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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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ルラルさんのバイオリン

ルラルさんのバイオリン (いとうひろしの本)
ルラルさんのバイオリン_e0160269_2158283.jpg

いとうひろし・作
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読んであげるなら  4歳~

ルラルさんは、バイオリンを持っています。
お父さんの形見のバイオリンです。
一年に一度か二度、こっそり手入れをします。

ところが今日は、猫に見つかってしまいました。

「わぁ、バイオリンですね。ちょっと ひいてみてくださいな。」
ルラルさんは めったに バイオリンを ひきません。
でも、ねこの たのみなら しかたありません。


ギコギコキーキー ギコギコキーキー
おかしな音を聞きつけて、庭には動物たちが集まってきました。

「それじゃあ、ちょっとだけだよ。」
やはりお尻がむずむずして、弾くのをやめてしまったルラルさん。

そこへわにがやって来て、

「どうして やめちゃうんだい。
からだじゅうの たのしいきもちが ぜーんぶ おしりに あつまって、
おしりが かってに わらいだすみたいだよ。
こんな おかしなおと めったに きけないぜ。」


   *  *  *  *  *

”わに”の一言、褒めているのか貶しているのか・・・
「ルラルさんのにわ」に続き、相変わらず良い味出してる”わに”くんです。

   *  *  *  *  *

今日は園の音楽鑑賞会に参加してきました。
ケーナの演奏会です。
子供たちも親たちも、家で作った楽器を持参して。
息子はこんなもの持って行きました。

ルラルさんのバイオリン_e0160269_2210429.jpg

帰ってきた彼に感想を聞くと、
「たいこかバラカスもっていきたかったなあ」
(バラカス・・・う~ん、それはマラカスではないか~)
確かに輪ゴム弾くより、そっちの方が合わせ易かったかもね~

♪「コンドルは飛んでいく懐かしい気分で聴きました。

「母をたずねて三千里」のワンシーンが、頭の中をぐるぐる廻っておりました。
ポンチョを着たマルコが、肩にサル(?)を乗せて歩いていくシーン。

それから国語の授業で「ナスカの地上絵を見て、物語を作る」ってのも思い出しました。
やりませんでしたか?

どうして年取ると昔の事ばかり思い出すのかしら・・・



最後まで読んでくださって、ありがとうございます。


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by yomuyomuehon | 2009-02-18 22:28 | おもしろ絵本