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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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とべ!ちいさいプロペラき

とべ!ちいさいプロペラき (こどものとも傑作集)
とべ!ちいさいプロペラき_e0160269_21503653.jpg

小風さち・作  山本忠敬・絵
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作者名をクリックして頂けますと、amazonの、作家の作品一覧に行けます。

昨日に引き続き、今日も宗太は一人お友達の家へ。
昨日は下の子を予防接種に連れて行っている間の2時間程でしたが、今日はお昼前から夕方まで6時間程ご厄介になりました。
その間、私は実家の大掃除です。

宗太の幼稚園入園前は、毎日のように公園で一緒に遊んでいた女の子は一つ下。
宗太が幼稚園に通っている今では、一緒に遊べるのはお休みの時くらいです。

夕方、お礼に実家の家庭菜園で採れた白菜・ねぎ・大根を持ってお迎えに行きました。

昨日は遊び足りなくて、「泊まっていくー!」と言う息子を、ごまかしごまかしやっと連れて帰ってきましたが、今日はすんなりと「ばいば~い」

さすがにちょっとがんばっていたようです。

ちょっと成長した証拠に、昨日まで出来なかった「きのこ廻し」が出来るようになりました。
「きのこ廻し」とは、こまを逆さに廻すこと。
幼稚園にやってきたサンタさんにもらった、白木のこまを使います。

何かをやり遂げると、他の事にも挑戦しようという気持ちが芽生えて、出来なかったことが出来てしまう・・・運動会から学んだことです。

息子は今夜、この本を読んで夢のなかへ・・・
先日サンタさんにもらった「ゆけ!のりもの3冊セット」の一冊です。

     * * * *

ある ひこじょうに、ちいさい プロペラきが いました。
このプロペラきは あたらしくて、つばさも どうたいも ぴかぴかでした。

ちいさい プロペラきは かくのうこのなかで、はじめて そらへ とびたつひを まっていました。


ある日、格納庫に大きなジェット機が入って来ました。
パイロットのおじさんの「お前がテントウムシにみえちまうな」との一言に恥ずかしくてたまらなくなりました。
いつものように、おじさんがエンジンのスイッチを入れると、
プルン プス プス プスン
エンジンがかかりません。

その夜、ジェット機に励まされた小さいプロペラ機。
「げんきを おだし、プロペラくん。ひろい そらでは、ぼくらの おおきさのことなど わすれてしまうよ」

翌日の初飛行。
「がんばれよ」と言うと、先に飛びたっていった大きなジェット機。
小さいプロペラ機も滑走路の真ん中へ進みます。

「さあ、いくぞ」
プルン プルルン プルン プルルン
プロペラきは ゆっくり はしりはじめました。
ゆっくり、ゆっくり そして―



何かをやり遂げた後の子供に読んであげたい本です。
この小さいプロペラ機のように、さらに高く広い世界へ羽ばたいて行ってね。


Mママ、本当にお世話になりました。
さぞかし疲れたことでしょう。
お言葉に甘えて預けちゃって、すみませんでした。


読んであげるなら、3歳から


最後まで読んでくださってありがとうございます。

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by yomuyomuehon | 2008-12-27 22:41 | 愛のある絵本