持久走大会後日談
にほんブログ村
sohtaのクラスに過去5年間、一度も持久走大会に出なかった男の子がいました。
その子がなんと、今回の、小学校最後の持久走大会で走ったのです。
順位は良くないですけれど、
走らせた先生は本当にすごい!
大人しいわけでも活発じゃないわけでもなく、よく発言をする、とても明るい子なんです。
ただ運動は苦手みたいです。
きっと走っている間は苦しかっただろうけれど、出来る!っていう事を心の片隅に刻んで卒業出来ると思うのです。
今の時代、子どもがやりたくない事を無理やりやらせないのが良い、みたいな雰囲気があります。
そりゃあ、子どもが自発的にやるのが一番です。
でも、二の足踏んでしまう子には、ちょっと背中を押してあげることも、または親ならば半ば強制的であっても一緒に踏ん張る事も必要ではないでしょうか?
それはお互いの信頼があるから出来ることでもあるんだと思います。
今回走った男の子と先生の信頼関係が成り立っていたから、出来たのかなと思います。
頑張ったら、結果じゃなく頑張った事を、褒めて認めてくれる人が居るって思えるからこそ、子どもは挑戦できるのではないでしょうか。
持久走大会の結果で、私は色んな方にsohtaの事を褒めていただき、とても嬉しい。
が、結果はあくまで結果であり、それまでの頑張りとか、気持ちの成長とか、既に当日よりも前に結果は出ているんだと思うのです。
ただ、水泳でも結果が全てなので、確かに結果が重要視されるのが、悩ましい所ではあります。
子どもの成績で、色んな結果で、思うようにいかない事の方が多くて、それによって親自身が否定されているような気がして、すっごく落ち込む事があります。
私もまさに水泳では然り(^^;)
sohtaの成績はいたって普通で(アハハ・・)、短距離はあまり得意じゃないし、何しろ見た目を全く気にしない。。。。
でも、一位が一人しかいない持久走大会で連覇し、それから図画工作が好きな事から表彰されたり、貼り出される事や展示される事も多いので、目立つ存在なのかもしれません。
あと、でっかいしね(^^;)
小さい時からものすごーく本を読んであげているにも拘らず、マンガしか読まないし(^^;)、年間10000ページの記録も、読んでないのに家に置いてある本を適当に選んでページ数だけ書いて、適当な感想を一言添えているだけみたいです。
マンガばかり読んでないで本を読め!とは言いますが、適当に記録している様子を咎める事はありません。
持久走は頑張りですが、図画工作は心の充実が表現されるものだと思うのです。
ちなみに幼稚園の最後の絵がこれ↓ですから
ここから驚くべき発展(^^)
taichiにいたってはもっとすごい。
これ↓がtaichiの年長児の作品ですから(^^;)
人間は、豆に棒です(^^;)ほんと大丈夫かな?って心配しましたけど、
これ↓は、代表選出された3年生一学期の作品
心の充実が見て取れるのと、他の子達が原色に近い色をベタッと着けちゃっていたのに対し、色を薄く薄くきれいにつかえる所は、TVやゲームなどの刺激の強過ぎる生活をしていない事の現れだと思います。
そして、左利きのtaichiは兎に角字が汚い(><)
殴り書きに近いです。
上手くはないけどキチッときれいに書くsohtaとの性格の違いもあるでしょうが、字はそもそも左手で上手く書けるように出来ていません。
学校で始めて接した鍵盤ハーモニカは右利き仕様だったので最初は苦労していましたが、弾けるようになりました。
そして3年生で始まった書道は、どう見ても左で書くのはムリだなと思ったので、先生にお願いして右で書くよう指導してもらいました。
初めてやる事は、すべて右手でやらせてくださいと。
そうしたら、今回の競書会では驚きの成長(^^)
話がまとまらなくなってきた(^^;)
このtaichi、今回の持久走大会の結果・・・悔しいものだったらしいです。
昨年同様の5位。
何人からも、「taichi君のお兄ちゃん速いねぇ」と言われたらしいし、心に引っかかるものがあるようです。
