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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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科学とファンタジーの共演☆「ぬすまれた月」

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ぬすまれた月 (レインボーえほん (3))

和田 誠/岩崎書店

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読んであげるなら 6、7歳~


(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

空をみあげよう。

ほら 月がでている。

月には もようがみえるので、

むかしから世界の人は あそこに何かがいると かんがえていた。

世界じゅうの人が 月をみる。

どこの国でも<月>はきれいなことば。

月は たくさんの伝説、たくさんの物語、

たくさんの詩やうたをもっている。

(途中、省略)

ここにもひとり 月が だいすきな男がいた。

やがて 男は決心する。月をとってこようと。

男はつくった。

長い長いはしご。

はしごは ついに 月にとどき 男は 月をもって帰った。

男は月を箱にかくして ときどきとりだしては ながめていた。

月は 毎日すがたをかえる。

男は それをみるのが たのしかった。

ある晩、どろぼうが のぞいていた。なにか だいじなものらしいぞ。

男がねているあいだに どろぼうは しのびこんだ。これだな。


 * * * * *

(以下、あらすじです)

男が盗み出した箱を開けてみると、中は空っぽ。

その日は新月だったから(^^;)


この後、月の満ち欠けの説明が入る。

月食や日食についても。



さて、物語に戻る。

一人の女の人が細い三日月を見つけた。

そうそう!新月から三日月に、月は大きくなっていた。

女の人は月で竪琴をこしらえ、その竪琴をもって演奏旅行をした。

船の人達にも聴かせてあげようと取り出した竪琴は、半月になってしまい、弦は切れていた。

女の人はヒステリーを起こし、竪琴を・・・・

*****

この本は1963年に出版された「ポニー・ブックス」という絵本シリーズの一つで、長いこと絶版となっていたのだが、

1998年のプラネタリウムの番組企画で、天体をテーマにしたこの物語が取り上げられ、そしてレインボー絵本の一つとして2006年に復刻された。

この物語が作られた頃は、アメリカとソ連の冷戦の時代。

宇宙計画も米ソが競い合っていた。

それがこの物語にも反映されている。

和田誠さんは、「本が復活するのは嬉しい事ですが、この物語が古くなっていないとすれば、困ったことでもあるのです。」と述べている。


*****

ファンタジーでありながら、随所に科学的な解説があり、本当に良く出来たお話である。

「ポニー・ブックス」シリーズは絶版となっているので、元の「ぬすまれた月」を読めないのは残念(><)

レインボーブックスの方は、プラネタリウム用に新たに描かれたものなので、バックが黒。

元の「ぬすまれた月」は、バックもカラフルだったようだ。


さて、和田さんが懸念していた、米ソの関係は今どうか?

両国の間に、かの時のようなピリピリした緊張は無いかもしれぬが・・・・

「月」が他の物に変わっただけで、世界のあちこちで戦いは続いている。


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by yomuyomuehon | 2016-04-05 11:10 | 知る