読んであげるなら 5歳くらい~
スポーツそのものよりも、まるでエンタメのような扱いの相撲。
あらゆるメディアで、国技国技と言われていたような・・・相撲は国技と思い込んでいましたが、どうやら日本に国技はないようです。
国技館で行われているがゆえの勘違いのようです。
上下関係・力関係とスポーツ・・・ここにはやっぱり、力の暴力・ことばの暴力が存在するのかな。
サラリーマンの世界だってパワハラはあるし、
教育現場においても、絶対的な先生と子どもの関係や、部活動内での先輩後輩の上下関係だって存在する。
そこで上に楯突いて、声を上げることの難しさ・・・それはだれもが痛感する所。
声を上げたら、返って叩かれる事への恐怖も存在し、それらが表面化する事はなかなか無かったかもしれない。
そこにSNSが登場し、これまでは見えなかった事が見える化した。
しかし、その見える化は、新たな敵を作る事にも繋がっているようで、
なかなかどうして難しい世の中です。
相撲は最近人気が高いようですが、昔と違って選択の範囲が広い今の子どもたちは、自分がやるスポーツとして選択するかというと、どうなのでしょう?
残念ながら、私の周りでは知りません。
小学生の時、学校の歯磨きポスターを飾る千代の富士の姿を、当時使っていた歯磨き粉の味と共に思い出します。
千代の富士は格好良かった(^^)
やはりスポーツ選手は、格好良くなくちゃ。
その格好良さを、感じないなあ。
子どもたちにとって、スポーツ選手は憧れの的であって欲しいですね。
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前置きが長くなってしまいましたが、この絵本↓
は、加藤休みさんの絵が力強く、お相撲さんの雰囲気が良く出ている気がします。
しかし、
精一杯稽古をしているのに、ちっとも強くなれなくて、辞めようかな。。。。と悩む幕下力士かちかちやまが、
美しい夕日をながめながら、やっぱり おいら いっしょうけんめい けいこして つよくなるっす!と、気持ちを切り替えるのですが、
この辺りの切り替えが、他の場面に比べて、う~ん薄い。。。。
うちの子どもたちの水泳と比べても、そんなに簡単じゃないぜ!と思ってしまうのです(^^;)
つくづく、この絵本は加藤休みさんの、迫力あるイラストで成り立っているんだなあと思います。
この↑絵本からも、ご飯の美味しさが伝わってくるもんね~♪
ところで、相撲は古くからあるスポーツだけに、その用語はたくさんあります。
その中の一つが「恩返し」で、
稽古をつけてくれた力士や、お世話になった力士に本場所で勝つこと。または、番付で抜くこと。
なんですって。
いやいや、そんな素敵な言葉や関係があるなんて。
関取の皆さんはご存じなのかしら?
いい勝負をして、勝って勝って、スポーツとして私たちを楽しませて欲しいですね。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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