絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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国語の教科書は面白い

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中学Z会会員の、得意科目と苦手科目のランキングによると、

数学・英語・理科・社会は、得意と答える子もいれば、一方で苦手と答える子もいる。

しかし、国語は得意と答える子は少なくて、苦手科目の一位である。

国語は難しいのか?

つまらないのか?

確かに自分が学生の時、古文漢文を除けば、勉強し難い科目だったかもしれない。


う~ん。。。。本を読まずに漫画ばっかり読んでいる息子に落胆しつつ、息子の国語の教科書を開く。

と、そこは知のワンダーランド。

国語の教科書って、こんなに面白かったけっけ!?

ことばの冠―詩集

牟礼 慶子/花神社

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アイスプラネット

椎名 誠/講談社

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中村汀女句集―自選自解 (1969年) (現代の俳句〈6〉)

中村 汀女/白凰社

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新編日本古典文学全集 (18) 枕草子

松尾 聡(翻訳),永井 和子(翻訳)/小学館

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寺山修司全歌集 (講談社学術文庫)

寺山 修司/講談社

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サラダ記念日 (河出文庫―BUNGEI Collection)

俵 万智/河出書房新社

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ドライ ドライ アイス (現代短歌セレクション)

穂村 弘/沖積舎

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ことばの力

大岡 信/花神社

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世界で一番の贈りもの

マイケル モーパーゴ/評論社

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冬の雁 (文春文庫)

三浦 哲郎/文藝春秋

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新編日本古典文学全集 (45) 平家物語 (1)

市古 貞次/小学館

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新装版 眠る盃 (講談社文庫)

向田 邦子/講談社

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杜甫 (漢詩選)

目加田 誠/集英社

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太宰治全集 全10巻セット (ちくま文庫)

太宰 治/筑摩書房

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自分の感受性くらい

茨木 のり子/花神社

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ゼブラ

ハイム ポトク/青山出版社

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五重塔はなぜ倒れないか (新潮選書)

上田 篤(編集)/新潮社

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新編宮沢賢治詩集 (新潮文庫)

宮沢 賢治/新潮社

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後拾遺和歌集【新日本古典文学大系 8】 (岩波オンデマンドブックス)

久保田 淳(その他),平田 喜信(その他)/岩波書店

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その他書き下ろしに、

君は「最後の晩餐」を知っているか


小さな町のラジオ発―臨時災害放送 局「りんごラジオ」


モアイは語る―地球の未来


科学はあなたの中にある

などがある。


国語は、すべての学びの基礎であることをつくづく感じる内容。

国語の中に、社会も理科も美術も、全てが詰まっているのだ。


すべてが良かったのだが、その中でも、私が一番ぐっときたのは大岡信さんの「ことばの力」である。


ことばの力   大岡 信

 人はよく美しい言葉、正しい言葉について語る。しかし、私たちが用いる言葉のどれをとってみても、単独にそれだけで美しいと決まっている言葉、正しいと決まっている言葉はない。ある人があるとき発した言葉がどんなに美しかったとしても、別の人がそれを用いたとき同じように美しいとは限らない。それは、言葉というものの本質が、口先だけのもの、語彙だけのものではなくて、それを発している人間全体の世界をいやおうなしに背負ってしまうところにあるからである。人間全体が、ささやかな言葉の一つ一つに反映してしまうからである。

 京都の嵯峨に住む染織家志村ふくみさんの仕事場で話していたおり、志村さんがなんとも美しい桜色に染まった糸で織った着物を見せてくれた。そのピンクは淡いようでいて、しかも燃えるような強さを内に秘め、はなやかで、しかも深く落ち着いている色だった。その美しさは目と心を吸い込むように感じられた。

「この色は何から取り出したんですか」
「桜からです」

と志村さんは答えた。素人の気安さで、私はすぐに桜の花びらを煮詰めて色を取り出したものだろうと思った。実際はこれは桜の皮から取り出した色なのだった。あの黒っぽいごつごつした桜の皮からこの美しいピンクの色が取れるのだという。志村さんは続いてこう教えてくれた。この桜色は一年中どの季節でもとれるわけではない。桜の花が咲く直前のころ、山の桜の皮をもらってきて染めると、こんな上気したような、えもいわれぬ色が取り出せるのだ、と。

