ルラルさんのバイオリン
いとうひろし・作
作品名をクリックして頂けますと、amazonの商品ページに行けます。
作者名をクリックして頂けますと、amazonの、作家の作品一覧に行けます。
読んであげるなら 4歳~
ルラルさんは、バイオリンを持っています。
お父さんの形見のバイオリンです。
一年に一度か二度、こっそり手入れをします。
ところが今日は、猫に見つかってしまいました。
「わぁ、バイオリンですね。ちょっと ひいてみてくださいな。」
ルラルさんは めったに バイオリンを ひきません。
でも、ねこの たのみなら しかたありません。
ギコギコキーキー ギコギコキーキー
おかしな音を聞きつけて、庭には動物たちが集まってきました。
「それじゃあ、ちょっとだけだよ。」
やはりお尻がむずむずして、弾くのをやめてしまったルラルさん。
そこへわにがやって来て、
「どうして やめちゃうんだい。
からだじゅうの たのしいきもちが ぜーんぶ おしりに あつまって、
おしりが かってに わらいだすみたいだよ。
こんな おかしなおと めったに きけないぜ。」
* * * * *
”わに”の一言、褒めているのか貶しているのか・・・
「ルラルさんのにわ」に続き、相変わらず良い味出してる”わに”くんです。
* * * * *
今日は園の音楽鑑賞会に参加してきました。
ケーナの演奏会です。
子供たちも親たちも、家で作った楽器を持参して。
息子はこんなもの持って行きました。
帰ってきた彼に感想を聞くと、
「たいこかバラカスもっていきたかったなあ」
(バラカス・・・う~ん、それはマラカスではないか~)
確かに輪ゴム弾くより、そっちの方が合わせ易かったかもね~
♪「コンドルは飛んでいく」懐かしい気分で聴きました。
「母をたずねて三千里」のワンシーンが、頭の中をぐるぐる廻っておりました。
ポンチョを着たマルコが、肩にサル(?)を乗せて歩いていくシーン。
それから国語の授業で「ナスカの地上絵を見て、物語を作る」ってのも思い出しました。
やりませんでしたか?
どうして年取ると昔の事ばかり思い出すのかしら・・・
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
ランキングに参加しています
このお話読んでみたいわと思って頂けましたら、ちょこっと下のバナーを押してくださいね!
2つ押していただけると、なおうれしー
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