仲良しの友達の結果に、
「オレは去年と同じ結果でくやしい。。。Sはくやしくないの?」と聞いたそうです。
持久走大会の感想文が置いてあるのを見つけたsohtaが、その文章が変だったので、私を呼んで、二人でこっそりと読んでいたところ、taichiが気付いて、怒って木刀を振り回したのは金曜日の朝の事でした。
くやしいか・・・そうか、そういう気持ちがあって良かった(^^)
でも、国語力はとっても心配です(><)
ああ、本当に言いたい事がまとまらなくなってきました(^^;)
持久走大会の後、「sohta君はすごいよね。うちの子は・・・・」と嘆いていたお母さん何人かと話をしました。
その子のたちの事をsohtaに聞いてみると、
「〇〇にも良いところあるよ。いっつもニコニコしてさ、幸せそうでさ。オレ、すっげー癒されるもん」
「〇〇にも良いところあるよ。」
と、友達の良いところを次々言い出したsohta。
「それにあいつら、持久走の結果、全然気にしてないよ」ですって。
子どもにとって大事な事はそれぞれで、幸せそうだって友達に伝わる事、友達に癒しをくれる事は、なかなか真似できないし、それこそ子育て成功しているんじゃないかって思ったのです。
そして、友達の良いところをちゃんと認めているsohtaもやっぱりいいヤツです(^^;)
つい、親になると子どもの出来不出来で、結果で、他の子と比べてしまいます。
競泳という競争の中に居て、やっぱりすごく子どもを追いつめて口走る事もあり・・・(^^;)
でも、速けりゃいいわけじゃない。
送り迎えや大会のお弁当・応援など、協力する親に対する態度が悪い子や、自分の荷物も持たなかったり、片付けも出来ない子には、がっかりしますし、たとえ速くてもそういう子に育って欲しくはない、速ければいいわけじゃない、と私は思います。
う~ん、負け惜しみに聞えるか?
まあ、それでもいい。
結果だけ求めている親の態度が、そのまま子どもに反映されているのだと思うのです。
人間的にどうか?大事な事はそこだと思うのです。
いくら何かに秀でていても、大人になった時それだけでは生きていけない。
人に感謝できるとか、人とどう関われるかとか、人に好かれるとか・・・そこが大事だと思うのです。
だから私は自分の子を、
「お前っていいヤツだな」って思えるのが素敵だと思います。
それから、
短距離よりも、持久走はやれば結果が出やすい。
頑張った分の結果が出ると、子どもは自信を付けること出来ます。
4年生位までなら、ある程度走れば上位になれます。
ただ、5年生以上になると、持久系に強い水泳を、それもハードにやっている子が断然有利です。
一緒に頑張れるのは低学年の内だけです。
さて、昨年度の男子の記録を抜けたか否かですが、
う~ん残念!
一秒足りなかった(><)
ああ、ペースメーカーのはずの先生がもっと自転車飛ばしてくれてたらなあ。。。。
「自分のせいだし・・・人のせいにしてもねぇ」とsohta。
せめて担任のI先生が男子の担当もしてくれてたら(^^;)
女子には伴走しながら、「後ろに〇〇ちゃん来てるよ~、スピード上げろー!」って、はっぱかけちゃってたもんね。
どっちも同じクラスだってのに・・・(^^;)
更に、昨年の一位の男子は、市内の6年生陸上大会の持久走でも優勝してたのです。
だったら、sohtaも持久走代表にしてくれれば良かったのに・・・
何故か?全く理解できないが、すっごく遅いのに・・・ハードル選手だったんですもの(^^;)
まあ、思うように行かないことの方が多いのは確かです。
だからこそ、良かったことが生きてくるのかもしれません。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
* * * * *
ランキングに参加していま~す
お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
↓ ↓ ↓
にほんブログ村