おれは勉強がきらいだ!と断言するtaichi。
宿題が終わっていなけりゃ学校に行けないくせに、ギリギリまでやらない。
練習が長くキツい月曜日と水曜日に限っては、特にそうなる。
どうも精神的に余裕がなくなるようで、練習前には絶対に手を付けない。
学校から帰ってきて、遊びに行かないとなると、ぎりぎりまで漫画を読んでいる。
何度も何度も同じ漫画読んでいる。
だから、かなり細かい描写も台詞も、正確に覚えているらしい。
ワンピースのテストがあったら、きっと満点だ、と思う(^^;)
そして練習から帰って来て、ご飯を食べて・・・この時点で10時前。
早くお風呂入って寝ないと!と言うと、
「宿題やる!」
「えーっ、これから?」
11時近くにふらふらになって就寝。
と、毎回こんな具合。
宿題ならば、やることが決まっているので、やれば終わる。
問題は、自主勉強が宿題の時。
自主勉強の宿題とはいかに?
三年生から始まる自主勉強の宿題。
sotaが3年生の時、自主勉ノートは始めの1ページで終わっていた。
担任の先生曰く、
「自主勉強とは、その通り自主勉強なので、宿題にするつもりはないんです」
偉い!と思ったが、
中学生になって、二学期半ばまでそのままで来ちゃったsotaの成績は、やっぱりよろしくなかった(^^;)
何をやったらいい?と聞くtaichiに、あれは?これは?と勧めるも、
ああだこうだと文句に始まり、やがて荒れ始めるtaichi。
「自主勉なんだからいいじゃん。やりたくない人はやらなくても。」
「それじゃあだめなのっ!」
「じゃあ、やればいいんじゃないですか?」
このやり取りを、何度繰り返した事だろう。
それが先先週、朝早く起きたものの、そのまま暖房の前でごろごろ・・・漫画を読み始め・・・
通学班の集合時間にも間に合わず、
なんと、初めての遅刻。
これには母さん、大激怒。
烈火のごとく怒ったのである。
二学期末、4年生まで皆勤賞で来たのが発熱で崩れ、それまで皆勤賞じゃなくなっちゃうよと、おだておだててきたのが通じなくなったのは大きい。
その後、宿題を練習前に終わらせていっているtaichiだが、果たしていつまで続くやら。
週末には読書50ページ以上という宿題も出る。
いつも、読んだというが、漫画以外を読んでいる様子はない。
きっと適当に記録していっているに違いない。
そんなtaichにこの本を勧めたら、面白かったと言い、どんなお話だったか聞くと、登場人物の名前も地名も細かく説明し始めた。
これには母さんびっくり!
なんだ、ちゃんと読めるんだ(^^;)ちょっと安心。
そしてhaneちゃんに、面白いから読んでみろ!と言う。
漢字が多すぎて、表現も難しくてちんぷんかんぷん。
絵本と言えども小学校高学年向けなので、1ページ目にて閉じたhaneちゃんである。
楽しいと思える本に出会えれば、読むんだね(^^)
小学4年生以上向け
絵本である。
絵本ではあるが、出てくる言葉は難しいので、読み聞かせするにしても低学年以下には難しい。
物語は今から100年前、熱帯のあらしの夜に始まる。
アフリカの熱帯雨林の奥深くに生まれたゴリラの赤ちゃん。
星一つ瞬かない真っ暗な夜に生まれたこの子は、数々の不幸に見舞われるだろうと予言された。
その通り、このゴリラの女の子は不幸に不幸を重ねる人生(?)を歩むことになる。
まずは密漁者に捕らえられ、競りに掛けられた。
象牙商人に買われ、ケチな商人に人間の赤ん坊と偽らされてトルコへ。
偽造パスポートには、ジャングルで行方不明になった宣教師夫妻の娘サリー・ジョーンズと記されていた。
これでもか、これでもか、と不幸な運命がサリー・ジョーンズを襲う。
偽りの愛情を信頼し、泥棒に育て上げられ、裏切られ、動物園に送られ、サーカスに売られ、魔術師の助手となり・・・・
その状況の中で、サリーは強く賢いゴリラに成長していった。
その賢さは、時にサリーを窮地から救い出す事も可能にした。
どんなに暗く辛い人生(?)でも、いつかは夜が明ける。
最終的には、やっぱり児童書、結末にホットするのである。
絵本としてはあり得ないボリューム、106ページ。
最後まで読んで、あれ?サリーって確か女の子だったよね?
そうそう、ゴリラの女の子!
逞しすぎる精神力と運動能力と、見た目。
つい、あれ?っと確認したくなるのである。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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