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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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おいしい本に大興奮♪

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この前、昼読みの見学に行ったんだけど、子どもの出入りは多いし、聞く気のない子も入ってきて走り回ってるし、ひどいね。あの中では読めないわぁ」

と、今朝の読み聞かせの後の打ち合わせ中に話が出ました。

その通り!

本来ならば、図書室の一角で静か~にやりたいところ。

現状は、空き教室の一つを使わせて貰っての昼読み。

こちらからやらせて欲しいと、子ども達の落ち着きが見られなくなった10年位前から始まった読み聞かせ。

学校から、じゃ無いところが、要望を出しにくいところです(><)


「うるさい時には、声を小さくして読んでます。そうすると、話を聞きたい子達が、騒いでいる子たちにうるさいから出てって!って注意してくれますよ」

「そうなの~、この前はうるさ過ぎて全く聞こえなかったよ~」


4年前に昼読みを始めたとき、

(えっ、こんな中で読む、の?)

そして、放送をお願いしても、忙しくて忘れてしまう先生(^^;)

一人も現れないことも、しばしば。

(全く何のために準備して来ているのかしら(><))と肩を落として帰路に就く事もあったりして・・・・


それでも、子ども達が「ああ、面白かった~♪」と素直に喜びを表してくれた時の、やったー!感はそりゃあ大きいのです。

今朝も、昇降口で一年生に、

「あっ、読み聞かせのせんせいだ!(先生じゃないんだけど・・・子ども達はこう呼ぶ)」

「おはよー、また来月ね~!」

「うんっ!ばいばーい」

うっ、かわいい(^^)



さて、先週の金曜日に読んできたのは、


「わたし おべんきょうするの」と、字を書けるようになった女の子が書いた「あ」は、鏡文字。

犬のムムも、ぬいぐるみのブタコさんも、ねこのママチョも、そして蟻の行列も書きます。

さあ、何て書くのでしょうね(^^)


一年生が多いだろうと、一冊目に読んだのがこの絵本。

一番前のど真ん中に陣取った三年生の女の子。

「ぬいぐるみがしゃべってるーっ。きもーい。」とか何とかかんとか、読み進める度に発していました(^^;)


この日は迷ったのです。

美味しいもの尽くしにしよう!と思っていたのですが、この本に出会い、読むなら今の時期しかないわあ。。。。。

と言うことでこの本を一冊目に。

そして、

を読もうかな?と思いつつ、やめて、この後は美味しいものの本にしました。

こちらも捨てがたかったのですが、今回は男の子が少なかったので(^^;)


「さあ、みんな 今日の夕飯は何がいい?」

「えー?う~ん・・・」

「じゃあ、オムライスなんてどう?」

この本はリズムです。

『リズムにのってよんでね!』と注意書きもあります。

オムライス、ヘイ!

ざいりょうだ!

まずは、なかみだ

ケチャップごはん

たまねぎだ、ヘイ!

とりにくだ!

という感じです。

思わず右手を突き上げてしまいそうです。

ここでまた、あの女の子が、

「オムライスきらーい。中のご飯がやだー!」と。

構わず読み進めます(^^)

卵を入れて、半熟にしてご飯を入れた後、

きんちょうだ!

くるりん!

せいこうだ!ヘイ!

てんさいだ!

おさらにいれるぞ

さあ いくぞ

しゅうちゅうだ!

「集中しなくったって出来るし!」と、またあの女の子。

てんさいだ!


「この本は図書室にもあるからね。ハンバーグの本も、カレーの本もあって、この通り作れば皆も作れるよ。」

「図書室のどこにあるの?」とあの女の子。

「食べ物の本のところ(^^)」

(何やかんや言っても、かわいいねぇ)

こういう所が、読み聞かせの、特に先生の居ない昼読みの醍醐味。


「じゃあ次は、何食べようかな?ろくちゃんちはパン屋さんだけど、夕飯もパンかな?」

パンやのろくちゃん (おひさまのほん)

長谷川 義史/小学館

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ろくちゃんちはパンやさんですが、この日ろくちゃんちが食べるのは、カレーです。

お母さんに、牛肉を買ってきてと頼まれたろくちゃん。

滑ってこけて、こけた拍子に何を買うのか忘れちゃったのです。

「なんの にくだっけ にくにくにくにく」

それをきいた八百屋の大将、

「はい、にんにく ひとつ まいどありー」

「にんにくじゃ ないと おもうけど しょうが ない。」

「しょうがなら あるよ。」

って、生姜も一つ買っちゃったろくちゃん。

涙が出てきたろくちゃんは、くしゃみも一つ。

「はっ はっ はっくしょん」

それを聞いた八百屋の大将

「はっ はっ はくさいも ほしいのかい」

とうとう白菜まで買っちゃったのです。

だから、ろくちゃんちの晩ご飯は、カレーじゃなくて・・・・


この本には○○の巻と言う具合に、4話が入っています。

今回読んだのは、第1話の「おつかいにく・・・のまき」のみです。


「ろくちゃんちはカレーじゃなかったけど、次はカレーにしようかな。どうかしら?皆カレー好き?」

「すきー!」「うち今日カレー!」

カレーは食いつきが良い(^^;)

ぼく なんだか カレーライス たべたくなっちゃって

「きょう ゆうごはん なにが いい?」

って ママ きいたから


「カレーライス」って ぼく いっちゃった。

やおやさんで くんちゃんとあったから

「きょう ぼくんち カレーライス」

って いったら

「いいな いいな」

くんちゃんも なんだか カレーライス たべたくなっちゃって

そしたら きいてた やおやさんも

なんだか カレーライス たべたくなっちゃって


パパの仕事場にもカレーの匂いが風に乗って行き、パパは踊りながら帰って来て

???

踊りながら帰って来たお父さん。

そのページにはサラリーマンらしい男の人の姿もあるのですが、なんとお父さんはそちらではなく・・・

そこも面白いところ。


さて、チャイムの鳴らないこの学校。

子ども達は、5分前行動と言われている上、気も焦るので・・・

まだ時間あるけどと、こちらは思っても、低学年ほど早めに帰ります。

「昼休み何時まで?まだ時間ある?」

「ある!ある!」

「そう?じゃあ、これはどうかな?」

うちの コロッケ

谷口 國博/世界文化社

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あさごはんを たべていると おとうさんが きゅうに たちあがって

「きょうの ばんごはんは コロッケに けってい!」と いいました。

もう みんな おおよろこびです。

「そうと きまったら じゃがいもほりです!」と、

おじいちゃんは

へんな ダンスを おどりながら はたけに いってしまいました。

コロッケ作りは家族全員で行います。

買い物には、学校から帰ってきたお兄ちゃんとお姉ちゃんが行きました。

お父さんはいつもより早く帰ってきて、ジャガイモをつぶします。

おばあちゃんの仕事もママの仕事もあります。

この本もレシピ形式です。

分量は・・・適当に(^^;)


「さて、皆のうちは今夜何かな?」

「カレー!」「カレーにして!って言う」「カレーたべたーい!」

恐るべし、カレー人気。


食べ物の本は、食いつきが良いですね。

給食食べたばっかりだったんですけれど(^^;)

デザートまでは行けませんでした。

と準備していたのですが・・・

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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

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by yomuyomuehon | 2018-05-21 15:37 | たべものの絵本