旅立ち☆「新世界へ」

にほんブログ村
昨日の朝早く、年長さんのhaneちゃんは雪山へ。
そして今日sohtaは社会科見学で、国会議事堂・東京江戸博物館などなどへ。
まだ陽も登らぬ6時10分、友達数人と集まって登校。
ゴミを出すため、sohtaの後ろに付いて行ったら、丁度友達もやって来て・・・
わあ、真っ暗(^^;)
一切反射鏡の付いていない彼らのリュックに服。
暗闇の中に沈んでいます。
車は近くに来て驚くだろうな。
なぜ、こんな早くに小学生が歩いているのか?と。
と言っても、一人だけ頭が飛び出しているsohtaは、リュック姿だととても小学生に見えず(^^;)
随分大きくなったものだわね、と感慨深く、友達と楽しそうに歩く後姿を見送った母です。
「一生を 見とどけられぬ寂しさに 振り向きながらゆく 虹の橋」 by 俵万智
6年前、sohtaもまたhaneちゃん同様、雪山へ行く朝のバスに乗り込む姿に、この短歌が浮かびましたが、今朝もまた・・・
「振り向かぬ子を見送れり 振り向いた時に振る手を 用意しながら」 by 俵万智
友達が「あっ、sohtaのお母さんだっ!」
「いってらっしゃーい、気をつけてね~!」
「はーい!」と返事したのは、sohtaではなく・・・(^^;)
今はまだ手を繋いで隣を歩くhaneちゃんも、間もなくその後ろ姿を見送る日が多くなります。
前を向いて進んでいく子を嬉しく思う一方で、見送るという行為は切ないものです。
六年生ばかりの通学班にあって、今朝は一年生と二人で登校したtaichi。
いつも集合時間に来たり来なかったりの、この一年生(^^;)
昨日は来なくて、お母さんと登校したらしく・・・
今朝はどうかな?と思い、集合場所でtaichiと一緒に待っていたら、やって来ました(^^)
「おはよー!」と声を掛けると、元気に「おはよーっ!」
いつもtaichiの前に出たい、この一年生。
今日は班長(二人っきりだけど・・・)という意識のtaichiも、一年生が前に出ると、taichiがまた前に出て・・・私が見送る50mの間だけでも、何度抜かし返していたことか(^^;)
こっちも上級生が居ないと、成長するのかな?
間もなく新通学班での登校が始まります。
読んであげるなら 6、7歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
ぼくたちは 大きくなった。
もうりっぱにとべるようになった。
父はいった。「さあ、ゆくぞ」
母はいった。「がんばるのよ」
その日、ぼくたちは飛びたった。
はるか遠くにあるという 新しい世界へ、
約束の地をめざして。
* * * * *
(以下、あらすじです)
この絵本の主人公はカオジロガン。
ノルウェーと北極点との中間に位置するスヴァルバール諸島に、6月頃生まれるヒナ。
そこは4月下旬から8月下旬までは太陽が沈まない白夜、10月下旬から2月中旬まで太陽が昇らない極夜の地。
なんとそこに行けるツアーがあった!
9月には南の越冬地(イギリスや北岸沿岸)を目指し、3000キロを1ヶ月飛び続けるのだそうです。
きっと途中で力尽きるものもいるでしょうね。
でも、このお話は明るく前向きで、そういう場面はありません。
その辺りは、別れという悲しさを含んだこちら↓とは異なります。
もともとガンに対して強い思い入れがあったという、元旭川動物園飼育員だったあべ弘士さん。
ガンは日本人にとって、身近な鳥だったと言います。
江戸時代から明治、大正にかけて日本にはガンに由来することわざや絵画、小説がたくさん登場するでしょう。浮世絵や日本画のモチーフとしても描かれるし、文章に書いた
「さおになり、かぎになり」というフレーズは教科書なんかにも載っていた「雁がわたる」という歌にも使われているね。森鴎外の『雁』に出てくるガンは東京上空を飛んでいく。それから、ガンは食用としても重宝されていて、どうしてもガンを食べたくてたまらなかったお寺のお坊さんたちが、豆腐をガンの肉に似せた「がんもどき」を生み出すぐらい、美味しかったんだって。・・・・「絵本ナビ」インタビュー記事より・・・・
大好きな「がんもどき」って。そういう事なんだぁ、知らなかった(^^;)
がんもどきの別名・飛竜頭は、ポルトガル語のフィリョースからだそうで・・・
フィリョースというのは、言うなればドーナツみたいなものかしら?
話が飛んでしまいましたが、旅立ちの時期にぴったりなお話ですね。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
* * * * *
ランキングに参加していま~す
お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
↓ ↓ ↓

にほんブログ村