絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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おさるのおうさま

おさるのおうさま (どうわがいっぱい)
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いとうひろし/作・絵
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読んであげるなら 7歳~


ぼくは、おさるです。
みなみの しまに すんで います。
・・・・・・・・・・
ぼくは この しまで うまれて、
この しまで おおきく なりました。
ともだちも たくさん できて、
みんなと なかよく くらして います。

しまの まわりは、ひろい うみです。
ひろい うみの むこうからは、うみがめの
おじいさんが やって きます。

おじいさんは、いちねんに いちどか にど、
ぼくらの しまに たちよって、うみの
むこうの はなしを して くれます。
・・・・・・・・・・

うみの むこうから やって くるのは、
うみがめの おじいさんだけでは ありません。

おおきな まるたや ちぎれた かいそう、
みたこともない さかな・・・

ほかにも、なにが なんだか わからないものが、
いっぱい やって きます。

おうさまが やって きたのも、
うみの むこうからでした。


砂に埋まっていた王様(?)を、僕が砂から出してあげると、
王様は歯をむき出して、うなり始めました。

王様・・・僕はその時初めて、王様が王様だと言う事に気付いたのです。
王様を見たことは無いけど、いつか海亀のおじいさんが話してくれた王様に似ていたから。

両手にきらきらの王冠を持って、僕に何かを命令するところが・・・

さて王様の言っている事が分からない僕は、毛づくろいをしたり、かえるをあげたり・・・
でも王様は何をしても気に入りません。

僕はこっそり浜辺を離れ、森へ帰りました。

そして小さな妹と遊ぶ事にしました。
最初ご機嫌だった妹は、次第にぐずり出し、大きな声で泣き始めました。
何をしても気に入らない妹・・・妹が王様になってしまった!

でもお母さんのおっぱいを飲むと、泣き止み、すやすや眠ってしまいました。

そこで僕は良い事!を思いつきました。
お母さんの手を引っ張って、浜辺へ。
でもそこには既に王様の姿は無くて・・・

事の顛末をお母さんに話すと、お母さんにも王様の気持ちは分からないって。

「だってね。
おかあさんだって、この こが おうさまだと、おもう ときも あるしね。
あなたが おうさまだと おもう ときも あるの。
きっと、おかあさんが おうさまの ときも、
おとうさんや おじいさんや ほかの ひとが おうさまの ときも・・・・」

「みんなが おうさまに なったら たいへんだよね。」 

「そうかしら?」

僕がいくら心配しても、楽しそうに笑うお母さんでした。

   *  *  *  *  *

この本、息子に読んではみましたが、おそらくちんぷんかんぷんでしょう。
一緒に聞いていた主人曰く、
「う~ん、哲学だ」

そうです。この本は息子ではなく、主人に読み聞かせたかった本。

以前「この本読んでの会」で、小松崎先生が読んでくださいました。
その時から、いつか主人に読み聞かせたいと思っていた本です。

子供が王様になる事・・・よくありますし、またか!って思いますけどね。

それを言うとお互い様!って言われてしまいますけど。
まあ私が女王様って事も、無きにしもあらず。

子供に読み聞かせしながら、なんとな~く聞かせるのもいいかなあって。
皆さんも、この本をそんな風に使ってみては、いかがでしょう?

ところでこの”おうさま”は、何だかわかりますか?


   *  *  *  *  *

以前紹介したいとうひろしさんの作品はこちら
「ルラルさんのバイオリン」




最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


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by yomuyomuehon | 2009-03-02 11:30 | どうぶつ絵本 | Trackback | Comments(0)