強さと思いやり☆「ふき」
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読んであげるなら 6、7歳くらい~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
秋田の北のはずれの
だいば山にすんでいる大男の、
だいば山の大太郎は、
とっても春を
まちかねているくせに、
春がきらいだ。
春になると、大男のくせに、
おろろんおろろん、
なかなくっちゃ ならないからな。
大男がなくのは、
みっともないからな。
大男の だいば山の大太郎が、
春になると なくわけは、
それは、こういうわけだ。
* * * * *
(以下、あらすじです)
子どもが好きな大男の大太郎は、ふきとよく遊んでくれました。
ふきの父ちゃんはきこりで、大太郎がふきと遊んでくれるので、父ちゃんの仕事ははかどりました。
ふきの母親は三年前に病気で死んでいます。
母親の、「ふきに立派な嫁入りをさせてくれろ」との遺言を受けて、父親は懸命に働きました。
ある時、でんでろ山の青鬼が山を荒らしにやって来ました。
ふきの父親が、立ち向かったのですが、青鬼に殺されてしまいました。
ふきは父親のかたきにを打つ為、大太郎に青鬼探しを頼み、自分はだいば山のてっぺんで、雪の中にじっと座って、食事も取らず、眠りもせず何日も大太郎を待ちました。
やっと青鬼を見つけた大太郎は、ふきを肩車して青鬼のいるでんでろ山へ。
ふきは前髪のかんざしを抜いて逆手に持つと、
「山をあらすやつ、人をころすやつ、とうちゃんの かたき、おらとしねっ!」
青鬼に立ち向かっていったのですが、その時に雪崩が起きて・・・・
*****
この春年中になったhaneちゃん。
そして13日には5歳の誕生日を迎えました。
更に昨日は私の誕生日・・・これはもう嬉しくないかも(^^;)
昨年度、幼稚園の保護者会長をしていた私。
来週末の総会を持ってお役御免となりますが、只今引き継ぎの真っ最中。
3月からずーっと書類等作成作業が続いていましたが、それもようやく終わり、あとは引継ぎ作業と総会を残すのみ。
やっとブログに向かう事が出来ました。
年中から始まった5時半までの延長保育で、haneちゃんは一段と体も大きくなり、心も開放されている様子。
どろどろになったお着替えが毎日のお土産です。
溜まってしまった泥服を、今朝ようやくお洗濯(^^;)
さて、満4歳児(年中さん)になると、遊びの中からリーダーが出て来るようです。
力の強い子、口の達者な子あたり・・・
しかし、満5歳児(年長さん)になると、強いだけじゃなく、その中に優しさや思いやりのある子、更に面白い子などに変化していくとのこと。
斉藤隆介作品の登場人物は皆、強さと供に優しさや思いやりを持っています。
言葉や表現が難しかったり、方言も多いので、なかなか小さな子には難解ですが、主人公は小さな子どもが多いので、主人公と同じ年齢になったら、是非であってほしい作品です。
今朝haneちゃんに読みながら涙、涙・・・・
最後までじっと聞いていたhaneちゃんですが、分かったかなあ・・・
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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