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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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九つ(九歳)から十(十歳)へ☆「あたらしいぼく」

二年生最後の日、成績表を渡しながら、先生がそうたに言った事。

「積極性を持とう!」


確かにその通り!

友だちと遊ぶ時、勉強への取り組み方、スイミングの練習態度、等々。

全てにおいて能動的なそうた。

その取り組み方、考え方を変えたら、パフォーマンスがかなり違うのだけれど・・・・



そのそうたが四年生になって、

なんと学級委員に立候補!

が、残念なことにジャンケンに負けてしまった(^^;)

その代わりになったのが、レク係。

業間の時間と昼休みに、皆でやる遊びを考え、誘う係。

いいじゃないのーっ(^^)

でも、業間も昼休みも、毎日あるからねぇ

大変だ(^^;)

先生に言われた言葉が、心に残っていたのかな?


しかしながら、スイミングでは新たにクラス編成があり、

昨年夏に入ったばかりの、後発組のそうたは、

同じクラスだった同学年の男の子達が全て、

鬼軍曹の待つ、上のクラスに上がった中で、

一人残留(><)

下のクラスから上がって来た、下の学年の子達との練習が明日から始まる。

それを聞いてからの一週間は、口数が減ったそうた。

実力の世界なので、早くならない限り上には上がれない。

悔しいと言うそうたが、今後奮起できるか否か。

まずは今日の試合の姿勢に表われる。


そうそう、今日は大会で、

初出場のたいちと6時半過ぎに出掛けて行ったのだ。


昨夜もパパにガミガミ言われ、無言のそうた。

図星だから何にも言えないわけだが・・・

「もう分かってるから、何も言わないで!」と言うそうたに、

お風呂で私が話した事は、

(今回は予選で、今月末に決勝があるのだが)

「決勝に残ったらさ、どんな良い事が待ってると思う?」

「う~ん、お寿司を食べれる!」

「違うよっ、そういう事じゃなくてさ、自分を取り巻く環境とか。

(スイミングでこの春JOに出た、とっても早い女の子と今回同じクラスになったのだが)

「Aちゃんとさ、明日学校でお互い頑張ったね!って話になるでしょ。

そしたら、皆が何なに?って集まって来てさ、

二人とも選手コースなの?すごいねって事になるでしょ。

そこにK先生が来てさ、

『じゃあ、水泳の授業が始まったら、二人で模範水泳やってくれ』って事になるじゃない。

でさあ、ブレストで(二人とも平泳ぎが主)競争して、

夏までにそうたがAちゃんに追いつけるようになってれば!だけど、

(かな~り無理な話だけど・・・(><))

タッチの差でそうたが勝っちゃったりしてさ、

そうたくんって、勉強も運動も抜群だね!って事になるじゃない?」

「・・・ぼく・・・勉強は普通なんだけど・・・」

「だから、勉強も一生懸命やれっ!」

「・・・・・」

「そうなるとさ、

バレンタインに女の子が何人も、

『これ、そうた君に渡してください!』って、チョコレート持ってくるわけよ。」



ニヤつくそうた。

全く単純なヤツなのだ(^^;)



「まずは明日がんばれ!」

「・・・44秒出す」

「じゃあ、目標が達成出来たらさ、ママ何してあげようかな?

キスしてあげようか?

それともギュッてしてあげる?

久し振りに一緒に寝ようか?」

「・・・あのさあ、ママ、

僕もう4年生なんだけど・・・

たいちじゃないんだからさ、そういう事はしないわけ」

そう言いながらも、ニコニコ顔になったそうた。

そして、今朝はとっても良い表情で出掛けて行ったのである(^^)



が、が、が、

練習で出ないパフォーマンスが、大会で出るわけがないっ。

初の100mブレストに出場して、まあヘタヘタのボロ負けで(^^;)

50mもベストからかなり遅れ・・・


大会の度にベスト更新しちゃう早い子達と、一体そうたとでは何が違うのか?

キャリアか?

それもそうだが、

練習の際の顔付き!である。


気持ちが表情を作ると思われていたが、

最近の研究では、

表情が気持ちを作るという研究結果が出たんだと、先日ラジオで聞いたっけ。


明日からはまた気持ちを新たに、頑張って欲しいもの。

練習前に鏡を見るのも良い!


総合学力研究会による「学力向上のための基礎調査によると、

(Z会の情報誌に載っていた)

学力上位層の特徴的プロフィールから、自律的・主観的な取り組みが重要だとある。

家庭学習において一番大事なのは、自己マネジメント力を付ける事だと。

自分が自分の監督となって、自らの目標を設定し、計画を立てて実行し、

上手くいかなければ自らを振り返って改善していく力が、

『自己マネジメント力』だそうだ。


これは学習に限らず、全ての事に通ず。

まあ、こんな事が出来たら、それこそ有能(^^;)

大人だって難しい。


ただ、スイミングでも、

上の学年に行くほどキツイ練習になり、勉強も大変になり、

仲の良い子がやめてしまったことで、

同じ様にやめてしまったり、練習を長く休んでしまったりという子達がいる。

何のためにやっているのか?

自分の目標はどこにあるのか?

目標設定が定かでないと、気持ちが折れてしまうのだ。



『自己マネジメント力』を育むために親が出来る事は、

①食事・睡眠・整理整頓などの生活環境を整えてあげる。

②自信を失いそうな時に、悩みを聞くなど心理的支えになってあげる。

③学習方法の提案や、体験学習の機会を提供してあげる。


それでも、なかなか動かない子に一言二言三言言いたくなった時は、

ぐっと堪えて、ユーモアを交えながら促す、のだそうで、

う~ん、最後は特に難しい(><)


が、こうしろああしろと、一々指示していては『自己マネジメント力』は育たない。

一つ一つ、考えさせて、自ら方法を導き出せるようにしなくちゃね(^^;)

時間が掛かっても、一々考えさせるようにしたい。



12月に10歳になるそうた。

この一年間で7センチ身長が伸びた。

一年生の4月からだと20cm。

足も24cm。

越された(><)

それだけ急激に大きくなっているわけだから、

体の成長と心のバランスが崩れやすいかもしれない。

この所のそうたの様子は、やはり少し前とは違う。

親としても、今までと同じ接し方ではいけないなと感じる。



読んであげるなら 7 歳~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

なんか へんなかんじなんだ

たしかに ぼくは ここにいるんだけど

そのぼくは ぼくじゃないみたいなんだ

ここには かあさんもいる

とうさんもいる いもうともいる

そして ぼくもいるんだけど

そのぼくは ぼくじゃないみたいなんだ


 * * * * *


部屋の壁紙も、今まで遊んできたカードやビー玉も、もういらない。

今までの僕はいなくなった。

そして

ぼくは――――

あらしい ぼくなんだ





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by yomuyomuehon | 2014-04-13 19:00 | 育児