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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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ああ、失敗(><)☆「公爵夫人のふわふわケーキ」

押してくれると、うれしいな(^^V)


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公爵夫人のふわふわケーキ

ヴァージニア カール/平凡社

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読んであげるなら 5、6歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

むかし、ある国に、お堀を ぐるりと めぐらした お城が ありました。

ここに すんでいるのは、13人のおひめさまたちと、おとうさまと おかあさま。

おとうさまは、「公爵さま」、おかあさまは、「公爵夫人」とよばれていました。

13人の おひめさまの なまえを いいますよ。

いっぱい いるので、よーく きいてね。

マデリンと グエンドリン、ジェインと クロチルダ、

キャロラインと ジェネビエーブ、モードと マチルダ、

オルバルドと ギネビア、ジョーンと ブルンヒルダ、

それから いちばんのおチビさんが、ガンヒルダです。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

ある日、お暇だった公爵夫人は、公爵さまと姫さまたちのためにケーキを焼く事を思い立ちました。

料理番たちを厨房から追い出し、ご機嫌で歌いながら作りはじめました。

「ふんふんふん、ふわふわケーキを つくりましょ。

いろんな ものを まぜなくちゃ。

おさとう、こむぎ粉、それから バター、アーモンドやら、ほしぶどう、ウシのあぶらに、スパイスに、お酢。

お酢は すっぱい、こりゃ しっぱい。

しっぱいなんか 気にせずに、いっぱい いれましょ、ふくらし粉。

1,2、3、4、5、6ぱい。ふわふわケーキになーれ!

それから たまごを 36こ、こつこつ わって、ふう たいへん。

さいごのたまごが、あらあら まいご、

いちごのかごで みーつけた!

ももに、すももに、こけももに、

のこったプリンも いれちゃいましょう。

シナモン、ペパーミント、アンゼリカ、

ナツメグ、ローレル、おっと こぼれーる。

さいごに またまた ふくらし粉、

もっと もっとと どっさりこ。

なんでもかんでも みんな まぜ、

こねて まるめて、はい、できあがり!」

火にかけるとケーキは膨らみだし・・・

押さえても、押しても、つねっても、掴んでも、止まりません。

やめなさい!と怒ったってだめ。

公爵夫人、ケーキの上に乗っかって、潰そうとしたのですが・・・・

ケーキはふんわりふわふわ膨らみ続け、公爵夫人はお城の塔より高く高く登っていってしまいました。

偶然会った王様の命令も聞かず、弓矢隊の放つ矢も利かず。

「高いところとにいるとは言え、遠いところでないのが何より。

必要があれば、上と下で話が出来る」と暢気な公爵さま。

一方の公爵夫人は、上から皆に、何をしたら良いか、言って聞かせます。

姫さまたちには勉強を、公爵さまには仕事を、庭師には植え込みの刈り込みを、

更に、土曜日のお茶会に行けそうに無いことを伯爵夫人に伝えてと、伝言も忘れない。

このとき、一番おチビさんのガンヒルダがお腹が空いたと泣きだして・・・


お腹が空いた・・・お腹が空いた・・・お腹が空いた!?

な~るほどね!

公爵夫人が高い高いケーキの上から下りれる方法は、これしかない(^^)

*****

作者のヴァージニア・カールは、アメリカ絵本黄金期の作家。

アメリカの公共図書館に勤務していたカールは、戦時中、軍の図書館員として、ドイツ・オーストリアなどに駐在し、特にオーストリアの美しい町並みを愛したそうです。

「はじめてオーストリアを見た時、人びとはその無数の城や、絵本のような村々や、緑やピンクや黄色に塗られた家々や、はるかに守るように浮かんでいるアルプスを眺めて、おとぎ話の国を思わないではいられないだろう」

と、どこよりも好きなこの国を回想して述べています。

公爵夫人の絵本も中世が舞台ですが、この国でもった古い時代への懐かしみから生まれたものでしょう。

このお話は、お友達が同じように膨らし粉を多く入れてしまったケーキが、ヒントになったそうです。

公爵夫人の歌は楽しく、公爵の言い草も可笑しく、降りれない高いところにいるにも関わらず、夫人が暢気なところが魅力的です。

きっとカールの人柄の表れでしょうね。

ケーキ作り、私は非常に苦手な分野なので手を出しません(^^;)

が、入れちゃってああ失敗って事はよくあります。

いつも食べるご飯は、5分米に炒り玄米を合わせたものなんですが、

まだ炒ってない玄米を、浸水していた釜に入れてしまうことが、最近よくあります(><)

炒ってない玄米を5分米と炊く事は出来ないので、半べそかきながら、30分くらいかかって玄米を取り出す。。。。実に悲しい作業です。



ところで、この本の訳者灰島かりさんは、先月14日お亡くなりになりました。

灰島さんの訳書で好きなのは、

びくびくビリー (児童図書館・絵本の部屋)

アンソニー ブラウン/評論社

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こちらはまた別に機会に紹介しますね。

それから、

しゃっくり1かい1びょうかん―こどものためのじかんのほん (福音館の科学シリーズ)

ヘイゼル ハッチンス/福音館書店

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「あたらしい1にちは、からっぽのリュック。

いろんなものを つめこめるんだ。」


って件、素敵です(^^)

1秒、1分、1時間で何が出来るか。

遊びや暮らしを通じて、時間が段々身近なものになります。

ひと月、そして1年間となると、親にとっては段々と感慨深いものに。。。
  

1年の成長を振り返る、年度末あたりに読んであげたい絵本です。

それから、

猫語の教科書 (ちくま文庫)

ポール ギャリコ/筑摩書房

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最近、読みたい、読みたいと思っている本です。


ご冥福をお祈りいたします。

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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。 

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by yomuyomuehon | 2016-07-01 11:05 | ほのぼの絵本