心を開く絵本☆わたしはとべる
読んであげるなら 3 歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
ことりは とべる
わたしだって とべる
めうしは もう
わたしも もう
わたし くねくね
けむしの まね
わたしは つかむ
かにみたい
はりはり たべる
やぎの つもり
みつばち はたらく
わたしも はたらく
(途中 略)
わたしは あぞぶ
だれとでも
わたしは なれる
なんにでも
それが わたし
* * * * *
兎に角可愛い絵本で、書店で見つけて一目ぼれ。
メアリー・ブレア(マリー・ブレア)って、ご存知ですか?
表紙を見て、何となく見たことがある絵だわ!という方も多いでしょう。
ディズニーランドの「イッツ・ア・スモールワールド」をデザインされた方です。
「シンデレラ」(1950)、「ふしぎの国のアリス」(1951)、「ピーター・パン」(1953)など、多くの有名なディズニー作品の草案も手掛けました。
J・F・ケネディ米国大統領(当時)の娘キャロラインのお気に入りだったとの逸話が残っている、原書タイトル「I CAN FLY」(1951年刊行)です。
虫や動物と無邪気に遊ぶ女の子。
世の中って、な~んて素敵♪
誰とでも楽しく遊べるし、何の真似だって出来ちゃう。
生きているって、素敵だわ♪
そんな前向きな気分にさせてくれる、この素敵な絵本。
これを読んでる傍で、女の子の真似をするhaneちゃん。
寝る前に、お布団の上で読みました。
読んだ後電気を消して、子ども達と話をしていると、たいちがぽつりぽつりとしゃべり出し・・・
「おれ、きょう、ないた」
「そうなんだ、どうして?」
「どけっ!っていわれた。・・・・それから、あっちいってっていわれた」
「そうなんだ・・・嫌だったんだね。そういう事言われたら悲しくなっちゃうもんね」
でもすぐ涙を拭いたそうで、先生は知らないらしく・・・人前で泣かない子なので、先生にもそう言われた事とか、まず言わない。
説明能力はかなり高いと思いますが(特に、兄ちゃんと比べるとね)、口数は多くないので、園で有った話をべらべらしゃべることは滅多にありません。
聞いても、「わすれた」とか言うので、他人から聞いて、そんな事が有ったんだ!なんて思う事もしばしば。
そんなたいちが堰を切ったようにしゃべり出しました。
でも、こちらがちょっと突っ込んだ話をすると、また「わすれた」
少しだけ溜まっていたものを吐き出して、我慢しなくて良いし、嫌なら泣いても良い事を伝えると、安心したのか、あっという間に寝てしまいました。
子どもの付き合いの中で、そういう会話は日常茶飯だし、そういう事を繰り返して、人付き合いと言うものを学んでいくんだと思います。
だから、あまり口出ししたくはない。
でも、普段言わない子が言うと、気になります。
最近、クラスの男の子間でのトラブルもあり、お迎えに行くと、「あれっ?」と思うような子達と遊んでいたりする事も。
明らかに、今までの交友関係とは違う感じ。
またその内、ポツポツ話し出すのか?
それとも、うまくやるにしろ、距離を持つにしろ、自分で解決していけるのか?
暫く様子見です。
子どもの心を開くのって、どういう本なのでしょう。
教訓めいたもの?同じ様な体験が綴られているもの?
それは、その子の年齢にも依るのかもしれませんね。
この絵本にはそう言った事は描かれてはいませんが、心の緊張を緩める作用は有るかもしれません。
歌もあって、楽譜も付いています。
歌うように、踊るように、虫や動物と戯れる可愛らしい少女、そして素敵な色使いで描かれる豊かな自然。
喜びでいっぱいの、ブレアが描く世界は、きっと子どもを、そしてあなたをも、にっこり素敵な笑顔にさせてくるはずですよ。
読む時は、やはり七五調でしょうか。
少し無理がある所も!?(^^;)
でも、歌うように、流れるよう、リズム良く読むと、伝わりやすいし楽しい(^^)
自然とそうなっちゃうとは思いますが・・・
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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