私、死ぬ・の・か・も!?☆「ミラクル・ボーイ」
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7月の初め、家族ぐるみで親しくしていたおじさんが亡くなりました。
もう長くないと聞き、お見舞いに行こうと思っていた矢先の事。
大学時代、ダイビングに明け暮れていた私が、久し振りに家に帰った時、
自宅の、二階へ通じる階段で、
相当酔っていたおじさんに、
「お前は誰だ?」
と言われたのが、おじさんとの初の出会い(^^;)
当時、事業をしていた父は、週末になると30人以上の人を呼んで、
BBQやら何やらと、バブル時期らしい宴会を開いていました。
それから、父が亡くなるまで、父とは兄弟のような関係が続き、
父が亡くなった後は、
本人は父親代わりと思っていたらしく、うるさいおじさんとして(^^)、近くに居てくれたのでした。
毎年、お盆に家に来てくれていたおじさん夫婦。
ここ2年程はおじさんの体調不良で、会っていなかったので、
すっかり変わり果ててしまったおじさんに、二年振りの再会でした。
その週末に、そうたの大会があり、
その大会会場で遭遇したのが、
高校時代に私が失恋した相手・・・私と同じ様に月日を経ているので、すっかりおじさんです。
何と、20年振りの再会。
それから3日後、朝ランニングをしようと公園に向かって歩いていると、
いきなり
「かすみちゃん!」
???
なんと、事業をしていた頃、うちの会社で働いていた同じ年のS君が作業中。
こちらは13年振り。
家に帰って考えたのです。
私・・・もしかして・・・死ぬのかも!?
何で立て続けに、暫く会っていなかった人達に会ったのか?
その日は久し振りに、何にも予定が入って無かった日。
交通事故か!?
今日は車に乗るのを止めておこう。
翌日は台風で大荒れの予報。
幼稚園は休園。
小学校は2時間以上遅れての登校。
台風一過の、滅茶苦茶熱かった日。
色々と用事があったので、車で出掛けてあちこち寄って帰って来て、
駐車場に車を停めた瞬間、
ボンッ!
シュワ~
ボンネットの中で爆発音がして、蒸気が上がったのです。
キャー!!!!!
ラジエーターが故障したみたいです。
何せ古い車なので・・・
相当な距離と時間を走ってくれました。
寿命です。
これだったのか?
それにしても家に帰って駐車した途端とは・・・
パパ曰く、
「何て運の強いヤツ!」
車が無いと、暮らしが成り立たない(><)
幼稚園までが7キロ強。
役員をしている為、用事が多く・・・
自転車で行くには、この厳しい暑さ(><)
もう若くないしなあ。
帰農志の野菜も取りにいけないし・・・
子どもたちの毎晩のプールへの送迎は、市の巡回バスでどうにかなるかな?
バスの時間を考えると、帰りは益々遅くなるけれど・・・
車の無い暮らしも、考えてみたものの・・・
まあ、無理だ(^^;)
新車を購入して、台車が来るまでの一週間。
皆さまのお世話になって(^^)
どうにか過ごしました。
ありがとうございました。
そして代車が届き、今は新車待ち・・・車があると、ほ~んと便利(^^)
なんだけど・・・
当然の様に、何でもかんでも『有る事』に慣れてしまっている私たちの暮らし。
無いなりの暮らし方も考えなきゃね。
折りしも、子ども達に『エコライフ生活』の点数をつける宿題が出ていた時で、
自家用車に乗らず、徒歩・自転車・公共交通機関を利用する・・・その生活をすると相当なエネルギーの節約になる事を、あらためて知らされて・・・反省
この暑さが収まったら、なるべく自転車乗~ろうっと♪
*****
読んであげるなら 6歳くらい~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
おにいちゃんがジャケットを着こんだ。
友だちのニッセとラッセといっしょに、自転車レースを見にでかけるんだ。
ホットドックをかじりながら歩道に立って、風のように走り抜けて行く選手たちを応援するんだろう。
ぼくも行きたかった。
ぼくはホッケー用のヘルメットをかぶると、おにいちゃんにきいた。
「いっしょに行っちゃ、だめ?」
「だめだ。おまえは小さすぎる」
「つれてってくれたら、ぼくのおこづかいあげるよ」
「うーん。なら、いいか」
おにいちゃんはいった。
そのとき、玄関のベルが鳴った。ニッセとラッセだった。
ラッセは、ぼくのヘルメットをコンコンとたたくと、おにいちゃんにきいた。
「まさか、こないよな?」
「だれが?」
「ウルフだよ」ニッセがいった。
「おれたち、ベビーシッターじゃにんだぜ」
「もちろん、つれてなんかいかないさ」
「えーっ、そんな。おにいちゃん!」
ぼくは、さけんだ・
「わるく思うなよ」
「思うよ。つれてってくれないなら、大声だすよ。パパとママに、おにいちゃんがぶったっていうからね。そしたら、おにいちゃんだって、行かせてもらえなくなる」
ぼくはおにいちゃんにむかって、にかっとほほえんだ・
こんなにいい作戦を思いついたのは、生まれてはじめてだった。
ぼくはまだ6さいだ。
すると、おにいちゃんはパパとママをよんで、「ウルフをたのむよ」といって、でていった。
* * * * *
(以下、あらすじです)
いつも迷子になっちゃうウルフ。
「パパとママと一緒に散歩に出かけよう、途中でアイスクリーム買ってあげるよ」
でも、一緒に行く気にならないウルフ。
「じゃあ、すきなようにしなさい。でも、ふらふら歩いて外に行ってはいけないよ。やくそくだ」
一人になったウルフはお兄ちゃんの部屋へ行き、隠してあるマンガを取り出して、表紙をながめた。
スーパーマン、バットマン、ファントム、みんな強そうだ。
誰もがぴったりした服を着てるけれど・・・ぼくだって。
この赤いパジャマ!
ということは、ぼくもこういう風になれるということだ。
時速1万キロで空を飛び、悪者を捕まえ、お兄ちゃんを自由に操り、人の虫歯を治し、自転車レースで必ず優勝するヒーローに!
そうだ!
ぼくはミラクル・ボーイだ!!!
ぼくは数字の『1』を紙に書き、パジャマの胸と背中に貼った。
そしてヘルメットを被ると、お兄ちゃんのお古の茶色い自転車に跨り、外へ・・・
あれっ?外!?
パパとの約束が!
ううん、そうじゃない。
パパとの約束は、「ふらふら歩いて外へ行かない」だ。
だったら、大丈夫。
だって、ぼくは自転車に乗って外へ出てきたんだから。
何もかも上手くいく。
迷子になったりなんかしない。
ぼくはミラクル・ボーイだ!
*****
ウルフ・スタルクのファンになったのは、この本 ↓ から。
これも弟の気持ちをよく表現しているお話でした。
ウルフ・・・あら、作者のファーストネーム!
ウルフ・スタルクも弟!?
『自伝的作品で、子どもを生き生きと描くとウルフ・スタルク』・・・とあります。
この「ミラクル・ボーイ」には、特にたいちが食いついておりました。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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