藤 真紀子/講談社

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小学高学年以上向け


(以下、あらすじです)

そいつの名前は秋山璃在(リアル)。

運動神経抜群で、性格は明るくお調子者。服のセンスがよくて顔も普通にかっこいい。

気も利くから女の子にももてるし、男の子の友達も多い。

勉強も学年で五番以内に入る。

書初め展では毎年金賞。絵画コンクールでは佳作に選ばれる。

そして、ゲームやカラオケだって、めちゃくちゃうまい。

根は真面目で学級委員をやったりしている。

そんな非の打ち所のないリアルと、ワタルは幼馴染のお隣同士。

ワタルは平凡な自分と比べて、リアルに昔からコンプレックスを感じていた。

しかし、小学5年生の新学期、美しい転校生(サジ=男子)の来訪によって、二人の関係に変化が・・・

同じクラスで、TVで人気の子役との恋がこじれた合唱祭、リアルの家族の悲しい過去、サジへのいじめ……。

それぞれ助けあいながら、三人は次第に友情を深めていく。

出席番号一番、秋山璃在。二番、飛鳥井渡。三番、川上サジ。三人で過ごした五年生の短いけれど濃密な四ヶ月の思い出。

*****

第56回講談社児童文学新人賞受賞作の戸森しるこさん。

そしてイラストは、何とバッテリーの佐藤真紀子さん!

バッテリー (角川文庫)

あさの あつこ/KADOKAWA/角川書店

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やっぱり、佐藤さんのイラストは目を引きますね(^^)

男子サジの恋心・・・今までになかった児童文学の展開にちょっと驚き。

非の打ち所の無いリアル・・・そしてこの名前!昔の人である私にとって、非現実的な感じではありますが、う~ん今時は居るのかもしれない。。。。

出来る子は何でも出来るもんねぇ(^^;)

でも、やっぱり5年生。

まだまだ子どもの部分もあるわけで、こういう子はどこか頑張り過ぎちゃってるんだよね。

その緊張を緩めてくれたのが、ワタルであり、サジの登場によって成長したワタルなのである。


登場する子ども達も大人も皆、基本的にいい人なのだ。

現実はどうかな?って思わなくもないけれど、

三人が偶然聞いてしまったサジの悪口を言っていた子。

リアルがその子を擁護する場面がある。

ここは、人は一方から見ただけでは、反対側は見えないなって、気づかせてくれる場面である。

やっぱりリアルはいいヤツだと思う、素直に友達をリスペクト出来るリアルは格好いい。


「ぼくたちのリアル」ってタイトルは、「ぼくたちの現実」って意味でもあるらしい。

そうか、これが5年生なのね。

親の気づかない所で、子どもは大人への階段を上っているわけだ。

児童書を大人が読む意義は、忘れてしまった子ども心を呼び戻し、今その世界を漂っている子どもの心を知る事にあると思う。

面白かったので、一気に読んじゃった(^^)


で、戸森しるこさんの第二作目の作品が11/15発売に!

十一月のマーブル

戸森 しるこ/講談社

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今度は小学6年生が主人公らしい。

早く読まなくちゃ!

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by yomuyomuehon | 2016-11-17 10:30 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(2)
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星野道夫の世界に浸っている最中、

カナダ文学の父と称される、
チャールズ・G・D・ロバーツの動物記に辿り着いた。

氏は、野生動物をリアルに描く『写実的動物文学』という分野を確立した方で、動物記といえば日本ではシートンが不動の地位を築いているが、なんとそのシートンとは1860年生まれの同じ年。

かつてシートンは、

「野生動物は、けっして年老いて自然に死を迎えることはない。遅かれ早かれ悲劇的最後を遂げる運命にある。ただ、どれ程長く敵から身を守っていられるかという違いがあるだけだ」

と述べている通り、

シートン動物記でもロバート動物記でも、登場する動物達は、たいてい哀れな末路を辿る。

オオカミ王ロボ (シートン動物記) 図書館版

Ernest Thompson Seton/童心社

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その中にあって、この↓「レッド・フォックス」は、主人公の比類なく賢く逞しいキツネ、レッド・フォックスが、多くの敵と困難に打ち勝ちながら成長し、最後まで生き残る異色の物語である。


