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入院して、初めて泣いたのは、
眼鏡をせず、人の顔もぼや~と見える位で、色んな看護師さんの声が知りあいの誰かの声に似ていて、
ああ、○○と○○がしゃべってる。。。なんでここに居るの?
そんなぼお~とした、夢か現実化分からない状態が続いた状態から、
ようやく、そうだ木から落ちて・・・ヘリで運ばれたんだっけ・・・手術して・・・あっ痛っ(><)
これが現実だと分かって、トイレまでは歩いて行けるようになってからだった。
家に残してきた子ども達を思って、申し訳なくて申し訳なくて、泣いたのだった。
そして、昨夜。
こんな身体になっちゃった。。。。
何にも出来ない。。。。
本当に元に戻るかなぁ。。。。
なんで、こんな事になっちゃったかぁ。。。。
痛みは大分治まって、
昼寝もしなかった昨日なのに、
何だかとっても情けなくなってきて、涙が止まらなくなった。
声を殺して泣いていたものの、やっぱり主人には気付かれて、
起きてしまったことは仕方ない。
少しずつでも佳くなっているんだから、焦らずゆっくり直せばいいんだよ。
と、慰められたのだ。
昼間、明後日から修学旅行に行く長男の買い物がてら食事に行き、
家族が歩くスピードについて行けず、徐々に間が開き、
お店の椅子に座れば痛くて・・・
家では色んな事が出来ずに、主人の手を煩わすばかりで・・・
事故の前に戻って、登ろうとする自分に「止めておきなさい!」って言えたらどんなに良いか。
でも、考えると、あの痛みと苦しみを思い出しちゃって、呼吸が苦しくなる気がする。
忘れよう、とりあえずは忘れよう。
自分に考えるな!と言い聞かすのだけれども・・・
まだまだ、事故したばかりなのだ。。。。
*****
先日、二キロ弱離れている図書館まで行ってみるから、帰りは迎えに来てくれる?と、主人に頼んだ時、
途中、信号のない、割と交通量が多い県道を渡れないからやめた方がいい。
と止められ、連れて行ってもらった時に借りてきた本。
そうなのだ。
信号のある歩道でさえ、変わる前に渡り切るか不安なのに、信号機のない道を渡るのは、車が左右に全く見えなくても難しい位にダッシュできない。
病院ではバイクをこいで、自転車に乗れる!と思っていたものの、実際の自転車は、こぐだけじゃない。
リハビリ室で乗るのと、実際の道路を走るのでは、条件が違いすぎるのだ。
よって、図書館にも一人で行けないなあ。。。
と、それはさておき
今回、他の大学病院では働く妹と、救命医の義妹から、200万位掛るんじゃないかと聞いたので、
退院の日が近付くにつれ、喜びと共に不安な気持ちもあった。
入っている保険はがん保険。
流産したときにも下りたのだから、他の病気や怪我にも多少おりるはずよねぇ。。。。
普段気休め程度にしか考えていなかった保険だけれど、
大丈夫かなぁと不安になる。
何しろ、勉強しない受験生もいて、子ども三人水泳もやっていて、毎月の出費は相当なものだ。
それが、請求は9万円。更に前に払っていたコルセット代5万円(数ヶ月後7割が戻ってくるらしい)
えっ?これだけですか?
と看護師さんに聞いてしまった。
しかしながら、
布団では起き上がれないため、ベッドを購入、トイレも直してもらって、と他にも万札が飛んでいったのは事実。
植木屋さんに頼んでいたほうが割安だったに違いない。
この本は、「人は三千円の使い方で人生が決まるのよ」と言ったおばあちゃんとその息子の奥さんと孫娘達、さらには恋人や友人を巡る、
老後・定年・離婚・結婚・出産と女のお金の使い方、価値観について書かれた物語である。
短編集のような作りではあるが、それぞれが絡み合って、お金とつきあい方、人生観について考えさせられる内容。
息子の奥さん、智子さんは20代前半、バブル時代を謳歌した女性なので、私より少し上だが、
子宮がんを患い、入院し、退院したところでご主人との関係に疑問を持つのである。
このご主人は、勉強さえしていれば家のことはしなくて良いのよ、的に育てられた世代らしく、一切の家事をやらないのだ。
仕事で帰りも遅かったりするのだが、退院してきた日に冷蔵庫にあるもので夕食を作って待っていた奥さんに、ねぎらいの言葉もない。
テーブルに着くなり、いきなりTVを着けちゃって、会話もしないタイプである。
下の娘の結婚相手に対してもこんな具合で、
それをお母さん(物語の中のおばあちゃん)からたしなめられ、最後にはお父さんならこうあって欲しいってところを見せてくれるのではあるが。
うちの主人がこんなだったら、今回大変だっただろうな。
頑固過ぎるきらいはあるけれど、まめな主人で良かったと思えたのであった。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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