お話はいちばんいのちの長い贈りもの☆「エパミナンダス」
昨日の月曜日、幼稚園に用事があったので、haneちゃんと車で幼稚園に登園。
どうしたかなぁ。。。
できてるかなぁ。。。
と、蚕の事を話しながら歩いた園の駐車場から幼稚園までの道。
私もかなりドキドキです。
正門を開けて、教室まで早歩き、誰も居ない事を確認すると、すぐさま教室に飛び込んだhaneちゃん。
「ママっ、ママっ、まゆ できてる~♪」
ああ、良かった~(^^;)
写真は禁止の幼稚園なんですが、
ごめんなさい(><)
思わずパチッ!
「まっしろだね。。。きれい。。。よかったぁ。。。」
本当に良かった(^^)
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読んであげるなら 5歳くらい~
東京子ども図書館の「おはなしのじかん」で繰りかえし語られた「おはなしのろうそく」
この愛蔵版は、1と2を合本したもので、
子ども達が自分で読む事を考え、活字を大きく漢字にはふりがなが付いています。
この本に収めされている「エパミナンダス」「おいしいおかゆ」はとても好きなお話で、うちの子ども達も大好き。
絵の無いお話を布団の中で語っていると、
あれっ、寝てる(^^;)
のhaneちゃんにも大うけの、とても楽しいお話です。
エパミナンダス・・・というのは男の子の名前です。
エパミナンダスは毎日おばさんの家に行き、必ずお土産をもらいます。
まずは大きなケーキを。
それを指でギュウッと握りしめて家に持って帰ったのです。
指の間についていたくずを見て、お母さんは何を付けているのか聞きました。
「ケーキだよ、おっかちゃん」 (子どもは、この言い廻しもおかしいらしい(^^;))
「お前は頭がないねえ。ケーキをもらったら、きれいな葉っぱに包んで、それを帽子ン中に入れて、それからその帽子を頭の上に乗っけて、そっと歩いて帰ってくるもんだ。わかったかい、エパミナンダス・・・」
「うん、わかったよ、おっかちゃん」
で、次の日エパミナンダスが貰って来た物は、バターでした。
バターを、おっかちゃんの言いつけを守り、ケーキの持ち帰り方をしたエパミナンダス。
その日はとても暑い日で、バターはとけて、とけて、とけて・・・額にも、耳の後ろにも、首筋にも垂れてきました。
家に帰って来たときにはバターだらけのエパミナンダスを見て、またまたおっかちゃんは、
「おまえは、ほんとにまあ、あたまがないねえ。バターをもらったらね、・・・・」
とバターの持ち帰り方を教えたのですが、
次の日、エパミナンダスがもらってきたのは子犬。
さて、エパミナンダスはどんな持ち帰り方をしたでしょう?
是非、おそろしくも面白いこの続きを読んでみてくださいね。
最後には、これまたすごいオチが付いています。
*****
前書きで、松岡享子さんが仰っています。
この本は子どもが読めるようにと作られたものですが、
子どもが「お話して!」とせがんだら、ぜひ、この本のなかにあるお話をひとつでもふたつでも読んであげてください。
子ども達は、いつのじだいにも「お話して!」とせがんできます。
からだにとって食べ物が必要なように、こころにとってお話が必要だからでしょう。
幼い日に、耳から入ったお話は、それを語ってくれた人の声とぬくもり、子ども達自身がそれを聞きながら思い浮かべたイメージと共に、いっしょうその子の中にとどまります。お話は、おとなが子どもにおくることのできる、いちばんいのちの長い贈りものだと思います。
間もなく始まる夏休み、お泊りや電車でお出掛けの際、こういった小さい本はとても便利です。
くれぐれも、電車の中でゲーム三昧なんて事は避けたいですね(^^)
子どもにも、親にも、どんなに悔やんだって、今この時はもう二度と戻ってこないのですから。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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