レッド・フォックス カナダの森のキツネ物語 (世界傑作童話シリーズ)

チャールズ・G・D・ロバーツ/福音館書店

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小学高学年以上向け

(以下、あらすじです)

これは、カナダ東部の未開の地に住むキツネの物語。

並外れた強さと賢こさを兼ね備えた子ギツネ、レッド・フォックス。

同じ母ギツネから生まれた子ギツネの中には、たいてい一匹、大きくて強くて毛色の美しい子ギツネがいると言う。

それは種を残すための、自然の摂理なのかもしれないなぁと思った。

(・・・という事は、動物の一種である人間もそうなのか・し・ら?(^^;))

動物界はつねに生き残りを賭けたサバイバルであり、この物語は三世代にわたるキツネ一家のサバイバル物語である。

春まだ浅いリングワークの荒野で一匹のキツネが二頭の犬に襲われるところから、この物語は始まる。

追っ手を上手くかわしたと思ったのも束の間、キツネはたまたま通りかかった農夫ジェイブの銃に撃たれてしまう。

傷ついたキツネは再び犬に臭跡を嗅ぎ付けられるのだが、自分の巣穴から遠く離れた所に追っ手を導き、自らの命を犠牲にして、巣穴に残された家族を守るのだ。

この生き延びたキツネ一家の5匹の子ギツネの中で、一番大きくて賢い子ギツネがレッド・フォックスである。

子ギツネたちは、母ギツネから狩りの仕方を習いながら成長する。

しかし、オオタカに襲われたり、オオヤマネコに襲われたりして、子ギツネは1匹、そしてまた1匹と命を落としていく。

やがて独り立ちしたレッド・フォックスは、家族を持ち、また人間に関心を持ちと、更に成長を重ねていった。

夏の終わり頃、厳しい干ばつがリングワーク一帯を襲い、キャンプファイヤーの不始末から盛り全体が火事になり、森中の野生動物が逃げ惑い、次々と死んでいく中、レッドフォックスの先導により、一家は九死に一生を得るのだった。

動物界で圧倒的に強く賢いレッドフォックスは、開拓地全体にその評判が知れ渡り、かつては父ギツネを追いつめた農夫ジェイブと、関わらずとも交流のあった少年によって、ついに捕らえられてしまう。

米国の狩猟クラブに売られたレッドフォックスだったが、猟犬たちの激しい追跡をかわし自由の身になり、荒野を目指す。

*****

ロバーツは作品の中で、人間を動物達と同列に扱っている。

人間はしょせん衣服をまとった動物に過ぎず、ひとたび野生動物と対峙する時、えさをめぐって譲らない動物の敵対者となる。

「私たちがいま手にする動物ものがたりは、力強い解放者です。
新鮮味がなく、ただ実用的な物の世界から、退屈しても当然であるみすぼらしい
世界から、しばし私たちを解放してくれます。それは、私たちが自然に戻るのを助けてくれますが、決して蛮行に戻ることを要求することを要求することはありません。それは、私たちを大地との古い親しい関係へと引き戻してくれます・・・・」
(「野生の一族」『動物ものがたりへの招待』より)

野生の一族―ロバーツ動物記

チャールズ・G.D. ロバーツ/立風書房

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いつの間にかカナダの大自然の中に、動物の一種として紛れ込んでレッドフォックスを見つめている自分が心地良い。

シートン動物記より、文学的に美しく、小さい子にも読めるシートンより、大人向けである。

チャールズ・リビングストン・ブルの挿絵も素晴らしい。

これは絶対にオススメ!

