夢をつかみとった人びと☆「ジェドおじさんはとこやさん」

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読んであげるなら 6 歳くらい~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
ジェドおじさんは、おじいちゃんのきょうだいです。
だれにも好きな親類がいます。
私の好きな親類はジェドおじさんでした。
ジェドおじさんは、水曜日の夜になると、いつもはさみを持って、うちにやってきました。
ジェドおじさんは郡でただひとりの、黒人のとこやさんでした。
おじさんがとこやを始めるまでは、父さんもおじいちゃんも五十キロ離れたところまで、
髪を切りに行かなければなりませんでした。
* * * * *
(以下、あらすじです)
「ジェドおじさん、髪を切って!」私もたのみますが、
いつも母さんに「だめ!」と言われます。
するとおじさんは、髪を切る真似をして、ローションを塗ってくれるのです。
おじさんはいつか自分の店をもつ夢を語ってくれました。
何年も、何年も。
誰も本気にする人は居ませんでした。
私の住む南部では、殆どの人が貧しい暮らしをしていましたし、
厳しい人種差別があったのです。
5歳の時、私は病気にかかり、30キロも離れた病院に行きました。
私は意識が無かったのですが、
「この子を救うには手術しかありませんが、手術には三百ドルかかります。
お金を用意出来なければ、手術はしない。」
と医者が父さんに告げました。
家に帰ったわたし達。
父さんはジェドおじさんを探しました。
やがて見つかったジェドおじさんに、父さんが事情を話すと・・・
*****
このジェドおじさん・・・作者のマーガリー・キング・ミッチェルの祖父がモデルです。
「一生懸命努力し、あきらめさえしなければ、どんな夢でも実現できる」
と言うのが祖父の口癖でした、と作者。
人種差別の強い南部に住む黒人で、さらに世界恐慌にも遭い、貯蓄を全て失ったジェドおじさん。
それでも・・・
「また一から出直すしかしかない!」
と夢をけっして諦めなかったのです。
晩年、やっとの事で夢を叶える事が出来たおじさんは、
間もなくして亡くなりました。
夢を持つ事、励みがある事、
それは生命力そのもの、なんですね。
「あの時代に夢を叶える事が出来たのですから、
今の時代を生きるみなさんの夢がかなわないわけがありません。
みなさん、けっして夢をあきらめないでくださいね」
と作者のマーガリー・キング・ミッチェル。
今の時代だからこそ、大きな夢を持たない若者も増えているような報道があります。
最初から夢をもたない、
たった一度の挫折で折れる、
無理はよそうと思う、
背伸びしない・・・
「頑張るってうざったい」
そんな声も聞こえてきたりして・・・
努力しないで手に入る物って、
しょせん大したこと無い物でしょ?
夢ってそんなにちっぽけなもの?
誰しも、子どもの頃には夢があったはず。
そうそう、私にも!
って、唯のお利口さんだったものですから、
親が喜ぶような事を言ってただけ?だった気がしないではないのですが・・・
段々成長するにつれ、
ああ無理かな?って思ってきたりするわけですが、
あまりにも早い内から夢を持たない子には、なって欲しくないですね。
親としては、
どーせ頑張ったって・・・・的な発言をせず、
前向きに、楽しそうな背中を見せたいものです。
この女の子がジェドおじさんを一番好きだと言うのは、
おじさんが夢を語る話にワクワクし、
自分も楽しい気分にさせられたからに違いないと思うのです。
*****
さてさて、GWもそうたのスイミングの練習は続きます。
ジュニアクラスがお休みの日は、特訓日なのです。
JO出場レベルの子達は、合宿をしています。
それに負けるな!というわけで、
時間も内容もいつも以上にキツイ強化週間。
まさにゴールデンウィークです(^^)
何人かが泣き、練習から脱落する子もしたりして・・・
昨年の夏のそうたはそんな感じだったなあと、しみじみ。
大分頑張れるようになったけど、
まだまだ行けるぞ!
私はただ見守る事しか出来ませんが、
って口出してるか(^^;)
言うにしても、前向きになれるように!
ダメだししないように!
気をつけなくちゃ(><)
実際やってる方は相当キツイはずですもん(^^;)
どこにも行けない代わりに、
毎日、公園でキャッチボールにサッカー。
しかし明日は練習終えたその足で、西武球場に、楽天戦を見に行って来ま~す♪
練習終えた頃、試合が始まっちゃうので、
一時間見れるのか否か(^^;)
お天気も心配です(><)
あ~した天気にな~あれ!
*****
この作品で、画家のジェームズ・ランサムは、
コレッタ・スコット・キング賞のオナー作品賞を受賞しています。
とっても素敵な絵です。
それから、これは「夢をつかみとった人びと」シリーズの一冊。
ジョン万次郎やマイケルジョーダン、スティーブ・ジョブスなど等、
様々な夢を掴み取った人々のお話があります。

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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