最後の運動会☆「びりのきもち」

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久々の太陽が覗いた昨日は小学校の運動会でした。
六年生のsohtaにとっては最後の運動会。
行事が一つずつ終わる度、静かに、一歩ずつ、卒業への扉へ向かっているのを感じます。
午後最初の演目、5.6年生のマーチングバンドが始まる前、6年生はクラス毎に記念写真を撮っていました。
種目よりも、その事にうるっと来てしまった母です。
今年、市一番のマンモス校になった小学校。
親子種目は1年生と6年生に絞られました。
そして昨年怪我人が出てしまった、運動会で一番の注目種目だった5.6年生の騎馬戦が無くなりました。
なんで今年から!?
そんなやりきれない気持ちは、子ども達も同じだったようです。
何しろ、この学年は幼稚園の卒園の頃3.11があり、卒園式も儘ならずだった学年です。
騎馬戦がないと、何だかもの足りない運動会です。
残念。。。。
そして、6年生になると様々な仕事が出てきます。
特に運動会は朝も早くからお仕事があり、運動会中もずっと忙しく、流石に昨夜の水泳の練習は疲れたようでした。
見ていると、何においてもリーダーシップを発揮するのは女の子。
男の子が前に出て来るのは、自分の経験からしても中学3年生以降でしょうか。
イマイチ便りさなを感じなくもないのですが、すっかりでっかくなった息子。
この6年間で大分お兄さんになったようです。
夜、家族で以前の運動会のビデオを比べてみて、大笑いしながらその成長を実感しました。
次の行事は来月の修学旅行。
ピリピリした感じの中学生活が始まる前のこの1年は、私が子どもの時を思い出しても、とってもキラキラした1年だった気がします。
残りの半年、素敵な思い出を胸にたくさん詰め込んで卒業して欲しいです。
一方のtaichiは、朝早く登校してしまった六年生の他、taichiと一年生しか居ない班なので、
今年二回目の二人での登校。
二人で学校までずっと走って行ったそうで、
荷物を持ってでは走れないだろうからと、一年生の荷物を全部持ってあげたんだとか・・・
持ってあげるというのはどうなのか?そこは疑問ですが、
上が居なけりゃ居ないで、しっかりするもんだなと安心しました(^^;)
しかし!
徒競争の練習ではいつも圧勝の一位だと聞いていたのに、まさかの4位!?
トラブルが発生したというtaichi。
何、トラブルって?
なんでも、体操着の下のパンツのゴムがゆるかったとか(><)
ビデオには、何度もパンツを上げる姿がここかしこに映っていました。
何で言わないかなあ?
まったく・・・
準備する気持ちと言うものが抜けている子・・・いつになったら先を読めるのかな(><)
小学3年生くらい~
taichi3年生は、国語で今の単元の前が金子みすゞの「詩」でした。
家にある詩集を書き写していくのが、すっかり最近のtaichiの手抜きの自主勉強。
大体この本↓から選んでいたようですが、
坂田寛夫さんの詩は、子ども心をくすぐるようで、こちら↓からもいくつか書いていました。
タイトルにもなっている「びりのきもち」は、イラストからも分かるように、運動会の徒競走でびりになった子どもの気持ちです。
運動会は、何と言っても足の速い子が主役です。
でも、人はそれぞれ花咲く場所が違います。
運動では素晴らしい子も、美術や書道は苦手だったり・・・
逆もまた然り。
そして本も!です。
読書は子どもに素晴らしい世界をもたらしてくれるものではありますが、
子どもが他の世界でそれを持っていれば、絶対に必要なものであるとは言い切れない。
どれも、子どもが生きている事に幸せを感じるものである必要があると思います。
そこが逃げ場所になるのでもいい。
何か一つ、自分の居場所がある子は幸せです。
運動会で逃げ出したい気持ちを持った子にとって、この詩はきっと心の拠り所となるでしょう。
でも、これいいよ!って勧めるより、そっと置いておくことをオススメします。
「詩」って、ふっと心に入ってくるものではありませんか?
そんな事を言いながら、ダメ親な私は、
の中の格言を、今日のsohtaに!今日のtaichiに!と一つ読むのでした(^^;)
うるさい!って言われちゃいますけどね。
パラパラ捲って、誰の言葉だ?と、すっかりクイズ本にしてしまっているsohtaです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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