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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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3年生への読み聞かせ☆平和を読む

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今朝は、3年生への朝読みに行ってきました。

夏のテーマは「戦争と平和」

読んだのはこの2冊。

へいわってすてきだね

安里有生/ブロンズ新社

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いのちのまつり―「ヌチヌグスージ」

草場 一寿/サンマーク出版

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読んであげるなら 6、7歳~

どちらも沖縄が舞台です。

へいわってすてきだね

安里有生/ブロンズ新社

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の文は、与那国島の小学1年生安里有生(あさとゆうき)くんが書いた詩です。

その詩に長谷川義史さんが素敵なイラストをつけました。

2013年沖縄平和記念公園での「沖縄全戦没者追悼式」で、安里くんはこの詩を朗読しました。


小学1年生が思う平和って・・・こんな感じ。


お友達と元気に遊べて、

猫が笑って、

お腹がいっぱいで、

長命草がたくさん生えて、

与那国馬がひひーんと鳴いて、

港にはフェリーが止まっていて、

そして海には亀やかじきが泳いでいる。


そうだよね(^^)

普通の暮らしが普通に出来る事、それが平和だよね。


「みんなの こころから へいわが うまれる」

安里くんはそう言っています。

当たり前のことなんですが、

大人はそれをちゃんと理解し、実行しているでしょうか?

「これからも、ずっと へいわが つづくように ぼくも、ぼくのできることから がんばるよ。」

そんな純粋で、素直で、まっすぐな子ども達の気持ちを、大人はもっと真剣に受け止めなくてはいけませんね。

沖縄の今を、「へいわ」と、言えるのかな?

この本を読むと、ついこの歌を口ずさんでしまいます。


「島人ぬ宝」 

僕が生まれたこの島の空を 僕はどれくらい知っているんだろう 
 
輝く星も 流れる雲も 名前を聞かれてもわからない

でも誰より 誰よりも知っている 悲しい時も 嬉しい時も

何度も見上げていたこの空を

教科書に書いてある事だけじゃわからない

大切な物がきっとここにあるはずさ

それが島人ぬ宝





この後読んだのが、

いのちのまつり―「ヌチヌグスージ」

草場 一寿/サンマーク出版

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沖縄のおばあが、初めて島にやってきた男の子に「いのちのつながり」について、沖縄の方言で語るお話です。

私が「・・・・・さぁ~」と、なんちゃって沖縄弁で読むと、何だかしっくりこなくて(^^;)

ムリに方言を真似しないように、自然に読むようにしました。


沖縄の、家のような大きなお墓の前で、陽気に踊りだす人々。

それは沖縄流のお墓参りでした。


沖縄のお墓を見た事がありますか?

この絵本のイラストは「亀甲墓」という、家のように大きなお墓です。

昔、沖縄には死者を風葬する習慣があったそうです。

遺体を風化させ、後に親族が「洗骨」を行い、遺骨を「蔵骨器」に納めていました。

沖縄の墓が大きい理由の一つは、洗骨儀式に必要な広い墓庭が必要だったからだそうです。

1500年代に入り、王族が斜面や岩盤に「玉陵(タマウドゥン)」と呼ばれた「破風墓」を作るようになりました。

首里城の向かいにある王家の墓陵が代表的な玉稜。

亀甲墓は、これを真似て正面屋根の部分を亀の甲羅状に装飾したものです。

17世紀後半から亀甲墓が造られるようになり、1879年の廃藩置県以後、庶民でも亀甲墓を建てることが出来るようになり、大戦前まで多く作られました。

洗骨の儀式がなくなった今、この墓庭は親族が集う交流の場として、子孫に受け継がれているようです。


それを初めて沖縄に来た男の子は目の当たりにしたわけですね。

ぼくに命をくれたお父さんとお母さん。

そしてお父さんとお母さんに命をくれた、おじいちゃん二人とおばあちゃん二人。

徐々に開いた家計図に、「おおーっ!」と歓声を上げた子ども達。


自分自身は奇跡の存在である事、

与えられた生命を光り輝きながら生き抜くことが、

「ヌチヌグスージ」であるいう想いを絵本に込めた

と草場さんは帯で述べています。


沖縄での地上戦の際、「ガマ」と呼ばれる鍾乳洞や洞窟に身を隠した島の人びと。

ガマに逃げ込んだ人たちは、一番奥に赤ちゃんを寝かせ、その前に子ども達、そしてお母さんお父さん、入口近くにおじいちゃんとおばあちゃんと並び、年を取った人たちから順に盾となり、何とか命を繋ごうとしたと言います。


沖縄の方々だけでなく、どんな時代、どんな地域でも「いのちは宝」と、自分達までの命を繋いでくれた先祖が居るからこそ、今自分はここに居る。

誰しも、嬉しい事楽しい事ばかりではないかもしれないけれど、

生きたくても生きられなかった時代の先祖も居る・・・

そうして繋がれてきた命です。

生まれてきた事に、感謝しなくてはいけませんね。


やっぱり色々感じる事、考えることって大事。

松谷みよ子の本 (第3巻) 直樹とゆう子の物語

松谷 みよ子/講談社

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こちらは松谷みよ子さんの、戦争や公害などから平和を考えさせられる「直樹とゆう子の物語」全5編をまとめたもの。

1000ページにもなるので、子どもが読むのは大変かな(^^;)

内容は児童書なんですが・・・

是非、高学年から向き合って欲しいテーマですね。


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by yomuyomuehon | 2016-07-11 12:01 | 愛のある絵本