 私はその話を聞いて、体が一瞬ゆらぐような不思議な感じにおそわれた。春先、間もなく花となって咲き出でようとしている桜の木が、花びらだけでなく、木全体で懸命になって最上のピンクの色になろうとしている姿が、私の脳裡にゆらめいたからである。花びらのピンクは幹のピンクであり、樹皮のピンクであり、樹液のピンクであった。桜は全身で春のピンクに色づいていて、花びらはいわばそれらのピンクが、ほんの先端だけ姿を出したものにすぎなかった。

 考えてみればこれはまさにそのとおりで、木全体の一刻も休むことのない活動の精髄が、春という時節に桜の花びらという一つの現象になるにすぎないのだった。しかしわれわれの限られた視野の中では、桜の花びらに現れ出たピンクしか見えない。たまたま志村さんのような人がそれを樹木全身の色として見せてくれると、はっと驚く。

 このように見てくれば、これは言葉の世界での出来事と同じことではないかという気がする。言葉の一語一語は桜の花びら一枚一枚だといっていい。一見したところぜんぜん別の色をしているが、しかし、本当は全身でその花びらの色を生み出している大きな幹、それを、その一語一語の花びらが背後に背負っているのである。そういうことを念頭におきながら、言葉というものを考える必要があるのではなかろうか。そういう態度をもって言葉の中で生きていこうとするとき、一語一語のささやかな言葉の、ささやかさそのものの大きな意味が実感されてくるのではなかろうか。美しい言葉、正しい言葉というものも、そのときはじめて私たちの身近なものになるだろう。


何気なく使っている言葉に、発した後、自分でも「汚いっ!」と反省する事が多々ある。

この本だいすきの会の小松崎先生は、私たちは読み聞かせによって、言葉(日本語)を子どもたちに伝えているのだと仰っていた。

言葉は生き物。時代によって変化する。

大岡さんの仰るように、それを発している人間全体の世界を背負うもの。

子ども達が生きる素敵な時代を背負うのは、素敵な言葉でありたい。

*****

今日、2年生に読んできたのは、

もう二年生には、幼稚すぎたかな?そんな気がしなくもなかったが、

最後の、「おおきくなるっていうことは ちいさなひとに やさしくなれるってこと」は、一年生ではなく、二年生にだからこそ読めたのかもしれない。

もう一冊は、

できるかな?―あたまからつまさきまで

エリック カール/偕成社

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「さあ、次は真似っこしてもらうので、みなさん立って下さい。さて、出来るかな?難しいよ~」

と、皆に立って貰って、動物の特徴的な動きを「できるかな?」と、動いてもらった。

担任の先生も乗ってくれる先生だったので、子ども達も遠慮することなく、隣の子や後ろの子にぶつかりながら(^^;)真似っこしてくれた。

笑い声も出て、楽しい雰囲気で終了。

さて、GW明け1日目、まだぼーっとしている子も居たかもしれないが、元気に1時間目に入れたかな?

まだ二年生だから皆やってくれる(^^)

GW明けというのが、体を動かす本でぴったりだった。


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Commented by キュートなうさぎ at 2018-05-08 08:31 x
国語は、息子も一番苦手な科目です。
読解力問題で、自分の考えや答えを、決められた文字数以内にまとめて書くことが苦手なようです。
本は、よく読んでいるのですが・・・^^;

私の言葉、美しくないなと反省。
特に、子どもを怒る時の言葉など、花びらとは程遠いものです。
子どもの根っこ、幹をしっかりと育てるために、言葉も気を付けなければいけませんね。
Commented by yomuyomuehon at 2018-05-09 15:16
うさぎちゃん、こんにちは(^^)
Kはよく本を読んでいるとのこと。うらやましいです。
sotaが学校での朝読に持って行っている「坊ちゃん」は読み後を見ると、ああ進んでいない。「坊ちゃん」程度で(^^;)
昔私が嵌まった本は、今の時代のお勧めYAになく、今の時代に合った本を勧めたいなあと思いつつ、古典も読んで欲しい。
あれも、これも色々と選択肢の多い時代に、選ぶって事の難しさも感じますね。

花びらのような言葉・・・う~ん、私も怒っているときは特に汚いわあ(^^;)って、殆ど怒っていたりして。
ああ、反省反省。
by yomuyomuehon | 2018-05-07 14:39 | Trackback | Comments(2)