かがくのとも 食べもの絵本☆だいず えだまめ まめもやし
読んであげるなら 4、5 歳~
(本文の書き出しは、こんな感じ・・・)
くいしんぼうの 3にんきょうだいが いました。
ある はるの ひの ことです。
3にんは おとなりの おじさんから
だいずを 10つぶずつ もらいました。
「たった 10つぶ?これだけじゃあ おなか いっぱいに ならないよう」
って いうと、
「だいじょうぶ。はたけに まけば ふえるよ」
って おじいさんに いわれました。
* * * * *
(以下、あらすじです)
おじいさんに教わった通り、一晩水に漬けました。
こうすると、芽が早く出るんだって。
それから3人で畑蒔きました。
おじいさんの言った通り、本当に芽が出て、どんどん伸びて、花が咲いて、鞘が付きました。
その鞘がぐんぐん膨らんでいきます。
秋になって実った鞘から、たくさんの大豆が取れました。
3人で分けた後、もっとたくさんにしようと、次の年の春はそれぞれでやってみる事に。
まず、水に漬けてから畑に蒔きましょう。
あれっ、いちろうの畑からは何日経っても芽が出てこない。
あっ、種を蒔くのを忘れてた!
いちろうは大豆を水に漬けたまま、暗い物置に置きっ放しにしでした。
だけど、よく見ると・・・
「もしかして、もやしじゃないの?」
「ほんとだ!豆もやしだ」
折角だから、野菜炒めともやしラーメンにして、食べてしまいました。
さて、じろうとはなこの畑はどうなったでしょう。
双葉が出て、本葉が出て、どんどん伸びて、花が咲きました。
花が萎んだ後に鞘が出来て大きく膨らんで・・・
待ちきれなくなったじろうは、引き抜いてしまいました。
「まだ、はやいんじゃないの?」
「だって、これは枝豆にそっくりだよ」
茹でて食べてみると、本当に枝豆でした。
さて、しっかりもののはなこは、鞘が黄色く実るまで待ちました。
こうして、はなこの畑からは大豆がたくさん採れました。
はなこは煮豆にして食べました。
そして、まだまだ大豆が余ったので・・・
*****
帰農志塾の枝豆は、見た目こそ悪い!?ですが、その味は格別☆☆☆
大豆になるまで待てないじろうの気持ちも、分かるなあ・・・
長男・次男・長女と、うちの子供たちと一緒の兄妹構成です。
確かにこういう性格かもしれない・・・
けれど、たいちは意外と大豆になるまで待つタイプなので、うちでやったら枝豆を食べれないかも!?
う~ん、でも、そうたが自分の豆もやしを食べた後で、たいちのを見て「枝豆にそっくり!」と引き抜いてしまう可能性も充分あるなあ(^^;)
そして喧嘩になり・・・
Haneちゃんは、お兄ちゃん達のもちゃっかり貰ってしっかり食べて、自分の大豆はじっくり待つタイプ。
豆の事だけじゃなく、そんな事も考えさせられる、面白為になるかがく絵本。
*****
1月14日の土曜日、味噌作りをしました。
私が作るのは玄米味噌です。
粒々がイヤ!という方もいらっしゃいますが、栄養価と旨さで言ったら玄米味噌でしょう。
仕上がり12キロ分を作ります。
材料は・・・

・大豆3キロ(帰農志塾の有機無農薬のもの)
・玄米こうじ3キロ(マルクラ乾燥玄米こうじ)
・塩1.5キロ(ワタナベ天日熟成塩 塩田)
これでも、家族5人(大人2人・子ども3人)で、一年持つかどうか(^^;)
① 洗った大豆を、3倍位の量の水に一晩漬けます(一晩で大豆は2倍位に膨れます)

② 使う器具(ボール・ザル・マッシャー・ヘラ・お玉・保存容器・重石など)を全て熱湯消毒して、乾燥させる。
・これを省くと、かびが生えやすくなりますので、怠らない事です。
③ 大豆を茹でます。親指と小指で潰せる位に軟らかく。
・豆は圧力鍋の1/3までしか入れることが出来ないので、ここが一番時間の掛かる所。
・10数回やったかなぁ?
④ ③の間に、大きなビニル袋に麹と塩(後で、振り掛ける分の90gを除く)を入れて、よく混ぜ合わせます。

⑤ ③で、茹で上がった大豆の水気を切って、熱い内に潰します。

・冷めると変色し、硬くなって潰しにくくなります。
・一度に炊ける大豆の量は少ないので、マッシャーで充分潰せます。
・最後に硬さを調節するので、最後の方のゆで汁(2カップ分位)は取っておく。
⑥ ⑤を、出来た側から④の麹と塩を混ぜた袋に入れて、よ~く混ぜ合わせます。

③・⑤・⑥をひたすら繰り返します。
⑦ 全ての大豆を混ぜたら、耳たぶ程の硬さになるまで、ゆで汁(人肌ほどに冷めたもの)を足して混ぜ合わせます。
・ここまで来ると、この量をビニル袋の中では、とってもやりにくい(^^;)
私はプラスチック容器(30㍑)をもう一つ持っていて、大豆を一晩浸水させるのに使っていました。大豆が全て無くなったところで、容器を洗って熱湯消毒した上で、この容器に移して混ぜ合わせます。

②~⑦まで2時間ちょっと、かなり頑張った(^^)
最近、圧力鍋を買い換えて、一応使える前のと2台で大豆を炊けたので、昨年までよりかなり早い!
⑧ 容器(プラスチック製20リットル)に、ボール状に丸めた⑦を叩きつけるように詰めていきます。
・叩きつけるのは、空気を抜くためです。
・量が多いとかなり重くなるので、保存容器にはプラスチック製がオススメ。
⑧ 表面を平らに均し、取っておいた分の塩90gを振り掛ける。
・特にカビの生えやすい周りには、重点的にぐるっとね!
・真ん中に唐辛子を一本挿すと、カビが生えにくいそうです。
⑨ アルコールを含ませたキッチンペーパーで、仕込み容器の淵をキレイに拭きます。
⑨ 味噌が空気に触れないように、ラップで表面をピタッと覆い、内蓋をし、その上から内蓋と、味噌の間に空間が出来ないように重石を載せます。

・重石は味噌が発酵しガスが発生した時に、表面が盛り上がるのを防ぐためのものなので、内蓋が味噌に密着する程度で充分。

⑩ 蓋をして、さらに新聞紙などで紙蓋をし、紐で縛って密閉します。
・上に仕込み時期を書いておくと、天地返しを忘れずに済むかもね!

⑪ 日の当たらない風通しの良い所でゆっくりじっくり熟成させます。
⑫ 梅雨明け頃、重石を半分以下にし、天地返しをします。
・雑菌が入るので、気になっても天地返しまでは開けない様にしましょう!
工程を書くと、多そうな感じ!?
でも簡単に言うと・・・
大豆を茹でて潰して、それを麹と塩を合わせた物に加えて、容器に詰めるだけ!です。
自分で作ったものは愛おしい。子どもと一緒です。
是非、皆さんもトライ!してみてはいかがですか?
やるなら、2月中にね!
最後まで読んでくださって、ありがとうございます。
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