だくちるだくちる・・・はじめてのうた
V. ベレストフ・原案 阪田 寛夫・文 長 新太・絵
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読んであげるなら 5、6歳~
にんげんが うまれる
ずっと ずーっと まえのまえ
そのまた ずーっと まえに
イグアノドンが いた
どがーん どがーん
やまのおとだけで
だれのこえも しない
ずーっと むかしは
やかましいけど
さびしかった
イグアノドンは
さびしかった
だけど あるひ
だくちる だくちる
おとが した
ちいさな プテロダクチルスが
とんできた
イグアノドンは
ちいさな ともだちを
みつけた
だくちる だくちるる
それは、イグアノドンが”どがーん”の他に、初めて聞いた音
小さな友達は、”だくちる”としか言わない。
でもイグアノドンはうれしかった。
もう うれしくてうれしくて・・・
どんどん ばんばん うれしくて
だってそれは
イグアノドンが
ちいさな ともだちに あったとき
はじめて ちきゅうに うまれた
いちばん はじめの うただったから
* * * * *
一見、恐竜のお話かな・・・と思いますよね?
確かに恐竜が出てくるのですが、実は、
”音”ではなく、言葉や詩や音楽が生まれる喜びを表現した絵本です。
イグアノドンが聞いていたのは、火山の爆発音ばかり。
そこへプテロダクチルスが現れて、耳障りな爆発音ではない、歌を聞いた。
それを心地よく感じたイグアノドンは、プテロダクチルスを”ともだち”と呼ぶ。
長新太さんの絵は、イグアノドンの心を実によく表現しています。
長さんの絵本っていうと、ちょっとおかしなものが多いのですよね。
でもこの本はそんな要素がなく、色使いが絶妙なんです。
どんどん ばんばん うれしくなっていくイグアノドンの気持ち、
子供はこの絵を見て、実によ~く分かりそうです。
* * * * *
今日は、またまたそうたのお友達が、遊びに来てくれました。
何回か来ると慣れたようで、今回も本当によく食べてくれました。
食べっぷりの良い子達を見ると、気持ちいいですね~。
食欲=意欲ですからね。
そして年少時期もあとわずか。
以前は、友達同士でそれ程絡めなかったのが、ぐっちゃぐっちゃに絡みあってました。
服も脱ぎだして、最後はすっぽんぽんで大騒ぎ!
その上顔にペインティングまでして・・・楽しそうに遊んでました。
すっかり弾けてしまって、さよならしたのは7時前でした。
漸くお互いの声が、火山の噴火音でなく「だくちる だくちる」って聞こえてきたようですね。
友達と遊ぶ楽しさ・・・大分芽生えてきたようです。
お友達が来てくれてうれしかった、たのしかったと、穏やかに眠りについた息子です。
* * * * *
以前紹介した長新太さんの絵本は、右メニューの検索から「長新太」で検索してください。
手抜きですみませ~ん。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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