精度の高いくだらなさ☆「おへそがえる・ごん」

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時々、この作家はものすご~く私的に楽しんでるなあと感じる絵本に出会う事がある。
売れるかどうかは別として、書きたいから書いたんだって言ってるよねって感じる本。
これ↓は、きっとそういう絵本じゃないかな。
読んであげるなら 5、6歳~
幼稚園で1を読んでもらっていた9月。
続きを読みたいと、図書館で2・3を見つけてきたhaneちゃん。
haneちゃんがまだ乳飲み子で、taichiが未就園だった6年前。
これは、ちひろ美術館に、N子さんと滝平次郎展を見に行った時、ミュージアムショップで見つけた絵本だった。
でも、その時私はピン!と来なかったのだと思う。
haneちゃんに読んで、数日後また一人で読んでみた。
そうしたら、高尚な赤羽さんの絵で、このくだらなさ・・・(って言ったら怒られちゃうかしら?)に笑えた。
面白い(^^;)
だって、おへそがえる・ごんの最強武器は、おへそのボタンなんですもの。
ごんのおへそぼたんを押すと、口から出てくる雲。
父を探す男の子けんと一緒に旅をしながら、途中奇妙な化け物に出会ったり、手のあるヘビや、雲に乗ってへそを取り歩くへそとりごろべえと友達になったり・・・
そうして、その仲間達と力を合わせ、山賊を退治し、戦の好きな殿様を懲らしめる。
ぽんこつやまのぽんた(タヌキ)とこんた(キツネ)の活躍には、ほんと笑ってしまう。
この辺りのくだらなさ、一番赤羽さんがスイスイ筆を動かしたあたりじゃなかろうかと思う。
図書館で借りたのは、1986年発行のものなのだが、きれい過ぎ。
借りられていないってこと(^^;)
是非、皆さんお子さんと一緒に読んでみてね。
きっと一緒に笑えること間違えなし。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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