人気ブログランキング | 話題のタグを見る

絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
プロフィールを見る
更新通知を受け取る
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31

ちいさいおうち

ちいさいおうち (岩波の子どもの本)
ちいさいおうち_e0160269_5125510.jpg

バージニア・リー・バートン/文・絵  石井桃子/訳
作品名をクリックして頂けますと、amazonの商品ページに行けます。
作者名をクリックして頂けますと、amazonの、作家の作品一覧に行けます。


土曜日から実家の大掃除をしています。

実家は商売をしていたこともあり、子供の頃父は大晦日の夕方まで仕事。
大晦日の母は朝からおせち料理を作っていました。

そんな訳で大掃除は子供の仕事。
小さい時は三人姉妹で手分けしてやっていたのですが・・・
成人してからは、いつもすぐ下の妹と私の二人。

父も祖父母も他界し、母一人で住む家は120坪の建物にその○倍ある庭。
田舎のおうちなので兎に角広いのです。

お盆前に3日間、そして年末に3日間大掃除をするのですが、いつも「ああ、終わった~」ではなく、「もういいかなあ、こんなもんで」となって終了です。

息子も遊びながら気が向くとお手伝い。
幼稚園では昼食前に雑巾がけをしているので、なんとな~く手伝ってくれてます。

    *   *   *   *

さてこのお話は・・・

むかしむかし、ずっと いなかの しずかなところに ちいさなおうちが ありました。
このじょうぶないえを たてたひとはいいました。
「どんなにたくさん おかねをくれるといわれても、このいえを うることはできないぞ。わたしたちのまごの まごの そのまた まごのときまで このいえは、きっとりっぱに たっているだろう。」


はる・なつ・あき・ふゆ、季節を廻って、ちいさいおうちのまわりにはひな菊の花が咲き、りんごの実がなり、木の葉は色づき、雪が降り・・・
そして子供たちは元気に遊び、大きくなっていきました。

やがて長い年月を経て、ちいさなおうちのまわりは変わっていきます。
そして小さかった子供たちは大きくなって、町へ出て行きました。

畑に囲まれ静かだったちいさいおうちの周りには、道が出来、車が増え、建物が次々と建ました。
もう、ちいさいおうちに住む人もなく、掃除をしてくれる人もいません。

夜には月とたくさんの星を眺めるばかりだったちいさいおうち。
今では一晩中街灯がついていて、静かになることもありません。

そのうちちいさいおうちの上を下を電車が通り、両側には鉄骨の高いビルが建ちました。
ペンキははげ、窓は壊され、すっかりみすぼらしくなってしまったちいさいおうち。

ところがある日、一人の女の人が通りかかって言いました。
「あのいえは、おばあさんが ちいさいとき すんでいたいえに そっくりです。でも そのいえは ずっと いなかにあって、おかには ひなぎくが さき、りんごの木も うわっていました。」

調べてみると、そのちいさいおうちは、やはりおばあさんの住んでいた家でした。
その人はちいさいおうちの引越しを頼みました。
さて、ちいさいおうちが引っ越した先は・・・


この絵本を読むと、実家の事を考えなくは居られなくなります。
子供の頃の思い出いっぱいのあの場所に、いつまでも残っていて欲しいなあとは思うのですが・・・。



最後まで読んでくださってありがとうございます。

ランキングに参加しています。
少しでも興味をもって頂けましたら、クリックお願いします。
励みになります。
 ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 本ブログ 絵本・児童書へ
by yomuyomuehon | 2008-12-29 07:12 | 愛のある絵本