大人向け・・・だと私は思う。
ヨシタケシンスケさんの絵本は、子ども向けなのでしょうか?
絵本だからとて、全てが子ども向けとは限りません。
漫画っぽい絵に、飛びつく子どもは多いです。
でも、大人だから笑えるし、共感できるものがあるのではないかと、私は思うのです。
haneちゃんが書店に置いてあるヨシタケさんの絵本をパッと手にとっても、それは一度きりのこと。
まだまだ楽しめないお年頃です。
子どもには勧めないこの本を、私が読んでみました。
ふむふむ、なるほど~
面白い。
大人が読むと面白いのです。
子どもの本は、未来へ開けるものであるべきだと私は思うのです。
色々嫌なことも、苦しいこともある中で、そのお話の結末に何か一筋の光が見えるようなもの、それが児童書のあるべき姿ではないかと。
確かにこの本は面白かったのですが、そういう意味では大人向けです。
で、この本を読み進めて行く内、こんな本棚あったらいいなと思う場面がありました。
(こんな内容です)
その町のはずれの一角に、「あるかしら書店」があります。
このお店は「本にまつわる本」の専門店です。
店のおじさんに「○○についての本ってあるかしら?」ってきくと、たいてい「ありますよ!」と言って奥から出してきてくれるのです。
そして今日も、あるかしら書店には、いろんな理由で本を探しにお客さんがやってくるのです。
私がいいなと思った場面は、
書店婚って、何だかほっこり(^^)
本好きな人同士だったら、絶対やってみたいと思いますよね?
ケーキ入刀ならぬ、しおり入本とか、
ブーケトスならぬ、文庫トスとか、
絶対良い(^^)
それからちょっとしんみりしちゃうのが、「お墓の中の本棚」↓
墓石の中が本棚になっていて、生前故人が好きだった本が入っています。
墓参りに行くと、中から一冊選び出し、代わりに天国のあの人に読んでもらいたい本をしまってくるのです。
いいと思いません?
私のお墓をこうして欲しいわ~。
故人とこうやって心を交すこと、本当に出来そうな気がします。
それから「水中図書館」。
カリオストロの城を彷彿させる?
ある大金持ちがコレクションしたたくさんの本。
それを背の高い棟のようなお城のような図書館にぎっしり詰め込んで、階段もはしごも外したのです。
やがてくぼんだ土地に建てたその棟は、水の中に。
「水中図書館」として、有名になりました。
あったら行ってみたいわあ~♪
どうでしょうか?
この三場面だけでも、子ども向けではないですよね。
大人だから共感出来るのではないかと思いませんか?
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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