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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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よあけ

よあけ (世界傑作絵本シリーズ―アメリカの絵本)
ユリー・シュルヴィッツ・作  瀬田貞二・訳
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   *  *  *  *

おともなく
しずまりかえって、
さむく しめっている。
みずうみの きのしたに
おじいさんとまごが
もうふでねている。
つきが いわにてり、ときに このはをきらめかす。
やまが くろぐろと しずもる。

うごくものがない


やがておじいさんは孫を起こし、湖にボートを漕ぎ出します。
そこで二人が目にするものは・・・


言葉の少ない、静かで美しい絵本です。

でも自然の美しさ・雄大さの中では、言葉は要らないのかもしれません。
本当に感動した時って、言葉が出ないものですよね。

そしてどこか東洋的な感じがするのは、このモチーフが唐の詩人柳宗元の「漁翁」によるものだからでした。

「漁翁」   柳宗元

 漁翁夜傍西巌宿
 暁汲清湘燃楚竹
 煙消日出不見人
 欸乃一声山水緑
 回看天際下中流
 岩上無心雲相逐


 「漁翁」
 漁翁 夜 西厳に傍うて宿す
 暁に清湘を汲んで楚竹を然く
 煙銷え 日出でて 人を見ず
 欸乃(あいだい)一声 山水緑なり
 天際を廻看して中流を下れば
 巌上無心に雲相逐う
(『唐詩三百首1』平凡社・東洋文庫より)

読んであげるなら5歳~
とありますが、これは大人の絵本ではないかと私は思うのですが・・・

息子も大自然の中に身を置いた時、そして自分がこの自然の中の一部であることを実感した時に、初めてこの詩の奥深さがわかるのかなあ?
それまでは本棚の隅にしのばせておこうと思っています。

   *  *  *  *

今年最初の日、皆さんはどこで誰とお過ごしでしたか?

私の元旦はこの絵本とは程遠い、やかましい一日でした。
私の実家に、うちの家族・妹達・その家族が集まって大騒ぎ。
女姉妹ってほんとやかましいですよね・・・って主人が一番そう思ってると思いますが。
でも皆が集まる事って滅多にないので、そんな一時も大切にしていきたいものです。

さて今日から主人の実家に二泊します。
その間ブログをお休みします。

実家といっても都内なので、道が空いていれば一時間で着いちゃいます。
なので珍道中ネタを期待しないでくださいね~。




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by yomuyomuehon | 2009-01-02 03:58 | 自然の本