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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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子どもたちの現実☆「ぼくたちのリアル」

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ぼくたちのリアル

戸森 しるこ,佐藤 真紀子/講談社

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小学高学年以上向け


(以下、あらすじです)

そいつの名前は秋山璃在(リアル)。

運動神経抜群で、性格は明るくお調子者。服のセンスがよくて顔も普通にかっこいい。

気も利くから女の子にももてるし、男の子の友達も多い。

勉強も学年で五番以内に入る。

書初め展では毎年金賞。絵画コンクールでは佳作に選ばれる。

そして、ゲームやカラオケだって、めちゃくちゃうまい。

根は真面目で学級委員をやったりしている。

そんな非の打ち所のないリアルと、ワタルは幼馴染のお隣同士。

ワタルは平凡な自分と比べて、リアルに昔からコンプレックスを感じていた。

しかし、小学5年生の新学期、美しい転校生(サジ=男子)の来訪によって、二人の関係に変化が・・・

同じクラスで、TVで人気の子役との恋がこじれた合唱祭、リアルの家族の悲しい過去、サジへのいじめ……。

それぞれ助けあいながら、三人は次第に友情を深めていく。

出席番号一番、秋山璃在。二番、飛鳥井渡。三番、川上サジ。三人で過ごした五年生の短いけれど濃密な四ヶ月の思い出。

*****

第56回講談社児童文学新人賞受賞作の戸森しるこさん。

そしてイラストは、何とバッテリーの佐藤真紀子さん!

バッテリー (角川文庫)

あさの あつこ/KADOKAWA/角川書店

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やっぱり、佐藤さんのイラストは目を引きますね(^^)

男子サジの恋心・・・今までになかった児童文学の展開にちょっと驚き。

非の打ち所の無いリアル・・・そしてこの名前!昔の人である私にとって、非現実的な感じではありますが、う~ん今時は居るのかもしれない。。。。

出来る子は何でも出来るもんねぇ(^^;)

でも、やっぱり5年生。

まだまだ子どもの部分もあるわけで、こういう子はどこか頑張り過ぎちゃってるんだよね。

その緊張を緩めてくれたのが、ワタルであり、サジの登場によって成長したワタルなのである。


登場する子ども達も大人も皆、基本的にいい人なのだ。

現実はどうかな?って思わなくもないけれど、

三人が偶然聞いてしまったサジの悪口を言っていた子。

リアルがその子を擁護する場面がある。

ここは、人は一方から見ただけでは、反対側は見えないなって、気づかせてくれる場面である。

やっぱりリアルはいいヤツだと思う、素直に友達をリスペクト出来るリアルは格好いい。


「ぼくたちのリアル」ってタイトルは、「ぼくたちの現実」って意味でもあるらしい。

そうか、これが5年生なのね。

親の気づかない所で、子どもは大人への階段を上っているわけだ。

児童書を大人が読む意義は、忘れてしまった子ども心を呼び戻し、今その世界を漂っている子どもの心を知る事にあると思う。

面白かったので、一気に読んじゃった(^^)


で、戸森しるこさんの第二作目の作品が11/15発売に!

十一月のマーブル

戸森 しるこ/講談社

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今度は小学6年生が主人公らしい。

早く読まなくちゃ!

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by yomuyomuehon | 2016-11-17 10:30 | 童話 高学年向け