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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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音楽の視覚化

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中2の長男の美術の話。

長男は絵を描くことが好き。

特に最近は「ワンパンマン」なる漫画を模写することに熱心で、平日はなかなか起きてこないのに、

日曜日の朝は早くに起きて、鉛筆を走らせる。

学年末テスト直前だって言うのに・・・・


そこそこ上手な絵を描くのだが、音楽を聞いて音を絵に表すとか、気持ちを絵にするとかは苦手なのだと言う。

どれどれ・・・と見せてもらったところで、う~ん・・・悩む。

試験にも出ていた「やさしさ」とか「たのしさ」の表現に対する彼の解答にも、う~ん・・・


本人は、人によって表現はそれぞれだし、どう描こうが自由だと言う。

そうかもしれないけど、これは試験なので、模範的解答があるわけで、自分はこう思うからこれでいいでは点数取れないと思いますけど・・・

そう思うなら、先生に聞いてきたらどうでしょう?

大体、テストに出すくらいなんだから、模範解答ないの?

ない。


○や□や線を使って、さらにグラデーションやリピテーションなどの構成美の要素を用いて、表現する。

それって・・・・

と思って、子ども達がもう読まなくなった、赤ちゃん絵本を取り出してみる。

ごぶごぶ ごぼごぼ (0.1.2.えほん)

駒形 克己/福音館書店

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「あー、これーっ!小さい時に読んだ記憶が!」

「読んだ!じゃなくて、読んでもらった!でしょう」

箱に入れてしまってから何年?

経年を感じる。

何度も読んだなあ。3人に読んだのに、ぼろぼろではないのは、この本の堅さと厚みのお陰。


構成美の要素の一つであるバランスも学べる。

「ここを隠すとどう?」

「あと どこに○があったらバランスが取れると思う?」

「ここ!」

「うそ・・・」

「それじゃバランス取れないでしょ」

「いいじゃん、芸術は自分の感性だよ」

「あなたがそれで将来成功したら、それが認められるかもね(^^;)」

芸術家は概して子どもの頃、模範的解答が出来なかったらしい。

しかし!

息子の感性は疑問である。

「兎に角、試験は試験。君の感性は二の次です!試験が終わったら自由にやって!」

そして夕飯時、子ども達にこれらの本を読み聞かせたのである。



子ども達が小さい頃、これら中で頻繁に読んできたのは、「もこもこもこ」と「ごぶごぶごぼごぼ」である。

何度も何度もせがまれたし、読んであげればとっても喜んだので、小さな子どもが好きなのは実証済み。


「がちゃがちゃ どんどん」の音の表現に、自分だったら・・・と子ども達は独自の理論を展開する。

子どもの言い分に納得することもあったりして、

私の結論は、こんなの試験に出す問題じゃないじゃん!って事になるのだが、それは息子に言わないことにする。

今回は、音として絵本を読んだのではなく、構成美としての表現に注目。

分かりやすい表現方法だと思って、一緒に借りてきたがこれ↓


それ以上でもそれ以下でもない内容。

やっぱり、元永定正さんはすごい。



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by yomuyomuehon | 2019-02-18 13:20 | 赤ちゃんの絵本