雨の日の本☆「あめふりうります」

にほんブログ村
読んであげるなら 6歳くらい~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
<ねこが かおを あらうと あめが ふる>
なんて、むかしからの いいつたえが ありますが、
このねこきちには あまり かんけい ないようです。
なにしろ ねこきちは ねっからの ぐうたらで、
かおを あらうのも ねんどうだって ねこですから。
そんな わけで、ずいぶん ながい あいだ、
この あたりでは あめが ふって おりません。
* * * * *
(以下、あらすじです)
ねこきちは、今日も朝から日向ぼっこ。
すると、こんな話声が聞えてきて・・・
「あーあ、 この まま あめが ふらなかったら、はたけも たんぼも ひからびて、おらたちゃ うえじにするしか ねえぞ」
「まったくだ。もしも あめが かねで かえるなら、おら、いくら だしても いいぐらいだ」
それを聞いたねこきちは思いついたのです。
<あめふり うります>の看板を軒先に掛けてニヤリ。
ぐうたらなねこきちでも、顔を洗うだけで金儲けが出来るなら、いくらでも洗うってもの。
そこへ早速お客さん。
先程、ねこきちが会話を盗み聞きしたタヌキです。
タヌキの話を最後まで聞かず、ねこきちはいかにもそれらしく、むにゃむにゃ唱え始めました。
「ひがーしの はたけに あめ ざんざん」と言うと、顔をごしごし。
すると、
ざざざざざざざざ―――
タヌキの畑に雨が降りました。
そんなわけで、ねこきちの商売はあっという間に知れ渡り、すっかり忙しくなったねこきち。
しかし根っからのぐうたらのねこきちに、この商売がいつまでも続くわけが無く・・・
「やめた。やめた、もう やーめた」
看板外して閉じこもってしまったのですが・・・
*****
これで話は終わりません。
オモロイ落ちがあるのです。
「ことわざ」や「慣用句」が出てきて、ちょこっと勉強にもなるこの絵本。
版画のイラストははっきりしていて、大勢の読み語りにも適しています。
*****
さてさて、雨の日の読書にオススメなのが、
児童書です。
豊臣と徳川が最後の対決に突き進む乱世を舞台に、時代の波に翻弄されながらも果敢に立ち向かう真田幸村と、佐助を主人公として、幸村に付き従う十人の家臣の活躍を描く・・・
が、すべて史実ではなく、あくまでフィクション。
真田十勇士というのは、殆どが後付の架空の人物。
中にはモデルも居たそうですが・・・
ただ、読みやすくて面白い!
今日、三巻目を読み終えるのが残念なくらいです。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
* * * * *
ランキングに参加していま~す
お帰りの際に、ポチッとよろしく~!!
↓ ↓ ↓

にほんブログ村