人気ブログランキング |

絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
プロフィールを見る
更新通知を受け取る
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

2013年 07月 29日 ( 1 )

先の水曜日の夜、スイミングの選手練習後、そうたの今後について、コーチからお話がありました。

首か!?

と、内心ビクビクしていたパパにとって、ホッと胸を撫で下ろすような話。

そうたがこのまま続けたいかどうか、本人への意志確認でした。

「約一月やってみて、どうだ?そうたはこのまま選手コースで続けたいか?」

「・・・・・」

(えーっ!? 即答しないの?????)

「まあ、これから本格的にやって行くとなると、徐々にペースも上げていかなくちゃならないし、キツくなるとは思うけど・・・何れ、Iクラスに上がらなくちゃならないしな」

そうたは2~4年生の、選手コースでは一番下のクラスでの練習をしています。

が、3年生のメインは一つ上のIクラス。

鬼軍曹のようなコーチ(^^;)の下での厳しい練習が、そうたをびびらせています。

「どうする?やる?」

「・・・・・はい」

パパママ揃って、思わず

「声がちっちゃい。聞こえないよ」

「・・・やります!」

(良かった(^^;)今更出来ませんって言うかと思った)

というわけで、無事選手コースの一員になったそうたです。


で、翌木曜日の練習は、

それまでのそうたと違って(^^;)

ものすごーく気合が入っていて、

競争では、体中をバンバン叩き、気合を入れ、

(いつの間にそんなわざ?)

勝ち続け、良いタイムも出して、ものすご~くコーチに褒められ、ハイタッチ!

まあ、コーチがそうたを乗せるのが上手いのですが(^^)

片や、そうたより頭一つ分ちっちゃな二年生の女の子には、滅茶苦茶怖いコーチです(><)

子どもの性格によって、使い分けているんだそうです。


そうたが一夜にして、何故こんなに変わったのか?

まず、夏休みに入って毎朝続けている公園のrunで、たいちがかなり良い記録を出した事。

そして午後、たいちはスイミングのテストに合格。

初級クラスを終え、中級クラスへ進級。

次のクラスのコーチは、選手をピックアップする選手コースのトップ。

「たいちが育成コースに呼ばれるのも、時間の問題だよ~、ここはしっかり差を付けとかないとねぇ」

と、はっぱをかけた私。

さすがに、弟には負けられまい(^^)


そして今、私が読んでいるのは、これ ↓



この本の中でキーワードになるのは、考える、判断する、と言う言葉です。

タイトルにあげた「賢いスポーツ少年」とは、人に指示されたことに盲目的に従うのでなく、

自らも考え、判断できる力が養われている子ども、ということです。

日本のスポーツ界では、この、考える、判断することの訓練が、特に少年期の指導ではとても不足していると感じています。(まえがきより抜粋)



アトランタ大会(1996年)後にナショナルヘッドコーチに任命された、上野広治氏(現、競泳委員長)の功績と、氏の言葉が載っています。

日本のジュニア選手の競技者数は世界一、選手層の厚さもトップクラス。

その割には、トップ選手が育っていないという見方も出来ます。

力学的に理にかなった美しいフォームは、浮力の獲得と下半身の十分なキック力によって獲得できる。

しかし、これは一朝一夕に身につくものではありません。

本来は、神経系の発達が著しい少年期にじっくりと正しい姿勢作りに取り組んで欲しいのですが、

体格の良い早熟な子に力任せの泳法で勝ちを狙わせるような指導をしていると、なかなか熟成されません。

長期的な視点にたったトレーニングが必要です。

しかし、下半身だけを使った練習は、時間の割に距離が出ず、効率の悪いものとなり、どうしても現場では敬遠されがちです。

目先の結果だけでなく、どれだけ先を見通した指導が出来るか、それがポイントとなるでしょう。


北島康介選手を見ていただければわかるように、一流の結果を出す選手は人間としても完成度が高いわけです。

言動、行動、すべてが一人の人間として子ども達の憧れの対象となるにふさわしいものを備えています。

水泳だけ結果をだしていればいいだろう、というような意識の選手は決して一流にはなれません。

北島選手の活躍により、『北島のように注目されて有名になりたい』という所に視点が定まっていて、
始終、勝った負けたと結果にこだわり、自分より優れた物に対してねたみ、ひがみ、というネガティブナ感情を抱く。

そんな環境から育った選手が、『人間的な完成度の高さ』を追究する境地に到達できるとは思えません。


「早く泳ぐだけなら、魚には勝てない」とは、故・古橋広之進。水泳連盟名誉会長の言葉。

単に物理的速さを追究するのなら、人間が達成できることなど、たかがしれています。

速さでは小さな魚にすらかなわない。

では、なぜ人は苦しい思いをしてトレーニングに励み、100分の1秒の差に一生を賭けるのでしょう。

そこに、自己実現を目指し、人としての完成度を高めていく意識がなければ、人間がスポーツを追求していく意味がない、という教えです。

人間としての器が大きくなれば、競技者として極限の状況に追い込まれたときにも、逃げ出さず、人を頼らずに、強く自分を律して立ち向かう事が出来る、という理想を語っています。

(「少年期のスポーツと競技力強化の実際 『③競泳が克服した二つのベクトルの相克』より抜粋」



目先の勝負に拘るほど、そうたは早くありませんし、今は練習に付いていくのがやっと。

しかし、今後、毎月のようにある記録会や大会の記録に一喜一憂し、子どもに檄を飛ばすような親にはならぬよう気をつけましょう。

これは、気持ちを落ち着かせてくれた良本です。

子どもを、スポ小や習い事に通わせている親必見の書です!


そして今、水泳ファン必見の、バルセロナで世界水泳が行われていますね。

萩野君には驚き!!!

パパったら、

「そうたには、やっぱ「こうすけ」って名前付ければ良かったなあ」

「はあ?」

パパはしばらく寝不足かしら?(^^;)



ブックオフオンライン

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

 * * * * *

ランキングに参加していま~す

お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
  ↓  ↓  ↓    

にほんブログ村
by yomuyomuehon | 2013-07-29 19:58 | 育児