楽しい算数の絵本☆王さまライオンケーキ
読んであげるなら 小学校中学年以上~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
春の はじめの ある日、
アリは しょうたいじょうを もらいました。
王さまライオンは まいとし、
どうぶつたちを なんびきか まねいて、ごちそうするのです。
アリが しょうたいされるのは はじめてのことでした。
王さまに しつれいのないように できるかしら、と
アリは しんぱいで たまりませんでした。
いよいよ しょくじかいの日に なりました。
アリは おそすぎもせず、はやすぎもせず、
ちょうど じかんぴったりに
王さまのところに つきました。
* * * * *
(以下、あらすじです)
暫くしてコガネムシが、次にカエル、インコ、イボイノシシ、カメ、ゴリラ、カバ、最後にゾウがやって来ました。
皆、遅刻です。
食事会が始まると、アリはみんなのお行儀の悪さにビックリ!
「王さまは お気を 悪くなさらないかしら」とアリは思いましたが、
王さまは黙っています。
食事が終わると、大きなケーキが出てきました。
「自分の分を取って、隣に廻しなさい」と王さま。
まずはゾウに渡しました。
ゾウは「こんなの一口でぺろりだ。だが、全部食べたら食いしん坊だと思われかねん」と、半分とってカバに廻しました。
カバも半分取って、ゴリラに廻しました。
ゴリラも半分。
カメ、イボイノシシ、インコ、カエル、皆半分とって、隣に廻しました。

アリの所に廻って来た時には、ケーキはちっちゃなかけら。
アリが半分に切ろうとすると、ケーキは粉々になってしまいました。
そんなアリを、皆がじろりと睨みました。
「これだから、アリってのは。自分の事しか考えちゃおらん。」
アリは恥ずかしくてたまらなくなりました。
「申し訳ありません。王さまの分が無くなってしまいました。もし宜しかったら、明日王様にイチゴのケーキを焼いてまいります。おばあさんに教わったとっても美味しいケーキなんです。きっとお気に召すと思います。」
「それは うれしいな。ありがとう」
王さまはにっこり。
すると、アリだけに良い格好をさせておくものかと、コガネムシ。
「王さま、ぼくは今日のお礼に 明日、キャラメルケーキを2個焼いてきましょう。アリの2倍ですよ!」
カエルも、コガネムシの2倍の4個焼いてくると言い、
インコは、カエルの2倍の8個を、イボイノシシはカエルの2倍の16個・・・
最後にゾウは勿論、カバの2倍の???
次の朝、アリはケーキを王さまに届けに行きました。
王さまは、「なんと見事なケーキだ。半分こして、一緒に頂こう」
*****
半分の半分は?
倍の倍は?
算数が題材のお話です。
掛け算は2年生の算数でやるようですが、割り算は3年生?
未就学児にはまだまだ難しいお話です。
掛け算や割り算への興味だけ考えるならば、小学低学年でも楽しめるようです。
図書館で目にしながら、まだうちの子には早いなあ・・・と手に取ることの無かったこの本。
先月の、この本だいすきの会の例会で読んでくださったWさん。
それを聞いて、お話としても面白い!とそうたに読んでみた所、とても興味深く聞いていました。
どこから聞いてきたのか、昨年末から九九を言い出しました。
その意味を教えてはいましたが、楽しく理解する上で、この本はうってつけかもしれません(^^)
先週、「出来るようになった事」という内容で、授業参観がありました。
朗読・計算・マット運動・跳び箱・昔遊び(紐こまや羽子板、けん玉)など、各グループに分かれての発表。
でも、なぜかそうたは跳び箱の5段!?
それって・・・園児の時に出来てた事じゃない!?
見ると、同じ幼稚園出身の子たちが皆並んでる!?
おい!おい!と、つい突っ込みたくなってしまいました(^^;)
一年前と格段に違うのは・・・
本を一人で読めるようになった事。計算が出来るようになった事。
文章題の計算を、夏休み前には「いみがわからないっ!」とやりたがらなったそうたですが、今ではスラスラ。分からないと言う事がなくなりました。
自分からやりたいと、6月から始めたチャレンジは、やる曜日を決めていたものの、やったりやらなかったり・・・やった方がいいんじゃない?と勧めて、どうにか毎月ギリギリ終えていたのが・・・・
年明けからは金・土・日の週3日にやる事を自分で決めて、決めたからには責任持ってね!と言うと、あれれ、すんなり!?
その内容も、簡単すぎると言い出し、一気に7~8頁やってしまうので、月に半ばには終了します。
なので、2年生からは応用コースに変更しました。
でも、チャレンジのイヤな所は、無駄と思える付録の多いこと。
それを無くして、安くして欲しいのですが・・・
入学準備の園児の時から字の読み書きがあるのに、自分の身の回りの事は2年生になるのだから、出来るようになろうね!と、順序が逆でしょ!?と思える内容も、嫌いな所。
Z会も考えてみようかな?
授業参観の後の、懇談会で、毎回先生が仰るのが、
・最後まで話を聞けない子が多い→思い込みでやって間違う
・忍耐力・継続力が無い
・体力が無い、姿勢を保てない。
・好き嫌いが多い(洋食では完食率が高いのに、和食や野菜は残す子が多い)
・忘れ物が多い
どれも本来、学習に入る前に(園児の時に)身につけるべき事では無いでしょうか?
それにしても、一年通して先生の仰る事が変わらないってのは、どういうわけ?
毎回、懇談会で話を聞く度に、園でやってきた事が間違いでなかった事を痛感します。
早期幼児教育流行の昨今、本来必要な基礎作りが疎かになっているのではないでしょうか。
この所、体調不良だったり、やる気がなくなっていたり、朝走るのがぐずぐずだったそうた。
雨で走れなかった昨日の朝、
「もう、やめる?」
「・・・」
そもそも、持久走大会で優勝したいと始めたこと。
優勝出来るかどうかという位置に居ながら、4位だったのが不本意だった彼は、その後も毎朝(日曜日はお休み)続けています。
「やめても優勝できる?」
「・・・できない」
「優勝したいの?」
「したい」
「じゃあ、どうすれば良いと思う?」
「まいあさ、走る」
「でもさ、今までみたいに起きてもダラダラしてたら、学校に間に合わないし、しっかり走れないし・・・どうしたら良いと思う?」
「もっと早くおきる!」
「充分早く起きてるよ。起きてから、暖房の前でいつまでもお尻を温めてるから、出て行くのがおそくなっちゃうんじゃな~い?」
「じゃあ、6時15分に出て行く!」
「えっ!?早いね、それは(^^;)・・・いつも起きてくるのは6時10分頃だけど・・・すぐに支度しないとね。自分でそう決めたのなら、ちゃんとやろうね!」
「うん!」
・・・という事で、今朝はバッチリ!目覚まし時計が鳴る前に目覚め、6時17分に走りに行ったのでした。
そして、愚図ることなくしっかり走り、良いタイムで帰って来て、ご機嫌で朝食をしっかり食べ、登校。
自らに責任を持つこと。
自分で考えて行動する事。
それが出来ると、親も子もとっても楽です(^^)
それを出来るように導く事が親の役目。
子育てとは、親育ち。
自らが育たないと、子どもを育てる事は出来ない事を実感する毎日。
毎日色んな事を考えさせられます。
子育ては嬉しい♪ 楽しい♪
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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