haneちゃんの試練☆蚕のお世話

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5月中旬からから、蚕を飼い始めた年長さん。
教室で飼っていたものが、脱皮して5齢になったとき(大体4cmくらいの幼虫)、それぞれが3匹ずつを持ち帰り、お世話する事になりました。
そもそも虫が大好きなhaneちゃん(^^;)
大人はウェーッ(><)って感じですが、とっても可愛がる・・・ペットのように・・・
蚕は病気に弱いようなので、お世話する時はよく手を洗わなくてはいけません。
ちゃんと先生の話を聞けているhaneちゃんは、お世話の仕方も手を洗う事もよくやっていたのですが、可愛がりすぎた?(^^;)・・・触りすぎ?
ある朝、そもそも小さかった一匹が、溶けてどろどろになっていました。
臭い、臭いと大騒ぎの息子達。
haneちゃんはどーん↓
触りすぎたんじゃない?とパパとママ。
それ以来、すっごく遊んでいたのを止めて、お世話するだけにしていたhaneちゃん。
一週間経ったころ、一匹が糸を吐き始めました。
大喜びで、トイレットペーパーの芯を半分に切った中に移して、わくわく♪
翌朝覗いてみると・・・黒っぽく張りのない姿になっていて、糸もあまり吐き出さないまま、死んでしまったのです。
またまたがっくりきたhaneちゃん。
お庭に埋めてあげて・・・
残るは一匹。
まだまだ桑の葉を食べています。
今度こそ!と注意深く観察。
そして糸を吐き出し、幼稚園に持って行って・・・
夕方お迎えの時に、どうした?繭作ってる?と聞くと、
やたらと早く帰りたがるhaneちゃん。
牛乳パックで作った蚕お世話ハウスを覗いてみると・・・あっ、死んでる。。。。
これにはかなり落ち込んでしまったhaneちゃん。
その日の夜から腕が痒いと言い出し、
翌朝、肘から手首にかけてブツブツ赤い発疹がびっしり(><)
木曜日の朝だったので、皮膚科はお休みで、昨日の金曜日に皮膚科へ連れて行ったのですが、
「最近、具合が悪かった事はあった?・・・ありません。
熱が出た事はない?・・・ありません。
何かでかぶれたかな?
そこに汗をかいて悪化したのか?
ストレスか?」
ストレス・・・・おお、それじゃないか(^^;)
皆の蚕が次々と繭を作る中、三匹とも死んでしまったhaneちゃんの落ち込みようったら・・・
木曜日の朝、新たにもう一匹の蚕をもらっていて、それが金曜日の朝には繭を吐き始めていたので、ストレスも少しは改善されたのか、金曜日の朝は大分発疹も引いていたのですが・・・
明後日幼稚園に行ったとき、上手く繭が出来上がっていると良いのだけれど・・・(^^;)
今まで、これといって壁にぶち当たる事の無かったhaneちゃん。
今回は、頑張ってというか、ちゃんとお世話していたにも拘らず、結果が付いてこなくて・・・
「ちゃんとやってたのに・・・」というhaneちゃんの言葉が・・・う~切ない。
切ないと言えば、
絵本版ではもう一冊、「野麦峠をこえて」というものがあり、佐藤忠良さんが描いていますが、図書館で借りるしかありません。
佐藤さんの絵の方が私は好きです。
戦前、岐阜飛騨地方の農家の娘たちが、家計を助けるために、野麦峠を越えての長野県の諏訪、岡谷の製糸工場へ働きに出ました。
吹雪の中を危険な峠雪道を越え、また劣悪な環境の元で命を削りながら、当時の富国強兵の国策において有力な貿易品であった生糸の生産を支えました。
歴史を学ぶ年齢になったら(6年生)、是非手にとって欲しいです。
蚕を飼うために読んで参考にしたのはこの絵本↓
小学中学年以上向け
ところで、蚕が餌にする桑の葉
幼稚園の庭にあります。
それは、葉を蚕が食べる前に、桑の実(ドドメ)を子ども達が、「あま~い、おいしーっ♪」と好んで食べる、幼稚園の美味しい実の生る木の一つ。
他にも、ビワ・あんず・柿(渋柿もあります)・ぶどう・ミカン・金柑・梅・しいの実など、四季それぞれの美味しい木があります。
先の日曜日(父の日)は、幼稚園のお祭りでの保育参観で、リズムの後、子ども達は半被にねじり鉢巻姿で、荒馬踊りを、そして神輿に乗って練歩きました。
幼稚園に久々に行った兄ちゃん達は、haneちゃんの有志を見ることなく、園庭で遊んでいて、先生の目が無いのを良い事に、桑の木に飛びつき、両手いっぱいのドドメを堪能したようです(^^;)
久し振りにたべたその実に、「めちゃくちゃうまかった!」と、ニコニコ顔のsohtaとtaichiでした。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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