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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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おおはくちょうのそら

おおはくちょうのそら (北の森から)
おおはくちょうのそら_e0160269_3381839.jpg

手島圭三郎・絵と文
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ほっかいどうの みずうみには、ことしも たくさんの おおはくちょうのが、
ふゆをすごしに きています。とおい とおい きたのくにから、
はるばる とんできたのです。

クォーッ、クォーッ、クォーッ。
ひろいみずうみの あちこちから、なきかわすこえが きこえてきます。
きょうは やまのゆきが、いつもより かがやいて みえました。
はるが すぐそこまで やってきたのです。


冬の間、十分体を休めたオオハクチョウ達は、北の国目指して一斉に飛び立ちました。
しかしその中に、夕方になってもまだ飛び立てない、6羽の家族がありました。

子供が病気で飛ぶことが出来ないのです。

「このこが げんきになるまで、きたのくにへ かえるのを おくらせよう」
お父さんの一言に、お母さんも頷きました。

春は駆け足でやってきました。
しかし、子供の病気は悪くなる一方でした。

ある晩月を見て、北の国へ帰ることを決めたお父さん。

翌日家族は飛び立ちました。
しかし病気の子供は飛ぶことが出来ません。
鳴きながら後を追う子供。
鳴き交わす声が段々と遠くなりました。

もう家族の姿は山の陰に見えなくなりました。
子供は悲しい声で鳴きました。

すると、山の上から白い陰が・・・
そうです!お父さんたちが戻って来たのです。

戻って来た家族を見て、安心した子供。
その晩、家族に見守られて息を引き取りました。

翌日、オオハクチョウの家族は、北の国へ出発しました。
昼も夜も飛び続け、漸く北の国に無事到着しました。
そして一緒に戻れなかった、子供の事を想いました。

すると空に・・・

   *  *  *  *

とても悲しい物語。
しかし強い家族愛を感じる温かいお話です。
涙なくして読む事は出来ません。

そして版画の美しい事。
オオハクチョウの気高い美しさ、強さが見事に表現されています。

オオハクチョウは何万何千の大集団ですが、最小単位は両親と子供からなる家族だそうです。
お話のような事は実際にあるそうです。


命の大切さ、大切な家族の事、子供に是非伝えたいテーマです。


昨晩「パパもママも要らないーっ!」
と泣き喚いた息子に、パパが読み語りしました。

その泣き喚いた理由とは・・・
翌日の幼稚園の準備と金魚の世話を、夕飯後にやると言いながら、理由をつけてやらずにいた事を指摘された事から始まり・・・

言い訳したり反抗したりが増えました・・・段々と彼が成長してきた証拠ですね。
疲れたので、またまた一緒に寝てしまいました。


手島さんの動物版画絵本シリーズ
どれも興味をそそられます。
しばらく嵌りそうです。


読んであげるなら  4、5歳~


最後まで読んでくださってありがとうございます。


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by yomuyomuehon | 2009-01-26 04:34 | 愛のある絵本