押してくれると、うれしいな(^^V)

にほんブログ村
家をせおって歩くって・・・カタツムリのこと?
いえいえ、人です。
人が家をせおって歩くって、どういうこと?
こういうことです
↓ ↓ ↓
上の本の表紙だと、小さくて分かりにくいですか?
では、これ↓
いやあ、春休み・・・もう勉強しなくちゃしょーもない、いよいよ中3受験生になるsotaがどはまりするであろうこの本を、買ってしまった(><)
まずい!これはまずい!!!
しかし、私もめちゃくちゃ好きな類の内容で・・・う~ん仕方ないけど。
工作も大概にせーよ。
夕べこの本をテーブルに置いておいたら、水泳練習から帰って来たsotaは、
「すげーっ!すげーっ!」と目をキラキラさせているのです。
http://satoshimurakami.net/
村上さんがこの生活を始めたきっかけは、東日本大震災でした。
こちら↓にも村上さんの言葉が載っています。

あの日からの或る日の絵とことば: 3.11と子どもの本の作家たち
阿部 海太,荒井 良二,飯野 和好,石黒 亜矢子,植田 真,及川 賢治,大畑 いくの,加藤 休ミ,軽部 武宏,きくち ちき,坂本 千明,ささめや ゆき,スズキ コージ,高山 なおみ,tupera tupera 亀山達矢,寺門 孝之,中川 学,中野 真典,nakaban,長谷川 義史,ハダ タカヒト,原 マスミ,樋口 佳絵,穂村 弘,牧野 千穂,町田 尚子,ミロコ マチコ,村上 慧,本橋 成一,本 秀康,ヨシタケ シンスケ,吉田 尚令/創元社
undefined
その視点で受け取ると、色々考えさせられてしまうのですが、
この試みが角面白い!
2014年4月7日に港区を出発した村上さん。
北は青森へ。
日本海側から長野へ。
富山→石川→福井→京都→奈良→兵庫で12月9日。
フェリーに乗って・・・
フェリー代ってお幾ら?
車は○円。バイクは○円。
じゃあ、家は?
前例がないと笑った受付の人。
船長に相談したところ、今回は手荷物ということになり、追加料金無し!
500キロの移動の後、12月17日大分県に到着。
家をせおって、まるでカタツムリのように、移動生活をした記録。
総工費2万円のモバイルハウス。
動力となるべき自分を休ませなくてはなりません。
どこにでも家を置けるわけではなく、ちゃんと土地を借りて眠ります。
土地を借りるのですから、コミニケーションをとらないといけません。
怪しまれては大変です。
この本には載っていませんでしたが、どこの土地でも気持ちよく寝る場所が見つかったわけではないそうです。
土地を借りたら、お風呂やトイレを探しに出掛ける村上さん。
トイレやお風呂を見つけたら、それを寝室という名のモバイルハウスと合わせて、間取り図を描いているのですが、これがまた素敵です。
京都では、宇治川を挟んで、寝室の向いに平等院鳳凰堂が!
この時は、教会の土地に土地をお借りしたそうです。
千葉県流山のお寺に土地を借りたときは、目の前がお墓で、墓場を通り抜けたところの公衆トイレがトイレと洗面台となっています。
怖いです(^^;)
食事は、キッチンが付いていないので、基本的にコンビニやお弁当屋さんで購入ですが、土地の持ち主さんに食事に呼ばれたり、土地の人が恵んでくれたり(^^)、なかなか日本も捨てたもんじゃないです。
土地によって、家庭によって、食事の仕方の違いも面白く、日本って食の豊かさも感じます。
また、村上さんが描く各地の家の絵が素晴らしい。
さすが!建築学科卒。
この、のんびりした歩みでは、車であっという間に通り過ぎると見過ごしてしまう事に、目が行きます。
道ばたのタンポポがきれいだな。。。。とか。
子どもの頃の時間や距離の進み方ですね。
この生活で何より楽しいのは、知らない町に滞在して、普段は知り合えない人たちに出会えることです。
速いこと、便利なことを追い求めすぎた日本人。
こういう感覚、新鮮だわぁ。
こちら↓も素敵な生き方。
鈴木夫妻の生き方に、ただいま嵌まっております。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
* * * * *
ランキングに参加していま~す
お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!