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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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大事なのは、一人静かに過ごす時☆「あかり」

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著者 : 林木林
光村教育図書
発売日 : 2014-12


読んであげるなら 7歳くらい~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

あたらしい ろうそくが いま、

はじめて 火を つけてもらいました。


うまれて はじめて てらしたのは、

うまれて まもない あかちゃんと、

しあわせそうに わらっている かぞく。


オレンジの 小さな 火が、

くらいへやを いっしょうけんめい あかるくします。

大事なのは、一人静かに過ごす時☆「あかり」_e0160269_7312589.jpg


「この ろうそくはね、

この子の しあわせを ねがって 

わたしが つくったものなの。

こころに やさしい あかりが

ともりますようにって」

おかあさんは そっと いいました。

「とっても すてきに できたから、

ずっと かざって おきたいけれど、

たいせつな夜に また 火を つけましょう」
 

* * * * *

(以下、あらすじです)

こうして、毎年女の子の誕生日には火が灯り、

女の子は段々成長して大きくなっていきました。

ろうそくは火を灯す度、少しずつ小さくなっていきました。


やわらかなあかりは、嵐の夜も、木枯らし吹き始めた寒い夜も、家族をやさしく包みました。


幸せな時を照らすあかりだったのが、

女の子の成長に伴い、辛い時にも寄り添うあかりになっていました。


くらやみが怖い夜、

喧嘩して誰の顔も見たくない夜、

一人ぼっちで寂しい夜、

好きな人が出来た時、

生きるってなんだろうと考えた時、

小さな炎は一緒に悩んだり迷ったりしながら、寄り添ってくれました。


やがて女の子が家を出て行く時が来ました。

荷物を整理していると、見覚えのある小さくなったろうそく。

たくさんの夜が次々思い出されます。


女の子はそっとかばんに入れました。


それからもろうそくは新しい家族を照らし、大切な時を照らしました。

女の子は年をとり、ろうそくは益々小さくなっていき・・・

*****

まさに、ろうそくの炎のように、やさしく静かに心に沁みる絵本です。

ゆらゆらと揺れるあかりは、生きているよう。

特に一人でいる夜に、そっと傍に寄り添ってくれる、命あるもののように感じるのでしょうね。


一人静かに考える時間・・・今の子どもたちには、果たしてあるでしょうか?

スマホを手放せない夜、子どもたちを照らすのは、ゆらゆら心の琴線にふれるあかりではなく、ピカッと動かない昼も夜も感じないような冷たい光。

その光で育った先に、一人静かに考える夜・一人静かに考える時間は、見出せそうに無いですよね?


幼稚園児でも、普通に使っているゲーム機。

子どもが買えるものでは無いので、大人が与えているものです。

皆さんは、ゲーム機やスマホを与えるか否か、与えるにしても、その時期を使い方を考えていますか?


凄惨な事件が起きてから嘆いても遅いのです。


人と交わるのが好きでも、常に誰かといなくても不安ではない子は、

一人静かに考える時間をもっているのではないでしょうか?


やって良い事かどうか、ちょっと考えればわかるだろう!と皆さん仰います。

でも、そんな事件が起きている。

考えること、考える時間を、私たち大人が、子どもから奪っているのではないでしょうか?


ブックオフオンライン

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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by yomuyomuehon | 2015-03-02 07:34 | 愛のある絵本