それ本当?☆「ダチョウのくびはなぜながい」アフリカのむかしばなし

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昨日水曜日は、幼稚園で「絵本のおかあさん」の日でした。
このブログタイトルにもした「絵本のおかあさん」とは、幼稚園での保護者による読み聞かせサークルの事で、子ども達からそう呼ばれていたものを、会の名称にしたのは、数年前の事。
さて、昨日はhaneちゃん年長クラスでの絵本のおかあさん。
相方のお母さんが先に読んでくれたのは、
これは日本の昔話です。
この本を読んだことがなかったので、興味深く拝聴しました。
イラストがとてもきれいでしたが、私は子ども達の後ろの方に座っていて、最近目が利かないものですから、よく見えなくて・・・家で読みたいと思います。
「ふくろうのそめものや」と言えば、こちらはよく子ども達に読みました。
こちらは「あかちゃんのむかしむかし」シリーズですから、上のと違って対象年齢が少し下がります。
年少さんにはこちらがいいでしょう。
私の番になって、本を読む前に子ども達にお話したのは、
「今のは日本の昔話です。他の国にも昔話があるんだよ。
これから読むのはアフリカの昔話です。
皆、アフリカって知ってる?
キリンとかゾウとかライオンとかいる、日本からとっても遠い場所なんだけど、そこにケニアという国があります。
ケニアという国の名前は、ダチョウのいるところっていう意味があるんだって。
これから読むのは、そのダチョウのお話です。」
読んであげるなら 5、6歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
ずーっと ずーっと むかし、
まだ そらと じめんが うえと したに わかれたばかりの ころ、ダチョウは、みじかい くびを していました。
* * * * *
(以下、あらすじです)
首が短くて不自由をしていたダチョウ。
川に行って水を飲むにも、足を思い切り広げなければ、飲むことが出来ません。
ところで、川には1ぴきのワニが住んでいたのですが、ワニは、ある朝早く、歯が痛くて目が覚めました。
誰かを見つけて助けてもらおうと、涙を流しながら泳いでいきました。
まずはクーズーを見つけ、角で虫歯をほじり出してくれないか?と頼んだのですが、
ウミワシに、
「だめだ、ワニのいうことなんか きくんじゃない」と邪魔をされ、クーズーが逃げて行ってしまいました。
次に親子のヒヒに会い、爪でほじりだしてくれないか?と頼んだのですが、
やはりウミワシに邪魔をされてしまいました。
そして今度はダチョウに会ったのです。
ワニを見て後ろへ飛びのいたダチョウ。
何も悪い事はしないから、助けてよう!と泣き声を上げるワニが可愛そうになって、
大きく開いたワニの口の中に首を突っ込んで、1本1本歯を突つきはじめました。
ダチョウの頭はどんどんワニの口の奥へと入って行きました。
その時、
ワニは、突然、今朝はまだ朝ごはんを食べていなかった事を思い出しました。
そこで、
*****
子ども達のあんぐり口を開けて、呆然と絵本を見つめる姿が可愛くて、可笑しくて・・・
とても楽しい読み聞かせの時間でした。
「ワニは、突然、今朝はまだ朝ごはんを食べていなかった事を思い出しました。そこで・・・」
のくだりは、ページをめくって、ワニがガブッとやってしまった場面に書かれているので、ここは覚えておいて、
ここまで言ってからページを捲り、一呼吸(ほんのちょっと)。
子ども達が、ワニがダチョウの頭を加えた絵を見たところで、
「ガブッ!と、あごをとじ・・・」
と読みすすめると良いと思います。
ダチョウの首が長い理由は、ワニに食いつかれて、引っ張ったから・・・という昔話なんですが、
読み終えると、いちばん前に居た子から、
「ねえ、ほんと?ほんと?」と聞かれました(^^;)
その子は動物や魚や恐竜が好きな子です。
昔話は、理屈に合わないことも、説明なしに単純明快に平気で語るもの。
有り得ない事を語るものです。
まだ、そうなんだ!って、本気で思ってしまう子たちは可愛い(^^)
だからといって、まさか作り話だよ!なんて野暮な事言わないで下さいね。
子どもは、いつか分かるときが来るのですから。
こういう動物の容姿や行動に関わる、小さな子どもが本当かな?と思えるお話は色々あります。
こちら↓には、さるの尻尾に関わる件が載っています
こちら↓にはねことねずみの関係が・・・
動物ではありませんが、これも似たようなものかな。。。
なぜにんじんが赤いのか?牛蒡が黒いのか?そして大根が白いのか?

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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