「アップルパイをつくりましょ りょこうも いっしょに しちゃいましょ」

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秋のおいしいものと言ったら・・・
う~ん、たくさんあって迷っちゃう(^^)
アップルパイもその一つ!
焼いている時の、その匂いと言ったら・・・う~ん口の中に甘酸っぱい香りが広がります。
ここ二三年作ってないけどねぇ(^^;)
やっぱ焼きたて、絶対手づくりですよね。
あの香りが部屋いっぱいに広がった時の幸せ感ったらないもんねぇ。
で、自分で作るって事は、材料にも拘れるわけで・・・
りんごは酸味のある紅玉ですね。
小麦粉は強力粉と薄力粉を混ぜた方が良いのかな?
それから、バター、砂糖、シナモン、塩、卵。
材料に拘ったらかなりお高いアップルパイが出来上がる!
それをやってしまったのが、このお話!
読んであげるなら 7、8歳~かな?と思うけど、外国という概念が分かっていないと難しい(^^;)
よって、小学2年生以上向けかしら?
(以下、あらすじです)
アップルパイを作りましょ。
でも、もしも、マーケットがお休みだったら・・・・
大急ぎ、荷造りをして、材料リストも持って、ヨーロッパ行きに船に飛び乗って・・・
まずはイタリアで、一番上等の麦を一抱えいただきましょう。
そしたら、フランス行きの汽車に飛び乗り、ニワトリさんから卵を頂きたいけど、途中で割れたら困るわ(^^;)じゃあ、ニワトリさんごと連れてっちゃいましょ。
そしたら、ヨットに乗って、次はスリランカ。
上等のシナモンを手に入れるため、ジャングルでクルンドっていう木の皮をちょびっと剥がす。
そしたらヒッチハイクでイギリスへ。
牛さんと仲良しになって、ミルクをコップ一杯か二杯頂いて・・・でも新鮮なミルクじゃないとね!じゃあ牛さんを丸ごと連れてっちゃいましょ。
そしたら、バナナボートにもぐりこんで、目指すはジャマイカ。
途中で海の水を瓶につめて、塩も手に入れましょ。
ジャマイカではサトウキビを2,3本手に入れて、
帰りは飛行機で大急ぎ。
材料が悪くなったら大変ですもの。
あっ、ちょ、ちょっとまって、忘れ物。
大事なものを忘れてる!
さて、それはどこで手に入れる?
*****
イタリアで手に入れたのは麦!です。
家に帰ってまずやる事は粉挽き(^^;)
シナモンだって、皮を粉にしなくちゃなりまぬ。
海の水だって、蒸発させて塩作り。
サトウキビも煮なくちゃね。
ニワトリさんには卵を産んでもらわなきゃ。
勿論、牛さんからミルクを絞って、そのミルクでバター作り!
実は、アップルパイ一つ作るのに、材料集めるのってこんなに大変なこと(><)
スーパー開いてりゃ、楽に作れたのだけれど・・・(^^;)
でもまあ、その代わり世界中を旅することが出来たわけです。
巻末にはアップルパイの作り方が載っています。
こんな最高級の材料を使ったアップルパイって、一体どんなお味がするのでしょう(^^)
世界地図も載っていて、旅した経路が記されています。
この本読んだら絶対、作りたくなっちゃいますね。
子どもにも「ねえ、つくろー!つくろー!」って言われること間違いなし。
覚悟の上で読みましょう!(^^)
りんごと言えば、この本を買ったまま、まだ読んでいないことを思い出しました。
実は大事もの・・・りんごです。
それがなくちゃ、ただのパイ。
でも残念ながら、りんごを調達した先は、日本の「奇跡のりんご園」ではないのですよ。
絵本としては楽しいのですが、
う~ん、この本からフードマイレージを考えてしまう。。。。。
地産地消とは真逆の、このフードマイレージが他国に比べ日本はずば抜けて高いのです。
加工品一つ作るのに、小麦粉・バター・シナモン・塩を安い所から運んできているのですよね。
でも、その為に食料の輸送に伴う環境負荷(二酸化炭素排出量)は高くなるわけで・・・
ああ、イヤですね。。。。
単純にお話として楽しめなくなるっていうのは(^^;)
でも、大人はそういう事も考えなくちゃいけないと思うのです。
じゃあ、身近で手に入れられるものだけ食べてれば!って事になりそうですが、でもやっぱりたまにはアップルパイも食べたいこともあります(^^;)・・・う~ん、あるかな?あるかもね、滅多にないか?
そうよね、バターはもう体に重いのよね(^^;)
ケーキとか、めっきり食べなくなったもんねぇ。
でも、チョコレートとコーヒーは結構摂ってるな(^^;)
ああ、いかんいかん。これこそフードマイレージが高いじゃないか!

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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