もうすぐクリスマス 「ちいさなもみのき」

マーガレット・ワイズ・ブラウン
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もうすぐクリマスマス・・・ウキウキしてたのはいつ頃までだったかしら?
私はああ、大掃除、大掃除って年末モードいっぱいです。
結局下の息子に壊される・・・と思って出さないはずだったツリー。
上のこの希望で出すことに・・・
私は毎晩子どもが寝てから、下の子が外した飾りを探して宝探しです。
最初はきれいにバランスをみて飾りつけたのに、段々バラバラになってきました。

アクリル絵の具で松ぼっくりに色を着けて、ビーズをくっつけた飾りを息子と作ったのも飾りました。小さくて見えないと思いますが・・・
うちのはフェイクですけど、この本は生木のもみの木のお話です。
先日マクロビ教室で伺ったviveraさんのおうちには生木のもみの木ありました。
素敵でしたよ~。
IKEAでは買ったもみの木は回収もしてくれるんですよね。
キャッシュバックもあるようです。
ちいさなもみのきが、まだ ひとつぶの たねだったとき、
あるひ、かぜにふかれて、たねは そらをとび、もりをこえ、
のはらの つちのうえに おちました。
お話はまだ一粒の種だったときから始まります。
四季は移り変わり、七回目の冬がやってきます。
ある日のこと、シャベルを片手に担いだ男の人が「ちいさなもみのき」のところにやってきました。
ちいさすぎもせず おおきすぎもせず
かたすぎもせず やわらかすぎもせず
きれいな みどりの ちいさなもみのき
わたしのむすこに ぴったりだ
つよく いっしょに のびていくんだ
男の人は「ちいさなもみのき」を掘り起こし、根を麻袋に入れてくるみ、小さな男の子が待つ家まで担いで帰りました。
小さな男の子は足が悪かったので、一度も森へ行ったこともベッドから出たこともありません。
「ちいさなもみのき」は男の子のベッドの足下の大きな樽に植えられ、モールや金のすず、銀の星、緑と青と紫のきらきら光る玉の鎖が飾られてクリスマス・ツリーになりました。
夜には子どもたちがやって来て、クリスマス・キャロルを歌いました
(このクリスマス・キャロルには楽譜も付いています)。
冬が終わると「ちいさなもみのき」は森のはずれに帰り、そこで次の冬が来るまで過ごします。
そして冬になると「ちいさなもみのき」はまた小さな男の子のところに行くのです。
さらに季節は移り変わり、再び冬がやって来ます。
その年はいつもより早く雪が降り始め、「ちいさなもみのき」は男の人が連れに来てくれる日を楽しみに待っていました。
しかしいつまで待っても男の人は来ません。
クリスマスなしでは、このよは、ただ おおきく、
つつめたく、からっぽにみえました。
そのとき、白い雪の夜のなかに歌声が響きます....。
そしてあの足の悪かった男の子が・・・
欧米ではもみの木はこうやって扱われているんですね。
「ちいさなもみのき
同じタイトルですが、別の本。
こちらももみの木がクリスマス後、また森へ返されるお話です。
小さなもみの木に対するやさしさ、賛美歌のやさしい響き、小さな男の子が初めて森へ足を踏み入れることの出来た喜び、こんなあったかな気持ちにさせてくれる本、クリスマスには読んであげたいですね。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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