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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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「こころの目でみる」☆「1、2、3と一、二、三」

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11日火曜日、

星川ひろ子さんの講演会を、幼稚園の保護者会主催で行いました。

写真家で絵本作家の星川さん。

講演タイトルだった「こころの目でみる」は、星川さんのブログタイトルでもあります。


「こころの目でみる」☆「1、2、3と一、二、三」_e0160269_6282292.jpg


読んであげるなら 6歳くらい~

この本だいすきの会で、この本を紹介してくださったWさん。

今は購入が出来ないこの絵本が、星川さんをお呼びするきっかけとなりました。



算数字の1から10、そして漢数字の一から十まで、

目にしていたはずなのに気が付かなかった、あれ!それ!これ!


特に漢数字には驚きです。

「五」は駅の構内の手すりから、

「六」は歩道のタイルの模様から、

「七」はひび割れたアスファルトから、


そして「八」は・・・

頭を下にして、逆さから見ちゃった!?

図書館では借りれます。

是非、お子さんと楽しんでください。


探そう!と思って見ないとなかなか見つからないです(^^;)

そう言えば子どもはよく、ミッキーマークを見つけますね。

先日、体によろしく無い(><)丸いフーセンガムを食べていた息子。

紫の丸いガムの中に、白いものが数個入っていて、

ケースの中にたまたま並んだ三つの白が、「あっ、ミッキーマークだっ!」と大騒ぎでした(^^)



星川さんが影響を受けたと仰った、名作「星の王子さま」





心で見なくちゃ、ものごとはよく見えない。かんじんなことは、目に見えないんだ。

ブログタイトルでもある「こころの目でみる」は、この名言から。


星川さんのご長男は、重度のハンデをお持ちです。

全盲なんだそうです。


星川さんが写真を通して伝えたいと思っていらっしゃる事。

それは、

ハンデを持った長男から導かれた絵本の世界。

視点を変えるといろんなものが見えてくる…




私たちは目で「モノ」をみているようで、実は「心」のフィルターを通して「モノ」を見ているんじゃないかと、星川さんの講演のあと、気付きました。

何を見るにも、特に人を見る時、

目に映ったままでなく、「心」で見ています。

その心が偏っていたり、かすんでいたりしていては、

見えるべきものも見えてこないのかもしれません。


まずは「知ること」

星川さんの写真絵本には、ハンデを持った子どもも大人も登場します。

出版に関しては色々あったそうです。

小さな時からハンデを持った人達とも一緒に過ごす事、

それが偏見に繋がらないと仰っていました。



幼稚園には重度のアレルギーを持つ子が何人か居ます。

春に小学校に上がる子もいます。

園では、〇〇は卵が食べれないからと、周りの子ども達も気を付けています。

が、小学校に入るとこれまでのようにはいかない。

アレルギーを持つお母さんの悩みです。



世間は、様々な人によって成り立っています。

星川さんのご主人が、ご長男の事を聞いた次男に、

(それもこれも、ひとそれぞれの)「持ち味だよ」と仰ったそうです。


星川さんのご長男のハンデも、私のこの性格も全て、

人それぞれの「持ち味」です(^^)





小児麻痺によりハンデを負った通称コンニャク先生は、

子ども達に体の事を聞かれて、

「怪我」みたいなものかなって答えています。

きっと疲れるだろうし、痛いこともあるのなか?

でも、体当たりしてくる子ども達に、真正面から向き合っている近藤先生。

小さな時から一緒に過ごすと、

ハンデも、一つの個性として子どもたちには伝わるのでしょうね。



星川さん、素敵な講演をありがとうございました。






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最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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by yomuyomuehon | 2014-11-14 07:31 | 愛のある絵本