大人もかなり楽しめる。

彼の著作は70余りあるらしいのだが、日本で今読めるのは上の二冊だけ。

シートンは相当数翻訳されているのに、実に残念である。

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by yomuyomuehon | 2016-11-14 08:30 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(2)
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昨日、筑波山登山に出掛けた年長さん。

私が小学生の時に行った遠足では、帰りはケーブルカーでしたが、年長さんは下山も自分の足です。

更に!行き帰りのバスの中ではず~っと歌いっ放し。

夕方薄暗くなった頃、園に戻って来た子ども達は元気でしたが・・・

車に乗って家に向かう途中、

何を聞いても応えないhaneちゃん。

段々機嫌が悪くなり、「もう、ママうるさいっ!」

そして、寝ました(^^;)

朝までぐっすり寝ました。

今朝はsohtaが修学旅行で、6時過ぎに家を出る事もあって、早くからバタバタうるさかったらしく、haneちゃんも5時過ぎに起きていましたが・・・

昨夜寝てしまったhaneちゃんの足や手を拭いてみると、真っ黒で、膝も脛も汚れていました。

一昨日降った雨でぬかるんでいた所もあったらしく、滑ったり転んだりしたのでしょう。

今朝も大分不機嫌でしたけど(^^;)

園児にしてはキツイ筑波山登山で、頑張ったのでしょう。

もう大分色あせてきたsohtaが年長さんの時の筑波山の写真を見ると、顔つきも身体の大きさも大分変わりました。

この6年間は大きい。

今日はダブルデートのような、男女2対2のグループ行動で、鎌倉を巡る事になっています。

sohtaは、小町通りでの買い食いと、由比ガ浜しか頭にない様子で、ネットで美味しいものばかり調べておりました。


さて、毎日毎日喧嘩ばかりの兄弟ですが・・・taichiは遊びから帰って、水泳練習に行く前、

「何だか静かでさびしいなあ。。。ねえ、sohtaは今何している?」

「う~ん、もうすぐご飯かな?」と母。

「えーっ、もう!?早っ!」


水泳練習から帰って来て、

「ねえ、sohtaは今何してる?」

「さあ、何してるだろうねぇ。友達と部屋で枕投げでもしてるんじゃないか」と父。

「sohtaに携帯とか持たせれば良かったのに!今何しているか分かんないじゃん」

「はあ?」

携帯なんて持ってないし・・・(^^;)

君は一体どれほど兄貴が好きなんだ?

「sohtaは何してる?」って、今日は何回聞かれたことかしら?


木はえらい―イギリス子ども詩集 (岩波少年文庫)

谷川 俊太郎(翻訳),川崎 洋(翻訳)/岩波書店

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小学4年生くらいから


「ぼくは末っ子なので」  マイケル・ローゼン作/川崎洋訳

ぼくは末っ子なので

家ではいつもこんなふうなんだ


兄ちゃんがやってきて

「ママ やつに言ってよ
やつのベッドの下のガラクタをかたづけるようにって」

ママがぼくに言う

「あんたのベッドの下のガラクタをかたづけなさい」

パパが言う

「ママが言ったの聞えたろ」

「何て?」

とぼく

「おまえのベッドの下のガラクタをかたづけなさいって」

そこでぼくだって言うんだ

「兄ちゃんのベッドの下の方だってガラクタがいっぱいだよ」

するとパパが言う

「お前のベッドの下のガラクタの話をしているんだ」

ママも

「かたづけるんだよ いいね」

そして兄ちゃんは それ見たことかという顔で

「お前のベッドの下のガラクタをかたづけろよな」

もうぼくは頭にくる

カチンとくる 何て言ってやろうか

「ガタガタうるせえな だれが兄ちゃんの言うことなんか、聞くもんか」


きっと明日からまたこんな感じに違いない(^^;)


イギリスの子どもたちから圧倒的な支持をを得てきた「悪がきの詩」と言われる詩の数々。

この詩の作者マイケル・ローゼンは、そんな詩を始めて作り出した詩人です。

共感するに違いない子どもの心の世界を詠っています。


今日のhaneちゃんはかなりの上機嫌(^^)

で、色々とやり始めて、カッターで段ボールを切るから、カッターかして!と言うので、渡してみました。

が、早速指をザクッとやってしまい、流血、そして泣き・・・・

ジェとコースターで下るように、一気にブルーになってしまいました(^^;)


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by yomuyomuehon | 2016-10-20 22:44 | 童話 高学年向け | Trackback | Comments(0)