好き嫌いをなくすには☆「ちゃんとたべなさい」
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「ちゃんと食べなさい!」
と言ったところで、
子どもはちゃんと食べるものなのか?
嫌いなものを、無理やり口に押し込んだところで、
益々嫌いにしかなれない・・・だろう。
どうしたら食べれる?
昨日の小学校の授業参観・懇談会は、実に発見の多いもので、面白かった(^^)
懇談会で出た、先生への質問の殆どが、給食に関するものだったのだ。
「うちの子は嫌いな物が多いのですが、食べなくちゃいけないんでしょうか?
幼稚園の時には食べなくちゃだめとは言われてないんですけど・・・」
「食べ終わらないと、デザート食べれないんでしょうか?」
「アハハ(^^;)・・・・」笑わずにはいられない。
それに対して先生は、ほーんと立派!!!!!
「これは、ほーんと私個人の意見なんですが!
残飯自体が信じられなくて・・・前の学校では残しちゃいけなかったんですよぉ。
この学校はほーんと多くてーっ、びっくりするんですよぉ
でもー、この学校では残しても良い事になっているので・・・
まあ郷に入れば郷に従えって事で、仕方ないなって思って・・・
信念を曲げるしかないなあって。
でも、苦手でも一口は食べて!って事にしました。
でもねえ・・・・」
何だか、早くも一年生何人かを泣かしたらしくて(^^;)
それも給食で!
でも私は先生の意見に大賛成!!!!!
拍手喝采です。
出来れば信念曲げずにいって欲しい!
苦手だから無理に食べろって言わないでって・・・親がおかしいでしょう!?
アレルギーがあるというなら兎も角・・・苦手って何?
それでも良いって思っちゃうんだあ・・・・ああ(↓)
ご飯食べないで、デザートってさ、
食事は、体と心を作るって意識、無いのかな?
ほ~んと呆れて、笑った(^^)
そして今日、そうたはお弁当の日でした。
まあ滅多にないお弁当の日だったので、
里芋ご飯!
そして牛蒡・人参・れんこんのきんぴらに、蕪の竜田揚げ、きびなごの干物、ミニトマト、小松菜の胡麻醤油炒め。
帰って来たそうたは、
「みんなのお弁当には、から揚げとかスパゲッティとかミートボールとか入ってた・・・
あ~あ、から揚げが良かったな・・・」
「だってさ、いつも給食がそんな感じでしょ?そんなの給食で食べてるじゃない。
それに・・・それって冷凍食品じゃないの?」
「まあね・・・」
お腹が空けば、何でも食べる!
他に無ければ、目の前にあるものを食べるしかない!
味を濃くしない、ケチャップ・マヨネーズを多用しない!
やわらかいものばかり与えない!
あまり小さい内から動物性の食事を取らせない!
食事を作るには手間が掛かることを理解させる!
材料も料理も一緒に作る!
子どもが愚図った時、すぐに何か好きなもの(欲しいもの)を与えない!
そういう育て方してたら・・・出されたものは食べるよね(^^;)
そして、こんな事言うお母さんの殆どに好き嫌いがあるんだろうな。
この本のデイジーのお母さんと一緒でね。
読んであげるなら 4歳くらい~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
あーあ、また ばんごはん。
ママがなんていうか、デイジーは とっくに わかっています。
「おまめも ちゃんと たべないさい」
ほらね、やっぱり ママは いいました。
デージーは おさらのうえに ならんでいる、
みどりの まるい おまめを みました。
「おまめ だいきらい」
* * * * *
(以下、あらすじです)
それに対してママは、
「たべたら、アイスクリームあげるから・・・」
「おまめ、だいきらい」
「たべたら、アイスクリームあげるし、いつもより30ぷん、おそくまでおきてても いいから」
「おまめ だいきらい」
挙句の果てにママが口にしたことは・・・
〇〇をあげるから、〇〇してもいいから・・・って言っていると、
そのご褒美が無いと動かない子になってしまう。
そして褒美はエスカレートする!
学校の、完食したらもらえるシールは、まあご褒美だけれど・・・
そんなに効果があるものかしら?
たかがシール!だもの。
でも、たいちはシールを貰いたいが為に、
入学前には飲んだ事なかった牛乳を飲んでいるらしい?
背が伸びるって思ってもいるみたいだけど・・・(^^;)
私が子どもの頃って、完食シールなんて無かったよなあ。
給食食べたからって表彰されたりしなかったよなあ。
って考えると、子どもがとっても幼稚化しているのかな、
大人が、そう育ててるよねって思う。
意欲は、食への意欲(食欲)に現れるそうだ。
苦手なものが多いほど、生きる意欲が低くなる。
いやな事から逃げる人生になるとの事。
それは幼稚園で学んだ。
食は、子育ての一番大事な部分、根幹かもしれない。
出来合いのものばかり食べていたら、身体に悪いし、繊細な味覚も、感性も育たない。
野菜だから良いって、一年中トマトにキュウリじゃ、
体調が調わないどころか、これこそ感性もなにもかも育たない。
ちゃんと作ると手間が掛かる。
でも奥深い子に育てたいなら、それこそ手間隙掛けた食事を与えたい。
私は専業主婦だから、働いている人に比べたらよっぽど時間がある。
でも、どんなに忙しい人でも、子どもの人生考えたら、自分の時間削っても、たまには手を掛けた食事を作った方が良い。
2015年度から始まる子育て支援制度に関し、
自治体が管理している保育園・幼稚園・認定子ども園などの情報を、ウェブで公開させる仕組みを作るらしいのだが、
その内容は、子どもにとって良いものではなく、
預ける側、預かる側にとっての利点しかないと思われる。
その一つが給食の有無
大抵の親は、給食の有る無しが園選びの決定打になるらしい。
親の都合を考えた場合、子どもにとって良い食事と、管理しやすい食事は全く違う。
子どもをどう育てたいかを考えた食事をさせていたら、
少なくとも、小学校であれは食べれない、これは食べれないは起こり得ないと思うけど。
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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