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絵本のおかあさん ehonkasan.exblog.jp

子どもたちが通った幼稚園で、絵本の読み語りボランティアのお母さんは、『絵本のお母さん』と呼ばれています


by yomuyomuehon
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もうすぐ大寒、歳時記カレンダーより☆「はじめてのゆき」

「樹氷林 むらさき湧きて 日闌けたり」 by 石橋辰之助

闌けたり・・・読めますか?

「たけたり」と読みます。



我が家のトイレに掛けてある「歳時記カレンダー」の1月に、

この句がありまして、

「日闌けたり」・・・どういう意味???

と調べてみた所、

「闌ける」=「長ける」で、

日が高く登る、盛りを過ぎるという意味があるとか。

樹氷林に行った事がないもので、

むらさき湧くという状況を、想像するしかないのですが、

樹氷林の影=むらさき?

・・・となると、日がてっぺんから傾き始め、樹氷の影が伸びていく様でしょうか?


来週1月20日は二十四節気の大寒

ここ一ヶ月は、一年で最も寒い時期。

味噌の仕込みもやらなくちゃ!



読んであげるなら 4歳くらい~

(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)

あさです。

とらのこのとらたは、あつい みるくを のみました。

とらたは うんどうぐつを はいて、そとへ でました。

まあ、どこもかも まっしろ。

「ゆきだ たいへん!

ぼくの すなばが ない。

ばけつが ない。

しゃべるが ない」

とらたが ひとあし あるくと、あしが ゆきのなかに はいりました。

とらたは うんどうぐつを ぬいで、ながぐつを はきました。

「ああ、きれいな ゆき!

ふんじゃ もったいない」

とらたは ゆきのうえに、そっと すわりました。

すると、


 * * * * *

雪って、

真っ白くって、

寒くって、

冷たくって、

危なくって・・・・・

とらたは初めての雪に身をもって色んな思いをして、

そして楽しく遊べる工夫をしました。


このお話は、

実際に何もかもをまっ白に覆い隠してしまうほどの大雪を経験して、

読んでもらうのが良いですね。


「いつのまにか、ゆきのそらは まっさおに はれわたり、

ゆきが まぶしく かがやいていました。」


の頁には挿絵がありません。

真っ青な頁に、白い文字で書かれているだけ。

でも、実際にそれを経験した事のある子は、

この頁を読んでもらうと、眩しさに思わず目をつぶってしまうかも(^^)


黒い枠線だけで描いた一面の雪野原に、

小さなとらたの黄色と黒の模様、セーターの赤いライン、水色の手袋、赤い帽子が、

映えます。


「ありこのおつかい」で中川宗弥さんの絵に魅了されました。



中川さんは、5、6歳で雪舟の山水画を写したそうです。

西洋画とは違う、抽象画である東洋画を幼い頃から身につけた事が、

中川さんの作風になっているようです。

「子どもは意外に客観性、抽象性を持っているから分かるんです。

子どもって、たとえば視覚と聴覚のような全く別の性質のものをパッと比べて、理解する力があるでしょう。」 
絵本作家のアトリエ2より


大人好みかなと思える中川宗弥さんの作風。

結構子どもも好きなのかも。


「(はじめてのゆきは)、ぼくが雪を知っていたから描けたのだと思います。

(1932年、京城(ケイジョウ・今のソウル)で生まれ)

京城は雪がとても多かった。

画家というのは、知っているものを描くものです。

だからぼくは、知らないものを描く時は、自分で探し、実際に作ってみるのです。」
絵本作家のアトリエ2より


と中川さんも仰るように、雪を知らないと、この抽象画を理解出来ないかもしれません。

これは、中川李枝子さんと中川宗弥さんの夫婦合作絵本です。

ブックオフオンライン

最後まで読んでくださって、ありがとうございます。

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by yomuyomuehon | 2014-01-09 09:28 | 冬の本